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【撮影機材】Leofotoの三脚「LS-324CEX」を導入したので登山などに連れ出してみました

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近頃話題に上ることも多い三脚メーカー「Leofoto」。
そんなLeofotoのLS-324Cという三脚を登山時に使用していた私でしたが、この度新しくレベリングベース付きの「LS-324CEX」という三脚に更新しました。
今回はこの三脚を導入した経緯と製品についてご紹介していきます。




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登山用三脚を「LS-324CEX」に更新しました

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長時間露光などカメラを固定して時間を掛けて一枚の写真を撮ることに喜びと快感感じる変態、
それが私です。
腕はあれだけど撮影しているときはもう楽しくて仕方ありません。
そんな撮影をする時に無くてはならない機材といえば皆様ご存知の「三脚」。



私は昨年登山用の三脚としてLeofotoというメーカーの「LS-324C」という三脚を購入しました。
高品質かつ高性能なのに、他社の同等の製品よりもお求めやすい価格というそのコスパの良さなどをとても気に入りまして、
いつのまにかこの三脚ばかりを使うようになっておりました。
そんなLeofotoの三脚については当ブログでもたびたび取り上げてさせていただいております。
良かったら他の記事も覗いてみてくださいね。


www.for-toru.com




「LS-324C」を使ううちに気になるアレコレ

しかしながらいくら気に入って使ってるとはいえ人間更なる欲というものが出てくるわけでございます。



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1つは「全伸高」
以前の「LS-324C」の場合これが約1300㎜。
この高さって私の胸ぐらいまでの高さと同じくらいなのですが、実際に使用した際などにもう少し高さが欲しいなってなぁって思うことが何度かありました。
高いものを低く使うのであれば問題ないのですが逆というのはこれがまぁ大変。
そこで同じくLeofotoから発売されている「DC-282」という外付けタイプのセンターポールも導入したのですが、センターポールを使用すると安定感に不安が生じます。
ここぞというときに高さが足りない…なんて事になるのだけは避けたい、
でも安定感を重視してセンターポールは使いたくない…とまぁこんな風にあれこれと悩んでしまっておりました。うーん、わがまま!





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そしてもう1つが三脚…ではなく付属する「雲台LH-40の使い勝手」
この雲台はパンやフリクションなどのレバーに分かれていて使いやすい!
…はずなのですが、どうも私はうまく操作できないんです。
フリクション量調整しようと思ったらこれパンノブやんか!みたいなことが多く、その度にうーんもう!なんて思うことも何度かありました。
自由雲台は一つのダイヤルを緩めるだけで前後左右方向へ移動させることが出来るのですが、
そのおかげで少し左右に振りたいだけなのに前後方向も動いてしまったりなんてこと、また逆もしばしば。
お前そんなに自由じゃなくていいんだよって思っちゃうくらい。
そのためにフリクション調節もできる訳なのですがどうにも私には使いこなせないような気がするんですよね。
使うにつれとにかくもっと直観的というか簡潔かつ思い通りに操作したい!と思うようになっていったというわけなのです。





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そんな風に再び三脚沼に落ちつつある私。
そんな時にCP+でのワイドトレードさまブースでのお手伝いのお話をいただきました。
二日間お手伝いをさせて頂いたのですが周りにはたくさんのLeofotoの三脚や雲台があり、
これはチャンスとばかりに普段触れぬものに触りつつ密かに次期三脚を探したりしていました。
そんな時にたまたまこれは…っ!というものを発見してしまい、今回の三脚導入となったというわけなのです。

今回もLeofoto正規代理店ワイドトレードさまにお世話になりました


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今回もLeofoto正規代理店であるワイドトレードさまにてお世話になりました。


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ここ最近でLeofoto製品取り扱う店舗が増えてきましたよね。
どこで買おうかって迷うことも多いのですがよほどのことがない限り正規代理店であるワイドトレードがおススメです。
その理由は保証期間
ワイドトレードにて購入した場合、簡単なユーザー登録を済ませることによって通常一年間の保証が無償にて五年間の保証となります。
三脚は外に持ち出すことが多い機材なのでこういった保証はユーザーとしてはうれしいですよね。
いくらLeofotoの三脚がお求めやすい価格!とはいえ支払う金額自体ははそこそこしますからね。
ちなみにこの保証が適用となるのは正規代理店であるワイドトレードにて購入した場合のみとなりますのでご注意を。


