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【登山】真夏の八ヶ岳テント泊縦走記(#4)

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真夏の八ヶ岳をテント背負って縦走してきたお話です。
今回はいよいよ最終日、双子池ヒュッテを出発して蓼科山を目指します。
全体の日程や装備品についてはこちらをご参照ください。


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真夏の八ヶ岳縦走、はじまります!

今回の工程




【4日目】双子池ヒュッテ→双子山→大河原峠→蓼科山荘→蓼科山蓼科山登山口





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Day4開始

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おはようございます。
時刻は4時、最終日行動開始です。
昨夜はとにかく蒸し暑かった…
双子池ヒュッテの標高は約2000m程度、
しかも樹林帯の中のテント場ということで風通しがあまりよくありません。
また池が近いということもあるのかどうかわかりませんがとにかく蒸し暑かったです。
起きたら肌はぺっとぺと…さすがにお風呂に入りたい。



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いそいそと撤収の支度を済ませます。
この日はアルファ米食べる気がしなかったため、
朝食は余った行動食で簡単に済ませました。



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早朝の双子池ヒュッテと雄池を望みます。
朝日は見れませんがそれでも早朝の独特な気配から朝の雰囲気を十分に感じることが出来ました。
やはり水が近くにあるとなんか落ち着きますね。
静かな湖畔のヒュッテに別れを告げて、5時15分に出発しました。


双子池ヒュッテから双子山へ

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本日は「双子山」からいよいよゴールである「蓼科山」へと進みます。
距離と行動時間は大したことがないのですが、
下山後に観音平まで車を回収しなければならないというミッションがあります。
今後のタスクを円滑に済ませるためには、
蓼科山登山口を「11時20分」に出発する一番早いバスに乗りたいところ。
ミッションスタートです。



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双子山までのルートは勾配も緩めで非常に進みやすかったです。
しかしながら途中の笹ゾーンはかなりボーボーな状態でした。
さらに朝露のせいで服もびちょびちょ…。



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進むこと30分くらいで視界が開けてきました。
先を見れば目的地である「蓼科山」の姿。
マイナーな双子山ですが、周りが開けていて見晴らしもよくなかなか素敵な場所でした。
ちょっと牧場っぽいようなそんな風に感じました。



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周りの風景を楽しみつつ「双子山(2224m)」登頂です。
さあ、残るは「蓼科山」のみ。
先へと進みます。


双子山から蓼科山荘へ

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双子山山頂から歩くこと15分程度で「大河原峠」に到着です。



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ここまで車で来ることが可能です。
ここから双子山なら登山慣れていない方でも十分に登れそうでした。
眺望もよいので意外な穴場かもしれませんね。
遠くに見えるは「浅間山」でしょうか?
いやはや遠くまで来たものです。



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近くにある「大河原ヒュッテ」は営業してないっぽい雰囲気でした。
冬だけの営業なのかな?
飲み物を買いたかったのですが、諦めて先へと進みます。



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ここからまたしばらく登りが続きます。
やはりここも例にもれず直登ルート。
文句も言わずにひたすら足を動かします。



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途中に現れたのは佐久市最高地点(2380m)」の標識。
この辺りはちょっとした平地になっている為休憩もしやすい感じでした。



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そしてこの旅最後となる北八ヶ岳っぽい場所を通ります。
白い木、青い空と木道。うーん北八ヶ岳っ!て感じですね。



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1時間ちょっとで蓼科山荘」に到着しました。
ここで小休止。



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小屋前の特設テント会場ではお土産などが販売されていました。
ここで写真にも写っている八ヶ岳全山手拭いと蓼科山バッジを購入。


蓼科山山頂には「蓼科山頂ヒュッテ」という山小屋があり、
当初はそちらで購入しようと考えていたのですが休憩ついでにこちらで購入。
残りの水の量にやや不安を感じましたが、

(折角だから山頂についたらコーラでも買って祝杯をあげよう!)

と考えたためここでは購入しませんでした。
この選択が吉と出るか凶とでるか…。


コカ・コーラ ペットボトル 500ml×24本

コカ・コーラ ペットボトル 500ml×24本




蓼科山荘から蓼科山

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蓼科山荘から蓼科山までは直登の岩場が続きます。
それも約500mの距離の間に200mもの高低差があるというなかなかの鬼畜具合。
まさに縦走最後のラスボスにふさわしいルートではないですか。



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進んでも進んでも見えるのは「岩」。
途中にはこのように鎖なども用意されていました。
どちらかというと登りよりも下りのほうが恐怖感ありそうでしたので、
岩場になれぬ方は要注意です。



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(あとどれぐらいだろう…?)
なんて思っていたらご親切にも目の前に書いてありました。
この岩で来たら急な登りもおしまいです。



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右側の白い屋根が先ほどまでいた「蓼科山荘」。
どうです、わかります?このなかなかの急登っぷり。



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そして見えてきたのは蓼科山頂ヒュッテ」
ここで飲み物を購入して頂上碑に到着後祝杯を…と思っていたところハプニング。
なんと山小屋が開いていないではないですか、
まじかよ心のふるさと心閉ざしてるじゃん…。
どうやら連休明け&時間が早かったせいで開いていなかった様子。
人の気配もなかったため仕方なく諦めます、とほほ…。



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気を取り直して山頂目指して進みます。
蓼科山はとにかく岩だらけ。
やや歩きづらいのでご注意を。





そして…ついに…






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蓼科山(2531m)」登頂しました。
ついに八ヶ岳南北縦走達成です!
3泊4日は長かったー!



