本日はNIKONからビックニュースがあった…のにもかかわらず今回お届けするのはストラップの話題です。
ちなみにミラーレスに関しては私自身あまり興味がなくまたD850には大変満足している為、
とりあえず今後もNIKON D850とFマウントを使い続けるつもりです。
話変わって、皆さんカメラストラップってどんなの使われます?
これもまぁたくさんの種類があるので迷ってしまいますよね。
しかも目に見えてある意味ファッショナブルな一面も兼ね備ているわけで、
こだわりだしたらキリがない…そう、気が付いたらこんなとこにもあったんです、沼が。
ホントカメラ界隈は沼ばかりですね。
ということで今回はカメラストラップについてのお話です。
- 五年経ってもまだ使ってます
- 私のカメラストラップ遍歴
- ヨセミテカメラストラップを知ってるかい?
- NIKONカメラの三角環の外し方
- 見た目や質感はとっても良好、ただし…
- 値段差1000円による違いは「リングカバー」の有無
- デザインが気に入って値段に納得できるなら買い
- 実はたくさんある「ロープ」なストラップ
五年経ってもまだ使ってます
この記事を書いたのは2018年なのですが、
2023年になってもまだこのストラップを使用しています。
そんな最近の様子についても記事を書いてますのでよろしければご覧ください。
私のカメラストラップ遍歴
私の場合は大体カメラに付属してきたストラップを使うことが多いです。
先代D810は購入後に付属のストラップを取り付けて以来、売るときまでずっとそのままでした。
今使用しているD850も最初は付属ストラップを使っていましたが、
しばらくして行われたNIKONファンミーティングに参加したときに購入した
「100周年記念アローストラップ」に入れ替えました。
最近では取り外すのが面倒だったので山でも下界でもほぼこの100周年ストラップをつけたの状態でした。
しかし、最近気が付いてしまったんです。NIKONが創立から101年目に突入していたことに…。
また昨年発売日にD850をゲットしてから間もなく一年が経とうとしています。
ここでまた付属ストラップに戻すのもちょっとなぁ…と考えた結果、
ここらで気分転換を図ろうと思い今回はあまり手を入れたことのないストラップを変えてみることにしました。
ヨセミテカメラストラップを知ってるかい?
ということで今回購入したのがこちら。
Extendede Photograohic Materialさんの「YOSEMITE CAMERA STRAP(ヨセミテカメラストラップ)」です。
以前から発売されているためご存知の方も多いであろうこの商品ですが、
実は2016年度グッドデザイン賞を受賞されています。
長さは「50cm」「105cm」「111cm」「125cm」の4種類から用意されており、
様々な色や長さの組み合わせから自分の好みに合ったものを選ぶことが可能です。
今回は灰色に白の模様が入った「EL CAPTAN GRAY(111cm)」をチョイスしてみました。
特徴的なのはなんといってもストラップとなるロープ部分。
これはクライミング用の太さ約9mmのロープをそのまま使用しているんです。
触ってみると…確かに登山用品店で売ってるあのロープと一緒な触り心地。
クライミング用ロープということで多少は固めですが程よい弾力もあり、
なんだか安心できるようなそんな肌ざわりとなっています。
カメラに取り付ける部分はこのように「丸環(まるかん)」となっています。
このように丸い金属が付いているものを丸環って呼ぶそうです。
ここをカメラのストラップ接続部に取り付けるような形です。
ちなみにここの形状によっては取り付け不可のカメラもありますのでご注意ください。
具体的にはCanonの一眼レフやNIKON D7500のようなタオル掛け風の形状のものには取り付けNGとなっています
NIKONカメラの三角環の外し方
早速カメラに取り付けてみます。
とその前に、私の使用しているNIKON D850には「三角環」が付いている為、
丸環に付け替える場合にはこれを外す必要があります。
折角なのでこれの取り外し方も書いておきますね。
といってもとっても簡単なので見る必要もないかも…?
