大分前の話になるのですが、
正月休みを利用して「北横岳」に登ってきました。
今回はその時の様子をお送りします。
- 正月休みに「北横岳」へと登っていました
- 今回の工程
- 北横岳ロープウェイ駅
- 山麓駅
- 坪庭
- 登山道入口
- 北横岳ヒュッテ
- 北横岳南峰
- 北横岳北峰
- 北横岳南峰
- 山麓駅
- 初心者向けとはいえきちんとした装備でお出かけを
- 今回使用した機材
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正月休みに「北横岳」へと登っていました
ブログに書くのをすっかり忘れていましたが、
正月休みに八ヶ岳「北横岳」に登っていました。
動画を編集するとついつい終わったもんだと思ってしまいます。
そういえば下ノ廊下の記事もまだ書きかけだった…。
こちらもブログ記事アップする予定なので気長にお待ちいただけますと幸いです。
なお、どちらも動画は公開中、
今回の登山の動画版はこちらです。
話戻って本年一発目の登山は八ヶ岳「北横岳」登山でした。
本当は木曽駒、谷川岳辺りに行こうかと考えていたのですが…やはり雪山は怖い。
環境はもちろんのこと、なにより自分自身が雪山登山を覚えているかが一番怪しい。
ひとまずは雪の練習をしたい…ということで今回の北横岳となりました。
ちなみに以前も登りましたが、なんとまぁそれはもう一昨年の話。
時間が経つのは本当に早いですね…。
ということで二度目の冬の北横岳登山の様子をお届けします。
※2021年1月28日現在、
居住県内のコロナウィルス感染状況等を踏まえ越県及び越県登山を自粛しております。
県外への移動は移動先及び居住県内の感染者状況を踏まえたうえで再開の予定です。
引き続き状況に注視しつつ行動していきます。
今回の工程
2021/1/4(月)
天気:晴れ
登山人数:1人
北八ヶ岳ロープウェイ駐車場
↓
北八ヶ岳ロープウェイ駅
↓
(ロープウェイ使用)
↓
山麓駅
↓
坪庭南口
↓
山頂駅登山口
↓
北横岳ヒュッテ
↓
北横岳南峰
↓
北横岳北峰
↓
北横岳南峰
↓
山麓駅
↓
(ロープウェイ使用)
↓
北八ヶ岳ロープウェイ駅
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北横岳ロープウェイ駅
ということでやってきたは北八ヶ岳「北横岳ロープウェイ駅」です。
私が訪れた日はここまで雪の影響もほとんどなく、
比較的スムーズに到着することができました。
とはいえこの時期となると天候の急変も考えられます。
お出かけの際は最新情報をご確認の上、
スタッドレスやチェーンを携行しお出かけになられてください。
また早朝や深夜帯は路面凍結の可能性がありますのでスピード出しすぎには要注意。
のんびり家を出て8時30分ごろ到着、HPを見ると始発は9時とのことでした。
ひとまず装備を整えいざ出発です。
相変わらずスイス風な北横岳ロープウェイ駅。
スイス行ったことはないけどそれっぽいですよね。
中に入り改札方面へ。
切符売り場に並び往復のロープウェイ券を購入しました。
ちなみにお値段大人一人1900円です。
なお、モンベルクラブ会員カードを掲示すれば200円お安くなります。
私はこのことをすっかり忘れていて、
この記事を書くために以前の登山記事を振り返って気が付きました。
お持ちの皆様、200円も安くなるのでご掲示お忘れなく。
購入後はそのまま改札前からつながる列に並び、しばし待機。
改札が始まり列が動き出しました。
私も前に続き移動、そのままロープウェイに乗り込みます。
ほぼ満員になったところでドアが閉まりロープウェイが出発します。
出発後すぐにアナウンスがありました。
見ての通り車内は密状態、口鼻は決して露出させずまた会話は控えるように、
また換気の為窓を開放しているためご了承を…とのことでした。
みなさんこれに従い、とても静かにゴンドラは上へと上がっていきます。
山麓駅
坪庭駅に到着、ドアが開くと同時に黙々と人が外へと流れていきます。
ただ足音が聞こえる様がさながら軍隊のようで何故だか少し緊張してしまいました。
