一か月前からα7RⅣをWebカメラとして使用しています。
最近ではすっかりそちらがメインになってしまい、
ただでさえ覚えていない写真の撮り方を忘れる始末。
今回はそんなミラーレス機Webカメラしたときに使って便利だった機材をご紹介します。
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近況(2020/05/27)
緊急事態宣言が解除されてからというもの、
驚くほどの速さで以前の日常へと戻ろうとしていると感じているのは私だけではないはず。
もちろん経済的な立て直しを急ぐのもわかるし私も早く前のような生活に戻りたいのですが、
やはり再び感染拡大というのは怖いですよね。
一つ悲報をお伝えしますと、
私の勤め先では在宅勤務が完全に終了しました。
超悲報です。
結局在宅は約3週間程度、
それも一日おきに在宅と出社を繰り返していたのでそこまで慣れてはいないだろうと思っていたのですが、
今週二日間通常業務しただけで大層疲れてしまいました。
何より感じるのがそうストレス。
別に何かあったというわけではないのですが、
人間って気が付かないうちにストレスを感じていてため込んでいるんだなぁと実感しました。
在宅勤務が長期だった皆さんは大丈夫でしょうか?
どうぞご自愛ください。
とまぁこんな具合でしばらくの間書いていたこの駄文こと近況報告ですが、
今回で一旦終了することにします。
相変わらずTwitterではダラダラととりとめのないことつぶやいてますので、
もしよろしければこちらでもお付き合いいただけますと幸いです。
ミラーレス機Webカメラ化計画、その後…
今回も写真というよりもどちらかというと動画なお話です。
以前、流行りのオンライン飲み会を体験すべく、
Webカメラを購入しようと探したけれどもなかなか手に入らず、
代わりに手持ちのα7RⅣをWebカメラとして使おうと考えた私。
その後はというと、目的であったZoom飲み会に無事参加出来たり、
更にはちょっとしたミーティング、はたまたたYoutube生配信にこっそり参加させて頂いたりと、
思った以上に活躍してくれてます。
実は私がHDMIキャプチャーユニットを購入した後、
USB接続したαをOBS Studioを経由させて外部カメラ化するという方法が掲載されていました。
この方法であればわざわざ高いHDMIキャプチャーユニットを買わずにαをWebカメラ化が出来るらしく、
ああこれはやっちまったかなとちょっと後悔してしまいました。
とはいえこちらはただ接続するだけでOKという手軽さ、
また今後Youtubeでの生放送やカメラの設定画面などを出力する際には必須となるこのアイテム。
将来的にはそういったことにも挑戦するかもしれませんので、
まぁこれは先行投資ということで…。
そんな無事大成功を収めた今回のミラーレス機Webカメラ作戦。
その際に合わせて使用した機材などを簡単にご紹介してみたいと思います。
まだまだWebカメラの出番多いかと思いますので参考にしていただけると幸いです。
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Webカメラ時に活躍した便利な機材達
①三脚 Leofoto LS-223C
カメラの絵をPCに映すことが出来た後に考えたのがどのように写すかという事でした。
当初はPCディスプレイ上のど真ん中に設置しようと考えていました。
これなら画面とカメラの移動も少なく会話もしやすいだろうと目論んだのですが、
実際に試してみるとなんというか、どうもビジネス感が強い気がします。
なんでだろ?と考えた時に思い出したのが会社でのテレカン。
私が仕事で使用しているラップトップは画面中央上部にカメラが取り付けられているタイプなのですが、
αを置いたときに見える絵もほとんど同じ、なるほどどおりで見たことあると思ったわ。
別にこのままでも悪くはないのですが、まぁプライベートなんだからもうちょい手を加えてみたい。
ということでカメラを右へ左へと動かしながらあれこれとよさげなアングルを探した結果、
ディスプレイ横がしっくりと来たのでここに配置することにしました。
とはいえこれではカメラを固定できない…そんなときに活躍したのがLeofotoの「LS-223C」でした。
Leofoto LS-223Cは軽量小型な3段式カーボン三脚。
折り畳み時は202㎜、すべて伸ばした状態でも350㎜にしかなりません。
そのコンパクトさから現在は主にテーブル上の撮影の時に使用しています。
登山では一昨年の八ヶ岳南北テント泊縦走時に携行し、ローアングルでのコマクサ撮影等に使用しました。
縦走時でも三脚をあきらめずに携行出来ちゃう大きさと重さが気に入ってます。

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Leofotoの卓上三脚と聞いて多くの方が思い浮かべるのがミニ三脚「Leofoto MT-03」かと思います。
別にこちらでもよかったのですが、レンズを変更したときなどには少し低いかなと思う時があったんですよね。
LS-223Cは足を伸ばさない状態だと足を伸ばしたMT-03とほぼ同等の高さになります。
さらにそこから二段階足を伸ばすことが出来ますしまた開脚させれば低くすることも可能と、
調整の幅があるという意味ではLS-223Cの方がいいのかなと私は思いました。
特に高さ調節できない椅子に座られている場合などはこちらの方が便利そうです。
どちらの三脚も今回の用途としてはどちらもちょうどよいかと思いますが、
これから購入されるのであればLS-223Cも候補に入れてあげてください。
カメラの設置に関してですが、
こういう場合はやはりカメラと目線は同じ高さになる方がいいそうです。
ちなみにこのことを動画業界ではメダカというらしいのですが本当なのでしょうか?
