今回は久しぶりにカメラ機材のお話です。
皆さん「Leofoto(レオフォト)」という三脚メーカーをご存知ですか?
日本ではあまり名の知られていないこのメーカーですが実際に購入してみたらこれがびっくりかなり良い感じだったんです。
そんなLeofotoの三脚についていろいろと調べたついでにまとめてみました。
- 更新情報
- leofotoとは?
- Leofotoの三脚の特徴
- 私が「Leofoto」の三脚を選んだ理由
- 型式とラインナップについて
- 現在のラインナップについて
- 日本での購入方法
- らいてふ小屋でもお取り扱いしております
- 「お値段以上」な三脚
更新情報
【2018/09/30】…購入した「LS-324C」のレビュー記事へのリンクを最下部に追加
【2018/12/24】…購入した「MP-326C」のレビュー記事へのリンクを最下部に追加
【2019/02/03】…アーバンシリーズ(LX)が発売されたので追記、そのほかの内容追記・修正
【2019/02/04】…ご提供いただいた「LX-225CT」のレビュー記事へのリンクを最下部に追加
【2019/04/11】…登山用三脚を「LS-324CEX」に更新、レビュー記事を最下部に追加しました
【2019/06/01】…ミニ三脚「MTシリーズ」について追記しました
【2021/03/30】…気が付いたらたくさんのモデルが出ていたので慌てて追記しました
leofotoとは?
Leofoto(レオフォト)とは中国を起点に三脚などの写真機材を製造、販売しているメーカーです。
以前はOEM製品の三脚を主に手がけていましたが、
2014年にLeofotoブランドを立ち上げ現在の姿に至ります。
「中国製三脚」と聞くと大抵の人はネガティブなイメージをお持ちではないかと思います。
価格重視で品質は二の次、デザインなんて論外!
実際私も今まではそのように感じていました。
そんな中国製写真機材メーカーの中でもLeofotoの考え方は一味違います。
「他社が低価格の三脚をどれだけ売っても気にしない。レオフォトはプロ向け三脚で勝負する」
と取材で社長がはっきりと言い切るように、
その製品や品質について利益以上にこだわりを持っている企業なのです。
最近では「デジカメWatch」さんで特集記事が組まれたりしていたりすることから、
その名前くらいは聞いたことがあるという方もいらっしゃるのではないでしょうか?
Leofotoの三脚の特徴
今回私が購入したのはLeofotoの「LS-324C」という三脚です。
なお雲台は同じくLeofotoの「LH-40」。三脚と雲台がセットになった商品を購入しました。
こちらを例にしながらLeofotoの三脚の特徴について説明していきたいと思います。
①切削加工による金属部品を多用
箱を開けて初めて三脚に触れたときに感じたこと、それは「質感の高さ」でした。
値段については後述しますが、おそらくほとんどの方がそれ以上の質感を感じることが出来るのではないかと考えます。
その理由の一つに「金属部品を多用」していることが挙げられます。
しかもよくある鍛造品ではなくほとんどのものがアルミを「切削加工」して作られているというこだわり様。
「切削加工」とは別名削り出しなどと呼ばれる金属加工の方法です。
マシニングセンターなどの機器を使用し一つのアルミ合金の塊を彫刻を彫るかのように不要な部分を除いていき一つの部品を作りだしていきます。
この方法だと継ぎ目のない一体物を作ることが可能となるため強度も確保することが出来、
また精度や見た目が美しいなどのメリットがあります。
反面、不要な部分は削り落としてしまうためコストや手間がかかるという点がデメリット。
通常利益や工数を優先するのであればこの方法での部品作製は必要最低限に収めるのですが、
なんとLeofotoでは納得のいく品質と性能を求めるため、
ほぼすべての金属部品をこの削り出しで作成しているそうです。
使用しているアルミ素材はA7075という戦時中には零戦にも使用されていたものと同じもの。
写真の開脚時のロック部分も一つ一つアルミを削り出している箇所の一つです。
操作時によく触る部分なだけにこういったところも作りこんでくれているのは使っていて気持ちが良いです。
②パーツ一つ一つへのこだわりがすごい
Leofotoから現在販売されている三脚のほとんどはカーボンファイバー製です。
アルミを使用したほうが原料費も安くまた簡単に強度も得ることができますが、
あえてこのカーボンファイバーにこだわっているそう。
ちなみにこのカーボンファイバーの層厚はなんと10層となっています。
実はこのカーボンファイバーの原料は日本の東レから買っているもので、
このほかにも雲台の中にあるプラスチック部品は米国から、ベアリングは日本の日本精工製など、
中国国内で揃えることも可能な部品をあえて世界中から選りすぐって使用しています。