また何より修理依頼をワイドトレードが代行してくれるというのがありがたいです。
Leofotoは中国の会社、こちらへと個人で修理をお願いしなければならないってすごく大変そうですよね。
ワイドトレード以外のお店で購入したとしても引き受けてくれるそうなのですがその時はどうしてもお値段高くなるそうです。



また正規代理店なのに量販店以上にお安いお値段になるときもあります。
それは楽天スーパーセールの時。
本数には限りあるそうなのですがそれでもびっくり価格にて販売されたりしていますので機会あればぜひお見逃しなく。
私も虎視眈々と狙っとるので一緒に戦おうぜ。


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「LS-324CEX」を見てみよう

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という事で早速新しい三脚を見てみましょう。
改めまして今回の三脚はLeofotoの「LS-324CEX」です。

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スペック

開封と共にまずは簡単にスペックから。

        LS-324CEX
耐荷重 15㎏
重量 1.6㎏
伸高 1520㎜
折り畳み時長さ 545㎜
段数 4段
足の径(上から) 32/28/25/22㎜

LS-324CEXは段数4段のカーボン三脚です。
他のLeofotoの三脚と同様、足には東レから購入した素材にて作り上げた10層のカーボンファイバーを使用しており、強度・耐久性と軽さを両立させています。
また金属部には日本工業規格(JIS)でA7075と呼ばれる超々ジュラルミンを採用。
この合金は旧日本軍の零式艦上戦闘機主翼主桁にも採用された実績もあり、その性能は折り紙つきです。
また金属パーツは切削加工を採用しているため各パーツは一体物で形成されています。
この加工によりつなぎ目がないため強度も確保でき、また精度も高く見た目も美しく仕上げることが可能となったのだそう。




相変わらずの質感の高さ

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早速開封してみました。
相変わらずの質感高く、安っちい感じは全くありません。
カーボン柄もかっこいいです。
また操作系は金属にて統一されており触り心地も良好です。





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足を開いて立ててみます。
狭い撮影ブースなのでこれがまた大変。
この時の高さは520㎜です。
ちなみに足一片辺りの長さは大体400㎜といったところ。




一番の特徴はレベリングベース

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そんなLS-324CEXの一番の特徴といえば皆さんもうお分かりかと思いますがこの「レベリングベース」です。
レベリングベースというのは水平を取るためのユニット。
写真にある半円状の部分のことで、これ単体で360度方向に-15°~+15°に傾斜するようになっています。
従来の三脚の場合、不整地などで平行を出す為には足の長さを調整する必要がありましたが、
このレベリングベースがあれば足の長さとは関係なしに水平を出すことが可能となります。
この部分で水平を出しておくとパンを弄ったとしても水平軸がずれない為構図も決めやすくなるというわけです。



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レベリングベース部分の操作方法はというととっても簡単。
サイドにあるレバーを緩めるとロック解除となるのであとは好きなように調整するだけです。
動きは非常にヌメヌメとしていて微調整もかなりしやすいです。
とにかくヌメヌメすぎて一体どういう構造になっているのか非常に気になります。



ちなみにこのLS-324CEX一度マイナーチェンジを行っているみたいです。
旧モデルはレベリングベースに水準器搭載されておらず、またレベリングベース自体の径と高さが異なります。
今回ご紹介するものは新モデルとなりますのでご注意ください。




気になる重量は?

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皆さん気になる重量はというと1614g。
カタログ値とほぼ同等ですね。
とはいえ大きさが大きいせいか体感ではそれほどの重量を感じません。




付属品について

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本体以外の付属品も見てみましょう。
まずこちらが専用ケース。
Leofotoの三脚の殆どにはこのようなケースが付いてきます。
そこそこの三脚になるとケースが別売りってことが多いのですがLeofotoの場合、ほとんどの三脚に付属してきます。
ケースって地味にいいお値段するので後々購入する必要がないのはうれしいですね。
デザインについてもシンプルな色合い、そして主張してないメーカーロゴなので公共交通機関移動の時も使いやすいように感じます。
大きめのメーカーロゴが付いてたり派手なものはいかにもって感じでちょっと使いづらいんですよね。





