買ったけど紹介してなかった件。
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TILTAのα7RV用Lプレートを買った&届いたよ
カメラネタです。
昨年末くらいにα7RV用にLプレートを買いなおしたいという記事の中で、
TILTAのLプレートちょっと気になるので買おうかと思うんだよね、
…的なことを言ってたかなと思います。
そちら購入し無事に手元に届きました。
気になってる方がいるかはわかりませんが簡単に紹介します。
TILTAについて
どんな会社?
先にTILTAについて簡単に。
TILTA(ティルタ)は中国のカメラ用品メーカーです。
主力商品はカメラ用の「リグ」。
2008年に深センにて設立され、設立当時からDSLR用のカメラリグをメインとして扱っていました。
現在ではリグや周辺機器のほか、レンズコントロールシステムや電源関連品等々、
様々な製品を取り扱っています。
取り扱い品からもわかる通りスチル界隈というよりも映像系の皆さんに親しまれているブランドです。
国内正規代理店はジャパンブロードキャストソリューションズ株式会社。
その他に下記が日本正規取扱店となってます。
株式会社フジヤカメラ
株式会社システムファイブ
LANDSCAPE (ジャパンクリエイト株式会社)
株式会社ビデオ近畿
Viledge (株式会社MAD PRODUCTION)
三友株式会社
銀一株式会社
公式?オンラインショップがこっち。
Amazonでもあれこれ出されてるので気になる方はこちらも。
amzn.to
私とTILTA
ちなみに私がTILTAを初めて手にしたのが一昨年のこと。
α7SⅢを導入した際にこのハーフリグを購入したのが最初の出会いです。
山にも持ってきたいけど操作部を覆うフルタイプのリグは手袋してる時にイライラするし、
何か良さげなものないかなと探してた時に見つけたのがTILTAのハーフリグでした。
操作部覆わないので手袋してても大丈夫だし拡張性もGood。
良い感じで今でも気に入ってます。
TILTA α7R V用Lブラケットを見てみよう
TILTAからLプレートが出てるぞ
で、Lプレート買い替えのためにネットの海を漂っていた際に見つけたのが今回購入したLプレートでした。
上に書いた通りスチルよりも映像寄りの製品を販売されているTILTA。
リグの取り扱いは納得ですがLプレートまで出してるとは意外です。
しかも探してみると出してるのはこのα系用のこれだけ?っぽい。
なぜα用のこれだけ出しているのか不明ですがとりあえず気になったので買ってみました。
箱もしっかりしてるし一応正規品っぽいぞ
そんなこともあり、正直パチ物なんじゃね?と思ったわけです。
しかも今回この製品見つけたのは中国のAliExpress。
そこに記載されてるGoogleで型番を検索しても胡散臭いサイトしか表示されんし、
こりゃホントに怪しいぞと思いながらも結局気になって注文したわけなのですが、
届いたのは意外にもしっかりとしたものでした。
パッケージ、すごくちゃんとしてる。
しかも触った時の感触もヌメッとしたマット感もあります。
これ以前国内正規販売店でα7SⅢ用のハーフリグ買った時のやつと一緒な肌触りやん。
中空けるとこのようにTILTAの検査合格印もありました。
他メーカー同様、保証書等は入ってませんがたぶんこれ本物なんでしょうね。
というかそもそもTILTAの偽物がこの世に存在するかすら不明ですが。
でも今はLeofotoのオマージュ品もあるみたいだからまぁいろいろあるんでしょうね。
中身開封
で本題のLプレートを見てみます。
今回購入したのはα7R V用です。
この機種のほかにα7Ⅳやα7SⅢにもつけられるみたいです。
箱に書いてありましたので使えることは使えると思うのですがちょい不便かもしれません。
他社品と比べ特徴的なのがこの縦側となる側面部分。
ここ長さが少しだけ長くなってます。
さらにその先にLの高さ方向上部にホットシューのスロットを備えている…のですが外しました。
でこれがまぁどっかいっちゃったんですよね…すんません。
一応購入するとついてきます。
ともあれこの辺りは映像系な感じですね。
α7RVに取り付けてみます
取り付けは-な工具あれば簡単にできます。
その他にこの三角形専用工具も付属、
こちらはは底面部に収納可能となってます。
マグネットなのでいつの日か落としてしまうかもしれません。
カメラとプレート間はプレート側のゴム板にてある程度の隙間が出来るようになっています。
これによりグリップ側はカメラと干渉しないようになってました。
ゴムがヘタって来たら当たるかもだけど当面は大丈夫そうです。
ただ取り付けてわかったんですが少々気になることがあります。
それは「位置決め」。
このTiltaのLプレート、カメラの位置を決めるものが中央の取り付けネジ以外ありません。
Smallrigの製品を見るグリップ部付近にちょっとした棒があり、