その理由は社長の言葉にありました。
「こだわりがなければよい製品はできない」
とにかく、自分たちが思い描く理想の良い製品を作るべく、
あえて世界各地から要求に適した部品を妥協することなく調達しているという徹底ぶり。
そんなところからもLeofotoのものづくりに対する思いを感じることが出来ます。
③それなのに何故か安い
さて、ここまでその手間のかけ具合とこだわり具合について簡単に説明してみましたが、
我々消費者が一番気になるのはその価格です。
やはりこだわりがあったり、手間がかかっているものというのはどうしても高くなってしまいがち。
また「プロ向けで勝負や!」と社長が断言するあたりからもなんとなく高価なイメージを感じる方も多いかと思います。
ここで、わかりやすいようにトラベル三脚を例に出してその値段を比較してみましょう。
今回比較対象とするのは「Manfrotto Befree Carbon」というトラベル三脚。
対するLeofotoからは近いスペックである「Leofoto LS-224C(+LH-25)」を例に出してみます。
より身近に感じられるよう今回はAmazonでの実売価格を調べてみました。
さてその結果は?
Manfrotto Befree Carbon |
Leofoto LS-224C+LH25 |
|
---|---|---|
価格 | 28979円 | 34500円 |
ご覧の通り、Manfrotto Befree Carbonのほうが約5000円ほど安いという結果に。
全然安くないやん!とお思いの方まあまあ、落ち着いてください。
次にスペックを比較してみましょう。
Manfrotto Befree Carbon |
Leofoto LS-224C+LH-25 |
|
---|---|---|
三脚耐荷重 | 4kg(雲台+三脚) | 6㎏ |
重量 | 1.1㎏ | 1.02㎏ |
全伸高 | 1420㎜ | |
伸高 | 1270㎜ | 1200㎜ |
折り畳み時長さ | 400㎜ | 445㎜ |
段数 | 4段 | 4段 |
脚部材質 | カーボンファイバー | カーボンファイバー |
脚部径 | 22/19/15/12㎜ | 22/19/16/13㎜ |
雲台耐荷重 | 4kg雲台+三脚 | 6㎏ |
アルカスイス対応 | 未対応 | 対応 |
折り畳み時のサイズはやはり足を180度回転させることの出来るBefreeに軍配があがります。
またセンターポールがあるためLS-224Cよりも更に200㎜も高くすることが出来る点も大きなメリットです。
しかしながらよく見てみるとLS-224CはBefreeよりも耐荷重が2㎏多かったり、
また付属する雲台LH-25が初めからアルカスイス対応のクランプを装備しているなどの利点があります。
特にアルカスイスクランプは別に購入すると安いものでも約4000円程度するため、
導入コストを考えるとこの時点でほぼ同額程度となります。
以前「Manfrotto Befreeをアルカスイス化する」という記事を書いたのですが、
当ブログでもいまだにアクセス数が多く
ああ、皆さんおんなじことを考えてるんだなぁとつくづく思ってしまいます。
また、折り畳み時の長さはBefreeに軍配上がりますが、
LS-224Cはセンターポールがないため折りたたんだ際の全体の径が小さくなります。
更に雲台を取り外してカバンなどに入れればこの長さはほとんど同じくらいにすることが可能です。
小型三脚とはいえ、上に書いたようなLeofoto独自のこだわりはもちろん継承されています。
さらに雲台も三脚と同様に金属部品を多用しており、こちらもとてもお値段以上なクォリティ。
これからトラベル三脚を購入されるのであれば、私は迷わず「Leofoto」の三脚をおススメします。
両者の三脚を触ってみた結果、製品の満足度や出来はLeofotoのほうが高いと私は思いました。
また後述しますが、購入方法によっては更にお安く購入することも可能です。
私が「Leofoto」の三脚を選んだ理由
今回、登山用の三脚としてこのLeofotoの三脚を購入しました。
最近は山でも大三元レンズを使用したり、また長時間露光などに挑戦するようになったため、
以前まで使用していた「Manfrotto Befree」ではやや不満を感じるようになってきたのです。
というか無理させていたことにようやく気が付き、新しい三脚を購入することにしたのです。
・軽量(雲台含め2kg以内)
・伸高1500mm以上
・耐荷重10kg以上
というのが今回の希望でした。
そんな条件を満たすとなると、やはり出てくるのは高級な三脚。
ジッツォとRRS(Really Right Stuff)の二社で、
どちらも雲台含めると約20万円という超高額なものです。
しかし…高すぎませんか?
