カメラ用品メーカーであるK&F Conceptさまより、
リニューアルしたマウントアダプターをご提供いただきました。
今回はこのマウントアダプターについてご紹介していきます。
もちろんα7Cでも使用可能。
記事最後には少しお得なクーポン情報もあるよ。
(商品提供::K&F Concept)
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K&F Conceptさまよりマウントアダプターをいただきました
カメラネタです。
我が家にα7Cがやって来て約3週間ほど経過しました。
当初はサブ機として運用する予定で購入したわけなのですが、
ここ最近はα7Cあれこれと済ますようになってきています。
そのおかげで最近はα7RⅣが防湿庫の主と化す状態…まさに下剋上。
α7CはTシャツにジーパンとスニーカーで外に出るような…なんかそんな気軽さがあるんですよね。
数字だけではわからない良さがα7Cにはあるように私は思います。
α7Cについてはもう少し使い込んでから記事書きますね。
で、本題。
実はだいぶ前にK&F Conceptさまより商品をご提供いただいておりました。
ここ最近は登山やらカメラやら仕事やらとドタバタしておりなかなかご紹介できず…
遅くなっちゃて大変申し訳ありません。
ようやく一息ついたのでここで商品をご紹介させていただきます。
改めまして今回ご提供いただいたものがこちら。
K&F Conceptの新型マウントアダプター「PRO2Ⅱ」シリーズです。
先にマウントアダプターという商品、ご存知でしょうか?
すごく簡単に言うと異なるマウントのレンズとボディを接続するためのアタッチメントです。
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具体的にどういったものかというと…
例えば私は今SONYのカメラを使っています。
このカメラはSONY機が採用しているマウント、
(マウント=カメラボディのレンズつけるところの規格的な解釈でOKかと思います。)
SONYの場合は「FEマウント」と呼ばれるマウントを採用しているため、
本来であればこの規格のレンズしか使えません。
レンズを見るとSONYやSIGMA、
TAMRON等々異なるメーカーから発売されていますがこれはまた別の話。
それらもマウント自体は同じ規格で作られているため、結果互換性があるというわけです。
とはいえ私のようにミラーレスに移行してからメーカーを変更した方というのは少なくないはず。
中には思い入れのあるレンズやお気に入りのレンズなんてのを手放さずにお持ちの方もいらっしゃることかと思います。
実は私も数本Nikon時代のレンズを手元にとってあったりします。
せっかくのレンズ、マウント違えど何とか使えるようにできないものか…?
そんな時に出番となるのがこのマウントアダプターです。
このマウントアダプターは一見するとレンズの付け根をぶった切ったような見た目をしています。
どうやって使うのかというととても簡単。
ただボディとマウント異なるレンズの間に入れてあげるだけです。
これだけで簡単にマウントが異なる両者でも撮影出来るようになります。
仕組みはとても簡単です。
ぶった切った筒の両側がそれぞれのマウントに対応しているだけ。
私がいただいたものでいうと…
ボディ側はSONY FEマウント、レンズ側がNikon Fマウントという感じです。
よくよく見れば結構単純ですよね。
なお、マウントアダプターは基本的に使用するレンズに合わせたマウントのものがそれぞれ必要となります。
SONYのカメラボデイでNikon Fマウントを使用したい場合には「FE⇔Fマウント」を、
SONYのカメラボデイにCanon EFマウントを使用したい場合は「FE⇔EFマウント」を、
といった感じです。
一つのマウントアダプタ―で複数のマウントを補うことはできません。
利用したい分のマウントだけそれぞれ必要となります。
今回私はSONY FE⇔Nikon Fマウント変換アダプタを頂戴しました。
ここから先はこれを参考にご紹介していきます。
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マウントアダプターを見ていこう
ということで再び、
頂いたマウントアダプターがこちら。
大福がちょうど一つ入るくらいのかわいらしいプラケースに入っています。
外に持ち出すときなどはこのまま持ち出せそうです。
開けて中身を取り出します。
ちなみ本製品「PROⅡ」はリニューアルした新しいモデルなのだそうです。
