【車中泊】「REDODO LiFePO4バッテリー」を使い自車にサブバッテリーシステムを組んでみました【NV200】

日産NV200で車中泊する際の電力問題を解決すべく、
サブバッテリーシステムを構築してみました。
システム概要やら作り方やら簡単に書いてみます。

(商品提供:REDODO)




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日産NV200にサブバッテリーシステムを組み込みました

バンネタです。
以前よりの課題であった「車中泊時の電力問題」を解決すべく、
私のバンにサブバッテリーシステムを構築しました。
システムとついてるとさぞ大層なものに聞こえますが、
実際はそんな大したものではありません、


今回はこのシステムを簡単に説明するとともに、
実際の作り方や注意点などを記事にてご紹介しようかと思います。
労力かかってもいいからなるべく低コストに車の中でも電気機器使いたい!
という方の少しでも参考になれば幸いです。




動画もあるよ

この記事と同じ内容の動画もあります。
というより今回に限っては動画の方が参考になるかもしれません。
良かったら見てやってください(約一時間あります)

www.youtube.com







サブバッテリーシステムを作ろう

概要

まずは先にざっくりとシステムの概要を説明します。
すごく簡単に説明すると、
「車のバッテリーから余剰となった電気を別のバッテリーに蓄電しそれを車中泊で使おう」
というものです。
このシステムは車本体にあるメインバッテリーに接続し使用するものとなります。


システムに必要なもの

上の図はこのサブバッテリーシステムの全体図です。
システムは主に3つの機材にて構成されます。


①アイソレーター(走行充電器)

※動画から抜き出し

まずはシステムの入り口となる部分。
この部分には「アイソレーター」という機器を用意します。
このアイソレーター、日本語に訳すと走行充電器となります。
役割としては車の走行中(エンジンオンでもいいのですが)に電気をサブバッテリーへと送る指示を出す、
いわば司令塔といった感じですね。


アイソレーターなくともサブバッテリーをメインバッテリーに直接つないでしまえば、
おそらく充電は出来なくもないかと思います。
しかしその場合に怖いのがバッテリー上がりです。
車のバッテリーはエンジン始動や車本来の制御等に使う電気を蓄えておく場所、
これが無くなってしまえば当然車を動かすことは出来なくなります。
サブとメインをつなげば電気こそ充電されますが、
ただ充電されるだけでどちらにどれだけ配分するかなどは全くコントロールできません。
サブが充電されて電気使える!と思って喜んで使ってみたら、
メインが空っぽだったなんてことになる可能性も無きにしもあらずです。


じゃあどうすんだ?となった時に登場するのがアイソレーターです。
このアイソレーターを経由することにより、
メインバッテリーの状態を監視し余剰となった電気のみをサブバッテリー流すということが可能となります。
つまりメインバッテリーの邪魔をすることなくサブにも蓄電できるという、
まさに両者へとうまい具合に充電をすることが出来るようになるというわけです。


なお今回は「New Era SBC-004」というものを使用しました。
昇圧機能及びACC入力時のみ出力することが出来る機能があり大変便利かなと思います。
昇圧機能についてはリチウムイオンバッテリー使う際には割と重要な機能で、
充電するか否かはメインとサブの電位差を見て動作させているそうです。
ただリチウムイオンバッテリーの場合この電位差が少ないため、
オルタネーターの出力電圧だけでは満充電することができません。
これに対応すべく昇圧機させ充電を行い満充電まで持っていくというのが昇圧機能です。


ACC入力のみは別にそこまで重要ではないかとも思いますが、
ここに12V電源を入れてあげると12V印加中のみ充電を行うようにすることが出来ます。
つまりACC(アクセサリ電源)を入れてあげればアクセサリ電源がONの時にだけ、
充電するようにすることが出来ます。
これをしないとサブバッテリーが満充電になっていない限り、
エンジンON/OFF関係なしに充電してしまいます。
まぁいいといえばいいのですがやはり長期間車から離れるときなどは少々心配に思いますので、
出来たほうがいいかなとは思います。
余談ですが12V入れればいいので常時電源とスイッチを組み合わせ、
任意のタイミングのみ充電するなんてことも可能です。






