まぁ割れたけどね。
- 動画って楽しいのかもしれない
- 動画撮るときにマグネット式フィルターが便利だったわ
- レンズを頻繁に交換しつつフィルターを使いまわしたい時に超便利
- 丸形フィルターレンズ複数本で運用する場合などよいかと
- 今買える脱着容易なフィルター関連製品
- 専用フィルタータイプ
- 手持ちフィルターを対応させちゃうタイプ
- おしまい
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動画って楽しいのかもしれない
カメラネタ。
私はYoutubeもやってるっちゃあやってるんですけどね、
動画よりも写真を撮るほうが断然に好きなんですよ。
でもこれもしかしたら、
(撮り方や考え方を少し変えるだけで動画も好きになるかも?)
…なんてふと思ったんですよね。
そんなわけで今回「写真を撮ってる自分を撮る動画」という、
なんか文字で書くとややこしい動画を作ってみました。
少しだけ動画と真面目に向き合って作ってみたつもり。
何言ってるかわからんって方はひとまず動画見てくれたらわかるかと。
動画の話になると毎度紹介しちゃってホント申し訳ないんだけど、
お時間あるときなど見てもらえたら嬉しいと思う。
動画撮るときにマグネット式フィルターが便利だったわ
で、本題。
今回の撮影ではHAIDAさんからだいぶ前に頂いた、
「Magnetic Filter Kit (82㎜)」を再び使ってみました。
先にマグネット式のフィルターについて。
これどういった代物かというとですね、
まずレンズ先端に通常のフィルターのようなフィルターホルダーを取り付けるんです。
そしてその中に対応するフィルターを取り付ければあら不思議。
何とネジを回さずともフィルターをつけれちゃうって代物です。
この原理は簡単、使ってるものはマグネット。
つまり磁力でフィルターをホルダーに取り付けてちゃってるってアイテムです。
磁力なので取り付けた際のように取り外しも可能だし、
またCPL使った時などに重要となる回転も問題なしです。
手軽に脱着を実現したなかなかなアイディア商品に思います。
そんなマグネティックなフィルター。
以前ご紹介したのはなんと今から3年前だそうで…
月日が経つのは本当に早いものです。
そんな今、様々な会社さんから似たような製品が発売されています。
これですね、3年前と言えどいただいておいて大変に恐縮ですが、
今買うならば別段HAIDAさんにこだわらなくてもよいようなというのが本音です。
HAIDAさん、CPLは悪くないんですが、
NDは濃度薄いほどに赤かむりになる傾向にある気がします。
これについては確か前にも書いてた気がしますね。
ちなみにSONYやSIGMAの超広角用のリア挿入式タイプも同様です。
そんな取り付け取り外し簡単なマグネティックフィルター。
これだけでも恩恵があるといえばあるのですが、
じゃあどんなシーンで便利なのかとなるとこれなかなかに難しい。
以前記事で紹介した時も、
「頻繁に着脱するときとか便利だよねぇ」的に書いた気がします。
反面ねじ式程に強力取り付けられるわけでもなく、
逆に場合によっては落下させかねないなぁと思ってしまいます。
あとはアウトドアで変に取り扱うと砂鉄とかついて余計なトラブルになりかねない。
まぁ実際そこまで不便なことはないかとは思いますけどね。
レンズを頻繁に交換しつつフィルターを使いまわしたい時に超便利
そんなマグネット式フィルター、
実は今回の動画撮影の際に大変に重宝しました。
具体的には「一つのフィルターを様々なレンズで使いまわしたい」って時ですかね。
これもしかしたら動画やってる皆さんはご存じなのかもしれん。
知らないのは私だけなのかも。
今回は川沿いで涼しげな写真を撮るために散策している様子を撮るぞ、
ってな感じのイメージで撮影することに決めてました。
日が昇ってからの撮影でしたが、
現場では既に葉が日の光を反射しバリバリにギンギラな状況。
折角の新緑もなにやら白くてよくわからんな状態です。
となるとCPLが欲しいですよね。
また自身も背景ボカシてそれっぽく撮ってみたいってのもあり、
