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【提供品レビュー】K&F Conceptの可変NDフィルターを頂いたのであれこれ徹底的に調べてみました

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以前三脚をご提供いただいたK&Fconceptさまから再び商品のご提供を頂きました。
今回いただいたのは ND2-ND32まで対応の可変NDフィルター
値段以上に性能が求められる製品故、果たしてどうなんだろ?と思いましたが全くもって杞憂でした。
先に感想を述べさせていただくとそんなネガティブな考えが吹き飛ぶような普通に使える良い製品でした。
へっぽこな作例踏まえてこの製品についてご紹介させていだきます。
最後には当ブログ読者さま限定の特典もあるよ。


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再びK&Fconceptさまから商品をご提供いただきました!


今年の3月に三脚をご提供頂いたK&Fconceptさまからご連絡をいただき再度製品レビューさせていただくことになりました。
K&FConceptといえば様々なカメラ用品を展開している海外メーカーさま。
日本だとAmazonや大手家電販売店などでも取り扱いされている為、比較的目に着きやすいブランドではないでしょうか?
三脚の他にも異なるメーカーのボディとレンズを使用可能とするマウントアダプターなどが有名なメーカーさまです。
このほかにもいろんな製品を展開されているので気になる方はHPを覗いてみてくださいね。
私も撮りたい気持ちを応援されちゃった。

www.kentfaith.com





そんな様々なカメラ用品を取り揃えているK&FConceptさまから今回ご提供いただいた製品はというと…

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「可変NDフィルターです。


www.kentfaith.com



海外製激安フィルターに対する思いはやはり…

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製品のお話に入る前に本音を語らせていただきますね。
正直に述べさせていただきますと今回のお話を頂いたときお受けしようかどうかとか悩んだんです。
というのもこの手の海外製可変NDフィルターってどれもあまり評判がよくないんですよね。
Amazonでも様々な海外メーカーのものが取り扱われていますが大抵評価が低めです。
解像度の低下・濃度変化に伴うムラの発生などなど…まさに安物買いの銭失い状態が多いみたいなんです。


フィルター類、特に今回のようなNDフィルターとなると明確な目的があってこれを購入するわけです。
それ故必要と感じる方は値段よりも性能を重視して選ぶはず。
多少高くとも理想通りの性能を発揮できるものを選びたいと誰もが思うはずですし私自身もそう考えてます。
正直このお話を頂いたときの私は正直購入どころか選択肢にも入れないだろうな…と考えておりました。
いやはや、レビューのお誘いを頂いておきながらこんなこと言うのもどうなのかと思いますがこれが本音です。
おそらく大多数の皆さんもこうお思いではないでしょうか?


こんな状態でレビューはなぁと思い正直にフィルターに対する考えを伝えたところ、
今回ご提供いただけるものはリニューアルした製品とのこと。
さらにそんなネガティブな話をしたうえでも「まあまあぜひ使ってみてよ!」と何やら自信ありげな様子。
そんな自信満々さが逆に気になってしまい、まぁ物は試しということで使わせていただくことにしました。


結論を先に申し上げておくとこの製品はそんなネガティブイメージを払拭してくれるようなよい製品でした。
以降もいろいろといってしまってますが先に謝っておきます、すみません。




NDフィルターって?

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商品のお話に入る前にまずはNDフィルターについて簡単にお話しておきます。
NDフィルターとはカメラレンズに取り付けるフィルターの一種です。
丸型や角型などの種類がありますが一般的なのは丸型。
今回ご紹介する製品もこの丸型となっています。



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NDフィルターの一番の特徴はこの色、サングラスみたいじゃないですか?
実はNDフィルターの目的というのはカメラに入ってくる光量を調節することなんです。
目的もサングラスと一緒なのでカメラ用のサングラスって考えちゃってもいいと思います。


ちなみにNDフィルターに書いてある数字というのはこの濃度の濃さを表しています。
ND○○という〇の中には数字が入るのですがこの数字が大きければ大きいほど濃度が濃くなります。
ND2・ND4・ND8と始まり一番大きいとND10000なんてものも販売されています。



