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【15%OFFクーポン有】HAIDA製角形フィルター「M15シリーズ」を使わせていただきました

以前より何度か製品をご提供いただいている、
HAIDAさまより角形フィルタ―をご提供いただきました。
製品のご紹介、使ってみての感想など書いてみます。
※HAKUBAオンラインショップで使える15%OFFクーポンあります




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HAIDA製角形フィルタ―をご提供いただきました

カメラネタです。
以前より何度か製品をご紹介させていただいておるHAIDAさまより、
再び製品を提供いただきましたので紹介させていただきます。


今回ご提供いただいた製品は角形フィルタ―。
昨今角型フィルターは様々な会社より発売されており、
かなり賑わいを見せているジャンルかと思います。
これから新たに購入を検討されている方の参考に少しでもなれば幸いです。


さらに当ブログ記事をお読み頂いた読者様に向けて、
2022/3/1~3/31までの間にHAIDA製品が15%OFFにて購入いただけるクーポンも発行いただきました。
こちら正規代理店であるハクバ写真産業さまのオンラインにショップにてご利用いただけます。
お得に購入いただけるチャンスです、よろしければご利用ください。
クーポンコードは記事最後に掲載あります。




HAIDAについて



先にHAIDAという会社についてご紹介です。


HAIDA(ハイダ)は2007年に中国の寧波(ニンポー)に設立した会社です。
プロ向けの写真・映像用のハイエンドなフィルターの製造及び販売が主な事業で、
ヨーロッパやアメリカを中心としてマーケティングを行っているそうです。
日本ではハクバ写真産業が代理店となっています。





www.hakubaphoto.jp

思い返すと私がこのHAIDAというメーカーを知ったのは、
SIGMA 14-24㎜ F2.8 DG DN Artのリアに挿入するフィルターを見つけた時でした。
なかなか革新的なアイテムだなぁと思った記憶があります。
ちなみにSony FE14㎜ F1.8GMに移行した今でもフィルターは活躍中です。





www.for-toru.com
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ご提供いただいたものについて

話戻って、今回ご提供いただいたものをご紹介します。
ご提供品は下記の三点です。

HAIDA M15 Filter Holder Kit (Sony FE 14㎜ F1.8GM Lens)
HAIDA Red-Diamond ND Filter (Soft Graduated ND Filter)
HAIDA Red-Diamond ND Filter (ND3.0 10stop)


なお、前項の二製品は本国のHAIDAさま、
残り一製品はハクバ写真産業さまよりご提供いただきました。


以下、製品ごとに見ていきます。




HAIDA M15 Filter Holder Kit (Sony FE 14㎜ F1.8GM Lens)



HAIDA M15 Filter Holder Kit (Sony FE 14㎜ F1.8GM Lens)を見ていきます。
本製品は名前の通り、
Sony FE 14㎜ F1.8 GMに150㎜幅の角形フィルタ―を取り付ける為に使用する製品です。





この製品は二つのパーツにて構成されています。
右側がメインとなるフィルターホルダー本体。
この部分に角形フィルタ―を挿入して使用します。


そして左側がアダプターリング。
これは上のフィルターホルダーとレンズを接続する際に使用します。
このアダプターリングは各メーカーのレンズごとに用意されています。
仮にレンズを買い替えてしまったとしても、
アダプターだけ買い替えればホルダー自体はそのまま使い続けることが可能です。
KaniさんやH&Yと同じ機構かと思います。


ちなみに私はホルダーとアダプターリングがセットになったものをいただいたのですが、
ハクバ写真産業オンラインショップでは同様の製品を見つけることが出来ませんでした。
単品での販売となっていましたのでご購入の際はご注意ください。





正面から見るとこんな感じ。
他社製品と比べると操作(可動部)が多いように思います。
順にご紹介していきます。
なお同時挿入可能な角形フィルタ―枚数は最大3枚となります。
(1、2枚のみ挿入可能なスロットも付属してきます)





背面を見てみます。
黒一色のことが多い角形ホルダー、赤色パーツが新鮮です。





特徴について。
ホルダーを見ていただくお分かりの通り、
HAIDAの角形システムはホルダー自体にCPLの回転操作部となるダイヤルが用意されています。
これは二か所に用意されており、その配置は対角となっています。
ホルダー自体を回してもいずれかで操作できる機構です。





ホルダーのLOCKと書いてある場所を緩め、
銀色のレバーを外側に引くとホルダーが二つに分かれます。
その中にCPLフィルターを入れてあげます。
ちなみにこのCPLはマグネット式となっています。
ある程度近づけるとパコっとホルダーに吸い付いていきます。