となると日中ならばNDも欲しくなるはず。
こんな感じでフィルターが結構大事かもとなったわけです。
そんな今回は2本のレンズを使いました。
使ったのは…
SIGMA 16-28㎜ F2.8 DG DN | Contempoary(広角担当)
SIGMA 50㎜ F2.0 DG DN | Contemporary(標準担当)
今回は写真を撮ってる自分を動画で撮るという状況、
となると自身を見せるためにも広角だけではなく標準なレンズも使いたい。
重量も加味すると50㎜ I-Seriesが適任かと思いこちらを選びました。
F2ですが十分かと。
で、このレンズを使い分けてよっしゃ動画とっぞってなるわけなんですが、
問題なのがフィルターです。
広角担当のフィルター径はΦ72、
標準担当のフィルター径はΦ58。
両者それぞれ異なるサイズだったんですね。
まぁ見てわかるんですけどね。
こうなると通常はそれぞれの径のフィルターを用意するわけなんですが、
正直各レンズ用にフィルターを買うってのもなかなかの勇気がいります。
常用するレンズならばまぁたくさん使うからいいかなーって感じなんだけどね。
じゃあ毎度手持ちフィルターに適合するステップアップリング噛ませてつける?
それもまぁ大層に面倒な話です。
多分そんなことしてたらレンズ交換しなくていいやから始まり、
挙句の果てには動画撮る事すら諦めてしまう可能性があります。
そんな時に思い出したのが今回のHAIDAさんのマグネティックフィルター。
製品見直すとレンズに取り付けるアダプター部が二個ありました。
一つは82㎜径同一のものともう一つが77-82㎜変換のもの。
これにステップアップリングうまくつけることで、
58→82→82㎜マグネット化
72→77→82㎜マグネット化
それぞれ対応させることが出来ました。
まぁうまく説明できてるかわからんけど、
とりあえず両方とも82㎜Magが取り付けられるようになったんですよ。
で、この仕様でいざお外へ。
三脚立てて自分を撮る。
時折登山の際にちょろっとやったりしましたが全編置き撮りはこれが初。
やれ進んでカメラ置いて録画して戻って歩いて録画とめてチェックして…
延々これの繰り返し、大変です。
こういう時に誰かいてくれたら楽なんだろうなって思いました。
友達少ないからさ…しょうがないんだよね。
そんな今回の動画撮影ではレンズ交換も頻繁に行いました。
登山とは違い時間的に余裕あるからいろいろ試せたのはよかった。
撮りたいイメージから考えると広角担当の一本だけでは少々物足りず、
やはり50㎜を持ち出したのは大正解、塩梅も良好でした。
特に何かを強調して見せたい場面、
例えばカメラを操作している様子やファインダー覗いている場面、
さらには自分が何を見ているかを表現する際などに重宝しました。
広角はたくさん撮れる分やっぱ難しいねって再認識です。
同焦点距離はF1.2やF1.4など様々な明るさのものが用意されてますが、
大きさや使い勝手のバランス考えるとF2.0でよかったと思ってます。
室内やポートレート等、運搬時にあまり制限がないのであればよいのですが、
登山となるとその辺も重要な検討要素になってきます。
こういう場合はコンパクトなI-Seriesがよい気がします。
fpとも合わせやすいし金属感が所有満足度満たしてくれるしね。
重さ?まぁ他の二本よりは軽いからヨシですよ。
そんなレンズ交換の際にフィルター交換を行うわけなのですが、
この時にマグネット式が本領発揮してくれました。
レンズ交換したら交換前のレンズからフィルター外して交換後にパカっとつけるだけでOK。
同一シーンでも雰囲気変えるためにレンズ交換したい、
でも合わせるにはCPL入れなきゃなんだけど外すの面倒…
とかそういうこと考えなくてよいのです。
外して当てがってあげるだけでおkなのです、楽なのです。
ねじねじする必要もなくただ前面部に当てるだけでついてくれるので超らくちんでした。
このおかげでフィルターのこと気にせずにレンズ交換も積極的に出来ました。
またそのおかげで今まであまり撮らなかったような絵も沢山撮れたりし、