目線の高さでメダカなのかな?業界用語はカッコいいですね。
デスク上となるとなかなかスペース的な制限がありますが、
LS-223Cは足を開くにあたり必要となるスペースが小さく非常によいです。
本当はもっと広いデスクが欲しいんですが今の家ではなかなかそうは行かないんですよね。
自粛期間で一番欲しいと思ったのは一軒家(場所は松本or富山のどちらか)でした。
家賃払うなら、もういっその事買っちゃったほうがい…(ry
ともかくLS-223Cは本当にちょうどよい三脚だなと思いました。
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②SAMUYANG AF35㎜ F2.8 FE&45㎜ F1.8 FE


カメラ位置が決まったら次は画角ですよね。
レンズを切り替えるだけで様々な表現や印象を与えることが出来るのはミラーレス一眼ならでは。
年末からEマウントユーザーになった私、
Eマウント歴はまだ浅いとはいえとりあえず超広角から望遠迄がそろっています。
そんなレンズ達の中で私がWebカメラとして使う際に一番使用していたレンズがこれ。
「SAMYANG AF 35mm F2.8 FE 」です。
以前もご紹介しましたが、
このレンズはアンバサダー務めさせていただいております,
ケンコートキナーさまよりお借りしているレンズです。
なんとまぁお借りしているレンズが一番使用頻度高いとは…。
ここに行きつくまでには手持ちのレンズをあれこれと使って良き画角を模索しておりました。
最初はとにかく広く映そうと思い「SIGMA 14-24mm F2.8 DG DN」を試してみたのですが、
さすがに14㎜は広すぎてしまい部屋のいらんものまで映るという始末。
また角度によってはパースが付いてこれはなかなか厳しい気がします。
ということで、ここからズームをして画角を見ていくわけなのですが、
望遠端となる24㎜でもまだ微妙に広い。
「SONY FE 24-105mm F4 G OSS」にレンズチェンジして再びズームさせていった行ったところ、
概ね37㎜前後付近が自分的に納得できる絵になりました。
よっしゃあとは背景ぼかすだけ…と絞りを開放にと思ったらこのレンズF4通し。
もちろんF4でも十分なボケ量…ではあるのですが、
いかんせん私の周りは一風変わった人?達が多く、
ほぼ全員もれなく一眼機をWebカメラとして使用しています。
そんな玄人集まる飲み会にボケみ薄い絵で突入するとなると、
「フルサイズなのにボケてないのは何故?」とかもう何を言われるかわかりません。
はてさてもうちょい明るいレンズはないものか…と探した結果、
お借りしていた「SAMYANG AF 35mm F2.8 FE 」を思い出しこれ付けるとまぁピッタリ。
開放F値2.8と一段明るくなったわけですがやはりボケもだいぶ違います。
また単焦点は描写がよいと言われていますがこのレンズの写りも十分、
おかげで飲み会時などに「さすがはフルサイズ…」などとお褒めの言葉を頂くこともありました。
ありがとう、SAMYANG。
また画角が固定だととにかく設置が楽です。
ズームでかつ微妙な画角だと毎度毎度絵が変わってしまいますが、
単焦点ならばそんな心配もありません。
ちなみに同じく「SAMYANG AF 45mm F1.8 FE」も良い感じです。
上の35㎜よりも人物に寄るかたちとなり、よりはっきりと人物が映るので会議などではこちらの画角の方がよいかなと思いました。
さらにこちらの開放F値は1.8なので開放で使えばなお際立ちます。
被写体をより目立たせたいときはこちらがおススメです。
動画となると気になるのがAFの動作音。
基本的にはそこまで気になるような音はないかと思います。
とはいえ当たり前ですが画面外に出てから再び復帰するような大胆なことをすると結構音が入ります。
そこまで動きがなければ会議等でも十分使えるんじゃないかな?というのが私の印象です。
ちなみに確認時のマイクはより集音性に優れるSONY純正のECM-B1Mを使用しています。
お借りする前はSAMYANGのレンズってどうなんだろう?と思っていましたが、
今回使わせていただいて大分印象が変わりました。
一見すると軽いし値段もお求めやすいため、
写りはどうなのかと思う方もいらっしゃるかと思います。
細かく検証していけばそれは何かしら不満はあるかもしれませんが、
少なくとも私が使う分には問題や不満を感じることはありませんでした。
私がEマウントに乗り換えた一番の理由は荷物の軽量化だったわけなのですが、
SAMYANGのレンズをうまく利用すれば想定している以上に軽量になりそうです。
特に縦走時となると重量を気にしてなかなかレンズを多く持っていけませんが、
そんな時にSAMYANGを持っていけばとても重宝するかと思います。
これホント山で活躍しそうなので試しにいきたい、ところなのですが…
実はそろそろケンコートキナーさまにお返ししなければなりません。
本当は4月&5月にいろんな山で試そうと思っていたんですよね、残念無念。
沢山のレンズを体験させていただくことが出来たはとてもいい経験になりました。
