皆さん4連休いかがでしたか?
私?仕事でした。
そんな連休前に日帰りで北アルプス「燕岳」に登ってきました。
そんな日帰り燕岳登山の様子をお送りします。
動画もアップしてあるのでよかったら見てね。
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今回の行程
中房温泉登山口
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第一ベンチ
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第二ベンチ
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第三ベンチ
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富士見ベンチ
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合戦小屋
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雷鳥は山をきれいにと泣いている看板
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燕山荘
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燕岳
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燕山荘
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(帰りは逆順にて)
※お出かけの際は新型コロナウィルス感染対策を施したうえで、
現地最新情報をご確認いただきお出かけください。
「燕岳」でリハビリ登山
権現岳で膝を痛めてから2か月が経ちました。
前回は青年小屋にてテント泊を行ってきましたが、
現在はその時よりもより良好な状態です。
ここ一カ月でようやく気が付いたのですが、
どうも膝を動かしてあげないと余計悪くなるみたいです。
そのため、最近はややサボり気味だったランニングや、
ヨドバシカメラの抽選で当たってゲットしたリングフィットアドベンチャー等々を行い、
日々膝の機嫌をとっています。
おかげさまで最近は膝の痛みや違和感はほぼなくなり毎日を元気に過ごしております。
とはいえ、やはり一度こういったことを経験してしまうと、
またなるのではないか…?という不安が付きまといます。
特に登山となると多くの場合で一回の行動時間が長くなります。
果たして日々の生活が問題ないから登山もOKなのかと言われると…
うーん、ちょっと心配です。
はてさて一体どうすればこの不安を和らげられるのかと考えてみた結果、
やはり登ってみるしかないなという結論に至りました。
もう考えてもわからん。
そんなわけで、晴れの日を狙い登山へと出かけることにしました。
当初は次もテント泊を…と思っていたのですが、
お天気に恵まれず結局日帰りになってしまいました
当初日帰りで狙っていたのは「赤岳」だったのですが、
やはり夏の北アルプスにも足を踏み入れておきたいと考えた結果、
唐松岳に登ることにしました。
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中房温泉登山口入口
(※ここからしばらく動画から抜き出した画像が続きます、汚いです。)
…ということでやってきたのは「中房温泉登山口」です。
実は当初の計画通り唐松岳に登るべく、
最寄りとなる「黒菱第四リフト」まで行ったのですが、
到着した段階でかなり雨が降っていました。
これはもしやと思いSCWにて数時間後の予定を見るとどうも芳しくない。
どうせ北アに登るのであれば晴れてる方がいいなと考えた結果、
急遽お天気が持ちそうな燕岳へと変更してしまいました。
燕岳日帰りは以前より一度はやってみたいと思っていたし、
北ア三大急登と言われる合戦尾根日帰りとなれば、
リフト使って登る唐松よりも体を使うことになりそうですし、
往復の標高差計2600mをクリア出来れば多少の自信にもつながる気がしました。
何より山頂にはあの絶景とビーフシチューが待ってる…
なんて考えた時にはすでに夜のパノラマ街道を中房温泉に向けて車を走らせていた次第です。
中房温泉に到着したのは0時半ごろ、
既にたくさんの車が止まっていましたが何とか第一駐車場に車を止めることが出来ました。
オンラインにて登山届を提出し仮眠します。
いざ燕岳へ!
中房温泉登山口
その数時間後の午前3時。
まだ暗い中のそのそと起きて身支度を済ませます。
いつもと違い今回は日帰り。
となると早く出発しなければ山頂を満喫する時間が少なくなってしまいます。
寝起き5秒でおにぎりを口に突っ込み、準備を済ませていざ出発です。
まだ暗い中をヘッデンの明かりを頼りに先へと進みます。
いつもの中房温泉登山口も真っ暗。
写真も動画も撮れる状況ではないのでサクサクと先へと進みます。
第一ベンチ
出発して約30分で「第一ベンチ」に到着しました。
さすがにこの時間では休憩している人もいません。
ちょっと寂しいですね…
第一ベンチを過ぎたあたりからだんだんと明るくなってきました。
日の光を見たらとても安心するのは私だけではないはず。
有明温泉前から合戦小屋をつなぐ荷物用リフトを過ぎれば次の休憩地点はすぐそこ。
第二ベンチ
「第二ベンチ」にやってきました。
相変わらず人の姿は0、普段は賑わう場所も今日は貸し切りです。
ここまでで気が付きましたが、どうも暗い中歩いたほうがペースを持続しやすいようです。
多分周りが見えないから歩くことに集中できる…のかな?と私は勝手に思いました。
やはり夜間や朝方などの暗闇は怖いのですが今後回数も増やしてみようかなと思います。
第二ベンチ過ぎればヘッデンが要らないくらいに明るくなっていました。
さあ先へと進みましょう。
しばらく進むと少しだけ開けた場所があります。
ここからは大天井岳とその山々を見ることができました。
丁度日の光が当たり始めていてかっこいい!
