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登山やカメラなどなど

今日の一枚(2016/10/30)

夜は毎年恒例の山中湖紅葉祭りへ…
行くも全く色ついてない。
しかも途中で雨が降ってきてずぶ濡れ…と、残念な結果となりました。
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[製造元]
NIKON CORPORATION
[モデル]
NIKON D810
[撮影日時]
2016/10/29 20:21:21
[Exifバージョン]
2.30
[画像サイズ]
7360 x 4912
[フラッシュ使用]
いいえ
[焦点距離]
15.0 mm
[焦点距離(35mmフィルム換算)]
15.0 mm
[シャッタースピード]
2.0 秒
[ISO感度]
400
[絞り]
F8.0
[レンズ開放F値]
F2.8
[露出補正]
0.33
[露出プログラム]
マニュアル露出
[測光モード]
分割測光
[光源]
晴れ
[使用ソフトウェア名]
Adobe Photoshop Lightroom 6.7 (Windows)
[レンズの仕様]
15.0mm - 30.0mm (F2.8)
[レンズのモデル名]
TAMRON SP 15-30mm F2.8 Di VC USD A012N

【撮影機材】また会おうオリンパス。私はニコンへ移行します。

1枚1枚丁寧に。
そのためのフルサイズ。
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突然ですがカメラを買い換えました。
本来なら12月?に発売する「OM-D E-M1 markⅡ」へ移行する予定だったのですが、
私が選んだのは…









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Nikon D810」
いわゆるフルサイズのデジタルカメラ
もう後戻りはできません。








なぜ買い替え?

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今まで使っていたカメラ「OM-D E-M5 markⅡ」は大変良いカメラでした。
小さくて持ち運びしやすく、その上写りも秀逸。
バッテリー持ちと高感度に弱いくらいしか不満はありませんでした。
スナップ撮影用途であれば、今でもお勧めできるカメラです。
しかしの気軽さ故、私はうまく付き合うことができなくなってしまいました。





①記録と記憶のバランス

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その持ち運びやすさ故、出先で必要以上に写真ばかりを撮るようになってしまいました。
せっかくの出かけたのに写真撮影に夢中になってしまい、結果出かけた記憶自体が薄くなってしまう。
その場でしかできないことがあるはずなのに、それよりも写真撮影を優先してしまう…。
記録と記憶のバランスがうまく保てない。

これは燕岳で痛感しました。
せっかく山小屋で一泊したのに私は同じような写真をひたすら撮っていただけ。
今思えば、撮影枚数を半分にするだけで山小屋でしかできない貴重な体験、
例えばほかの登山者の方といろんな話をしたり、山小屋の雰囲気や歴史を感じたり…
とまぁ、私が思い描く「登山」ができたのではないかなとかなり後悔しています。
今思うとチャンスはたくさんあったのに。
この反省を生かすには私の撮影スタイルを根本から変えないといけないと改めて感じました。

②一枚一枚丁寧に撮影したい

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下手な鉄砲数撃ちゃ当たるタイプな現在の撮影方法ではなく、
一枚一枚丁寧に撮影する様に心掛けた撮影スタイルに変わりたい。
撮影枚数やタイミングは自分自身で心がけることはできますが、
できれば更なる抑止力もほしい…と考えたとき、フルサイズは適任でした。
センササイズが今までの1.5倍となるため、中途半端な状態で撮るとそれがすぐに形となって現れます。
細かいところまで描写するカメラだからこそ、きちんと向き合わなければなりません。
それなりのスキルが求められるカメラ…正直私にはまだ早いような気もするのですが…。
しかしこれを使いこなすことができるようになれば、私も「作品」としての写真を撮れるようになる気がします。
今は無理でもそうなれるように付き合っていきたいです。





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そして、さすがはフルサイズ。その大きさ・重さもまさにフルサイズです。
要はデカくて重い。こんなの一日中首からぶら下げてたら肩こりが半端ないです。
しかし、逆にこれも撮りすぎ防止につながるのかなと考えました。
登山時などは出し入れが億劫になってここぞの以外では撮らなくなるかな?と。
でもほんと重いんですよね、これ。
面倒になって外に連れ出す機会が激減…なんて可能性もあるかも?