どちらの製品もかなりこだわりを持って作られているのには納得しましたが、
それでもなんでこんなに高いのかは理解することが出来ませんでした。
とはいえやはり軽量かつ丈夫な三脚が必要…ということで思い切ってRRSの三脚を注文しました。
私が注文したときにはちょうどMarkⅡモデルにモデルチェンジする時で運よく最新モデルを購入することが出来るタイミングでした。
これは朗報!と当初は喜びましたが…注文して一か月以上経っても商品発送の連絡が来ません。
どうやら一部商品の生産が追い付いておらず、またオフィスの移転?なども重なり全体的に発送が遅れていたようです。
一刻も早く手に入れて夏山で使いたい!と思う私にとってこれは非常に痛手でした。
そんなこの期間、再び三脚について考えることになりました。
注文時はヒャッハー!とあまり深く考えていませんでしたが、よくよく考えるとやっぱり高すぎないか…?
しかも山で使うことを前提に購入するわけだから傷だらけにもなるし、肌身離さず行動なんてことも出来ない場合もあるだろう、
そんな場合に高価な三脚が心配になり登山に支障が出たりしないか…なんてあれこれを考えてしまいました。
確かにRRSやジッツォは素晴らしい製品だと思いますが、私はただ高価な三脚が欲しいわけではありません。
そのそも上で書いた通り、なぜそんなに高いのかといってしまうくらいなのでその価値もきちんと理解できていませんでした。
これはもちろん私がまだそのレベルにまで達していないからということもあるかと思います。
またいかんせん私は「素人」です。
仮に私が写真を仕事にして生活しているのであれば、それに見合う機材も必要となるわけですが趣味としている身としてそこまでの製品が必要でしょうか?
しかも価値もわかっていないとなるとなおさらです。
それなら高価な三脚に投資する代わりにレンズ等にお金を回したほうが満足できるんじゃないかと思います。
結局、数日間考えましたが私には高級三脚をそれを使う明確な理由が見つけること出来ませんでした。
いつかその理由が見つかった時には手を出すかもしれませんが、今はまだ必要はないのかなという結論に至りました。
再び振り出しに戻った三脚選び、そんな時に見つけたのがLeofotoでした。
Leofotoの「LS-324C」は三脚は私が求める希望をすべてクリアしており、更に値段はなんとRRSの1/3。
これならガンガン使って最悪壊れてもすぐに買い換えれる!
ということであれこれ調べた結果、購入に至ったという訳です。
型式とラインナップについて
そんなLeofotoの製品の型式の見方について説明します。
なお、私が独自に調べたものなので多少の間違いがあるかもしれませんがご了承ください。
また超小型(MTシリーズ)タイプの三脚はこれに当てはまりませんのでご注意ください。
まずは型式の読み方について、
今回購入したLS-324Cを例にして解説します。
②脚の最大径
ハイフン以降最初の二けたはその三脚の「脚の最大径」を表しています。
雲台方向から数えて最初の一番太い足の径のことです。
記号 | 最大径 |
---|---|
22 | 22mm |
25 | 25mm |
25 | 28mm |
32 | 32mm |
36 | 36mm |
40 | 40mm |
③段数
一番最後の数字は「段数」です。
これはその脚が何段式かを表しています。
記号 | 段数 |
---|---|
3 | 3段 |
4 | 4段 |
5 | 5段 |
④備考
最後の部分はおそらく「備考」部分です。
ここにはそれぞれ機能や特徴を表す文字が入るようです…多分。
ここはあまり自信ないのですが大体こんな感じだと思います。
記号 | 意味(多分) |
---|---|
C | カーボンファイバー製 |
CEX | レベリングベース付き カーボンファイバー製 |
H | クイックコラム式 |
VL | 分離式センターポール付モデル (DC-222とは別) |
T | トラベルモデル (畳んだ足を180度回転させることが可能) |
現在のラインナップについて
現在購入できるのは「レンジャー(LS)」、「クラシック・ハイカー・マウンテン(LN)」、「アーバン(LX)」、「LMサミット」、「Mr.Q」のモデルと、
「MT」と呼ばれるミニ三脚シリーズになります。
どのモデルもアルミ削り出しの金属部品やカーボンファイバー素材などが使われており、