一般的なのは固定式と呼ばれるもの。
これは一枚ごと濃度が固定されているタイプです。
一枚で一つの濃度とすればよいということで信頼性・性能の面でも安心して使うことが出来ますが、難点は必要分だけ持ち運ばななければならない為かさばります。
また一枚当たりの値段もそこそこするので複数の濃度をそろえるとコストもかさんでしまいます。



対するは可変式です。
可変式は偏光フィルター二枚を一枚にまとめたものでお互いの偏光具合で濃度を調整するもの。
ざっくりしすぎているので気になる方は調べていただいたほうがわかりやすいです。
可変式は濃度を切り替えることが出来る為一枚で複数枚と同等の効果を得ることが出来ます。
そのため固定式の様に何枚も持ち運ばなくてよいのが特徴です。
ただし国産品で考えると一枚3万円くらいするので手を出しずらいのが難点。
また物によっては偏向具合にムラが出来てしまい四隅が周辺減光以上に黒くなったりひどい時には×印のような黒い模様が出来てしまうことがあるそうです。


どちらも一長一短ではありますが、どちらかというと信頼性の高い固定式のほうがいまだ人気があるように感じます。
私も撮影に出かけるときは必ず固定式のNDフィルターを複数枚持って出かけています。


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NDフィルターを使う理由とは?

ではNDフィルターを使うと一体どのようなことが出来るようになるのでしょうか?
いろんな目的で使うことがありますが、一番多いであろう使い方がシャッタースピードを長くする」ためです。
レンズにNDフィルターを取り付けるとカメラ内では「実際の明るさよりも取り付けたNDフィルターの濃度分だけ暗くなる」のでこれによりシャッタースピードを長くすることが可能となります。


シャッタースピードは文字通りシャッターを開けている時間のこと。
暗くした分だシャッターを開いて光を取り込まなければ写すことが出来ません。
シャッターを開いている時間カメラはその絵を取り込み続ける為、動いているものはその動いているさまを表現することが可能となるのです。
説明がちょっとややこしいのでNDを使って撮影した写真を見てみましょう。



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NDフィルターを使用した例で一番わかりやすいのが流れる水の表現です。
NDフィルターを使用してシャッタースピードを長くするとこのように動きを表現することが可能となります。



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対して海の波打ち際のような水の往来が激しい場所で使用するとあら不思議。
このようにまるで穏やかな海に早変わりします。
往復方向への動きなどの場合このように平均化された形となって写るんですね。



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もちろん水の流れ以外にもその効果を体感することは可能です。
雲多い場所で利用すればシャッターを開いているだけ移動した雲の動きを記録することが可能となります。


またこれ以外にも、明るい環境でも絞りを開放で使いたい時などにもNDフィルターが使われます。
一眼レフでの動画撮影やポートレートでもよく使われるみたいです。
そんな場合は今回の製品のような可変式のほうが使い勝手はよさそうですね。


NDフィルターを使用すればアイデア次第で普段とは違った写真を撮ることが可能となるわけです。
なんとなく、NDフィルターについてお分かりいただければ嬉しいです。




K&F Conceptの新型可変式NDフィルターを見てみよう

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ということでようやく今回ご提供いただいた製品を見ていきましょう。
改めて今回K&FConceptさまからご提供いただいたものはND2-ND32までの可変NDフィルターです。





ちなみにこの製品の名前はちょっと長くて、
Amazonでは「可変NDフィルター X状ムラなし ND2-ND32フィルター 薄型 減光 レンズフィルタ」というややこしい名前になってます。
一応メーカーでの製品名(コード?)は「KF01.1062」となっているようです。
フィルター径は52㎜から82㎜までの間で販売されていますのでお手持ちレンズに合うものをお選びください。
今回は私の手持ちレンズの中で一番フィルター径が大きなNIKKOR 24-70㎜ f/2.8E ED VRでも使えるように82㎜を頂きました。
ちなみにフィルターは手持ちレンズの中で一番大きなサイズで揃えておくと何枚も買わなくてよくなるのでおススメです。
その際はこんなステップアップリングというものを使うと小さい径のレンズに大きいフィルターをつけることが出来ます。
逆もありますが広角域付近でケラレる可能性大なので私はあまりおススメしません。