③高感度耐性

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これはマイクロフォーサーズ機を購入する前からわかっていたことなのですが…。
やはりもう少し高感度に強ければなぁと思うようになりました。
特に星を撮った時。そういえば、星を撮る楽しさを教えてくれたのもこのカメラでした。
ネットや本でしか見たことのない写真と似たような雰囲気の写真が自分でも撮れる!ことに大興奮。
一時期は週6で撮影に出かけていました。馬鹿ですね。

星を撮るときはISO感度を1200~1600近辺まで上げて撮影します。
出来ればもう少し上げたいのですが…マイクロフォーサーズではこのあたりでもノイズが出てしまいます。
調べたところフルサイズだとなんと2~3倍くらいまでは上げることができるそう。
夜景や星をたくさん撮るならこのカメラじゃ…気が付くとそんな風に考えてしまっていました。

今後発売されるE-M1 markⅡでは有効画素数が2020万画素にレベルアップするそうです。
またピクチャーエンジンもM5 markⅡのものよりも進化するそう。
画質は確実に上がるようだけどノイズはどうだろう?
そもそもセンササイズの問題な部分もあるわけで、E-M1 markⅡを購入してもこの不満は解消されないのでは?
だったらこの分の予算を含めてフルサイズへ移行したほうが幸せなんじゃないか?
…とこんな風に考えが流れていったのでした。

ただし、ライブコンポジットやLVブーストなどの機能はミラーレスならではの機能というのも事実。
どちらも大変お世話になっていたので、無くなるのはかなり痛いのですが…仕方ない。






④いつかはフルサイズ

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遅かれ早かれフルサイズに移行するんだろうなぁ…と密かに思っている自分がいたのもまた事実。
少し早い気もしますが…ここまで来たらあとは勢いです、はい。




気が付いたら…

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そんなこんなで燕岳登頂から一週間後、気が付くと秋葉原に来ていました。
そしてD810を購入、今に至ります。






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今回私は24-120mmレンズキットを購入しました。
D810については今更な機種なので、特にレビューを書くつもりもありませんが、
なぜD810を選んだのか?というところで記事を書きたいなと考えてます。




そして写真撮影に対する考え方を改め直した訳で、
ブログの運営についても見直しを検討中です。




ありがとう、E-M5 markⅡ

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ともあれ、写真を撮る楽しさを教えてくれたE-M5 markⅡには大変感謝しています。
私を外に連れ出してくれるようになったとても大切なカメラ。
金銭的に余裕があれば手元に残しておきたいのですが…無念。
次の方にも写真を撮る楽しさを伝えてくれ!

そして今でもオリンパスは大好きです。
いつの日か、自分自身が成長した暁にはまた戻ってきたいと思います。


ニコンに鞍替えりましたが…今後とも当ブログをよろしくお願いいたします。

今日の一枚(2016/10/28)

日は写真を撮りに出かけてきます。
しかし最近動いてないから太ったような気がするぞ…。
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[製造元]
OLYMPUS IMAGING CORP.
[モデル]
E-M5MarkII
[撮影日時]
2015/10/31 20:08:25
[Exifバージョン]
2.30
[画像サイズ]
4608 x 3456
[フラッシュ使用]
いいえ
[焦点距離]
12.0 mm
[シャッタースピード]
1.0 秒
[ISO感度]
200
[絞り]
F3.5
[レンズ開放F値]
F2.8
[露出プログラム]
マニュアル露出
[測光モード]
分割測光
[使用ソフトウェア名]
OLYMPUS Viewer 3 2.0.1W
[レンズの仕様]
12.0mm - 40.0mm (F2.8)
[レンズのモデル名]
OLYMPUS M.12-40mm F2.8
[撮影地]
山梨県南都留郡山中湖村

今日の一枚(2016/10/27)

調管理にお気をつけを
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[製造元]
OLYMPUS IMAGING CORP.
[モデル]
E-M5MarkII
[撮影日時]
2015/10/31 21:06:11
[Exifバージョン]
2.30
[画像サイズ]
4608 x 3456
[フラッシュ使用]
いいえ
[焦点距離]
12.0 mm
[シャッタースピード]
1.3 秒
[ISO感度]
200
[絞り]
F4.0
[レンズ開放F値]
F2.8
[露出プログラム]
マニュアル露出
[測光モード]
分割測光
[光源]
晴れ
[使用ソフトウェア名]
Version 1.1
[レンズの仕様]
12.0mm - 40.0mm (F2.8)
[レンズのモデル名]
OLYMPUS M.12-40mm F2.8
[撮影地]
山梨県南都留郡山中湖村

今日の一枚(2016/10/26)