Leofotoのこだわりを感じられる製品となっております。
LNシリーズ(クラシック・ハイカー・マウンテンシリーズ)
LNシリーズの特徴はその多彩なラインナップ。
コンパクトに収納できるものやセンターポールを装備しているもの、
はたまた耐荷重50㎏まで対応できる大型のものまでそろっています。
ただしこちらは旧製品という位置づけのようで、
残念ながら終売となっているモデルもあるようです。
ご購入の際はご注意ください。
LN-404C | LN-364C | LN-324C | LN-324CH | LN-284CH | LN-324CT | LN-284CT | LN-354CT | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
耐荷重 | 50㎏ | 35㎏ | 25㎏ | 25㎏ | 20㎏ | 20㎏ | 15㎏ | 10㎏ |
重量 | 3.4㎏ | 2.6㎏ | 2.25㎏ | 2.3㎏ | 2.0㎏ | 2.1㎏ | 1.8㎏ | 1.5㎏ |
全伸高 | 1631㎜ | 1578㎜ | 1660㎜ | 1550㎜ | 1500㎜ | |||
伸高 | 1800㎜ | 1600㎜ | 1500㎜ | 1330㎜ | 1286㎜ | 1339㎜ | 1250㎜ | 1214㎜ |
折り畳み時長さ | 700㎜ | 580㎜ | 450㎜ | 570㎜ | 550㎜ | 595㎜ | 567㎜ | 553㎜ |
段数 | 4段 | 4段 | 4段 | 4段 | 4段 | 4段 | 4段 | 4段 |
足の径(上から) | 40/36/32/28㎜ | 36/32/28/25㎜ | 32/28/25/22㎜ | 32/28/25/22㎜ | 28/25/22/19㎜ | 32/28/25/22㎜ | 28/25/22/19㎜ | 25/22/19/16㎜ |
LSシリーズ(レンジャーシリーズ)
私が今回購入したのはこちらのモデル。
Leofotoの三脚の中で一番ポピュラーなモデルとなっています。
このモデルの特徴は「センターポールが外付け」なこと(一部モデルを除く)。
センターポールを取り外したことでさらにコンパクトに収納が出来るようになりました。
全体を通して至るところからLeofotoのこだわりを感じられる製品となっています。
大型モデル(足最大径32~36㎜)
LS-365C | LS-364C | LS-325C | LS-324C | LS-323C | LS-362C | |
---|---|---|---|---|---|---|
耐荷重 | 20㎏ | 25㎏ | 12㎏ | 15㎏ | 20㎏ | 45㎏ |
重量 | 1.77㎏ | 1.77㎏ | 1.45㎏ | 1.38㎏ | 1.77㎏ | 1.11㎏ |
全伸高 | ||||||
伸高 | 1530㎜ | 1480㎜ | 1340㎜ | 1305㎜ | 1530㎜ | 350㎜ |
折り畳み時長さ | 480㎜ | 540㎜ | 460㎜ | 480㎜ | 480㎜ | 260㎜ |
段数 | 5段 | 4段 | 5段 | 4段 | 3段 | 2段 |
足の径(上から) | 36/32/28/25/22㎜ | 36/32/28/25㎜ | 32/28/25/22㎜ | 32/28/25/22/19㎜ | 32/28/25㎜ | 36/32㎜ |
中型モデル(足最大径25~28㎜)
LS-285C | LS-284C | LS-255C | LS-254C | LS-283CM | LS-253CM | |
---|---|---|---|---|---|---|
耐荷重 | 10㎏ | 10㎏ | 8㎏ | 8㎏ | 15㎏ | 13㎏ |
重量 | 1.24㎏ | 1.12㎏ | 0.95㎏ | 0.93㎏ | 0.88㎏ | 0.75㎏ |
全伸高 | ||||||
伸高 | 1436㎜ | 1200㎜ | 1380㎜ | 1200㎜ | 603㎜ | 610㎜ |
折り畳み時長さ | 456㎜ | 444㎜ | 446㎜ | 440㎜ | 310㎜ | 310㎜ |
段数 | 5段 | 4段 | 5段 | 4段 | 3段 | 3段 |