まずは今ついているカメラストラップを取り外して、
三角環のみの状態にします。
ここでまずはこの黒いカバーを取り外します。
二カ所ある爪のうち片方をめくるように外すのがポイントです。
外れたら三角の金具を知恵の輪の様にくるくる回せば…
簡単に取り外すことができました。
あとはこちらに丸環を通してあげれば完成です。
ちなみに、もとに戻したい場合は逆の手順で取り付ければOK。
ただし黒いカバーが割れてしまったり、
三角環が伸びてしまった場合には新品に交換することをおススメします。
万が一首からかけているときにここに不備がありカメラが落下してしまったら…
そんなことになる前に少しでも気になったら新品に交換しちゃいましょう。
また黒いカバーはカメラボディと三角環金具が干渉するのを防止する役割があるため、
これがないとカメラボディに傷がつく場合がありますのでご注意ください。
NIKONでもこの手の部品は消耗品と認識しているのかどうかはわかりませんがとてもお安いです。
またAmazonでも取り扱ってるので手軽に購入出来ちゃいます。
見た目や質感はとっても良好、ただし…
ということで無事に丸環化を果たし、
「YOSEMITE CAMERA STRAP(ヨセミテカメラストラップ)」を装備した姿がこちら。
ストラップを変えるだけでだいぶイメージも変わりますね。
グレーと白のストライプがかっこいいです。
ちなみに私はRRSのL字プレートを利用していますが、干渉もなく普段通りに使用できます。
L字プレートを使われてる方はお持ちの物によってはこの辺りも気にする必要がありそうです、
ご注意ください。
今回は長さ111cmの物を購入したのですが、
この長さは身長175cmの私が首からぶら下げると丁度おヘそ上くらいにカメラがくる長さ。
純正よりも長くかといって邪魔になるわけでもなくなとても絶妙な位置にカメラが来るようになり大変満足です。
ちなみにヨドバシカメラで一番長い125cmを試したのですが、
その時はカメラが私のおへそ下付近に来ていました。
写真がないのでイマイチ参考にならないような気もしますが…ご参考までに。
とはいえストラップといってもやはりロープ。
少し長いなというような場合にはこのように結んで長さを調節することも可能です。
結ぶの前提で長めのものを購入するのも一つの手ですね。
ちなみにロープはクライミング用のものということで「ちょっと固め」です。
この辺りは使い込んでもそこまで変わることはないかと思いますので、
柔らかいものをお探しの方はご注意ください。
そのかわりとっても頑丈なので安心感はすごくあります。
見た目もアウトドアっぽくなり、なおかつ丈夫そうで長さもちょうど良い。
まさにいいことづくめのストラップですが唯一気になる点が一つだけあります。
それは…「価格」。
今回私が購入したものの定価はなんと…「10,800円(税抜き)」というプライス。
実際物自体はクライミングロープと丸環、更にそれをカバーと補強する皮が少しだけという構成。
この内容でこのお値段は…正直ちょっと高いような気もしますよね。
実は私も最初は高くね?と思っていたんですが、
この「EL CAPTAN GRAY」の色とデザインがとにかく気に入ってしまいまして…
また似たようなものを自分で作ろうとも考えたのですが、
結局ここまでのクォリティを出すまでにかかる費用と時間を考えると、
結局最初から購入したほうが安上がりだろうと思い今回購入することにしました。
またこのストラップは実は日本製なんです。
最近は海外製品が多い中、日本製と聞くとどうでしょう?なんかちょっと高いのにも納得出来ちゃいませんか?
しかもハンドメイドなんです、これ。
さらに丸環部分もカメラを傷つけないようにと出来る限りバリ処理を行っていたりと、
あまり目につかない部分もきちんと手を入れているというこだわり様。
どうです?ちょっと値段に納得しちゃうような気もしませんか?