し撮り
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[撮影日時]
2016/10/24 06:48:37
[Exifバージョン]
2.30
[画像サイズ]
7360 x 4912
[フラッシュ使用]
いいえ
[焦点距離]
105.0 mm
[焦点距離(35mmフィルム換算)]
105.0 mm
[シャッタースピード]
1/160 秒
[ISO感度]
100
[絞り]
F4.0
[レンズ開放F値]
F4.0
[露出プログラム]
絞り優先AE
[測光モード]
分割測光
[使用ソフトウェア名]
Ver.1.11
[ホワイトバランス]
AUTO1
[使用レンズ]
24.0mm - 120.0mm (F4.0)
[撮影地]
静岡県裾野市

【登山】Theぼっち。北アルプス「燕岳」に登ってきました。#4

しい朝が来た。そして下山。
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朝日を拝もう

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朝5時に起床。
夜はとても寒くあまり眠ることができませんでした。
室内でこの状態なのに、はたしてテン泊の人は寝れるのだろうか…。
身支度を整え、朝日を拝むため外へ。
見晴らしのよい、西側ヘリポートへ向かいます。
すでに数人の方がスタンバイされておりました。






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日の出時間が近づくにつれ、人の数が増えてきました。
皆さん楽しみにされているんですね、やっぱり。
若干雲が多いように感じますが果たして拝むことができるのだろうか…?




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日の出時刻。
遠くの空が明るくなりましたが、残念ながら雲が多くてNG。
夕日についで日の出もとは…ついてないなぁ。
日の出も次回にお預けです。





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何気なく我が家の方向を見てみると見覚えのあるシルエットが。
あ、あれはは富士山じゃないですか。
北アルプスからも見ることができるとはさすがは日本一です。
あの裏から来たのか、と考えるとなんだか胸熱です。





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朝食の時間も近づいていたため、中に戻ることに。
三脚を立て、一眼レフで最後まで撮影されている方を発見。
この姿がかっこよかった(ちなみに女性でした)。

そして、ふと自分の撮影について考えてしまいました。
気になるものはとにかく「撮る」…というよりも「記録」をしている今の撮影スタイル。
私がやりたかったのは本当にこういうことなんだろうか…?

この瞬間から、自分と写真との付き合い方に疑問を感じるようになりました。




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ともあれまずは食事です。
朝ごはんも旅館並みのクオリティ。
ごはんとお味噌汁に焼き鮭にソーセージと卵焼き…まさにThe朝食。
おいおい、デザートのゼリーまであるぜ。しかもこんにゃくゼリーだよこれ。
ちなみにごはんとお味噌汁はお代わり自由です。
残さずきちんとおいしくいただきました。ごちそうさまです。





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食後、寝床に戻ります。
予定だと本日は大天井岳まで行ってまた燕山荘に戻り宿泊をする予定でしたが、
どうも体調が思わしくない。
やはり無理しすぎたかな…。
というわけで他人様に迷惑をかける前に下山することにしました。







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下山後の予定を考えるため、燕山荘からのお知らせコーナーにて情報を収集します。
燕山荘と同系列の「有明荘」が登山口入り口からすぐのところにあるらしい。
ネットでも何度か目にしたこともあり、気になったのでここに立ち寄ることに。




微妙に縦走体験

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しかし、このまま下山しても面白くないので少し大天井岳方面に進むことにしました。
微妙に縦走体験です。
日の光を浴びた燕岳はとてもきれい。





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よく見ると山頂に人の姿が。






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私は大天井岳方面へ向かいます。
槍ヶ岳まではこのルートで向かうことができます。
通称「表銀座」ルート。
私もいつかここを通って槍ヶ岳まで行ってみたいものです。





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しばらくは稜線を進みます。
槍ヶ岳方面は若干雲が出ていますね。
山の天気は変わりやすいものです。




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一方の燕岳方面は本日も快晴。
空が本当に青くて綺麗。





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少し歩いては立ち止まり景色を眺めて写真を撮る、
こんな感じなのでついつい同じような写真が量産されてしまいます。
写真ってこんな風にただやみくもに「記録」するものなんだろうか…?
絶景を堪能しながらも、自分と写真との付き合い方についてずっと考えていました。




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「記録」することに気を取られすぎていないだろうか?

