今シーズンこそ冬の雪山登山へ!ということでひたすら道具をそろえている私。
毎週毎週お金が飛んでいきもう何が何だか…
そんな揃いつつある雪山登山装備の中から今回ご紹介するのは「12本爪アイゼン」です。
スポンサードリンク
増える道具と減る貯金
前回、冬山登山を宣言した私です。
まずは金額が大きい登山靴を購入。
好日山荘横浜西口店のお父さんに見立てていただき無事に選定することが出来ました。
…しかしもちろんこれだけでは雪山に出かけることはできません。
そのほかにも買うものはたくさん、最近では毎週末大金が消えていきます。
雪山登山でお金がかかるのは本当やったんやな…。
ちなみにブログで紹介している以上の速度で装備は整いつつある状況です。
ただ年末ということであれこれ忙しく書く速度が追い付きません。
来月中旬にはどこかに出かけたいというのが今のところの目標ですが、そもそも休みを取れるのかどうか…。
とまぁそんな感じではありますが今回は雪山登山の必需品である「12本爪アイゼン」を購入したのでご紹介します。
アイゼンは「グリベル エアーテック オーマチック」をチョイス
結論から先に述べると、12本爪アイゼンはグリベルの「AIR TECH O-matic SP(エアーテック オーマチック)」を購入しました。
雪山未経験者の私ですが、実はアイゼンは春先などでも使用することがあるため一応持ってはいました。
そんな手元にあったものというのは、
モンベル「スノースパイク10」
それと同じくモンベルの「チェーンスパイク」
今年・一昨年の無雪期登山においてはたまーに使う程度で、お守り要因として携行することが多かったです。
特にチェーンスパイクはコンパクトなので春先や秋口の登山時に携行するといいんじゃないかなと思います。
しかしながらスノースパイク10は10本爪、やはり雪山での主流は12本爪のある安定したアイゼン。
しかも雪山登山時に重要となるスノースパイク10の前爪では小さくこれでは雪山で力を発揮することは難しいです。
ということは…新たな雪山用のアイゼンが必要となるのです。
スポンサードリンク

実は前回、登山靴を購入する際に好日山荘横浜西口店の店員さんことお父さんにアイゼンについても相談していました。
というのも登山靴とアイゼンにも相性があり、今回購入した靴に合うおススメの品を聞きたかったのです。
しかし私の購入した冬靴は冬靴の中でも超売れすじの物。
この靴に合わないアイゼンはないよ!とお父さんも断言されているくらいだったので基本どれでも大丈夫そうでした。
そのうえでおススメのものを聞いたところ、お父さんがおすすめしてくれたものがグリベルの「エアーテック オーマチック SP」というものでした。


お父さん曰くグリベルをおススメする一番のポイントがこの底面。
よくみるとこの部分がぷにぷにとするようになっています。
この機構により雪が付きづらいのだそうです。
底面には圧縮した雪が付きやすくてこまめに払わないとアイゼンがしっかり食い込まなくなってしまうんですよね。
この機構を始めてみたときはおおお!とお父さんも感動したそう。
またグリベルのアイゼンには今回購入した「エアーテック」シリーズの他にも「G12」シリーズや「G14」シリーズなど様々な種類があります。
その中でもお父さんのおススメが今回購入したエアーテックシリーズでした。

- 出版社/メーカー: GRIVEL
- メディア: その他
- この商品を含むブログを見る


決め手はこの前爪の次の爪の長さ。
「G12」シリーズや「G14」シリーズの場合、この爪がやや長くこれが初心者には使いずらいんだよといっていました。
私的には長いほうががっちり食い込んでつかいやすいんじゃないの?と思ってしまいましたがお父さんは大先輩の経験者。
ここは素直に意見を聞き入れエアーテックシリーズに決めました。
そして最後に選ぶべきはアイゼンの取り付け方法。
前回前後コバのある冬靴を購入した私はワンタッチ・セミワンタッチどちらも選ぶことが出来ます。
じゃあがっちり止まりそうなワンタッチを…と思ったのですがお父さんは、
「春先の残雪期で使うこともあるわけだから夏靴と合わせることも想定したほうがいいよ。」
「靴に合わせてアイゼンも買うなんてもったいないよ」
とのありがたきお言葉が。
(なるほど確かに昨年の春に出かけた蝶ヶ岳の雪渓は怖かったよな…)
と実体験にも思い当たる節がありかなり納得させられてしまいました。
でもやっぱりコバのある靴を購入したし、ワンタッチはがっちりと固定できそう。
うーんどうするか…と悩んだ結果、この日は購入を見送ることにしました。
実際持ち合わせもなかったですしね…。
スポンサードリンク
やっぱりワンタッチを使ってみたい!
その翌週、仕事の都合で静岡市内へと出かける用事がありました。
そのあと私は好日山荘静岡パルコ店へと向かいました。
そう、ついに購入するアイゼンを決めたのです。
結局私が購入したのは…
ご紹介の通りグリベル「エアーテック オーマチックSP」のワンタッチアイゼンを購入しました。
やはりワンタッチのがっちり感がとても魅力的でこれにしちゃいました。
春先のことはまた春先に考えよう…。
早速靴と合わせてみました。
やはりお父さんの言う通り、フィッティングもばっちりです。
購入に当たり訪れた静岡パルコ店の店員さんも、
「この靴であればほとんどのアイゼンを使うことが出来ますよ!」
とお父さんと同じことをおっしゃっていました。
しかしこの歯、なかなかの鋭さです。
なんでも気をつけて歩かないとズボンに穴を開けてしまうそう。
うーん、歩き方も考えないといけませんね…。
なんたってズボンもそこそこのお値段しますからね。
しかし憧れた冬靴+12本爪アイゼンを目の前にするとやはりテンション上がりますね。
これを履いて外に出るのがもったいないと感じてしまうほど。
部屋に飾っときたいくらいです。
悩みながら装備を整えるのは…楽しい!
ということで念願の12本爪アイゼンは「グリベル エアーテック オーマチックSP」のワンタッチ式を購入したよというお話でした。
グリベルの特徴である底面のペコペコは雪山だと効果絶大なのだそうです。
私も体験したうえでまた感想等書ければと考えています。
次回は再びの高額商品、ハードシェル購入編をお送り出来ればと思います。
これが今回一番頭を悩ませる買い物と共に一番高額だった…というお話はまた次回。

- 出版社/メーカー: GRIVEL
- メディア: その他
- この商品を含むブログを見る