そんな気分も駅の中まで。
駅を出たらそこは…雪国でした。
ロープウェイの中でじっと静かにしていたちびっこ達も笑顔で雪を楽しんでいます。
さてさて今回もここでアイゼンを取り付けていくことにしました。
昨年の天狗岳以降約一年ぶりの12本爪アイゼン装備にやや四苦八苦、
なかなか時間がかかってしまいました。
ちなみにアイゼンはこの日のためにちゃんと研いできました。
使用したやすりはというと、
先輩方御用達のニコルソンのマジカットをチョイス。
壷竹 ニコルソン 万能ヤスリ 150mm 平 BNCHI150
- メディア: Tools & Hardware
装着後、早速近場をうろうろしてみましたがとりあえずは大丈夫そう…な気がします。
まぁ北横岳なのでそこまで12本爪が活躍する状況はないわけですが、
とはいえ雪山に代わりないので十分な装備で挑みたいところです。
坪庭
坪庭駅を出発し、一路東へと進みます。
そのまま進めば縞枯山荘へと出ますが「坪庭南」の分岐で坪庭へ。
以前と同じルートで進みます。
数分て坪庭に到着。
来た道を振り返ると縞枯山が時折雲の中からかを出す太陽の光を浴びてとてもきれいでした。
これから進む方向を見てみると雲なく良さげな雰囲気です。
とはいえこの時点でもそれなりに風を感じたので、おそらく山頂付近は結構吹いてそうです。
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登山道入口
坪庭を約1/4くらい回ったところで登山道入り口にぶつかります。
ここから先が登山道。
とはいえ、しばらくは坪庭とあまり変わらない道を歩いていきます。
道が下り始めると同時に段々と樹林帯の中を進みます。
途中にあるのが木製の橋。
確か夏に八ヶ岳南北縦走したときにもここを通ったはずなのですが、
この下が川だったのかなんだったのか記憶にありません。
再び夏時期に通ることがあったら次こそはちゃんと確認しておきます。
そんな橋を渡り終えると、いよいよ登りが始まります。
とはいえ道としては大したことなく、
しばらくはジグザグとゆるやかに標高を上げていく形の道が続きます。
ジグザグすること何回目かで道に変化が。
なだらかな坂がまっすぐ続いています。
この辺りは木々が開けているため空を拝むことが出来ます。
この日は晴天ということもあり、青い空がとてもきれいに見えました。
横を見ると木々の隙間から先ほど歩いてきた坪庭や縞枯山を見ることが出来ます。
対して歩いたつもりもなかったのですが、思ったよりも坪庭が小さく見えました。
まっすぐな登りの先にカーブが出てきたら再び樹林帯ゾーンへ突入。
先ほどまでの景色とはしばしのお別れです。
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北横岳ヒュッテ
歩くこと数十分で「北横岳ヒュッテ」に到着です。
ここまであまり人にも会いませんでしたがここは賑わっていました。
小屋前の天狗?も相変わらずご健在。
白い帽子がイカしてます。
以前、ここでお土産を買った記憶がありました。
その時は中もワイワイと賑わっていた気がするのですがこの日は静まり返っています。
帰宅後にネットで調べると宿泊予約が入っていない日は閉館となっているそう。
山小屋とはいえど毎度空いているわけではありませんのでご注意ください。
また、宿泊可能な山小屋ですが,
新型コロナウイルスの影響で例年とは異なるルールにて運用されているようです。
ご利用の際は事前にHPをご覧いただくことをおススメ致します。
先へと進みます。
小屋を出たら再び樹林帯です。
またかよ、などとと思ったりしてしまいますが…
とはいえこれはこれでなかなかきれいなものです。
雪山はどこを見ても綺麗です。
再びジグザグルート等を歩きながらだんだんと標高を上げていきます。
先に進むにつれ再び空が見えるようになってきました。
そして周りはというとまぁ樹氷だらけ。
これは完全にブロッコリーではないか!
…と思わず撮影した一枚がこちら。
こんなにデカいブロッコリーが本当にあったrあ、
一体どうやって茹でればいいんでしょうね?