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そのほかの同梱品はこちら。
上にてご紹介した専用ケースの他、「保証書・取説・専用工具・1/4インチねじ付きカラビナ・石突」が付属します。
なお今回のLS-324CEXには雲台およびセンターポールは付属しませんのでご注意ください。


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雲台は一脚用「VH-10」

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そんな三脚LS-324CEXに合わせる雲台は…一脚用の雲台となっているLeofoto「VH-10」です。
上に書いた通りどうにも自由雲台LH-40になじめない私。
これってそもそもパンとティルト操作が一つのレバーで同時にできてしまうことが問題なんじゃないかなって思ったんです。
私が求めるのはシンプルかつ直観的な操作性、これに見合うものはないのかな?と探したときに見つけたのがこの「VH-10」でした。

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スペックはこちら。

VH-10
60㎜
高さ 90㎜
重量 330g


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Leofoto「VH-10」一脚用の雲台です。
一脚用の雲台って言葉が既にマニアックですよね。


普通の雲台との違いはというと基本可動方向が上下のティルト方向のみというところ。
三脚と違い一脚の場合はカメラの固定というよりもサポートが主な目的です。
また、そもそも一脚自体を傾けてしまえば水平やら横方向の傾きを調整することが出来るわけなので、撮影者が一番苦労するであろうティルト操作のみに重点を置いた雲台となっています。
ただしVH-10の場合はパノラマクランプが標準で付いてきますので通常の一脚用雲台よりも多少自由度が高くなっています。





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操作は簡単、大きなダイヤルを開くとティルト操作が可能となります。
この雲台にはフリクション量の調節などなく「緩めるか締めるか」の二つのみ、とてもシンプルです。
フリクション量調節が出来ないとはいえそこそこいい感じにテンションかかってるのであまり気にならないかも。
動きも滑らかで微調整もしやすいです。





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上部にはパノラマクランプを標準で装備しているためパン操作も可能です。
クランプロックレバーの反対側にある小さなレバーがパンロックレバー。
小さいけれどもここも金属製です。
ただこの雲台だと一定のティルト軸上でのでしかみパン操作が出来ません。
これを三脚に取り付けてもこれでは不便というか使い物にならないですよね。
そりゃ一脚用ですものね…。




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ということでここで登場するのがLS-324CEXに付属するレベリングベースです。
私の目論見というのはこのレベリングベースにて回転&パン方向を担当させて、「VH-10」にティルトのみを任せるという使い方でした。
私の利用用途であればレベリングベースの可動範囲内でほとんどの構図を決めることが出来そうだしなにより角度制限が付いていたほうが逆に使い勝手がいいです。
さらにあのヌルヌル感があれば微調整もしやすくなおかつ操作もしやすいと踏んだのでした。
またこのレベリングベースというのは傾斜だけでなく回転させることも可能なため、ある意味レベリングベースを含めた自由雲台のような動きができるわけなのです。
これなら多少傾斜角に制限があるとはいえ、パンとティルト操作を分けることができなおかつ操作部も上と下に分かれているので迷うこともなさそうです。


要はレベリングベースと「VH-10」をあわせて雲台のように使っちゃおうってことなのですが…伝わりましたでしょうか?
書いている本人もうまく説明できなくて非常に困ってます。





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ちなみに「VH-10」の重量はというと、306g
かなり軽い印象です。


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「LS-324C」「LS-324CEX」はいろいろ違うぞ!


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ということでここまで*「LS-324CEX」「VH-10」について簡単にご紹介しました。
ここからは三脚を立てたときについて…と思ったのですが残念なことに我が家は狭小。
三脚を立ててしまうといろいろと映ってほしくないものが映り込んでしまいます。
これではいかんということで三脚を車に乗せて外へと連れ出すことにします。


また今回は所有する「LS-324C」ともいろいろと比較してみたいと思います。
「LS-324C」「LS-324CEX」は大元となる型式が同じなのでレベリングベースの有無以外はほぼ同じものだと思われる方がほとんどかと思いますが…実は違うんです。


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全伸高が215㎜も違うよ!