あれ?前に似たようなのを買ったような気が…と思い、ブログ記事を振りかえると買ってました。
何故か今手元にないので比較が出来ないのでよろしければこちらの記事もご覧ください。
記事を見るとなるほど確かにデザインがかなり変わってますね。
ボディ側にオレンジのラインが入ったりまたPRO表記になったりしています。
かなりSONY αを意識したデザインですね。
その効果かボディとはすごくマッチしています。
ぱっと見社外品には見えず、なかなかかっこいいかなと思います。
取り出した第一印象、意外と重たいと感じました。
重量は約155g。
アダプタ自体はすべて金属製ということもあり、重量感を感じるのかもしれません。
とはいえレンズとボディをつなぐと考えると逆にこのくらいしっかりしている方が安心感あるかも。
私的には好印象です。
今回は2種類のマウントアダプターをいただきました。
実はNikonレンズ用のアダプタには二種類のタイプが用意されています。
Nikon Fマウントのレンズというのは何タイプかのレンズに分けることが出来ます。
これ結構種類多いのでここでは割愛しますね。
で、これらのレンズを使う時にマウントアダプターを噛ませるわけですが、この二種類のどちらを使うかの判断材料となるのが「レンズ本体の絞り環の有無」です。
絞り環というのは簡単に言うとレンズ側で絞り調節ができる機構のことです。
大体の場合でピントリングやズームレンズのようにレンズの周りについています。
割と古いレンズなどには多く見られるかなと思いますが、
最近は動画用途での使用を見込んでなのか、
最新の単焦点レンズにもついてきたりします。
絞り環は直感的で便利だし見た目カッコよくなったりするのですが、
半面誤操作や意図せず絞り値が変わってしまうなんてこともあります。
Nikonの場合、絞り環があるのはDタイプより前のレンズです。
これらはマウントアダプターはのっぺりとした「NIK-NEX PROⅡ」というものを使えばOKです。
撮影時の絞り操作はレンズ部の絞り環を操作して調整します。
対する絞り環がないタイプ、
Nikon Fマウントの中でも比較的新しいタイプであるGタイプや一部Eタイプの場合では、
マウントアダプター部に絞りリングが付いている「NIK(G)-NEX PROⅡ」を使用します。
ちなみに絞りリング付きタイプを絞り環のあるレンズでも使うことは可能なので、
分からなかったら絞りリング付きを買っとけば間違いないかと思います。
ただし最新の電磁絞りを搭載するEタイプの場合は電子接点がないとおそらくコントロールは出来ないかと思います。
(手持ちにEタイプレンズがないため未検証です、すみません。)
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取り付けについて
早速ボディに取り付けてみます。
と言っても上に書いた通りで使い方は簡単。
ただボディとレンズの間に噛ませるだけです。
付け方色々あるとは思いますが、
私はいつもまずはレンズ側にこれを取り付けています。
ボディ側は超重要なセンサが鎮座しているわけで、なるべくは触りたくないと思ってます。
また、レンズ側に取り付けてしまえばあとはほかのFEマウントと同じ要領で交換できますので、
余計なことを考えなくてよいという利点もあります。
まずは重量急選手である「AF-S NIKKOR 28-300mm f/3.5-5.6G ED VR」を取り付けてみました。
このくらいでも特に問題なし。
やや長くて重たい以外、外へ持ち出しても大丈夫そうです。
お次は「Nikon Ai NIKKOR 35mm f2.8」を取り付けてみました。
フランジバックの影響もあり約25㎜ほど長くなりますが、
このくらいのレンズであれば許容範囲かなと思います。
こういったいわゆる接合部が増えると気になるのが強度ですが、金属製のためかなりがっちりと作られており信頼出来そうです。
また取り付け部もα側レンズ側どちらも固すぎず柔らかすぎずちょうどよくかっちりハマります。
精度は悪くなさそうです。
また、マウントアダプター内は艶消し黒色となっていて、
内面反射を防止するように壁面に凸凹となるように工夫されています。
こういった反射防止の工夫がないとフレアが大変にひどく発生するのだそうです。
今回使ってみた感じではそういったことは一切ありませんでした。
なにも心配せず、普通に使えるかなと思います。
お次はサブ機であるα7Cにやや古めのレンズ「Nikon Ai NIKKOR 35mm f2.8」を取り付けてみます。
シルバーのボディに合うかなと思い試すと…なるほど。
合うことは合うけどやはりマウントアダプター分伸びているだけに少々かっこ悪いですね。