足の径(上から) | 28/25/22/19/16㎜ | 28/25/22/19㎜ | 25/22/19/16/13㎜ | 25/22/19/16㎜ | 28/25/22㎜ | 25/22/19㎜ |
小型モデル(足最大径22㎜)
LS-224C | LS-225C | LS-223C | |
---|---|---|---|
耐荷重 | 6㎏ | 4㎏ | 10㎏ |
重量 | 0.84㎏ | 0.76㎏ | 0.54㎏ |
全伸高 | |||
伸高 | 1200㎜ | 1200㎜ | 350㎜ |
折り畳み時長さ | 378㎜ | 355㎜ | 202㎜ |
段数 | 4段 | 5段 | 3段 |
足の径(上から) | 22/19/16/13㎜ | 22/19/16/13㎜ | 22/19/13㎜ |
【レベリングベース搭載モデル】
LS-324CEX | LS-284CEX | LS-365CEX | LS-325CEX | LS-285CEX | LS-255CEX | LS-225CEX | LS-223CEX | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
耐荷重 | 15kg | 10㎏ | 15㎏ | 10㎏ | 8㎏ | 6㎏ | 4㎏ | 5㎏ |
重量 | 1.61㎏ | 1.33㎏ | 1.95㎏ | 1.62㎏ | 1.35㎏ | 1.03㎏ | 0.88㎏ | 0.61㎏ |
全伸高 | ||||||||
伸高 | 1526㎜ | 1475㎜ | 1555㎜ | 1465㎜ | 1468㎜ | 1406㎜ | 1400㎜ | 317㎜ |
折り畳み時長さ | 560㎜ | 535㎜ | 515㎜ | 485㎜ | 476㎜ | 450㎜ | 449㎜ | 220㎜ |
段数 | 4段 | 4段 | 5段 | 5段 | 5段 | 5段 | 5段 | 3段 |
足の径(上から) | 32/28/25/22㎜ | 28/25/22/19㎜ | 36/32/28/25/22㎜ | 32/28/25/22/19㎜ | 28/25/22/19㎜ | 25/22/19/16㎜ | 22/19/16/13/10㎜ | 22/19/16㎜ |
LXシリーズ(アーバンシリーズ)
2018年末に追加となった最新モデルです。
このシリーズはすべて足が180度の回転機構を持ったいわゆるトラベルタイプとなっています。
また付属品を利用するとセンターポールレス形状での使用も可能な点も特徴の一つです。
コンパクトな三脚が欲しいけどセンターポールが必要な方はこちらのモデルがいいかも。
LX-324CT | LX-284CT | LX-254CT | LX-225CT | |
---|---|---|---|---|
耐荷重 | 15㎏ | 10㎏ | 8㎏ | 6㎏ |
重量 | 1.61㎏ | 1.27㎏ | 1.07㎏ | 0.73㎏ |
全伸高 | 1618㎜ | 1563㎜ | 1525㎜ | 1285㎜ |
伸高 | ||||
折り畳み時長さ | 480㎜ | 460㎜ | 445㎜ | 330㎜ |
段数 | 4段 | 4段 | 5段 | 5段 |
足の径(上から) | 32/28/25/22㎜ | 28/25/22/19㎜ | /25/22/19/16㎜ | 22/19/16/13/10㎜ |
LM SUMMITシリーズ
アッパーディスク部を取り外し可能な機構とすることにより使用用途に合わせて様々な機能を拡張することが可能なシステム三脚シリーズです。
LNシリーズのうち大型のモノがこのシリーズになった様子。
プロユースでの使用にも耐えられる作りとなっています。
足最大径40㎜モデル
LM-405C | LM-404CL | LM-404C | LM-402C | |
---|---|---|---|---|
耐荷重 | 30kg | 40㎏ | 40㎏ | 50㎏ |
重量 | 2.45㎏ | 2.69㎏ | 2.50㎏ | 1.58㎏ |
全伸高(※DC-404C使用時) | 2081㎜ | 2560㎜ | 2205㎜ | |
伸高 | 1656㎜ | 2135㎜ | 1780㎜ | 145㎜ |
折り畳み時長さ | 530㎜ | 720㎜ | 630㎜ | 298㎜ |
段数 | 5段 | 4段 | 4段 | 2段 |