自身的にも割と満足&なんか動画楽しいかもと思えた次第です。
少しの便利が想像以上に思わぬ変化を生んだようなそんな気がします。
ただし…動画がおもろいかと言われたらそれは不明です。
ただの自己満動画になった可能性も無きにしも非ず。
自分がいいと思うものほど他人に評価されることはあまりない気がするのよね。
丸形フィルターレンズ複数本で運用する場合などよいかと
話戻ってマグネット式フィルターの話。
今までこの便利さに気が付かなかったのはですね、
私が登山中にさほどレンズ交換をしない、
また交換しても全く異なるタイプのレンズに交換していたことが理由かと思います。
私の場合、大体いつも携行するのが標準ズーム・超広角ズームの二本です。
標準ズームは丸形フィルター、超広角は角形のような感じに、
どちらもそれぞれ異なるものを使うため今回のように使いまわす必要がなかったのです。
もちろん標準ズームに角形使うこともできますが、
それだと移動中に撮れないし破損のリスクも高いし移動するときとか邪魔ですよね。
150㎜デカいからね。
上のような状況を除けば、複数本レンズを同時に使用する撮影の際などに重宝するかと思います。
いつもはズームメインだけどここぞの時には単焦点(出目でない)って方や、
丸形付けれる超広角と標準の組み合わせで使ってますって方、
更には全部単焦点でやってるよって方などなど、
最終的なフィルター径だけ合わせちゃえば後はもうフィルター取り付けに困ることはなくなります。
さらにレンズごとにフィルターを用意する必要なく経済的です。
今回のように頻繁にレンズを交換する、
その際にフィルターも使いまわしたいんだって方にはよいかと思いました。
難点を上げるとするならばどの径で合わせるかによって快適性が変わってくるってことでしょうか?
今回はΦ82径にて統一したためレンズ本体とフィルターの大きさが明らかに異なってます。
特にΦ58の方はもう傘さしてるのって?くらいの見た目。
携行時など場合によっては支障が出てくるかもしれません。
とはいえこの異径同一フィルター運用をするのであれば、
使用する最大径に合わせる必要があります。
便利ではあるけど場合によっては快適でない場面も出てくるかもなので要注意です。
こう見ると結局レンズそれぞれに適応径を当てがるのが最善っちゃぁ最善かもですけどね。
あとはどれだけご自身がそのレンズでフィルター使うかで判断されるとよいかも。
こんな感じで一つのフィルターを頻繁に回して使う際にはとても便利な製品でした。
今回本当はNDもがっつり使いたかったんですが、
先述の通りでちょい色味が気になったので結局CPLだけを使いました。
まぁCPLだけでも使い勝手や効果もよいしこれはなかなか便利だね。
今後も使いたいねって思ったんですが…
朝から超エキサイティン😇 pic.twitter.com/L2PfA8D9o8
— 市川 (@memo_1kawa) 2024年7月8日
落としてしまいお亡くなりに…。
Haidaさんホントすいません。
今買える脱着容易なフィルター関連製品
ということで最後は今買える脱着らくらくフィルター製品のご紹介。
あくまでも市川調べになりますのでご注意を。
フィルタ―の色の件もあるので現在私も様々なメーカーさんの物を物色してます。
まぁ今回のような動画をまた作るかって言われたらわからんだけどね。
専用フィルタータイプ
専用タイプは名前の通りで使うフィルターは専用のものでよろしくってやつ。
今回私が使ったようなやつね。
専用だから諸々の作りや使い勝手はいいんだけど高い。
H&Y
角型も磁石入れて使いやすくしているH&Yさん。
丸形も用意されてます。
今回使用したのと同等の効果が期待できるCPLだとこれ。
CPLとホルダーがセットになってるものみたい。
CPLにプラスしてホワイトミスト効果も持たせたのもある。
今回のような動画撮影メインとなるといいのかもしれません。
NDは枚当たり大体10000円くらいしちゃうのでセットがよいかも。
ただしホルダーが一つしかつかないので別途必要数お求めになる必要あり。
これにCPLもつけてくださればオールインワンでより買いやすいような気もします。