ブロッコリーに別れを告げて先へ。
相変わらず天候も良好、いやはや良い日に来れました。
ここまで来れば山頂まであと少しです。
樹林帯が終わると風が強くなることが予想されます。
装備整ってない場合には樹林帯の中で準備されてください。
北横岳南峰
ということで北横岳南峰に到着です。
山頂はそこそこの人がいらっしゃいました。
そして…案の定風が強かった。
山頂から南八ヶ岳方向を望みます。
ここでもお天気が大変よく、ほぼすべての八ヶ岳の峰々を見ることが出来ました。
前回来た時はガッスガスだったのでこれは嬉しかったです。
綺麗。
この日は以前ご紹介したLeofotoの三脚「LS-254C」を携行していました。
leofoto LS-254C + LH30 (センターポール付き)
- メディア: エレクトロニクス
冬の日帰り雪山登山に三脚?と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、
以前、冬の小遠見山に登った時に小さい三脚しか持っていかずに大変後悔したため、
なるべく持っていけるようなら持っていこう思ってます。
LS-254Cは40リットルザックにちょうどよく取り付けることが出来、また重量もさほど気になりません。
雪山以外にも日帰りや縦走時には重宝しそうです。
ただし、実際使うとなると少し小さいと感じる場面もありました。
装備品や山行具合を見つつメイン三脚と併用して使って行きたいと思います。
結局、約一時間くらい南峰にて写真撮影をしてしまいました。
さすがにこの環境での長居しすぎた…
とようやく気が付き北峰を目指すことにしました。
北横岳北峰
南峰から北峰まではただまっすぐ進むだけです。
10分もあれば殆どの人がいける行ける距離、あっという間です。
先に見えるのは「蓼科山」。
青い空にプリンのような形の山はとても映えて写りました。
南峰方面を見るとこれから北峰に向かう方々の姿。
あまり気にしなかったのですがこう見ると樹氷まみれですね。
とても綺麗でした。
先ほど南峰で長居したこともありますが、
何より風が強かったために早々に撤収。
元来た道をそそくさと引き返します。
北横岳南峰
ということで再び南峰へ。
こちらも風が強いけど北峰ほどではないような気がします。
時間も時間なので下山します。
下山はスイスイです。
樹林帯に入れば風も落ち着き一安心。
あとは気を付けて降りるのみ。
山麓駅
ということで再び坪庭へ。
帰りはそのまま山麓駅を目指します。
少し歩くと山麓駅が見えてきました。
ここまでくれば大丈夫です。
雪山で人工建造物が出てくるとすごくホッとしますよね。
このあとはロープウェイに乗り込み駐車場へ。
これにて今回の登山は終了です、お疲れさまでした。
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初心者向けとはいえきちんとした装備でお出かけを
簡単にではありますが、北横岳登山の様子をお伝えしました。
同日の様子は冒頭にでご紹介したYoutube動画でもご覧いただけます。
北横岳は危険な箇所はあまりなく、
私のように雪山経験が浅い方でも楽しめる山かなと思います。
とはいえ、だからといって軽装でも行けるかかけられるかというとそれはまた話は別です。
雪山には変わりありませんのできちんとした装備でお出かけください。
実際、北横岳ヒュッテHPを見るに事故もよく発生しているようです。
お出かけの際は十分にご注意ください。
この後に再び県外となる黒斑山へと出かけました。
その様子も後日お伝えしたいと考えていますが、その後の登山ネタはどうなるか不明です。
最近ようやく我が家の近くにも雪山が誕生したので近々そこへと出かけようかとは考えています。
そのあとは再びお休みかな。カメラなど触って過ごしたいと思います。
ともあれ皆様どうぞ体調には十分ご注意の上日々お過ごしください。
今回使用した機材
ソニー SONY フルサイズミラーレス一眼 α7RM4 ボディ ILCE-7RM4
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ソニー SONY ズームレンズ FE 24-105mm F4 G OSS Eマウント35mmフルサイズ対応 SEL24105G
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- メディア: エレクトロニクス
leofoto LS-254C + LH30 (センターポール付き)
- メディア: エレクトロニクス