足の径(上から) | 40/36/32/28/25㎜ | 40/36/32/28㎜ | 40/36/32/28㎜ | 40/36㎜ |
足最大径32~36㎜モデル
LM-365C | LM-364C | LM-363C | LM-362C | LM-324C | LM-324CL | LM-323C | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
耐荷重 | 25kg | 30㎏ | 35㎏ | 45㎏ | 25㎏ | 25㎏ | 25㎏ |
重量 | 1.97㎏ | 1.92㎏ | 1.85㎏ | 1.29㎏ | 1.62㎏ | 1.82㎏ | 1.58㎏ |
全伸高(※DC-364C使用時) | 約1915㎜ | 約1825㎜ | 約1725㎜ | 約645㎜ | 約1825㎜ | 約2470㎜ | 約1775㎜ |
伸高 | 1540㎜ | 1450㎜ | 1350㎜ | 370㎜ | 1450㎜ | 2020㎜ | 1400㎜ |
折り畳み時長さ | 490㎜ | 530㎜ | 595㎜ | 270㎜ | 520㎜ | 678㎜ | 610㎜ |
段数 | 5段 | 4段 | 3段 | 2段 | 4段 | 4段 | 3段 |
足の径(上から) | 36/32/28/25/22㎜ | 36/32/28/25㎜ | 36/32/28㎜ | 36/32㎜ | 32/28/25/22㎜ | 32/28/25/22㎜ | 32/28/25/㎜ |
Mr.Qシリーズ
Leofoto三脚の中で最も新しいのがこのMr.Qシリーズです。
LSの携行性とLM SUMMITの汎用性を備え、
また各部の材質の見直しにより強度面も大幅にパワーアップ。
LMのようにセンターポールの脱着が可能なため、
様々な撮影用途に合わせることが出来ます。
なおこのモデルのカーボン柄は他のモデルとは異なる模様です。
LQ-324C | LQ-284C | |
---|---|---|
耐荷重 | 15kg | 10㎏ |
重量 | 1.49㎏ | 1.21㎏ |
全伸高 | 1598㎜ | 1206㎜ |
伸高 | 1308㎜ | 1206㎜ |
折り畳み時長さ | 493㎜ | 456㎜ |
段数 | 4段 | 4段 |
足の径(上から) | 32/28/25/22㎜ | 28/25/22/19㎜ |
MTシリーズ(卓上コンパクト三脚)
通常の三脚とは別にテーブルフォトを目的とした卓上コンパクト三脚も発売されています。
こちらはすべてアルミで形成されたモデル。
しかしながらどの部品も「切削加工」にて作られているためクォリティが高く非常に所有満足度が高いです。
また最新のMT-03はこのタイプでは珍しく二段式の足を装備しています。
これにより不整地での撮影や今まで対応できなかった場所での撮影が可能となりました。
MT-03シリーズ
MT-03シリーズは二段式の足を備えるLeofotoミニ三脚の最新モデルです。
これにより従来のミニ三脚以上の高さを確保することが可能となりました。
また関節のように折り曲げることにより不整地や不安定な場所にも対応することができます。
足には3/8インチねじ穴が切ってあるため周辺機器による拡張も可能です。
足のみのモデルと雲台がセットになったモデルが設定されています。
MT-03(雲台付モデルは雲台耐荷重を明記してあります。)
MT-03 (足のみ) | MT-03+MBH-19 | MT-03+MTB-19 | MT-03+LH-25 | |
---|---|---|---|---|
耐荷重 | 5㎏ | 2㎏ | 2㎏ | 10㎏ |
重量 | 0.162㎏ | 0.251㎏ | 0.280㎏ | 0.340㎏ |
全伸高 | 180㎜ | 230㎜ | 237㎜ | 200㎜ |
最低高 | 30㎜ | 79㎜ | 87㎜ | 99㎜ |
折り畳み時長さ | 143㎜ | 192㎜ | 200㎜ | 212㎜ |
段数 | 2段 | 2段 | 2段 | 2段 |
開閉角度 | 35°/55°/85° | 35°/55°/85° | 35°/55°/85° | 35°/55°/85° |
MT-01・02シリーズ
二段式の足を持たないのがMT-01・02シリーズです。
一般的なミニ三脚と同様に一段式の足を持ったタイプとなります。
01と02の違いは最低高の高さ。