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Amazonのレビューの中のには製品がすごく汚れていたという書き込みがありましたが私が手にしたものはそんなことありませんでした。
強いて言うなら箱がちょっと擦れてるかな?と感じた程度ですがそこまで気にもなりません。
この辺り感じ方は個人差もあるかと思いますが…。


箱はちょっぴり豪華なマグネット内蔵式。
作りもしっかりしていてちょっとお金かかってそうです。



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内容物はフィルターケースとその中に本体というシンプルな構成です。
このプラケース、作りもしっかりとしていて保護性能も高そう。
このままの状態で持ち運んでも問題なさそうでした。
そんなケースを開けると…



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今回の主役「可変NDフィルター X状ムラなし ND2-ND32フィルター 薄型 減光 レンズフィルタ」の登場です。




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可変式NDフィルターは偏光フィルターを二枚使用しその偏光具合を利用して濃度を変更させているため固定式よりも厚みが増してしまうことが多いです。
普段フィルターケースなどを使用されているかたはご注意ください。



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では早速可変式NDフィルターの一番の特徴である濃度切替を試してみます。
とはいってもその方法はとても簡単。
上下のフィルターのうち、上側のフィルターは左右方向へと回転させることが可能です。
こちらを回転させてみると…



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このように簡単に濃度を変化させることが出来るんです。
左側が最少時の濃度(ND2)右側が最高時の濃度(ND32)
変化させると徐々に濃くなっていくんですけどこれが何だかすごく不思議な感じに見えてきてなかなか楽しいです。


なお回転させたときにかかるトルク具合絶妙でヌルヌルと動きました。
これなら濃度切替時も誤操作なく使えるのかなと思います。
また回転時360°回るわけではなく、最少位置と最大位置以上は回らない仕組みとなっています。
これなら急な操作でも困ることはないですね。


上フィルター横にはそれぞれの濃度を表す〇マークが印刷されています。
これはNDの濃度一段階ごとの位置を表しています。
これを下フィルターの▲マークに合わせることでそれぞれの濃度へと切り替えることが出来ます。
MINと書いてある位置が最少濃度であるND2相当、以降〇ごとにND4、ND8、ND16と変化し、最大でND32相当の濃度まで変化させることが可能となっています。


ちなみに以前K&F Conceptから発売されていたNDフィルターは〇や▲のマークが一切なかったみたいです。
これでは狙いの濃度にも素早く合わせることが出来ないのでちょっと大変そう。
今回の製品に関してはであればそんな苦労もなく使うことが出来ると思います。


ここまで触ってみた感じでは特に気になるような部分もないし品質的にも問題はなさそう、むしろ値段以上の高級感を感じれたりとなかなか良好な印象でした。
とはいえ最初に書いた通り求り、品質以上に求められるのは性能。
そんな性能を確かめるべく様々なテストをしてみました。



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実際の性能はどうなのか確認してみよう

1.濃度範囲・〇マーク位置の濃度は公称通りか確認してみよう

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今回いただいた可変NDフィルターの変化量の幅はND2からND32までの5段階分ですがそもそも本当にそうなのでしょうか?
そんな風に疑問に思った私はまず、本当に最少時にND2・最大時にND32相当の減光性能があるのかを確認してみることにしました。
また、上にも書いた通りそれぞれの濃度となる箇所には〇マークがあるのですがこの時の濃度が本当に公称の濃度と同等となっているのかを同時に確認してみます。
というのも可変式NDフィルターは製品誤差があるらしく、必ずしもこのマーク通りの濃さになるとも限らないのだそうです。
これでは自分の欲しい濃度にするときに困ってしまいますのでまずはどの程度正確でどの程度誤差があるのかを確認することにしました。