とはいえ、今回の燕岳登山で計6回目となる私。
大体ここ行けばこれが見えるというのも覚えているわけだし見るのも何度目かわかりませんが、
それでも景色が見えちゃうと立ち止まっちゃいますね。
第三ベンチ
「第三ベンチ」に到着。
ここにも人の姿はありませんでした。
少し休憩して先へと進みます。
富士見ベンチ
「富士見ベンチ」に到着です。
こちらも人の姿は…(ry
どこのベンチも人がいないので今の時代にはよい登山となりました。
半面、少し寂しい気もしますね。
この辺りから下山される方々とすれ違うようになりました。
久しぶりに人に出会えてとりあえず一安心。
合戦小屋
「合戦小屋」に到着です。
時刻はジャスト7時、丁度オープンされるところでした。
目覚めたての合戦小屋、やはり静かでした。
一応名物のスイカも売っていましたが、
さすがこの時間から食べる気にもならず…。
小休憩の後先へと進みます。
ここから先、だんだんと木々も低くなり、
標高が高くなってきたことを実感することが出来るようになります。
空を見上げればきれいな青色。
木々の葉の色と相まってとてもさわやかです。
先ほど見た大天井岳方面もいいお天気です。
これは非常に気持ち良いぞ。
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雷鳥は山をきれいにと泣いている
合戦小屋からののぼりの終点にあるのが、
「雷鳥は山をきれいにと泣いている看板」です。
私の中ではこの看板が燕山荘までもうひと踏ん張りの合図となっています。
夏も秋も残雪期もここにあるこの看板に今年あえてよかったです。
山はきれいにしような!
見上げれば燕山荘と稜線上の姿。
相変わらずのきれいな青空とかわいらしい小屋がいい感じです。
耳を済ませたら燕山荘からなにやら音楽が聞こえていました。
掃除タイムとかなのでしょうか?
そののんびりとした雰囲気が伝わってきて思わず気が緩みそうになってしまいました。
油断禁物です。
大天井岳方面を見るとその先に槍ヶ岳の姿が。
この日登れた人はラッキーですね。
ここからは夏山道を進んでいきます。
冬時期はヘリポート下へと抜ける道を進むのですが、
このルートは結構急なので心折れるんですよね。
以前一度だけ夏時期なのにこのルートを進まなければならなかったこともあり、
果たして今回は?とドキドキしていたのですがよかったです。
テント場の横の階段を抜ければ絶景はもうすぐそこ。
ということで再び北アルプスの稜線上へと戻ってこれました!
膝も全く問題なし、やったね!
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燕山荘
まずは「燕山荘」へとご挨拶。
今年もやってきましたこんにちは。
反対側には相変わらずの絶景。
北アルプスの女王こと燕岳も相変わらずきれいです。
丁度雲もなくスカッとした姿が見れていたので、
先に写真を撮ることにしました。
なお、今回から新たな三脚が仲間に加わりました。
今回のお供は「Leofoto LS-254C」という三脚です。
こちらはWidetradeさまよりご提供をいただきました。
Leofoto LS-254C最大径25ミリの4段式のカーボン三脚です。
一番のポイントはその重量で雲台を含めないその重さはなんと990g!
全伸高は1,495㎜と普段使っているLS-324CEXよりもだいぶ低くなってしまいますが、
それでもこの軽量さは魅力です。
今後あまり三脚の出番がなさそうな日帰りや縦走時にはこちらの三脚を使用していこうかと考えています。
また別記事でご紹介していく予定なので完成した際はそちらの記事もご覧いただければ幸いです。
三脚にて撮影した後は周辺を徘徊。
こちらのお方も変わりなくお元気そうでした。
テント場はまだ早時間ということもありだいぶ空いていました。
とはいえ今年は完全予約制ということでこれからのんびり登られるのかなと思います。
確かに既に場所が確保できているのであれば急ぐ必要はないですからね。
いいなと思う反面、私のような気分で急に山に出かける人が多い者にとってはちょっと辛い部分でもあります。
コロナが落ち着いたらどうなるのかが気になるところです。
稜線上にて
燕山荘周辺を散策したあとは「燕岳」山頂を目指します。
お天気よくて稜線歩きが気持ちよかったです。
眼鏡岩付近で再び三脚を取り出します。
今度は燕山荘方面の写真を撮影してみました。
この日は雲がやや出ていたのですが、
稜線を隔てたそれぞれの状態が対象的でした。
雲に動きを付けてみようとNDフィルターを使用して長時間露光にて撮影します。
やはり多少雲がある方が撮ってるときは楽しいですね。
あまりありすぎると困ってしまいますが…
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燕岳山頂
その後無事燕岳山頂に到着。
既に山頂には数名の方がいらっしゃいました。
つい最近来たような気もしますが、
帰ってから振り返るとそれはなんと昨年の5月でした。
段々と一年が早く感じるようになってきたぞ…。
そんな私の成長?とは対照的に燕岳から見える景色は変わっていませんでした。
写真には写ってませんが、
本当は今年足を踏み入れる予定だった裏銀座の山々がとてもきれいでした。
来年こそは行きたいものです。