01よりも02のほうがさらに低くすることが可能となっています。
またカラーも異なり、02は黒色のみに対し01はシルバー・ウッド・カモフラージュが用意されています。
なおウッドとカモフラージュに関してはステッカーによる仕上げとなっているのでご注意を。
本物の木材が使われているわけではありません。
MT-01(雲台付モデルは雲台耐荷重を明記してあります。)
MT-01 (足のみ) | MT-01+LH-25(S) | MT-01+LH-25(W) | MT-01+LH-25(C) | |
---|---|---|---|---|
耐荷重 | 5㎏ | 10㎏ | 10㎏ | 10㎏ |
重量 | 0.168㎏ | 0.360㎏ | 0.360㎏ | 0.360㎏ |
全伸高 | 150㎜ | 219㎜ | 219㎜ | 219㎜ |
最低高 | 45㎜ | 45㎜ | 45㎜ | 45㎜ |
折り畳み時長さ | 187㎜ | 256㎜ | 256㎜ | 256㎜ |
段数 | 1段 | 1段 | 1段 | 1段 |
色 | シルバー | シルバー | ウッド調仕上げ | 迷彩風仕上げ |
MT-02(雲台付モデルは雲台耐荷重を明記してあります。)
MT-02 (足のみ) | MT-02+MBH-19 | MT-02+MTB-19 | MT-02+LH-25 | |
---|---|---|---|---|
耐荷重 | 5㎏ | 2㎏ | 2㎏ | 10㎏ |
重量 | 0.162㎏ | 0.233㎏ | 0.262㎏ | 0.318㎏ |
全伸高 | 143㎜ | 192㎜ | 201㎜ | 211㎜ |
最低高 | 30㎜ | 79㎜ | 87㎜ | 99㎜ |
折り畳み時長さ | 180㎜ | 229㎜ | 238㎜ | 248㎜ |
段数 | 1段 | 1段 | 1段 | 1段 |
開閉角度 | 35°/55°/85° | 35°/55°/85° | 35°/55°/85° | 35°/55°/85° |
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日本での購入方法
そんなLeofotoの三脚を日本で購入する方法は主に3通り。
正規輸入代理店からの購入
一番手っ取り早くて安心なのがこちらの方法です。
ちなみに国内正規代理店は「WideTrade(ワイドトレード)」という会社さま。
そちらのネット店舗である「楽天ストア」ではネット販売も行われています。
やはり正規代理店を利用するのが一番安心な買い方です。
また保証についても代理店だと1年間の保証が付くようなのでいざというときに安心です。
しかもこの保証もカスタマー登録を行うともれなく5年間の保証となります。
修理に関してもWideTradeが窓口となってくれるのはもちろん、
軽微な修理であれば直接行ってくださるのだそうでsう。
ちなみにワイドトレード以外で購入した製品の修理も代行してくださるそうですが、
その場合は正規代理店購入とは異なり購入金額よりも高くなる場合もあるとのことです。
また、たまに行われる楽天のセール時にはそれに合わせてかなりお買い得な価格で販売されていることもあります。
気になる方は楽天セールの案内が来たらまずHPを見てみるといいかもしれません。
その他の国内販売店から購入
いくら安いとはいえ、それでもやはりそれなりの金額。
やはり実物を見てから買いたい…って方も多いかと思います。
とはいえ実物を置いているお店ってあまりないんですよね。
そんな中でも「ヨドバシカメラ新宿西口カメラ館」の三脚コーナーに実物が置いてありました。
ヨドバシカメラで購入すれば「ポイント還元」を受けることが出来ます。
Leofotoの三脚ももちろんこれの対象、となれば実質的にその分だけ安く購入することが可能となります。
またお店に行けないけどポイント還元受けたいという方は、
ヨドバシドットコムでも取り扱いがありましたのでこちらから購入するのもいいかもしれません。
またそのほか「カメラのキタムラ」でも取り扱いが始まったようです。
販売価格自体は正規代理店と販売価格はあまり変わりなさそうです。
ただしポイントサービスは受けられるようなので結果的には多少安く購入できるのかなと思います。
気になる点は保証がどの程度受けられるのかというところですね。
個人輸入する