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確認方法はNDフィルター未装着の状態でシャッタースピードが1秒となる設定と環境を作ります。
設定は絞り優先AEとし、絞り値およびISO感度はそのままに可変式NDフィルターの濃度を一目盛ずつ変化させていき、変化したシャッタースピードがの値から実際の変化量が本当に一段なのかを判断するという方法です。
今回の製品は目盛りを一つずらすと一段ごとの減光となるとのことなので理論的には未装着が1秒がであれば最少時が2秒で以降は4秒→8秒→15秒→30秒となっていくはずです。
また外因の影響を受けることを考慮して設定時及び撮影時はブース内以外の照明をOFFにした状態で撮影を行いました。

注意:この後写真のモデルと設定を変更しています。



NDフィルターなし→シャッタースピード1秒

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まずは可変NDフィルターなしの状態です。
シャッタースピードを1秒となるように設定したところ絞りはF10、ISO感度は250となりました。
なお絞り優先AEモードにしてあります。
以降可変NDフィルターの濃度のみを変化させてシャッタースピードの変化を見ていきます。


1段目〇位置(ND2相当)→シャッタースピード2秒

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設定そのままに可変NDフィルターを取り付け、目盛りを濃度が一番低いであろうMIN位置の〇へと合わせます。
するとシャッタースピードは2秒に変化しました。
1秒から2秒への変化、すなわち一段減光となっています。
ここはND2相当の減光性能があると言えますね。


2段目〇位置(ND4相当)→シャッタースピード3秒

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続いて目盛りを2つ目の〇に移動させて撮影します。
この場合、先ほどの2秒からさらに一段の減光となるので理論的にはシャッタースピードは4秒になるのが適正ですが、表示されているシャッタースピードは3秒となっています。
残念ながらこの位置はND4相当の減光性能はありませんでした。


3段目〇位置(ND8相当)→シャッタースピード6秒

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続いては3つ目の〇位置。
こちらは更に一段の減光で8秒となるのが適正ですが結果は6秒に。
この位置もはND8相当の減光性能があるとは言えないですね。


4段目〇位置(ND16相当)→シャッタースピード15秒

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4つ目の位置へと移動させます。
こちらは更に一段の減光で15秒となればOKです。
先ほどまでの影響を受け、こちらもずれているのかなと思いきやぴったり15秒でした。
こちらはND16相当の減光性能があると言えます。


最大〇位置(ND32相当)→シャッタースピード30秒

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そして最後の位置です。
こちらは30秒となれば理論的にはND32相当となります。
ここがずれていると大変ですが果たして…?
結果はちゃんと30秒でした。
最大位置はきちんとND32相当の減光性能が確認できました。




結果→ND2~ND32までの減光性能あり、ただしND4・ND6時の位置は微妙に異なる

ということでこのフィルターは「最少は一段階減光のND2・最大で5段階減光可能なND32までの減光性能を有する」ことが確認できました。


ただし濃度を示す位置に関しては、2段階目であるND4と3段階目であるND8位置では表示と異なる結果に。
でも、最少と最大が合っているのであればその間に必ず適正となる位置があるはずですよね。
ということで実際のND4とND8の位置を上の方法で探してみることにしました。
今度はシャッタースピードがそれぞれ4秒と8秒が表示されるところまで可変NDを回してみます。
すると…



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ND4の位置となるシャッタースピードが4秒を示す位置は4つ目の目盛りを約1㎜ほど進んだ位置にありました。
ホントにちょっとずれてるだけみたいですね。



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ND8位置もほぼ同様の結果でした。
3つ目の目盛りをちょっとだけ過ぎたところでシャッタースピードが8秒となるのを確認しました。
この製品に限らず、可変式のNDフィルターの場合このようにズレることが多いようです。
とはいえ今回の位置は本当に多少のズレなので、事前に位置さえ把握しておけば使用時も困らいのかなと思います。
いずれにしろ最少と最大が公称通りの濃度なのでこの件に関しては問題なさそうです。


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2.色味の変化、ムラの発生があるのか確認しよう

続いても可変NDならではの問題「ムラ」の発生について確認します。
上にも書いた通り可変式NDフィルターは2枚の偏向ガラスを組み合わせて使用されています。
そのためものによっては濃度が均一とならずムラとなって現れるのだそう。
そのムラは写真対角位置に発生しやすく斜め線のような状態や四隅に出てきたり、ひどい場合にはまるで×印を書いたようなX状が出たりすることもあるそう。
特にND32以降の高濃度になればなるほど発生しやすいようです。