その中にCPLを入れて再び戻した後、
ダイヤルを回転させCPLを操作する…というのが手順です。

この方式の場合、
PLを操作するためにホルダーを回転させる必要がなく、
また落下の心配もないのはメリットかと思います。
反面、やはりですが装着する時少し手間がかかるように感じました。
川や海などのみずの中で素早くCPLの脱着したい時はちょっと大変そうです。





実際にレンズに取り付けてみます。
取り付け方法はほとんど他社の製品と同一ですが、
一番の違いはレンズへの固定方法です。

ほとんどの製品の場合にはネジを回して固定することが多いのですが、
HAIDAのホルダーにはなにやら赤いレバーが用意されています。





まずはレンズをホルダーに挿入します。
HAIDAの製品もレンズの切り込みに合わせた4点のガイドが用意されています。
このガイドがレンズフードの最下部に来るように入れてあげます。





入れ込んだらあとは先ほどの赤いレバーを内側に倒してあげます。
これでレンズとの固定は完了です。
ネジ式は締め込み量がわかりにくかったり、
何よりくるくる回すので時間がかかることが多いです。
また手袋をした状態などで操作性が大きく変わることがあるため、
私はあまり好きではありませんでした。


このHAIDAのレバー方式はそういったネジ式では難点だったことの殆どが解決されています。
この機構はとても使いやすいと思いました。
ただし個人的には赤色はあまり好きではないので別な色がよか…(ry





ネジ式とは違いレバー式の場合には締め込む量はほぼ常に一定となります。
果たして固定力はと思いましたがそこまで問題はないかと思います。
約2か月ほど使用しましたが困ることはありませんでした。






HAIDA Red-Diamond ND Filter (ND3.0 10stop)


次に頂いたフィルターを見てみます。
まずは「HAIDA Red-Diamond ND Filter (ND3.0 10stop)」の方。

www.hakubaphoto.jp




HAIDAでは様々な濃度の150㎜フィルターが用意されています。
中にはND4000やND32000という珍しいものも…。
今回はND3.0=ND1000というかなり濃い目のNDフィルターをご提供いただきました。
サイズは150㎜×150㎜です。





フィルタ―の外観について説明するのはなかなか難しいのですが…
ひとまず外観は他社の角形フィルター同様かと思います。
セットしてみましたが特別問題などありませんでした。




HAIDA Red-Diamond ND Filter (Soft Graduated 0.9 ND Filter)


もう一枚が「HAIDA Red-Diamond ND Filter (Soft Graduated 0.9 ND Filter)」
こちらはソフトグラデーションのハーフNDフィルターです。
サイズはこちらも一般的な150×170㎜です。





フィルタ―の外観について説明するのはなかな…(ry
外観やグラデーション具合など他社製品と見比べましたが、
こちらも特に問題や相違などはなさそうでした。
セットも問題なしです。






ちなみにHAIDAの150㎜角形フィルタ―はこんな感じのブリキケースに収納されています。
角型フィルターのケースはどれもごっつくまた複数枚収納基本の物が多いのですが、
このケースであれば一枚でも気軽に持ち運びできるので私はかなり気に入っています。
(実はケースだけ何個か購入しました。)
特に登山時などに携行する際などにも重宝してます。
サイズさえ合えばもちろんHAIDA製フィルター以外も収納可能です。



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使ってきました


ということで約2か月ほど使わせていただきました。
まぁ引っ越しなどあり途中1か月半くらいは写真撮れなかったので、
使ったのは実質半月程度ですが…




HAIDA Red-Diamond ND Filter (ND3.0 10stop)について

まずは「HAIDA Red-Diamond ND Filter (ND3.0 10stop)」について。
NDということで滝にて撮影を行ってきました。
撮影場所は思いのほか暗くND1000では少々濃すぎましたが、
撮影自体は問題ありませんでした。





https://www.flickr.com/photos/133115336@N06/51910886629
α7RⅣ+Sony FE 14㎜ F1.8GM+HAIDA Red-Diamond ND Filter (ND3.0 10stop)

以前よりHAIDAのフィルターはマゼンタ寄りに色被りするように思っていたのですが、
このフィルターの場合には特別気にはなりませんでした。
マグネット式やリア挿入式と比較すると影響は少ない気がします。


また描写への影響等もほぼ見当たりません。
ND1000のフィルター、メーカー異なる複数枚所持していますが、
他のフィルターと比較しても遜色ないのではないかと思います。




