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登山やカメラなどなど

【登山】Theぼっち。北アルプス「燕岳」に登ってきました。#2

回の続きです。
燕山荘にチェックインします。
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www.for-toru.com

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チェックインしよう

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早速燕山荘へチェックインします。
ってチェックインって言ってる時点で普通の山小屋じゃないような気が…。
受付で名前を…と思ったところ予約した人は端末に電話番号を打ち込み、
受付シートを印刷してそれを受付に提出するそう。
ハイテクですね。
ちなみにここは標高2700mの山の上です。お忘れなく。





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受付完了後、スタッフの方が自分の寝床まで案内してくれます。
ビジネスホテルですらこんな対応してくれないのに…、すごいぞ燕山荘。
部屋に着くまでの間、気になることを聞くと一つ一つきちんと答えてくださります。
なぜか若干緊張していましたが、だいぶ和らぎました。
途中の階段が地味にきつかった…。





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今回の寝床に到着です。
三畳くらいの部屋が上下二段になって左右に配置されています。
部屋割りは到着順だそうです。
しかし、山小屋とは思えないほどのきれいさ。






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私の寝床は上段でした。
高いところが好きなのでうれしい。
背負ってきた荷物は寝床の上にある棚に置くため、
寝床まで上げなければなりません。
これが地味につらかったです。





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壁や天井には落書きが。
昭和61年か…私はまだ二本足で歩いていない頃ですね。
大正10年創設の燕山荘。
こんなところからも燕山荘の歴史を感じることができます。




お昼を食べよう

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身支度を整えたら食事へ向かいます。
いつもはインスタントで済ませる私ですが、
今日は豪華に燕山荘で頂いてしまいます。
贅沢しちゃうぞ!
食事処までの間にある窓の外には北アルプスの風景が。
すごい。




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食事は受付正面にある土産物屋カウンターにて注文できます。
メニューも数種類あり噂通りの品ぞろえ。
ここで注文とお支払いをして番号札をいただいて好きな席に着きます。
喫茶室でもOKとのことだったので、外が見える喫茶室へ移動しました。





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喫茶室は東側にあります。
やはり山の上、お昼過ぎなのにストーブが稼働していました。
ちょっと寒かったのでうれしい配慮。

ここではアルコール類も注文可能。
ビールのほかにワインやチーズなどもあったりメニューは豊富です。
メニューからも燕山荘が女子受けする理由がわかりますね。
ケーキセット食べたかったけど男一人じゃなぁ…。
しばらくは燕山荘を楽しみながら注文品が来るのを待ちます。






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注文したのはビーフシチューセット(1200円)。
ごはんとビーフシチュー、そしてサラダとあったかいお茶が付いてきます。
サラダがついてきたことには驚きました。
しかも新鮮。
ビーフシチューはお肉も柔らかく大きめ野菜がごろごろしていてとてもおいしかったです。
まいうー。
しかし…こんなだと山の上だということを忘れてしまいそうですね。
ごちそうさまでした。



いざ燕岳へ

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食後、燕岳山頂へ向かいます。
やはり標高2700m、寒いです。
防寒対策をして山頂まで向かいます。





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燕山荘を出てすぐにあるこの有名な銅像
これは山の版画家で有名な畦地梅太郎先生作品である「山男」だそうです。
燕山荘60周年記念の際にはここで版画展が開催されたそうです。
燕山荘には山男グッズも豊富にそろっていました。
www.atelier-u-web.com







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燕岳山頂へ向かいます。
片道40分ほどの道のりです。
…が、私のように初めての人は風景に見とれるでしょうから1時間くらい見ておいたほうがいいです。






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しかし、いちいち綺麗。
これじゃあなかなか前に進めません。





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もう一つの名物「いるか岩」。
イルカの形をしている不思議な岩です。
自然にできたらしいけど…信じられません。
どう見てもイルカにしか見えない。
山の上のイルカってなんだか変ですね。




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幸いなことに本日は快晴です。
稜線をとても気持ちよく歩くことができました。
日焼け止めを忘れずに。





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そして登頂。
標高は2783m。
ぼっちの私を気遣ってくれたのか、心優しいお兄さんがシャッターを切ってくれました。
ありがとう。





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さらに北側を望みます。
他の方々があの山は~と説明しているのをひっそり聞き耳立てて聞いていました。
立山とかそんな感じだったかな?
今の私のレベルではまだ登れない、そんな山々です。





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北アルプスの大将、槍ヶ岳を150mm×デジタルテレコンにて撮影。
やはり圧倒的な姿です。
あの頂上からは一体どんな風景が見えるんだろう。
苦労してでもVRではなく自分の目で見たいものです。
槍ヶ岳まで縦走…流れ的には次の目標はこれですね。
もっと体力をつけなければ。




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冷えてきたので燕山荘に戻ります。
しかし、帰りもきれい。
こんな稜線が見たかった。





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そして到着。お疲れさまでした。
振り返ると、やはりきれいです。
来てよかった。




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寝床に戻りしばし休憩です。
到着時に比べるとだいぶ人が増えていました。
しかしソロの人はいないような…。
あれ?ぼっちは私だけ?


さ、寂しくなんてないよっ!





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次回は夕方~夜間撮影散歩編をお送りします。