また合わせてNDフィルターを使用した際の色味の変化も同時に確認します。
NDフィルターを使用するとその影響を受けて色味もやや変化することが多いです。
私が普段使っている国産メーカーの品だと若干黄色みがかかりますがこの製品ではどのように色味に変化があるのかを見てみたいと思います。


確認方法は上の様に室内で撮影ブースを使い、絞り優先にて絞り値・ISO感度を固定。
NDフィルター濃度のみ変化させて撮影した写真から各項目について確認します。
ちなみに以下の写真はすべてJPEG撮って出しの状態です。
では撮影した写真を見てみましょう。



ND2相当位置

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ND4相当位置

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ND8相当位置

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ND16相当位置

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ND32相当位置

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いかがでしょうか?
この写真から見ると言われているような極端なムラは発生していないように感じます。
ただ全体的に下方向の濃度が濃いような印象を受けますが、このくらいであれば許容範囲かなとは思われます。
一部に極端なムラが発生するということは確認できませんでしたので十分実用可能なのかなと考えます。





3.解像度は低下するのか?

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最後は「解像度の変化」について。
先ほどのムラと同様、機構的に可変式NDフィルターを使用すると解像度が低下することがあるそうです。
これは濃度に関係なしに発生するものらしいのですがすべての濃度で実際に撮影して確かめてみることにしました。



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…ということで撮影した写真がこちらです。
設定はマニュアル F10.0 -1.0EV ISO64にて撮影しました。
左からND2相当・ND4相当・ND8相当・ND16相当・ND32相当位置ですがちっさすぎてわかりずらいですね。



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ということで写真の一部を拡大して見てみましょう。
この外れにいる葉っぱを等倍で切り出してみますね。



ND2相当位置

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ND4相当位置

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ND8相当位置

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ND16相当位置

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ND32相当位置

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どうでしょうか?
私は極端な解像度の低下はないように感じられます。
この件に関しても、あまり意識しなくとも大丈夫なのかなと思います。




結論=まったくもって問題なし

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ということで一般的に言われている可変NDフィルター使用時に起こりゆる問題点について確認してみましたが、今回頂いたこの可変NDフィルターに関しては特に問題も見られませんでした。
濃度を表す印位置だけは微妙にずれてはいましたが事前に確認しておけば使用時もさほど問題にはならないかなと思います。
あれ?思ったよりもしっかりしているのでは…?


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実際に使ってみての感想

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ということで海やら川やら滝やらにてこの可変NDフィルターを使って撮影してみました。
ここからは私が使ってみて感じたことなどを書いていきますね。


良いところ

普通に使える!

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一番驚いたことは特に問題なく普通に使えたところです。
冒頭にも書いたとおり可変式NDフィルターに対して不安感しかなかった私。
いくらはっきりと書きます!といったところ不満ばかり書くことになったらどうしようかしら。
さすがにそれは悪いかな、でもこういうものははっきり書かないとステマになっちゃうし…。
とまぁ使う前はいろいろ不安だったんですよ、本当に。



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NIKON D850 + NIKKOR 24-70㎜ f/2.8E ED VR + K&F concept KF01.1062 used
(27.0㎜ F10.0 75.0sec iso64 ND32 )

でも実際に使ってみるとそんな心配もどこへやら。
特に問題なくNDフィルターの効果も発揮してくれるしムラも解像度の低下もない
そんな結果を知った時、なにこれ普通に使えるじゃん!と思わず声に出してしまいました
ホントすごく失礼なことばかり言ってしまい本当に申し訳ございません、でも本音です。




濃度切り替え可能は構図確認がらくちん

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NDフィルターを使用するにあたり一番苦労することは構図確認やピント合わせです。
NDフィルターを装着するとファインダーおよびライブビューモニタにもその結果が反映されて表示されます。
そのため濃度が高くなればなるほど調整に苦労するようになってくるんですよね。
特に高濃度の場合ほとんど何も見えない状態となるわけなので、NDフィルターを外して構図やピント調整をして再度取り付けるという作業を行うことになるわけなのですが…
これって結構大変なんですよね。