そんな風に考えながら歩くこと一時間。
このまま行くとそのうち大天井岳に着いてしまいそうだったので折り返して燕山荘へ戻ります。
次来るときまでまっててくれ、大天井岳
体調を整えてから行くからね。


さらば燕山荘

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燕山荘まで戻ってきました。
いよいよこれから下山です。






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昨日雲海が広がっていた場所には街並みが広がっていました。
なかなか遠いな…。




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小休憩後、出発です。
さらば燕山荘。
また逢う日まで。



下山

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あっという間に下山です。
お疲れさまでした。
なぜか下山時は下山に集中してしまうんですよね。

登山口から700mのところにある有明荘にお邪魔しました。
こちらは日帰り温泉もある燕山荘グループの施設です。
グループということは、そう。
燕山荘宿泊者は割引を受けることができます。
宿泊が証明できるものをフロントにて提示すると100円引きになります。
登山口から近くてさらに割引…これはいかざるおえませんね。
燕山荘グループなかなかのやり手。

写真はありませんが、温泉もなかなかの御手前でございました。
男湯は内湯×1、露天×1の構成。
露天からは私の大好きな白樺の木を眺めることができて、心身共にやすらぐことができました。
ちなみに燕山荘名物のTシャツ、ここでも買えます。
てっきり燕山荘限定だと思っていたので見つけたときは衝撃でした。






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お腹がすいていたのでついでに食事。
名物の「山賊焼き」をいただきます。
話では聞いていたのですが、実際に食べるのは初めてでした。
これ鶏肉なんですね。豚肉かと思ってました。
山に行った後って肉が無性に食べたくなるんですよね。
お味も濃いめで衣もサクサク、なかなかの食べごたえで大満足でした、おいしかった。
お腹も心も満たされ、帰路につきます。
途中まさかの翌日仕事℡が…まじかよ。
体調も芳しくないため、このまま静岡へと帰宅しました。



おわりに

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初めての北アルプスへの登山となった今回。
本やネットでしか見たことがない風景が目の前に広がっており、とにかく感動の連続でした。
そして、山小屋ぼっちはかなりつらい。なにより食事の時が一番きつい。
もしもまた一人で泊まることことがあればその時は素泊まりにしようかと思います…。
私と同じくらいの年のソロ登山者はきっとテン泊なんでしょうね。
いつかはテン泊縦走するぞ!
夢は広がるばかりです。


しかし、目にする光景をただ「記録」するためにひたすらシャッターを切ってしまった自分。
記憶よりも記録を優先してしまった結果、あまり達成感のない登山となってしまったのも事実です。
このままでいいのだろうか…この登山をきっかけに写真との付き合い方を考え直すこととなりました。










そして…

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その結果、私は新たな気持ちでこのカメラを手にすることとなりました。

今日の一枚(2016/10/25)

週末は紅葉撮りへ。
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[製造元]
OLYMPUS IMAGING CORP.
[モデル]
E-M5MarkII
[撮影日時]
2015/10/31 21:02:29
[Exifバージョン]
2.30
[画像サイズ]
4608 x 3456
[フラッシュ使用]
いいえ
[焦点距離]
12.0 mm
[シャッタースピード]
1.3 秒
[ISO感度]
200
[絞り]
F3.5
[レンズ開放F値]
F2.8
[露出プログラム]
マニュアル露出
[測光モード]
分割測光
[光源]
晴れ
[使用ソフトウェア名]
Version 1.1
[レンズの仕様]
12.0mm - 40.0mm (F2.8)
[レンズのモデル名]
OLYMPUS M.12-40mm F2.8
[撮影地]
山梨県南都留郡山中湖村

【登山】Theぼっち。北アルプス「燕岳」に登ってきました。#3

小屋ぼっちはつらいぞ。
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時刻は17:30。
夕日が見れる時間になりました。
外に出るとすでにたくさんの人。
皆さんたのしみにしているんですね、やっぱり。
本気な三脚をセットされている方もいました。
ってかこれを担いできたんですか?すごい。





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先ほどまで雲一つなかった槍ヶ岳周辺にも雲が…






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少し目を離したすきに、あっという間に雲が槍ヶ岳を襲います。
山の天気の変わりやすさを目の当たりにした瞬間でした。





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結局、この日は雲が多く夕日を望むことはできませんでした。
う~ん残念。





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それでも遠くの空が赤くなる姿を見ることができました。
一日の終わりですね。
夕日は次回にお預けです。






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しかし、寒いです。
早く中に入ろうと戻っていると、何やら立ち止まる人たちが何かを見つめています。
なんだろう?と思い近づくと…







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こ、これが噂の雷鳥
こんなあっさりと登場するとは思っていなかったのでびっくりです。
まるっこくてかわいい。






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よく見るともう一羽の姿が。
燕岳を眺める姿はまさに北アルプスな風景。
夕日は見れませんでしたが代わりによいものを見れました。






