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登山やカメラなどなど

雪化粧した箱根へ写真を撮りに出かけてきました


雪が降ったのをいいことにちょっくら箱根へと写真を撮りに出かけてきました。
そんなお話です。




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冬色の箱根に出かけよう

皆さんご存じの通り先週の土曜日から日曜日にかけて、
本州の南側を低気圧が通過したことから関東近県では雪が降りました。
センター入試試験を受験された皆様お疲れさまでした。


私の住む静岡県の平地ではその影響はあまりなかったのですが、
それでも近隣の山々はそれなりに積雪があった様子。
もしやこれは普段と違う景色が見られるのではないか?と思い、
カメラ片手に箱根へと出かけてきました。



雪に染まる箱根へ


夜2時に我が家を出発して箱根へ向かいます。
国道一号線や箱根新道などを通って目的地に到着。


多少は人がいるだろう…
とは思っていたのですが甘かった。
これがまぁ想像以上に混んでます。
流石は人気スポット&日曜日、ちょっと舐めてましたね。


駐車出来そうな場所には既にたくさんの車がびっちりと並んでいました。
さらにベスト撮影スポットらしき場所には場所取り代わりなのか既に大量の三脚が置かれています。
まるでヨドバシカメラの三脚コーナーがそのまま転送されてきたかのようでした。
今からここに割り込むのもなかなか勇気が…ということで早々に諦め違う場所を探します。


しばらく進むと再び止められそうな場所を発見。
こちらは人気がないのか一台しか止まっていませんでした。
丁度いいやとここに車を止め暗いなかうろうろとロケハンを開始します。
ロケハンとかかっこいい言い方しましたが要はただの深夜徘徊、
結局暗い中じゃ近場ですらどの様になっているかわからないわけで…
正直あんまり意味ありませんでした。
やはり昼間にやっとくべきだったなとちょっと後悔しました。


仕方なく車を止めた近くから撮影することにしました。
大まかな位置に三脚を立て日の出近くまで車で待機します。
富士山方面を見るとどうも雲が出ているようです。
予報では5時くらいから雲もなくなるとのことでしたが、
それとは裏腹にどんどん雲が出てきていつの間にか私の周りもガスガスの状態に…
ああやっちゃったか?と思いつつ車の中でダラダラお菓子などつまみながら待機します。


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氷点下でもミラーレスは問題なし&便利

時刻は5時前。
車から出て外を見てみると先ほどまでの雲がすっかりなくなっていました。
あら?なんかいい感じでは?
この日の日の出は6時50分くらい。
そろそろ準備を始めます。


富士山方向を見るとうっすらその姿を見ることが出来ました。
とりあえずどんな感じかを確認すべくカメラを取り出します。
今回使用したのは「SONY α7RIV」です。



実は昨年末にあれこれ購入したのはいいものの、
色々と立て込んでおりなかなか写真を撮りに出かけることができずじまい。
今回はこれでたくさん撮影して少しでも慣れるというのも目的の一つでした。
αについてのあれこれや一緒に買ったのものについては以前まとめたのでよかったらこちらもご覧ください。

www.for-toru.com
www.for-toru.com



早速構図やらレンズ選定を開始。
富士山のある程度の位置が分かったとはいえやはり周りはまだ暗く、
近景を入れた時にどのように映り込むかもあまりはっきりとわからない状態でした。


そんな時はミラーレスパワーで解決。
暗所で便利な機能「ブライトモニタリング」を使用してみました。
これは露光時間を長くすることにより明るく表示してくれるというミラーレスならではの機能です。


これを使うとまるで画面内の絵が満月に照らされてるかのように明るく見えるんです。
今までは数枚撮影しては位置をずらして満足いく場所を探していたのですが、
そんな手間を一気に省くことができました。
これは便利すぎる…。
オリンパス時代に似た機能を体験済み…とはいえその便利さには改めて驚かされます。)


詳細はこちらの記事をご覧いただくと分かりやすいです。

cameraman.motormagazine.co.jp


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そんなミラーレスならではの機能を活用し大体どんな感じに撮るかを決めたらあとは待ちます。
ちなみにこの時の気温は大体-5度くらいでした。
ここから撮影を終えるまでの約3時間ほどの間、
「α7RIV」は外で三脚に取り付けたままの状態にしていました。


で、何かトラブルがあったか?というとこれがまぁ全くといっていいほど何もありません。
流石に-5度で問題出てしまったら今後どうするかを考えなければならなかったので一安心。


先にバッテリーについてお話しておくと、
今回の撮影では突然残量が減ったりなどという動作はまったくありませんでした。
インジケーターのバッテリー残量に注視しながら撮影しましたが減り方もいたって普通という感じ。


また撮影枚数についてですが、
今回はバッテリー1本で530枚ほど撮影することが出来ました。
撮影形式はRAWのみ、背面ディスプレイOFFでほぼEVFのみを使用して撮影を行いました。
途中5分程度の長時間露光を10枚くらい撮影したり、
ほぼすべてでBluetoothリモコンを使用したりしたのですがこの枚数。
バッテリー持ちが悪いと言われるミラーレスとはいえ、
そこまで気にしなくとも大丈夫そうです。


ちなみにEVFのみ使用した場合のメーカー公称最大撮影可能枚数というのはちょうど同じく530枚。
今回は夜間の撮影の際にブライトモニタリング機能もかなり使用したため、
枚数以上にバッテリーは消費したんじゃないかなと思います。
…となるともしかしたら実際にはもう少し多く撮れるのかもしれません。
いずれにしろ今回はバッテリーや寒さでのトラブルなどは一切なく快適に使用することができました。
とりあえず一安心です。




撮影開始

6時を過ぎたあたりからだんだんと空が明るくなってきました。
周りを見渡すと雲もなく富士山の姿をはっきりと拝むことができます。
さあ、いよいよ撮影開始です。
ということでここからは写真中心にお届けします。


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お粗末様でした。


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日が登っても綺麗

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その後日も登り辺りはすっかり明るくなりました。
朝の幻想的な時間はあっという間に終了、
綺麗な景色が見れて大満足です。
さてこの後どうするかと考えた結果、
せっかくなので少し近くを歩いてみることにしました。


そしてここからレンズを交換。
ここまでずっと「FE 24-105mm F4 G OSS」を使用してきましたが、
折角なのでほかのレンズも試してみることに。
ここからは「FE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSS」に切り替えて冬の景色を狙います。


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やはり望遠端400㎜はすごい。
ファインダーを覘き込むと今までとは全く違う世界が目に飛び込んできます。
実は今回購入した中でも一番気に入っているのがこのレンズなんです。
今まではあまり望遠は使うことが多くなかったのですが、
これを購入してからは使いたくて仕方がありません。
今年はどこかのタイミングで山にも持っていこう着々と準備を進めてます。
うーん、楽しみです。


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満喫したところで車に乗り込み帰路につきます。
その途中、ようやく太陽を見ることが出来たのでここでも一枚撮影してみました。
こちらは広角レンズ「TOKINA FiRIN 20㎜ F2.0 FE MF」にて撮影。
MFレンズでの撮影は操作がとても楽しい。
このレンズに関しては、
もう少しあれこれ使用したうえで記事など書ければと考えています。


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久しぶりに写真を満喫してきました

久しぶりにたくさん写真を撮ることが出来ました。
こんなに撮ったのはカメラが変わってから初めてだったのですが、
お陰でだいぶαに慣れたような気がします。
そしてやっぱり写真を撮るのは楽しいですね。
早くまた写真を撮りに出かけたくて今からワクワクしてます。