約5年間使った日帰り用ザックを買い替えました。
今回はこの「カリマーリッジ40」について購入した理由等を書いていきます。
- 日帰り登山用にカリマーリッジ40を買いました
- 日帰り30L、卒業します
- 買い替えの理由
- カリマーリッジ40を選んだ理由について
- カリマーのザックサイズ表記が変わったよ
- カリマーリッジ40を見ていこう
- 新型は小型版クーガー?
- 快適な日帰り登山を目指して
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日帰り登山用にカリマーリッジ40を買いました
久しぶりに登山ネタです。
先日、日帰り登山用のザックを更新しました。
以前から日帰り時はカリマーのリッジを愛用していたのですが、
今回購入したのも…リッジです。
とはいえこのリッジもここ数年で大分変わっているみたいです。
今回はそのあたりも含めながらご紹介してきます。
日帰り30L、卒業します
皆さんは日帰り登山時にどのくらいのザックを使用していますか?
もちろん場所や登る山、装備によっても変わってくるかとは思いますが、
概ね30L前後を使われている方が多いのではないでしょうか?
かく言う私も例にもれず、私も日帰り時は30Lザックを使用しておりました。
そんな私が今まで使用していたのがこちら。
「カリマーリッジ30」。
色はミリタリー味溢れるカーキ色です。
この色が欲しかった…というわけではなく、
在庫の都合でこの色を購入しました。
このザックは5年前、私が登山を始めるときに購入しました。
静岡の好日山荘にてフィッテイング等見ていただき決めたわけなのですが、
あれからもう5年とかまじか…時間が経つのはホントに早いですね。
当時は比較的小型なカメラ「オリンパス OM-D E-M5 markⅡ」を使用していたことあり、
このサイズで全く不満はありませんでした。
また日帰りだけでなく初めての北アルプス&小屋泊もこの大きさで出かけた記憶があります。
しかし昨年4年ぶりに燕岳で小屋泊したときは75L担いでいったような…残雪期とはいえこの差は一体?
ともかく、このように購入当初は特別不満なく使用していたのですが…
この登山を境に問題が発生しました。
そう…カメラが大きくなったのです。
この登山を自分の中で色々と反省した結果、
カメラをフルサイズ一眼レフ(当時はNikon D810)に買い換えました。
しかしさすがはフルサイズ、このザックに入れたらもうパッツンパッツン。
レンズを数本持とうものならもうはちきれんばかりの勢いでした。
幸い翌年からはテント泊がメインとなったため、
日帰りでの登山回数がかなり少なくなりました。
そのためこのザックの出番も数カ月に一度程度、
それならわざわざ買わなくても我慢すればいいかと思いダラダラと使い続けた結果、
気が付けばもう5年が経過していたのでした。
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買い替えの理由
このタイミングで買い替えた一番の理由が「コロナによる登山を取り巻く環境の変化」でした。
本来であればこれからのシーズン、テント泊を中心とした行程で予定を組むのですが、
皆さんご存じの通り、今年の登山状況というのはで今までとは大きく異なります。
今年度は夏山時期営業せず休業を決めた山小屋や、
営業していても予約しなければならないテント場等々、
どうも今までのようにふらっと行ってテント泊して帰る…
というわけにもいかなそうな雰囲気。
場所にもよりますけどね。
もちろん予約していけばいいわけなのですが、
私の場合はギリギリまで天候を見て行くか行かないかを判断していたり、
突然気分で「よし、明日行くか!(仕事は知らん)」という風に気分で決めています。
何より予約しようにもすでにいっぱいだと、
テントを張るはおろかその山域へと出かけることすら出来ないわけです。
なんといいますか、これを見ると今年はちょっと厳しいのかなと思ってしまっています。
とはいえそんなこと言ってもテント泊が全くできないのはちとさみしい。
こんな具合なので今年はテント泊は行けるときに行くとして、
予約がとれそうにない時は日帰り登山を中心にして、
いろんな山に登るのもいいかなと考えるようになりました。
また以前からやってみたかった「山頂を目指さない登山」に挑戦するのもいいのかもしれません。
となると問題となるのがザック。
ミラーレスにしたとはいえ結局持っていくものが初期よりかなり多くなったため30Lでは賄いきれません。
かといってテント泊用の75Lを背負ってくのもデカすぎます。
「30以上75以下」この間の大きさでいい塩梅のものが欲しい、
…ということで今回のリッジ40購入となりました。
カリマーリッジ40を選んだ理由について
今回、リッジ30からリッジ40へと買い替えたわけなのですが、
これは特に決めていたわけではありません。
当初は最近気になっていたグレゴリーの「Zullu 40」というモデルにしようと考えていました。
グレゴリー GREGORY ジェイド38 684034845 ダークチャコール(dch)
- メディア: スポーツ用品
(注:写真は女性用のJade、間違えました。)
このザックは前面側から室内へアクセスすることが出来るため、
荷室下側に入っているものも簡単に取ることが出来ます。
レンズ交換時や防寒着等々を取り出すときに使い勝手よさそうと以前より気になっていました。
あと色もかっこいい。
実際に店舗にて触ってみたところ確かによい感じ。
使い勝手はもちろん、背負ってみた感じも非常によく、
さらにお値段もそこまで高くはありません。
よっしゃ、これにしようかなと思ってふと背面を見た時に一点気になることがありました。
それは肩のベルトの付け根の裁縫。
このザックは出しろの部分のみを止めているタイプで、
見た目的にやや心細さを感じてしまいました。
私の場合、あれこれと持って行ってしまうためどうしても重量はそこそこになります。
この繊細そうな付け根は果たして私の下手な使い勝手に耐えれるかしら?と気になってしまいました。
スペック上だと16㎏まで行けるとのことでしたが、
実際に使うとなるともう少し軽めに見ておいた方がよさそうです。
うーんきわどいかも…。
そこで店員さんに自分の使い方や登山のスタイルを伝えて見繕っていただいたところ、
勧められたのがこのカリマーのリッジ40でした。
思えば今まで使ってきたリッジ30は全く持ってノートラブル。
さらに昨年にはテント泊用にと同じくカリマーのクーガー75+15Lを使い始めましたが、
こちらも使いやすいし不満もありません。
もしかしたら自分にはカリマーのザックが合ってるのかもしれない…。
ということで今回もカリマーのザック購入と相成りました。
カリマーのザックサイズ表記が変わったよ
余談ですが、カリマーのザックのサイズ表記が変わったのはご存知ですか?