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時間は18:00。食事の時間です。
今回は食事付きでお願いしました。
希望者全員が食堂に集まります。





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メニューは噂通りのハンバーグ!
ウィンナーに鱈?サラダにさらにはデザートの杏仁豆腐。
標高2700mの山小屋で出されるメニューとは思えません。
ちなみにハンバーグはチーズインでした。まいう~。
食事は数人のグループで一つのテーブルで食べるスタイル。
私の座ったテーブルには私を含めて7人の人が座りました。
…まぁ一人は私一人であとはそれぞれ2人組だったんですけどね。
そんなだから…ここでもぼっちです、ええ。







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気分を切り替え夜間撮影に出かけます。
今回はこのためにマンフロットの「Befree」を持ってきました!
あわよくば星を…と思ったのですが、よくよく考えたら満月近く。
さらに雲も出ていて星なんて一つも見えません。
…なんかついてないな、今回。





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満月の日に撮影すると昼間だか夜だかわからなくなるんですよね。
なんとか夜感を出そうとホワイトバランスを調整。
まぁ…夜かな。





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ご覧のように月がくっきりと出ています。
雲がなくてもこれじゃ星は無理でしょうね…。
下界を見ると雲海が。
この雲の下には安曇野の街が広がります。
これはこれできれいな風景でした。





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燕山荘側。
皆さん思い思いに過ごされていることでしょう。
寒いので中に戻ります。




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喫茶室でつまみとホットワインを…と思ったらまさかの営業終了。
仕方なく売店でチューハイを購入。
なんか普段とあんま変わらないぞ…。






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消灯時間は21:00。
寒くなってきたので寝床へ戻ります。



次回は最終回、微妙に縦走~下山編です。

今日の一枚(2016/10/24)

のカーペット
f:id:Kyo_Ichikawa:20161024212800j:plain
[ファイル名]
PC130090.JPG
[製造元]
OLYMPUS IMAGING CORP.
[モデル]
E-M5MarkII
[撮影日時]
2015/12/13 16:22:09
[Exifバージョン]
2.30
[画像サイズ]
4608 x 3456
[フラッシュ使用]
いいえ
[焦点距離]
12.0 mm
[シャッタースピード]
1/25 秒
[ISO感度]
500
[絞り]
F2.8
[レンズ開放F値]
F2.8
[露出プログラム]
絞り優先AE
[測光モード]
分割測光
[光源]
日陰
[使用ソフトウェア名]
Version 2.1
[レンズの仕様]
12.0mm - 40.0mm (F2.8)
[レンズのモデル名]
OLYMPUS M.12-40mm F2.8
[撮影地]
山梨県南都留郡富士河口湖町

今日の一枚(2016/10/23)


f:id:Kyo_Ichikawa:20161023221310j:plain
[製造元]
OLYMPUS IMAGING CORP.
[モデル]
E-M5MarkII
[撮影日時]
2015/10/16 09:30:57
[Exifバージョン]
2.30
[画像サイズ]
4608 x 3456
[フラッシュ使用]
いいえ
[焦点距離]
12.0 mm
[シャッタースピード]
1/3 秒
[ISO感度]
100
[絞り]
F11.0
[レンズ開放F値]
F2.8
[露出プログラム]
絞り優先AE
[測光モード]
分割測光
[光源]
日陰
[使用ソフトウェア名]
Version 1.1
[レンズの仕様]
12.0mm - 40.0mm (F2.8)
[レンズのモデル名]
OLYMPUS M.12-40mm F2.8
[撮影地]
山梨県甲府市

【登山】Theぼっち。北アルプス「燕岳」に登ってきました。#2

回の続きです。
燕山荘にチェックインします。
f:id:Kyo_Ichikawa:20161022170427j:plain

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チェックインしよう

f:id:Kyo_Ichikawa:20161022170505j:plain
早速燕山荘へチェックインします。
ってチェックインって言ってる時点で普通の山小屋じゃないような気が…。
受付で名前を…と思ったところ予約した人は端末に電話番号を打ち込み、
受付シートを印刷してそれを受付に提出するそう。
ハイテクですね。
ちなみにここは標高2700mの山の上です。お忘れなく。





f:id:Kyo_Ichikawa:20161022170604j:plain
受付完了後、スタッフの方が自分の寝床まで案内してくれます。
ビジネスホテルですらこんな対応してくれないのに…、すごいぞ燕山荘。
部屋に着くまでの間、気になることを聞くと一つ一つきちんと答えてくださります。
なぜか若干緊張していましたが、だいぶ和らぎました。
途中の階段が地味にきつかった…。