ということで安心感+日本製+手作り+こだわり=この価格。
最終的には私は「妥当な価格だ」と結論づけ、結果購入した次第です。
値段差1000円による違いは「リングカバー」の有無
ちなみに同じ長さ・同じ色の製品でも値段が約1000円ほど安いものも発売されています。
実はこの違について、いくら調べてもネット上に記載を見つけることが出来ませんでした。
そのため、実物を見るべく秋葉原のヨドバシカメラまで確認しに行ってきました。
その結果判明した違いはというと…ずばり「丸環部カバー(リングカバー)の有無」でした。
私の購入した定価10,980円のものはよく見ると根元の革の部分が少し長くなっています。
これは丸環とボディが干渉することを避けるために間にこの皮の部分をはさみプロテクトするようにするためです。
先ほどの三角環でいうところの黒いカバーみたいな役割ですね。
これよりも少し安いものはこの部分がなく、丸環とボディの干渉は避けられない構成となっています。
傷を気にしないよというかたは安いほうを、そうでない場合はやや高いほうを購入されることをおススメします。
デザインが気に入って値段に納得できるなら買い
ということで今回は「YOSEMITE CAMERA STRAP(ヨセミテカメラストラップ)」についてあれこれお送りしました。
気になるのは価格ぐらいで、デザインや品質、そして安心感などどれをとっても大変満足できる一品となっています。
また登山っぽい雰囲気を出せるので山ノボラーの皆さまにもおススメです。
季節も移り変わり間もなく秋。
衣服の衣替えのついでにカメラストラップも変えて気分転換などされてみてはいかがでしょうか?
ただし沼にはご注意を…。
実はたくさんある「ロープ」なストラップ
と本来ならここで終わりのはずなのですが…実は購入後に色々と調べてみたところ、
なんとまぁロープを使用したストラップが意外にも多く売られているではないですか。
折角なので私が見つけたストラップ達を少しご紹介しちゃいます。
価格もとてもお安いものから高めのものまでいろいろありますので、
気になるものはチェックしてみてくださいね。
「YOSEMITE CAMERA STRAP(ヨセミテカメラストラップ」
まずは今回私が購入した「YOSEMITE CAMERA STRAP」
クライミングロープを使用しているのはこの製品ならではの特長です。
長さや色も多彩にラインナップされているため自分のお気に入りがきっと見つかるはず。
Amazonだと定価よりもお安く買えるのでお得です。
リングカバーの有無に注意!
1050mm
1110mm
1260mm
「ARTISAN&ARTIST(アルティザン&アーティスト)」
1991年にコスメポーチとメイクアップツールのメーカーとしてスタートしたのが「ARTISAN&ARTIST」です。
1999年に初めてカメラバッグを発売、その後様々なカメラ関連製品を販売されており、今回紹介する品もその中の一つとなっています。
そんなARTISAN&ARTISTのロープストラップはなんと京都の老舗組紐店が作り上げたという一品。
この製品触ってきましたがとっても柔らかくて肌触りもとっても良かったです。
登山してなかったらこっちを買っていたかも…ちなみお値段も一番高価です。
980mm
1050mm
「Lance Camera Straps(ランスカメラストラップ)」
続いては「Lance Camera Straps」
こちらは2012年にアメリカ・バージニアにてスタートしたLanceという会社の製品です。
ロープは編み込み製法にて作られており、独自の製法から生み出される適度な柔らかさは長時間の使用でも苦になりません。
また長さ調節可能なAdjustable Neck Strapというものも用意されています。
1200mm
手首巻き
「Cam-in Camera Strap(カムインカメラストラップ)」
そして最後は「Cam-in Camera Strap」
名前はあまり聞き覚えがありませんが、今回ご紹介したストラップの中では一番売れているであろうメーカーです。
その理由は単純、とっても安いんです。
他の三社と比べると圧倒的な安さのこちら。
とりあえず試しに使ってみたいなんて方にはぴったりかも?
750mm
950mm
1250mm