HAIDA Red-Diamond ND Filter (Soft Graduated 0.9 ND Filter)について

お次は「HAIDA Red-Diamond ND Filter (Soft Graduated 0.9 ND Filter)」について。
こちらは夕日のあるシーンで使ってみました。





https://www.flickr.com/photos/133115336@N06/51911515459

こちらについても色被り等の影響はなさそうです。
特に問題なく使用することが出来ました。




HAIDA M15 Filter Holder Kit (Sony FE 14㎜ F1.8GM Lens)について

最後はフィルターホルダー。
ホルダーについては多少気になる部分はありますが、
大方使い勝手もよいのかなと思います。
フィルタ―は最大3枚同時使用可能、
さらにCPLはこの数に含まれないので、
ほとんどの撮影で対応できるのではないかと思います。
ただし使うフィルターやシチュエーションによる…かもしれません。


M15ホルダーの良いところは、
やはり脱着の容易さかと思います。
他社製品では固定時にネジ式を採用しているものが多く、
取り外しの際には手間取ることもしばしばありました。
特に冬や寒い時期に手袋をしている場合などはなかなかに大変です。


その点、M15に採用されているレバー式は脱着かとても簡単です。
取り外すにはレバーを操作するだけでホールドが解除、あとは引き抜くだけでOKです。
とても楽でした。
また締め込み量も常に一定なため、
締めが甘くて外れてしまった…なんてことも防ぐことが出来ます。
レバー式は楽にかつ安全、個人的にはこちらの方が使いやすいと思いました。


ただしその代償になるのかもしれませんが、
重量が少しだけ重たいのが気になりました。
計測したところ約360g、
同型の他社製品も計測したところこちらは約200gでした。
差は約160gです。
重量を気にしなければならない撮影の場合には地味に気になるかと思います。
機構以外を見てもかなりがっちりとしている印象です。
もう少し軽量にしていただけるとより良くなりそうです。






あとは…使っているうちに白くなっていくのが気になりました。
これはどうもアダプター部分の材質か塗装の方法が影響しているようなのですが、
爪を立てたりすると白くなっていきます。
(※こすると消えます)

別に気にするようなことではありませんが…気になる人は気になるかもしれません。





そして最後はCPLフィルター使用について。
ホルダー部説明時にお話しした通り、
CPLを使用するには、一度ホルダーを分解して取り付けなければなりません。
この構造は…正直少々面倒かもしれません。


分解といってもさほど大変ではないのですが、
これを行うとなるとどうしても作業場所が必要となります。
水辺での撮影の時などに素早くCPLの脱着出来ないとなると撮影に影響が出そうです。
せっかくマグネットを採用しているのだから、
前面部からパコっとはめるだけで脱着できたらいいのに…と思いました。


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多少気になる部分もあるけど全体総じてよい感じでした

ということで簡単ではありますが、
HAIDA製角形フィルタ―M15シリーズとフィルターについてご紹介しました。
ホルダー部、少し気になる部分もありますが、
レバーでのロック機構はやはりとても楽です。


ネジ式と違いきちんとロックできていなかったという状況を防ぐことが出来るのは、
とてもメリットに思いました。
角型フィルターはただでさえ高いから、
なるべく手軽に確実に出来る機構は重要です。
落としたら洒落になりませんからね…


フィルタ―についても他社に遜色なく使用も全く問題ないと思います。
今まで使わせていただいたHAIDAのフィルター類と比べても一番クォリティも高そうです。
その分値段も高いのですが…。


こんな具合で製品自体は悪くない印象なのですが、
まだあまり日本で名前を聞かないのは少々もったいない気もします。
また国内と本国での販売ラインナップにもかなり差があるのは気になりました。
現在様々なメーカーさんが力を入れて販売されていることもあり、
角型フィルターの認知度も高まってるように思います。
この機会に是非日本にも力を入れていただき、
アフターサービス含めた展開などいただけると、
我々消費者も嬉しいのになと思います。



www.hakubaphoto.jp


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15%オフクーポンコードのお知らせ

最後にお知らせです。
今回はHAIDAさまより15%オフのディスカウントコードを発行いただきました。
日本正規代理店のHAKUBAオンラインショップにてこのコードをご利用いただくと、
HAIDA製品が15%オフにて購入いただけます


クーポンコード: haida2112a



使用可能期限は2022/3/31までです。
ご興味いただけましたらこの機会に是非ご利用ください。


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