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今回の寝床に到着です。
三畳くらいの部屋が上下二段になって左右に配置されています。
部屋割りは到着順だそうです。
しかし、山小屋とは思えないほどのきれいさ。






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私の寝床は上段でした。
高いところが好きなのでうれしい。
背負ってきた荷物は寝床の上にある棚に置くため、
寝床まで上げなければなりません。
これが地味につらかったです。





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壁や天井には落書きが。
昭和61年か…私はまだ二本足で歩いていない頃ですね。
大正10年創設の燕山荘。
こんなところからも燕山荘の歴史を感じることができます。




お昼を食べよう

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身支度を整えたら食事へ向かいます。
いつもはインスタントで済ませる私ですが、
今日は豪華に燕山荘で頂いてしまいます。
贅沢しちゃうぞ!
食事処までの間にある窓の外には北アルプスの風景が。
すごい。




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食事は受付正面にある土産物屋カウンターにて注文できます。
メニューも数種類あり噂通りの品ぞろえ。
ここで注文とお支払いをして番号札をいただいて好きな席に着きます。
喫茶室でもOKとのことだったので、外が見える喫茶室へ移動しました。





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喫茶室は東側にあります。
やはり山の上、お昼過ぎなのにストーブが稼働していました。
ちょっと寒かったのでうれしい配慮。

ここではアルコール類も注文可能。
ビールのほかにワインやチーズなどもあったりメニューは豊富です。
メニューからも燕山荘が女子受けする理由がわかりますね。
ケーキセット食べたかったけど男一人じゃなぁ…。
しばらくは燕山荘を楽しみながら注文品が来るのを待ちます。






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注文したのはビーフシチューセット(1200円)。
ごはんとビーフシチュー、そしてサラダとあったかいお茶が付いてきます。
サラダがついてきたことには驚きました。
しかも新鮮。
ビーフシチューはお肉も柔らかく大きめ野菜がごろごろしていてとてもおいしかったです。
まいうー。
しかし…こんなだと山の上だということを忘れてしまいそうですね。
ごちそうさまでした。



いざ燕岳へ

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食後、燕岳山頂へ向かいます。
やはり標高2700m、寒いです。
防寒対策をして山頂まで向かいます。





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燕山荘を出てすぐにあるこの有名な銅像
これは山の版画家で有名な畦地梅太郎先生作品である「山男」だそうです。
燕山荘60周年記念の際にはここで版画展が開催されたそうです。
燕山荘には山男グッズも豊富にそろっていました。
www.atelier-u-web.com







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燕岳山頂へ向かいます。
片道40分ほどの道のりです。
…が、私のように初めての人は風景に見とれるでしょうから1時間くらい見ておいたほうがいいです。






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しかし、いちいち綺麗。
これじゃあなかなか前に進めません。





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もう一つの名物「いるか岩」。
イルカの形をしている不思議な岩です。
自然にできたらしいけど…信じられません。
どう見てもイルカにしか見えない。
山の上のイルカってなんだか変ですね。




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幸いなことに本日は快晴です。
稜線をとても気持ちよく歩くことができました。
日焼け止めを忘れずに。





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そして登頂。
標高は2783m。
ぼっちの私を気遣ってくれたのか、心優しいお兄さんがシャッターを切ってくれました。
ありがとう。





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さらに北側を望みます。
他の方々があの山は~と説明しているのをひっそり聞き耳立てて聞いていました。
立山とかそんな感じだったかな?
今の私のレベルではまだ登れない、そんな山々です。





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北アルプスの大将、槍ヶ岳を150mm×デジタルテレコンにて撮影。
やはり圧倒的な姿です。
あの頂上からは一体どんな風景が見えるんだろう。
苦労してでもVRではなく自分の目で見たいものです。
槍ヶ岳まで縦走…流れ的には次の目標はこれですね。
もっと体力をつけなければ。




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冷えてきたので燕山荘に戻ります。
しかし、帰りもきれい。
こんな稜線が見たかった。





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そして到着。お疲れさまでした。
振り返ると、やはりきれいです。
来てよかった。




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寝床に戻りしばし休憩です。
到着時に比べるとだいぶ人が増えていました。
しかしソロの人はいないような…。
あれ?ぼっちは私だけ?


さ、寂しくなんてないよっ!





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次回は夕方~夜間撮影散歩編をお送りします。