これがちょうどカメラ側の穴にハマりうまい具合に位置調整をしてくれる働きをしています。
対するTiltaにはこのようなものがありません。
つまり場合によってはLプレートが回ったり微妙にずれたりすることが出てくる可能性があります。
一応ガッチリと固定した上で一か月半くらい使ってみましたが、
今のとこは問題なかったかな…と思ってます。
縦側を伸ばすことなくできる限りボディに寄せてたのでそこまで回ったとは考えにくいので、
多分大丈夫な気はしていますが実際はもしかしたらズレていたかもしれません。
雲台使用して細かく調整したいのに根本ズレてたとかなんかだったらもう大問題です。
無論大幅にズレてたらさすがに撮るときにわかるとは思いますが、
この製品の一番気になるところはここかなと思います。
側面側にはSmallrigやLeofotoの製品のような切りかけはありません。
私はないものが欲しかったで気に入ってます。
ただしこのために背面液晶がバリアングルのみの機種(α7Ⅳやα7SⅢ)だと、
このままの状態では角度をつけることが出来ないのでなかなかに苦労するかと思います。
α7RⅤは「ティルト&バリアングル」という、
ちょっとのミスでぶっ壊しそうな便利さとリスクを兼ね備えた機構を採用している故、
そこまで苦労はありませんでした。
Lプレート使用すると気になるのがL縦側のポート類へのアクセス。
このプレートの場合は底面側を伸縮させることでそれに対応させてます。
側面下部の-螺子を緩めてから底面右側にあるPRESSボタンを押せば伸縮させることが出来ます。
これによりおおよそ25ミリほどの延長、各ポートへのアクセスが可能です。
電池交換部見てみますが、ここもちょい気になるポイントが。
この部分ボディデザインに合わせて制作されているためなのか、
そのままだと蓋が開閉できないためこのような可動式が採用されています。
これちょい不便すね、雪山だと結構影響ありそうな気がする。
この辺り、α7RⅣにて使用していたRRS品では形状の工夫で可動部不要にて交換できてた気がします。
ただしSmallrig品も同様になってたのでもしかしたらα7RVはこうしないと対応できないのかもしれません。
その他ところどころに1/4インチねじ穴が切ってあるので色々つけられます。
この辺りはやはり動画系メーカーさん的な雰囲気がありますね。
スチルメインですが時折動画も撮りたいって時には重宝するかも…いや意外と写真撮るときにも使える?
いちばん重要なアルカ互換部についてですが、
ひとまず手持ちの雲台やクランプでは問題ありませんでした。
Leofotoも問題なし、Acratechも大丈夫です。
多分普通に使えるんじゃないかなと思います。
写真はありませんが普通に使えてます。
試したのはこの辺りの雲台&クランプです。
www.for-toru.com
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なお今回安牌のブラックを選びましたが、
TILTAならではなTitanium Glayも用意されています。
これもねぇ…カッコいいんだよね。
以前α7SⅢ用のハーフリグ購入する際はこちらのカラーを選びましたがこれもかっこいいのよね。
皆さんもお好きな方をチョイスされてみてください。
いいんだけどやはり気になるところは気になる
で、それからかれこれ一ヶ月半くらいでしょうか?
多少気になる部分もありますがひとまずは使えてます。
手持ち雲台との相性も悪くなく、固定もきっちり。
フィッティングも良好です。
気になったバッテリー交換については、
まぁ確かに不便だけどもそこまでワーワー言うようなことでもないかなという印象。
確かに冬山でオーバーグローブしてる時などはめちゃんこイライラしそうですが、
そう言う時は大抵事前にバッテリー変えたりしてるわけで…。
ある程度運用でカバーできるかなと思います。
縦部分、スリット入ってないのは引っかからず便利。
ただしやはりバリアングル操作時にかある程度制限かかるのでバリアン多様派は不便に感じるかも。
EVF多様派にはいいかなと思います。
こんな感じでひとまず気に入ってますが、
上にも書いた通りでもしかしたら多少回ってズレたりしてるかもしれません。
これに気がついてからすごくモヤっててまた買い替えようかなって思ってます。
次はRRS行こうかなと思いますがこれは為替次第ということで…。
またもし買い替えたようなら記事書きます。
Lプレートって割とロゴだけ違くて元は一緒的な商品が多いように思います。
この製品はあまり類似のものがなくてさらにTILTAだからこだわってるだろと思って買ったんですが、
あまり細かいところまでは力入れられてないのかなと思いちょい残念でした。
でも見た目とかはクッソかっこいいんですけどね。
とにかく安価にまたあまり人が使ってないものほしいって方にはよいかもしれません。
ちなみにこのプレート、現在でも日本では購入できないようです。
購入は中国のショッピングサイトからのみとなりますのでご注意ください。
以上です。