まぁ動画のためにNDだけ欲しい!って人もいるのかもね。
KANI
角型使ってるKANIさんからも出てます。
今はCPLだけみたい。
レンズ側の土台部分と対応フィルターがセットになってる製品。
今年発売になったばかりみたいです。
マグネット式のNDとかはないんだけど、
変わりにKANIさん独自のクイックリングっていうアイテムがあります。
これ手持ちの丸形フィルターに着けると回さずにレンズに取り付けられるようになるみたい。
なんかこうぎゅっとやって取り付ける、ってアイテム。
別段磁石である必要もないのでこれもいいかもですね。
レンズ側には径だけ統一したステップアップリングつけておいて対応するとか。
やってないからわからないけど。
これでいければ安く済むかも。
ちなみにここ数年間ずっと私が使ってるのがKANIさんのCPLです。
SDQHは光に敏感(だと思ってる)ので特にCPLを使うことが多いのですが、
KANIさんのやつは性能や塩梅良くて助かってます。
昨年秋田駒で大活躍してくれました。
通常版とVIVID版の二種類あるんだけど私は通常派です。
あと薄いのと薄くないのとかいろいろあります。
レンズによっては薄型だと不便生じる場合あるので要注意。
そんなKANIさんの製品なんですが、
実はHPからのご注文のみ使える「市川割クーポン」ってのが存在してるんです。
これねチェックアウトされる際に0804とご入力いただくと5%OFFになります。
対象はフィルターのみならずLeofoto製品もオッケーとのこと。
もしよかったらご利用になられてみてください。
NiSi
私が角形デビューした際に選んだNiSiさん。
最近のNiSiさんは動画撮影の際に心強い製品出されてるイメージです。
NiSiさんはマグネット方式のものはないっぽいんですが、
SWIFTという独自の方式を採用したものが出てます。
(KANIさんのクイックリングと似たようなもの?)
これもネジネジしなくてもOKなシステムみたい。
動画見ると割と簡単につけられてるのでありなんじゃないかしらと思います。
触ったことないのでなんともな部分あるんだけど…。
NDに関してはH&Yさんのようにある程度必要なものがパッケージになってるものもあります。
これもSWIFTシステム搭載なので磁力こそないもののネジネジせずに取り付けできます。
フィルタ―も色分けされてて可愛らしくおしゃれ。
毎度NiSiさんはおしゃれな雰囲気ありますね。
KANIさん同様フィルターの質については全く心配することはないかと思います。
ちょっと高いけど安心してご使用いただけるかと思います。
あとはK〇Fとか最近はSm〇llrigとかからも出てるんですが割愛。
やはりあまり安すぎると性能面がちょい不安かなと思います。
この辺りはわずかばかりの経験値もありまた判断基準が変わってきてます。
ひとまず上の三社さんならば安心してご使用いただけるかと。
手持ちフィルターを対応させちゃうタイプ
お次はアダプターのみ販売されてるタイプの商品。
どういうことかというとお手持ちのフィルターに取り付けて、
マグネットフィルター化しちゃおうぜってアイテムです。
専用のフィルターではなく丸形であらばほとんど対応できるため、
導入コストが少なくまたご自身が好きなものが使えるっていうメリットあります。
反面、フィルターとは別にマグネット部分を取り付ける為に厚みが増します。
そのため場合によってはケラれちゃうなんてこともあるかも。
やや大き目使うとかその辺の工夫が必要かもしれません。
Kase
ヨドバシでも見かけるKase。こちらも中国の会社です。
前から気になってたんですがKaseとHaidaって同じ会社なんですかね?
なんか触れていいのかわからないけど似てるような気がして仕方ありません。
そんなKaseからはマグネティックフィルターアダプターという名称で販売されてます。
働き別にAとかBとかCの文字で書かれてるんだけど逆にちょっとわかりにくい気も…。
手持ちのフィルターを生かせるんですが82㎜径で約6600円と考えるとちょい高いような?
なおよしみカメラさんでも買えるそうです。