これはフランジバック長さの関係で仕方ありません。
なお、上にも書きましたが今回のアダプタは電子接点を持たないシンプルなタイプです。
そのためAFは動作せず、ピント合わせはすべてMFでの操作となります。
またEXIF情報にレンズ情報は記載されず、カメラ側からの絞り操作や現在情報の取り込みもできません。
レンズを操作しピントと絞りを決めて撮る、というカメラカメラしている操作が必要となります。
すべてオートで撮ってるという方は注意が必要です。
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撮ってみました
ということで上のα7Cと「Nikon Ai NIKKOR 35mm f2.8」を組み合わせて写真を撮ってみました。
EXIF情報は記録されないと言っておきながら、なんとまぁメモするの忘れました。
細かなデータがお伝え出来ず恐縮ですが、雰囲気だけでお楽しみください。
写りに関しては特別問題に感じることはないかなと思います。
逆光時に試したいと思いながらも結局試せませんでしたが、
それ以外に関しては特に気になることもありませんでした。
上にも書いた通り、ボディ側・レンズ側共に適度にがっちりととりつけることができます。
マウントアダプターを介さずに取り付けるレンズ同様に扱うことが出来ました。
部屋の中ばかりでは良くわからないので外へも持ち出してみました。
一応現像してますが色味を変えた程度です。
何となくいつもと雰囲気変えて現像してみましたが特に意味はありません。
やはりミラーレスとMFレンズの相性というのは非常に良いですね。
EVFを覗きながらピーキングを確認しピントを合わせられてとても楽にMF操作を行うことが出来ました。
やはりMFレンズを付けて操作するのは楽しいですね。
開放時などはなかなかシビアになったりするのですが、
四苦八苦しながらもピントがあった時ははとても嬉しくなります。
今回は森に出かけましたが街中にMFレンズ一本つけて出かけるなんてのも楽しそうです。
なんだか写真撮影とより仲良くなれそうな気がします。
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デザイン・機能性等々満足行く製品です
駆け足でしたがK&F Conceptの新型マウントアダプターについてご紹介しました。
使用してみて特に不満もなく、またαとのデザイン的な相性もよいかなと思います。
実は以前別のメーカーのマウントアダプターを購入したのですが、
実用性や操作性の面でもこちらの方が上のように感じます。
今後はこちらのマウントアダプターをメインに使おうと思います。
難点…は特に見つからないのですが、敷いてあげるのであれば電子接点がないことでしょうか?
まぁこの価格帯なのでそれは高望みしずぎというものではありますが…
上にも書いた通り、このマウントアダプターではExif情報やカメラ側からの絞り操作、またAFを動作させることはできません。
日常的にオートで撮影されている方には辛そうです。
とはいえまぁ写真を撮るのってカメラを操作するのも楽しみの一つなわけです。
私は自分がどちらかというと操作が好きな人間だと思っていて、
登山時など三脚を立ててカメラをセットし、あーでもないこーでもないと撮りながら設定をあれこれといじることに楽しさを感じてます。
もちろん失敗することもよくあるのですが、
結局失敗しなければ成功もしないわけですしまた失敗することによってわかることも意外と多かったりします。
とまぁこんな感じで、今までオート撮影されていた方もこの機会に新しい撮り方に挑戦されてみてもよいかもしれません。
様々なメーカーのレンズを手軽に試すことが出来るというメリットは大きいですし、楽しいですよ。
まぁ別にマウントアダプターかわずともマニュアルで撮ればいいだけなんですけどね…。
ともあれマウントアダプターお探しの方にはおススメできるよい製品かと思います。
もっと安いものもありますが私はこれが良いかと思いました。
今後も使わせていただきます!
期間限定割引クーポン
最後にお知らせです。
今回ご紹介した二製品が割引価格にて購入できるオンラインクーポンを頂戴しました。
K&F ConceptのオフィシャルサイトとAmazonそれぞれで利用可能ですが、
微妙に割引率が異なります。
K&F Official Websiteの場合
商品注文ページ欄にあるクーポンコード入力部に「KFJP10」とご入力いただくと10%OFFとなります。
使用可能期間は2020年11月13日~2020年12月31日迄です。