SAMYANGのレンズ、もしお店で見かけましたら是非手に取ってみてください。
きっとその大きさと軽さに驚くはず。

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SAMYANG 単焦点広角レンズ AF 24mm F2.8 FE ソニーαE用 フルサイズ対応
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③マイク SONY ECM-B1M
最後はSONY純正ガンマイク「ECM-B1M」について。
これは…そもそもWebカメラ用途に購入したわけではないのですが、
結局毎回使ってますので簡単に感想など書いてみたいと思います。
これこそ動画にしろよって感じですが…。
まずは良いなと思った点から。
このECM-B1M、皆様おっしゃってますが非常に音が良いです。
…と言っても動画や音についてはまだまだ勉強中の私なのであまり参考にはならないかと思いますが、
それでもとても綺麗な音質で録音することが出来ています。
また背面のスイッチで簡単に調整できる点も便利です。
特に便利なのが指向性。
指向性というのは音の強さが方向によって異なる性質のことらしいのです、
まぁ簡単に言うとこのスイッチを切り換えるとどこからの音を撮るかを決められます。
一眼で動画を撮るときというのはいろんな用途があるわけで、
例えば私が一番苦手とするカメラを目の前に立ててひとりで喋る撮り方や、
物に向かってカメラを向けつつ背面からナレーションを入れたりと…
実に様々な方法があります。
そんな時はやはり周りの音が入ってしまったりするわけなのですが、
こんなときに前からの音や後ろからの音を重点的に取り込むようにすることが出来るというわけです。
合ってるかわかりませんがニュアンスでも伝わると幸いです。
そのほかにもECM-B1Mにはノイズ軽減やゲイン調整等々、様々な機能が用意されています。
調整次第ではより良い音声にすることも可能かと思いますのでこの辺りはもう少し調整してみようと思います。
今のところ自宅でしか試すことが出来ていないのですが、
果たしてこれを登山の時に使ったら一体どのような音が撮れるのかと思うととてもワクワクします。
早く山に行きたいですね。
基本的にはとても満足してはいるのですが、
このマイク、やはりWebカメラ運用には向いていないと思っています。
理由はやはり「カメラがあってのマイク」だから。
もう何となくお分かりかとは思いますが…。
Webカメラ化した当初はバッテリーにて動かしながらWebカメラとして使用していました。
オンライン飲み会というのは本当に時間が経つのが早く気が付いたらバッテリーが切れに。
そんな時、カメラの映像と共に音も途切れるため自分の状況を伝える間もなくいきなり消えてしまいます。
これは飲み会であればいいのですがもし会議とかだと…怖いですよね。
まあ正直給電方法を見直せばいいだけなのですが…。
私の使用しているものもそうなのですが、
ほとんどのHDMIキャプチャーには外部音声入力も用意されています。
またUSB接続タイプのコンデンサマイク等で接続しておけば仮にカメラ側が電源OFFになったとしても、
別系統での入力の為、音声だけで会話することが可能です。
とはいえ大事な打ち合わせの時などはECM-B1Mに頼らず音声入力方法を検討してみるのもいいのかなと思います。
ECM-B1M自体の性能はすごく良く、また今回のような使い方も決して悪くはないとは思うのですが、
Webカメラ用途のみに収めてしまうと真価を発揮できておらずちょっともったいないように感じます。
やはり動画撮影時に使ってあげるほうがよさそう。
なによりお値段も結構しますので、
最初からWebカメラ用途でのマイクとして購入を検討するのであれば、
ほかのコンデンサマイクを検討されることをおススメします。
実際私も今進められていてあれこれと検討している最中です。
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お金はかかったけど…
今回αをWebカメラ化してみたわけなのですが思っていた以上にお金がかかりました。
当初は自粛してるからそんなにお金も使わないだろうと思っていたのですが、
いざ蓋を開けてみたら去年のGWと同じくらい使っている始末。
とはいえ、やはりこの自粛期間は皆さんと同じくなかなかしんどく、
そんな時に遠く離れた友人や同じ趣味の皆さんとお話が出来たのはとても助かりました。
このWebでの新たな(?)コミュニケーションはこの自粛期間に手に入れられた数少ないものの一つ、
今後も継続的に使って行きたいなと思います。
そのうちミラーレス機はもれなくUSB接続でWebカメラ化出来る時代が来るかもしれませんね。
まぁそうなると今度は絵がきれいすぎて気を使いすぎて疲れる「テレワーク疲れ」なんて問題も出てくるのかも…
何をやっても大変な現代ですが頑張って生きていきましょう。
今回ご紹介した機材達

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