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一番の違いはこの全伸高
LS-324Cは1305㎜、そして「LS-324CEX」はというとなんと1520㎜とその差はなんと215㎜もあるんです。
よく見ていただくと足一本当たりの長さもかなり違うのがお分かりになるかと思います。


ちなみに「LS-324CEX」の伸長はLeofotoレンジャーシリーズで最も高くなる「LS-365C」「LS-323C」とほぼ同じくらいまで高くなります。
とはいえ「LS-365C」は5段&最大径36㎜ということで重量も1.77㎏とやや重く、
また「LS-323C」は軽量なのですが3段なので収納したときでも650㎜とちょっと長くなっています。
その点「LS-324CEX」は重量1.6㎏&折り畳み時も545㎜と丁度二つのモデルの中間サイズというところにひかれて選んだというわけなのです。





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話戻って「LS-324C」「LS-324CEX」を比較します。
重ねてみるとその高さの違いがよく分かりますね。
ちなみに重量差は約220gです。
220gの差で215㎜の高さの違い…これは迷っちゃいますよね。
ちなみに折り畳み時の長さの差は約65㎜です。




ハラハラするレベリングベースの極端な使用例

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レベリングベースの超極端な使用例も紹介しますね。
通常の三脚の場合、左写真のような不整地だと岩に乗っている足の長さを短くして三脚の水平を確保しなければなりません。
ところがレベリングベースがあるとこれが動くので足を短くせずともに水平を確保することが可能なのです。
とはいえ写真はやりすぎですし何より三脚のバランスが取れず転倒の危険性があります。
まずは三脚自体の安定を確保した後、微調整程度に使うのがおそらく一般的なはず。
この写真撮ってるときもハラハラして気が気ではありませんでした…。
雲台自体の平行をとるということは実はパノラマ撮影時などには必須の機能となっています。
水平取れてないのにパノラマ撮影しちゃうと斜めの微妙なものになっちゃうんですよね。



ただし自由雲台にパノラマクランプをつけていれば同じようなことが可能です。
また外付けのレベリングベースというものも発売されていますので、
私の様に三脚を入れ替えるということをする必要は必ずしもありません。
Leofotoからも後付けのものが発売されてますのでお手持ちの機材に合わせてのご利用もおススメです。
しかしまたこの外付けのレベリングベースというのもたくさんあるわけなのですが…。


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ローアングル撮影も可能

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またセンターポールがないので他のLeofotoの三脚同様に超ローアングル撮影も可能です。
ただしレベリングベース分だけ少し高くなってしまいますのでご注意を。

ということで大体この三脚についてご紹介とさせていただきます。
じゃあ実際使ってみたらどんななんだろ?ってことで今回も登山に連れ出してみることにしました。
今回選んだ場所は…


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1泊2日冬季上高地テント泊に連れて行ってみました

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未だ雪残る上高地です。
先日上高地にてテント泊を行ってきましたので「LS-324CEX」も連れて行ってみました。
登山と言い切ると非常に微妙ですが冬季登山スキルが乏しい私がいけるとしたらここくらい…
とはいえここからは実際にフィールドでの使用感を私なりにお伝えしていきますね。
また上高地散策についてはこちらの記事にダラダラと書いてますのでよかったらご覧くださいませ。


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携行方法について

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まずは今回の携行方法について。
今回もザック横のポケットに足2本を突っ込みベルトにて固定する方法で携行しました。
折り畳み時の長さは以前まで使っていた「LS-324C」よりも約65㎜ほど長くなっているわけなのですが、
正直あまり気になりません。
ただし今回はテント泊用の大型ザック(Millet Markham Switch 75+15)を使用していますので、
コンパクトなザックの場合には気になるかもしれませんね。





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最近の私は雲台をつけたままでその上から緩衝材替わりにチョークバックをかぶせて、
その上からGoretex素材で作られたスタッフザックをかぶせて携行してます。
一応精密な機材だし、またむき出しだと小枝とかに引っかかることがあるんですよね。





そんな携行しながらの行動中の様子はこんな感じ。
左側面についてるグレーのものが三脚なのですが、それ以上に背面のゴミのほうが気になる。





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目的地の上高地・小梨平キャンプ場に到着しテントを設営します。
ちなみに私の場合、就寝時や使わないときは三脚をテント内に入れることが多いです。
とはいえ私が一人の時に使うテントはこのモンベルのステラリッジテント1型。
ご覧の通りの狭小さなのでなるべくコンパクトにたためる大柄な三脚がいいんですよね。


ちなみに安定感やコスパを求めるのであれば「LS-323C」が最強なのですが、
あちらは三段式のため収納高が650㎜もあり、このような時に気になるかなと思い今回は見送りました。
その点「LS-324CEX」はちょうどいいサイズで、
今回もテント内に入れて無事就寝することが出来ました。




全伸高高くカーボンながらも安定感良好

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早速写真を撮りに三脚片手に出かけることにしました。
梓川沿いを歩いていくと見えたのは「焼岳」の姿。
雪化粧を纏っていてとてもかっこいい!