構図よし!ピントよし!ND取り付けて撮影…!あ、AFになってる…またND外してピント合わせてNDとりつけて撮影!
うーんもう少し構図をこうしたい、よしND外して構図合わせてNDつけて撮影、あっピント合わせなきゃ…
とまぁ構図やピント調整のたびにNDフィルターをつけたり外したりしなければならないというわけなのです。
またこの時にとNDフィルターを落としてしまう可能性もありますので意外とリスキーだったりします。



DSC_6142
NIKON D850 + NIKKOR 24-70㎜ f/2.8E ED VR + K&F concept KF01.1062 used
(26.0㎜ F10.0 30.0sec iso64 ND32 )


しかし可変式であれば単純に濃度を薄くしてあげればよいだけなのでこんな手間もいりません。
薄くして調整し、終わったら濃度を切り替えて撮影…なんて楽なんでしょうか!
また周囲の明るさと濃度にもよりますが大体の場面でAFも使用することが可能でした。
これならいちいち外す必要もないのでかなり手軽に撮影できるかと思います。




撥水コーティングはとても良好

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川でこの可変NDフィルターを使用して撮影していたところ、急に雨に見舞われてしまいました。
カメラ・レンズ共々防塵防滴機能を有しているのである程度であれば問題ありませんが気になるのはこのフィルターです。
フィルター表面に水滴がついてしまうとその部分だけぼやけた写真となってしまうのです。
またそのまま水滴がついた状態で水が乾燥してしまうと吹き残したような跡が残ってしまいます。
それを思い出し写真を見直しましたが今回は一部がボケるということもなく普通に撮影することが出来ていました。
実はこのフィルター、撥水コーティングがされているんです。


DSC_5927-Edit
NIKON D850 + NIKKOR 24-70㎜ f/2.8E ED VR + K&F concept KF01.1062 used
(26.0㎜ F6.3 5.0sec iso64 ND32 )


フィルターに書いてあるNANO-Xという文字は実はコーティングを表しています。
粘度の低い水等であれば流れ落ち、指紋や油汚れなどは吹けば簡単に落ちるようになっているそう。
NDフィルターは水の近くで使うことが多いのでこの機能はありがたいなと感じました。



ここまでに書いた通り、普通に使う分には問題なく使用できます。
比較的お求めやすいお値段ながらも撥水コーティング済みであったりと物としてはあれこれ意外といいんじゃないの?と感じてしまうような内容でした。
また固定式では体験できない可変式ならではの使い方も実際に体験でき、その便利さも実感することが出来ました。




気になるところ

反対に使ってみて気になったこともいくつかありました。
とはいえこの製品だから…というよりもどちらかというと可変NDフィルターだからという理由かもしれません。


一回りデカくて分厚い

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今回頂いたのは82㎜のフィルターですが、実際にはその一回り上の95㎜の大きさがあります。
なんかお得に感じちゃいますが実はこれはケラレを防止するためなんです。
上にも書いた通り、可変式NDフィルターは変更フィルター2枚を組み合わせたもの。
単純に二枚のフィルターをつけている状態となるわけでこれがレンズと同径だとケラレてしまいます。
それを防止するためにあえて1サイズ大きなサイズとしてケラレるのを防止しているというわけなのです。


DSC_6128-Edit

NIKON D850 + NIKKOR 18-35㎜ f/3.5-4.5G + K&F concept KF01.1062 + Kenko 77→82㎜ stepupRing used
(18.0㎜ F8.0 580sec iso64 ND32 )


そのため可変式NDフィルター+フィルターを装着する場合等では取り付けるフィルター厚みによっては広角端でケラレる可能性が高いです。
私が試した限りだと、ステップアップフィルターなどの薄いものであればケラレは発生しませんでしたが、ND1000+可変式NDフィルターの組み合わせでは盛大にケラレが発生しました。
ND1000をベースに更に数段階の効果を得るために可変式NDフィルターを使いたい場合などだと広角端での使用に制限が出てきますので注意が必要です。