そして最後は個人輸入する方法です。
個人輸入の一番の利点は販売店を通さない故「安さ」のはずなのですが…
最近は円安傾向ということもあり正直旨みはありません。
また配送トラブルの可能性や到着も国際便故時間がかかる…と、
一番安く購入できる可能性はありますが、
少々リスキーといえばリスキーな購入方法ではあります。
また商品到着も最短でも約1週間ほどかかるためすぐに欲しい方にはおススメできません。
しかしながらこの方法では日本で販売されていないものを手に入れられるという利点があります。
また、日本正規代理店やAmazonでは三脚と雲台がセットの状態でしか販売されていないのに対し、
eBayなどでは別々に手に入れることも可能です。
お手持ちの雲台を利用したいという方はこちらの方法で手に入れればコストも安く済みますね。
※今は雲台なしモデルも販売されています。
現在の為替相場からだとあまりお得感感じられませんが、
相場の動き次第ではとてもお買い得に購入できるこの方法。
まずは購入時期の為替相場を見たうえで判断されるといいかもしれませんね。
らいてふ小屋でもお取り扱いしております
宣伝になってしまうので少々言いづらいのですが、
実は2021年2月から当方が運営しております「らいてふ小屋」でもLeofoto製品の取り扱いを開始致しました。
これはLeofoto正規代理店であるワイドトレード様のご厚意で実現いたしました。
製品についてももちろん日本国内正規品、
また保証に関してもワイドトレード様でご購入いただくのと全く同じ内容となっております。
ご入用の際など利用いただけますと幸いです。
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「お値段以上」な三脚
ということで今回は「Leofoto(レオフォト)」の三脚についてご紹介させていただきました。
これから三脚を買おう!とお思いの方でもある程度カメラ歴がある方でも、
「この値段でこのクォリティかぁ!」ときっと驚くのではないかと思います。
今のところ製品に対して気になる点や不満点は全く見つかりませんが、
しいて難点を言うならば「ブランド力の低さ」でしょうか?
とはいえこれだけの値段でこの性能・質感となればどんどん浸透していくんじゃないのかな?と個人的には思います。
実際、SNS等ではすでに話題にもなっているようですし時間の問題なのではないかなと感じました。
とはいえ、それ故に野心的な雰囲気を随所から感じられ。今後もよりよい製品を生み出してくれる企業へと変化していくのような気がしてなりません。
またインタビューで今後は日本にも力を入れていくことを名言されており、
アフターサービスなどもきちんと対応していくとのことです。
当初は壊れたら買い換えるつもりでいましたが、どうやら長く使うことが出来そうで安心しました。
今まで三脚の行きつくところは高級三脚群でありましたが、
このような安価かつ高品質な三脚の登場により、この先は変わっていくのではないかなと私は思いました。
ちなみにLeofotoの社長さんの趣味はなんと「登山」とのこと。
山岳写真も撮られるようで実際に製品を担いで山に登ることもあるようです。
日本の登山勢が山でLeofotoの三脚を使い、改善点やアドバイスなどを伝えたら意外と真摯に受け止めてくれるかもしれませんね。
製品作りに対して真面目に取り組んでいるLeofoto故、そんな風に感じさせてくれます。
ということで駄文で長文となってしまいましたが、
今回はLeofotoの三脚についてあれこれご紹介をさせていただきました。
気になる方はぜひ一度手に取っていただきたいです。
「お値段以上」という言葉をすぐに実感できるかと思います。
なお私が購入した「LS-324C」に関しては、
登山などで使用したうえでその使用感についてお伝えしたいと考えています。
Leofoto(レオフォト)おススメです。
【2018/09/30】…(追記)LS-324Cについてあれこれ書いてみました
【2018/12/24】…(追記)一脚 MP-326Cを購入しました
【2019/02/04】…ご提供いただいた「LX-225CT」を使ってみました
【2019/04/11】…登山用三脚を「LS-324CEXに」更新しました
【2019/06/04】…大人気のミニ三脚「MT-03」の更なる使い方を考えてみました。