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山の上を流れる雲の流れも速かったのでNDを使って長時間露光に挑戦することにしました。
LS-324CEXを立ててカメラをセットしNDフィルターを取り付けます。
ちなみにこの時足をすべて長くした状態でセットしたのですが、
三脚座を取り付けたこともあり私のアイポイント以上の高さとなりました。
今度は逆に高すぎてしまったようにも感じますがそれでも大変ということはありません。
長時間だと腕が疲れるくらいかな…?





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そして撮影したのがこちらの写真。
焦点距離は約100㎜にて約90秒ほどの長時間露光を行いました。
またこの日はやや風吹く状態だったのですがブレなどなく撮影することが出来ました。
私的には十分な性能でしたが更にストーンザックなどを使えばより高い安定性も確保できそうです。




数値ほどの重くは感じないぞ

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三脚片手に散策を続けるわけなのですが、「LS-324CEX」数値ほど重たくないように感じます。
「LS-324CEX」「VH-10」を合わせると合計で約2㎏となるわけなのですがそんな風には感じません。
おそらく頭である「VH-10」300gと軽量なためバランスが良いからかなと思いました。
この辺り組み合わせる雲台にもよるかとは思いますが、この三脚自体は数値ほどの重さ体感することは少ないかなと思います。




不整地多いアウトドア環境ではレベリングベースは重宝するかも

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今回三脚を立てた場所というのは当たり前ですがほとんど雪上でした。
雪って軽いから三脚立てても地面にすぐ到達するんじゃね?って思ってたのですが、
実際には踏み固められていたり、中で凍っていたりする箇所が多く水平を出すのになかなか苦労しました。
無論、上にて紹介したレベルでなんてことはなく何処もわずかながら程度ではありましたが、
そんなときでもレベリングベースがあるのは非常に重宝しました。
動きがヌルヌルしているので手袋をはめた状態での微調整も非常に容易です。
今まで使用していた自由雲台では操作するダイヤルの量も多かったのですが、
それがレベリングベース操作だけで完結できるとあり非常に短時間で素早く設営することが可能になりました。
これならシャッターチャンスも逃さず撮影できそうです。





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場所を移して上高地といえばな河童橋へ。
足の長さ・開閉具合をバラバラにして橋の手すりに立てかけて撮影してみました。
こういった時って水平だしかなり苦労するのですがレベリングベースがあるとそれも簡単です。
なくても問題ないけれどもあればいろいろと便利なことが多そうだと今回感じました。
傾斜角-15~+15°は数値的には大したことありませんが実際に使用してみると結構な角度です。
普通に使うのであればほぼほとんどの状況にて対応できるのではないかなと思います。


またおそらく一番恩恵受けるのはパノラマ撮影時なのかなと思います。
パノラマ撮影というのは雲台が水平となっていないと斜めになってしまうのでレベリングベースが重宝しそうですね。
以前涸沢でパノラマ撮影していた方がいて私もいつかは挑戦してみたいと思っていたのでそのうち挑戦してみようと思います。





一脚用雲台との組み合わせは直観的に素早く操作できる

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場所を穂高連峰見える場所に移して撮影を続けます。
今回は「LS-324CEX」に一脚用の雲台「VH-10」という非常に妙な組み合わせで使っているわけなのですが、その肝心の使用感はというと私的には非常にいいです。





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雲台「VH-10」は一定の前後方向にしか倒すことが出来ないので、
まずは撮りたい構図を決めたら雲台をティルトしたい位置までレベリングベースごと回転させつつ、一緒に水平も出します。
その後雲台にて上下を操作し調整完了というのがこの組み合わせでの流れとなっています。
つまりレベリングベースでパン(&水平出し)操作、雲台はティルト操作というように分けることによって操作をわかりやすくさせちゃおうってのが私の狙い。