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蓼科山から通ってきた山々が一望できました。
一日目に編笠山からここ蓼科山を見たときには本当に行けるのか…?なんて思いましたが、
人間やれば出来るもんだなと思わずよくある感想的なことを考えてしまいました。
とにかく暑さにもやられず無事に到着できて何よりです。



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蓼科山中央にある蓼科神社奥宮」に旅の無事の御礼しつつお参りをしていきます。
知らなかったのですがこちらの蓼科山も信仰の対象とされてきたようですね。
確かに特徴的な形の山ですからなんとなく納得です。



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西側に進むと展望台っぽいところがあります。
こちらから見える風景は…



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眼下には「女神湖」、そして先には北アルプスの山々を見ることが出来ました。
槍ヶ岳穂高の姿がくっきりと見えます。
さすがは八ヶ岳最北の山、眺望は抜群です。



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しかし蓼科山はとにかく岩だらけで不思議な山でした。
次回来るのは…冬かも?















蓼科山から蓼科山登山口まで

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目標達成した後は下山します。
この時山頂で遊びすぎてしまい時刻はすでに9時前となっていました。
ここから「蓼科山登山口」まではコースタイムで2時間40分の道のりです。
えーとバスの時間が11時20分発だから…

…あれ?間に合うかこれ?

と、とにかく先へと進みます。



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しかしここからの道のりが進みづらいこと進みづらいこと…
こちらのルートも相変わらずの急登&岩場の連続です。
その見た目とは裏腹になかなか厳しい山だと実感しました。



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進むこと約1時間でようやく道も落ち着いてきました。
蓼科山は初心者向けの雪山登山で有名ですが、
調べたところこのルートを上がっていくのが一般的みたい。
こりゃ大変そうだ。
冬までにもっと体力をつけておかなくては…



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山頂を出発すること約1時間半で蓼科山登山口」バス停に到着。
急いだせいか、バス到着1時間前に着いてしまいました。
久しぶりの下界はとにかく暑い!
とはいえこれでバスにも間に合うということで安心しました。
この後は久しぶりの乗り物に揺られ、無事に車へと戻ることが出来ました。






八ヶ岳縦走を終えて

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以前からいつかは!と考えていた「八ヶ岳縦走」をついに達成することができました。
何度か八ヶ岳の山々は登ったことがありましたが今回の様に縦走したことはなく、
今まで訪れたことのある場所と場所とをまるで線でつなぐような縦走はとても新鮮で、
ああ!この先はこんな風になっていたんだとかここから見るとこんな風に見えるんだととにかく驚きの連続でした。
また南八ヶ岳から北八ヶ岳へと進むにつれて変わりゆく風景を直接自分の目でも見れたこともとても嬉しくそして楽しかったです。


難易度に関してはそれほど高くはなかったように感じます。
個人的に注意すべきだと感じたところは「青年小屋~権現岳間」と「赤岳南陵」、「赤岳~横岳間」です。
特に赤岳南陵はガレやすいためヘルメットの携行をおススメします。
幸い今回は行動中に雨に降られることはありませんでしたが、
やはり午後から夕方にかけてかなり天候が悪くなっていったように感じました。
八ヶ岳縦走時は早めにテント場に着くように日程を組むと良いかもしれません。

気になっていた水ですが、やはり何度か足りなくなる場面が出てきました。
幸いにもその都度山小屋が出てきたためなんとかなりましたが、今後のことを考えると少し反省しなければなりません。
2リットルを携帯していましたが夏場でこの量は私には足りませんでした。
今後はもう少し水について考え直そうと思います。

今回は3泊4日とかなりのんびりと進みましたが2泊3日の行程でも十分に縦走可能かと思います。
私の場合、3日目の朝にもう少し早く高見石小屋を出発していればその日のうちに蓼科山へと向かうことも可能でした。
とはいえ双子池ヒュッテのあの静かなテント場はとても良い感じだったので結果的には満足してます。


ということで今年の目標である「八ヶ岳縦走」を無事に達成することが出来ました!
次はのんびり写真を撮る登山に出かけたいと思います。



追記
蓼科山登山口から観音平まで戻る行程についても書いてみました。

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山と高原地図 八ヶ岳 蓼科・美ヶ原・霧ヶ峰

山と高原地図 八ヶ岳 蓼科・美ヶ原・霧ヶ峰