その後、山頂がどんどん混んできたので燕山荘方面へと戻ることに。
帰り際にイルカ岩に立ち寄りました。
相変わらずのイルカっぷり。
そういえば手前にこんな看板が立てられていました。
以前はなかった気がしますが…海外の方がのぼっちゃったのか?と勝手に推測。
国籍問わず、皆さん危ないのでやめましょう。
燕山荘
燕山荘に戻ってきたのは11時過ぎでした。
ここまであわただしく行動してさすがに疲れたので休憩することに。
丁度お昼の時間です、となると行く先は一つ、
そう喫茶室「サンルーム」です。
ここで頂くのは…
やはり「ビーフシチューセット」。
毎回カツカレーにしようかと悩むのですがついついこちらを選んでしまいます。
おいしいビーフシチューのほか、ご飯にサラダに更にお茶も飲み放題と山の上ながらも贅沢なセットとなっています。
余談ですが今年から新メニューとなる焼きおにぎりも販売されていました。
うどんとセットとかお子様には丁度良いかもしれません。
やはりサンルームはいいですね。
雰囲気も居心地もとてもよくついつい泊りで来ているのかと錯覚してしまうほどでした。
おなかも心も満たされました、ごちそうさまです。
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徘徊
食事を終えたら再び燕山荘の周りを徘徊。
相変わらずのいいお天気でした。
燕岳方面を見るとやや雲が出ています。
なかなかかっこよかったので長時間露光にて撮影してみました。
マジックアワーに撮影ができないのはやはりつらいですね。
日帰りで写真も満足させるのは厳しい…というのが今までの登山で私が出した結論です。
一周回って槍方面を望みます。
仕事さえなければこのまま先へと進めるのに…
いや、長野に移住できれば山が近くなるから移動時間が短縮できるんだよな。
長野県内でお仕事ありましたら是非当ブログお問合せ欄よりご連絡ください。
転職は真面目に考えているのですが、
今年はコロナの影響もあり活動を一時見合わせてしまいました。
来年何かしらの結果が出ればいいですね。
ともあれやはり再びこうして北アルプスに来れたのはとてもうれしかったです。
コロナもありますが膝を痛めた時はもう登山引退かと本気で考えてしまいました。
今年あと何回来れるかはわかりませんが、来年に備え体を準備しておこうと思います。
冬は…私のスキルで果たして来れるかどうか…?
下山
十分に満喫したのち、13:00ちょうどに下山を開始します。
本当は一泊してビール飲みたかった…
膝の調子を伺いながらゆっくり下る…つもりだったのですが、
何故か山に来てからというもの膝の調子がすこぶる良好。
結局約1時間40分ほどで中房温泉にたどり着くことが出来ました。
これにて燕岳日帰り登山は無事終了。
高速を使って静岡まで帰りましたとさ。
日帰りはもったいない!
ということで、以前より挑戦してみたかった日帰り燕岳に挑戦してみました。
いわずともなく、このルートは整備が行き届いていて歩きやすいルートです。
日帰り燕岳はなかなか大変そうなイメージだったのですが、思いのほか余裕がありました。
登山よりも往復の運転の方がしんどかったです。
ただし早朝暗い中歩かれる場合にはそれなりにご注意ください。
楽しかったとはいえ、やはり満足度は低めな登山でした。
確かに山に登って絶景を見て撮って体験してきたわけなのですが、
いかんせん終始あわただしかったです。
なんだか初めて燕岳に登った時のような、
終始写真を撮っていた結果あまり思い出に残らないという、あの登山を思い出してしまいました。
私としては確かに山で写真を撮るのも楽しいのですが、
それ以上に山でしか出来ない経験も楽しみたいと考えています。
そもそも山に写真を撮りに行っているわけではなく登山をしながら写真を撮っていると考えており、
メインはあくまでも登山です。
カメラに記録することばかりに意識を置かず、周りに広がる風景やそこでしか出来ない経験や体験なども、
楽しんで行ければと思います。
今年はコロナのせいもあってか、
今回の私のようなかなり慌ただしい日帰り登山をされている方を多く見かけますが、
怪我などされぬようにご注意ください。
私はマイペースに自分の登山を楽しんでいければいいなと思います。
とはいえ流石に冬までにもう少しは登っておきたいところです。
再び天気予報とにらめっこして次の登山を決めたいと思います。
次は…おそらくあそこですね。
そのほかの燕岳記事
下に行けば行くほど中身のないスッカスカな記事となりますのでご注意を…。
2019年
初めて残雪期の燕岳に登りました。
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2017年
D850を発売日に購入し、翌日さっそく連れ出しました。
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その後、表銀座縦走時にも燕山荘に立ち寄りました。
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2016年
初めての北アルプスに挑戦、前日にあまりの緊張から熱を出したのは内緒です。
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