私も今回購入して初めて知ったのですがここで簡単にご紹介しておきます。
今までのカリマーのザックは「Type1「Type2」「Type3」という種類に分かれていました。
Type1→背の低い男性と女性用(背面長42cm)
Type2→男性と背の高い女性用(背面長47cm)
Type3→男性用 (背面長50cm)
これが現在のモデルでは「Small」「Midium」「Large」に変更されています。
とはいえカラー展開は以前同様モデルによってラインナップが異なりますのでご注意ください。
ただ表記が変わっただけなのかな?
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カリマーリッジ40を見ていこう
目立つ「レスキューオレンジ」を買いました
ということでここからは簡単に今回購入した「カリマーリッジ40」について簡単に見ていきます。
今回購入したのは「レスキューオレンジ」というなかなかビビットなお色。
当初は黒を購入しようと思ったのですが見立て人から、
「地味過ぎない?そろそろ動画映えも考えたほうがいいんじゃない?」という、
割と今の状況を把握したうえでの真面目なアドバイスが。
ザックが派手になって動画映えするのかは疑問ですが…。
動画映え?はともかくとして、
実はこのザックを冬の日帰り登山でも使用したいと目論んでいます。
雪にオレンジ色は映えそうだぞ?という思いもありましたが、
いざという時を考えるとこの色が頼りになりそうです。
何より当の本人もまんざらいやでもないというわけで今回はこの色をチョイスしました。
旧モデルと比較してみよう
ここからはそんな見立て人が使用してる旧リッジ40と比較して違いを見ていきましょう。
黄緑側が比較用の旧リッジ40。
一昨年くらいのモデルだと思います。
旧来のモデルと違う点はこの前面のチャック部分。
旧モデルはセンターだったのが左側変更されています。
個人的にはセンターの方が大きく開くことができるので使いやすかったです。
ただしこれなら前面のセンターにギアを配置しても横からポッケにアクセスできるので、
今までとは違うパッキングが出来るかもしれません。
またレインカバーの収納場所にも違いがあります。
旧型はザック底面部に用意されていましたが、
新型は下の部屋を開けた蓋の方に用意されています。
うーん、個人的には旧型の方が雨降る中でもザック内を開けずに取り付けることが出来るからよいような気がしますね。
新型の場合、怪しそうと感じたら降られる前につけたほうがよさそう。
また、新型には新たに「フロントポケット」が搭載されました。
この部分は私が使う大型ザックカリマー クーガーにも搭載されています。
冬時期はスコップを入れたりすることが出来るので結構重宝していました。
40ℓだとスコップを入れることはなさそうですがそれでもこれは便利そう。
サイドポケットは逆に新型の方が小さいような印象です。
マチはやや浅めで1Lナルゲンはちょっと厳しそう。
私的に重要な三脚はと思い入れてみました。
サイズにもよりますが、
私が登山用に使っているLeofoto LS-324CEXだと足2本までしか入りませんでした。
あとはこんな感じで上部をベルトで止めての運用となりそうです。
ザックから少し飛び出してしまいますがこれは仕方ない。
とはいえ今までもこの形で携行していたので特に問題はなさそうです。
新型は小型版クーガー?
ここまで新型を触ってみてこのザックが何かに似ていることに気が付きました。
なんだろう?触ったことあるような気がする、と記憶振り返ってみて思い出しました。
これ、同じくカリマーから発売されているクーガーとても似ています。
フロントポケットやら左からのアクセスに変更されたポッケ等々、
触れば触るほどクーガー。
リッジというよりも小型版クーガーといったほうがしっくりくるかもしれません。
そのためクーガーを使っている方はすんなり受け入れることが出来そうです。
旧リッジと比較すると果たして便利なのか?と思う個所もいくつかありましたが、
そこまでは問題ないかなと思います。
クーガーについては以前ちょっとだけ書いたのでよかったら見てください。
今現在もテント泊にて使用しています。
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快適な日帰り登山を目指して
簡単ではありますが「カリマーリッジ40」について書いてみました。
この後実際にパッキングしてみたのですが、
30Lよりも大きくなったおかげでレンズなど入れても余裕があります。
これでようやくパンパンザックと卒業できそう。
今後の登山についてはまだまだどうなるかはわかりませんが、
行けるときがあれば日帰り・テント泊問わずに行ってようと思います。
とはいえ未だコロナウイルスの危険は潜んでいますので、
これを忘れず出来る限りの対策を施していきます。
少々派手かもしれない(今更)けど、
このザックをしょって山に行くのが楽しみです。
それでは、良き山行を!
[カリマー] 中型トレッキングザック ridge30 Medium Sea Grey (シーグレー)
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