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そしてフィルター径が大きいということは…レンズフードも取り付けることが出来なくなります。
一眼レフやミラーレスカメラで動画を撮影する方で可変式NDフィルターを使いたいという方の場合はつけっぱなしにされることもあるかと思いますが、そんな場合はラバー製のレンズフードが販売されているので使ってみるといいかもしれませんね。
ただつけたらつけたでNDを操作しずらくなるような気がしなくもありませんが…


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価格は安いが問題なく使用可能なおススメできるフィルターです

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ということで今回はK&F conceotさまよりご提供いただきました「可変式NDフィルター」をレビューさせていただきました。
初めての可変式ND、しかも海外製ということで一体どうなることか思いましたが想像以上に実用に耐える製品で安心しました。
当初はかなりネガティブなイメージを持っておりましたが今ではかなり気に入っており、今後の撮影には持っていこうと考えているくらいです。


私的にはある程度NDフィルターを使ったことのある方におススメしたい製品かなと思いました。
そのほうが知識がある分、この製品を使った時に驚きを感じられるんじゃないかと考えたからです。
もちろんNDデビューしてみたいという初心者の方にもおススメです。
やはりNDフィルターはお値段がそこそこしますのでこのような可変式であればいろんな撮影に使うことが出来るので一枚持っていても損はないのかなと思います。
ここから更に挑戦してみたい!と思ったら高濃度のND400やND1000などに挑戦してみるといいかもしれませんね。




今なら購入10%OFFクーポンが使えます!


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今回ご紹介した可変式NDフィルター期間限定で10%OFFにて購入できるクーポンコードK&F Concpetさまより頂きました。
ご興味のある方は下記Amazonリンクから商品先へ飛んでいただき、レジに進んだ際にクーポンコード入力欄に「TF9F84TE」とご入力ください。
お会計時に10%OFFとなります!
当ブログ読者様限定の特別割引とのことです。

なおこのクーポンの有効期限は2018年11月13日から12月15日まで。
有効期限にご注意くださいね。

52㎜

58㎜

62㎜

68㎜

72㎜

77㎜

82㎜


www.kentfaith.com


今回の製品を使用して撮影した写真

記事内にも張り付けてありますが今回ご提供いただいた製品を使用して撮影した写真たちを改めて貼り付けておきます。
リンク先のFrickrページでは更に大きなサイズにて写真を見ることが可能です。
ディテールやムラなどをご確認になりたい際にご活用いただければと思います。
へたくそではありますが製品購入の参考していただけると幸いです。


DSC_5844
NIKON D850 + NIKKOR 24-70㎜ f/2.8E ED VR + K&F concept KF01.1062 used
(27.0㎜ F10.0 75.0sec iso64 ND32 )



DSC_5923
NIKON D850 + NIKKOR 24-70㎜ f/2.8E ED VR + K&F concept KF01.1062 used
(62.0㎜ F10.0 10.0sec iso64 -1.0EV ND32 )




DSC_5880
NIKON D850 + NIKKOR 18-35㎜ f/3.5-4.5G + K&F concept KF01.1062 + Kenko 77→82㎜ stepupRing used
(18.0㎜ F10.0 5.0sec iso64 ND32 )




DSC_6142
NIKON D850 + NIKKOR 24-70㎜ f/2.8E ED VR + K&F concept KF01.1062 used
(26.0㎜ F10.0 30.0sec iso64 ND32 )




DSC_5927-Edit
NIKON D850 + NIKKOR 24-70㎜ f/2.8E ED VR + K&F concept KF01.1062 used
(26.0㎜ F6.3 5.0sec iso64 ND32 )




DSC_6128-Edit
NIKON D850 + NIKKOR 18-35㎜ f/3.5-4.5G + K&F concept KF01.1062 + Kenko 77→82㎜ stepupRing used
(18.0㎜ F8.0 8.0sec iso64 ND32 )











ちなみに前回の三脚の記事はこちらです。

www.for-toru.com