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これがまぁ私的には大ヒット。
どんな場所でもとにかく直観的にしかも素早く調整することが可能となりました。
またレベリングベースや「VH-10」の動きが良いため微調整も用意です。
操作部も二カ所かつ隣同士が離れているため誤操作の心配もほぼありません。
これはわかりやすいです。





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明るい昼間はもちろんのこと、それ以上に効果を発揮したのは夜間の撮影時
夜間となるとヘッドライトを使うとはいえ微調整に苦労することが多々ありました。
そんな時自由雲台だと…あああ!ってなることもしばしば。
しかしながらこの組み合わせであれば回転&パンはレベリングベース、雲台で合わせるはティルトのみということでとても簡単に操作することが出来ます。
またレベリングベースでの水平出し出来るので暗闇の中足の長さを調節などしなくてよいのでこれは便利です。




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またダイヤルやレバーの位置も明らかに離れているため真っ暗闇の中ライトを使わずとも操作が可能です。
もちろん細かな調整を行うのであれば灯りは必須ですがそれでもある程度のところまでは見ずとも追い込むことができました。
自由雲台だとなかなかそうはうまくいかないのでかなり違いを感じました。
またティルト方向に制限がないのも魅力の一つです。
自由雲台の場合、切れかけがあるところに合わせなければ空や地面に向かってカメラを傾けることが出来ませんが、この「VH-10」であればただダイヤルを開けて傾けるだけでOKです。
星を撮るときなどに重宝しそうですね。


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「LS-324CEX」の気になるところ

さてさて、使用してみた限りでは非常に良好なレベリングベース付き三脚「LS-324CEX」ですが、気になるというか心配なことがいくつかありました。

レベリングベースの耐久性能

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まずは耐久性
レベリングベースがまぁ気持ちいいくらいにうねうねと回ります。
なんというか非常に不思議な動きなんですよね。
で、気になるのは耐久性です。
登山時やアウトドアフィールドで使用する場合、砂ぼこり等の粉塵などによる影響も心配。
私の使い方だと回転&パン方向をレベリングベースに任せるわけなので砂など噛んで動かなくなったら一大事です。
仮にこのレベリングベース部に砂などが入った時は一体どうなるんだろうか?とやや心配になりました。


とはいえメンテナンスについてはレベリングベースには3点ほどいもねじ切ってあるのでどうも分解も出来そうな雰囲気なんですよね。
付属する六角レンチも通常だと2本のところ、もうひとつここに合いそうな細いものも付いてきたので行けるのかな?
残念ながら取説には記載ありませんでしたが今後挑戦してみたいと思います。




お値段

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そして皆様が一番気になるであろうお値段
やはり特殊なモデルということで正直ちょっとお高めです。
とはいえ他社のレベリングベース付きカーボン製三脚と比べるとだいぶお安いんですけどね。

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ただし、性能を見ると「LS-365C」「LS-323C」と同等の高さを確保しつつ収納時の長さや重さもかなり抑えられている、
さらにレベリングベースまで搭載となるとこれはお高めで仕方ないのかなと思います。
逆に言うとこれだけの性能を持つということはもしかしたらこの三脚ってLSシリーズで最強のモデルなのかも?
そう考えるとなんかこのお値段も納得するところもあるような…。


ただやはり万人受けする三脚ではないのかなというのが正直なところ。
無論レベリングベースはあると非常に便利なのですが必ずしもというわけでもありません。
今回は一脚用雲台を利用して操作性を向上させようとした結果の導入となりましたが、
普通に自由雲台を組み合わせるのであれば重視しなくてもよいかもしれません。
もちろん明確な利用目的がある方にはトータルでおススメできる一品です。


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万人向けではないけれどもどんな場所でも頼りになる三脚

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ということで今回はLeofoto 「LS-324CEX」導入の経緯と製品についてご紹介しました。
他のLeofoto製品同様、こだわりや品質の高さを存分に感じられるモデルとなっています。
また全伸高も非常に高くレベリングベース付きということで様々な用途やシチュエーションにも対応できるオールラウンダーな三脚です。
今回使用してみてレベリングベースの恩恵を受けることが多かったのですが、価格やメンテナンスの面で通常の三脚よりも問題も発生します。
ご自身の利用用途をご確認されてからご購入されることをおススメします。


今後の登山のお供にこの 「LS-324CEX」「VH-10」を使っていこうと考えています。
何か気が付いたことなどありましたらブログなどでもご紹介しますね。