②サブバッテリー用バッテリー

お次はバッテリー。
こちらは今回ご提供をいただきました。
というかこれをご提供いただいたのでこのシステムを組んだという流れが正しいです。
ちょっと宣伝にもなってしまい申し訳ないのですが簡単に説明させてください。


今回使用したのはRedodoというメーカーのリン酸鉄リチウムイオンバッテリーです。
容量は100Ahの物をご提供いただきました。
Redodoという社名、読みかたはレッドオドと読むそうです。
車内に組み込むシステム故、
あまり変なメーカーの物だったら怖いなと思い調べてみたのですが、
国内外問わずなかなか評価良かったので今回お引き受けしました。


上に書いた通りでこのバッテリーはリン酸鉄リチウムイオンバッテリーとなってます。
これどういうバッテリーかというと早い話が「バッテリー液」を使ってないバッテリーのこと。
車に積んであるバッテリーの殆どはバッテリー液を使ったバッテリーが多いのですが、
このリン酸鉄リチウムイオンバッテリーはそれを使用していません。
これによるメリットとしては…


・長寿命
・倒しても大丈夫
・軽量&コンパクト
・充電時の水素が発生しない


まず長寿命。
鉛バッテリーとは違い長寿命がウリです。
鉛バッテリーと比較すると8倍のサイクル回数と3倍長い寿命を実現しているそうです。
まぁこの部分については私も使い始めたばかりなのでなんとも言いづらいのですが…、
一応そういう風につくられているのだそうです。


目に見える一番のメリットは液体不使用ということで万が一倒れても大丈夫というところでしょうか。
仮にバッテリー液を使ったバッテリーの場合、倒して中身が出てしまうと大変です。
腐食性強く金属を酸化させるだけでなく人体には皮膚炎などの害を与えてしまいます。
サブバッテリーシステムの場合、バッテリーを車内に設置することがほとんどなため、
この辺りはとても重要な要素となるかと思います。


そして二つ目は軽量&コンパクト。
液体を使わないこともありとても小さくまとめることが出来るそうです。
今回使用した12.8V 100Ahのバッテリーも重さ11㎏とそこまで重くないです。
同容量の液バッテリーの場合、大体重さも倍くらいあるかなと思います。
車の重量=燃費などにもつながるのでやはりなるべくは軽いほうがいいですよね。
更に設置時のことなど考えると大きさ小さいこのバッテリーは使い勝手もよいです。


最後に充電中の話になるのですが、
実は鉛バッテリーというのは充電中に微量ながらも水素が発生するそうです。
今回のように車中泊となると車内を密閉していることも多くあります。
そんな車内で水素が溜まるとなると…微量といえどさすがに怖いですよね。
リン酸鉄リチウムイオンバッテリーであればこの問題もありません。
まぁまとめると鉛バッテリーよりは安心して使えるよって感じですね。


とはいえもちろんデメリットもあるのですが、
一番のデメリットはその価格。
鉛バッテリーと比較すると約3倍くらいの価格差があります。
いくらメリット多いと言えどなかなかに手を出しずらいかもしれませんね。
この部分はAmazonの割引などをうまい具合に使えば多少は安くなるかも。


なお今回のレビューに当たって、
公式サイトで使える割引クーポンを提供いただきました。
この記事最後に貼り付けておきますのでよろしければご活用ください。


公式サイトはこちら↓


Redodo 12V 100Ah リン酸鉄リチウムイオンバッテリー(PSE認証済み)jp.redodopower.com





インバーター

※これも動画からの抜き出し

最後はインバーターです。
これはとても簡単で、
「サブバッテリーに充電された電気を家庭用機器で使えるようにする」
ために必要となる機器です。


上までのシステムで、
メインバッテリーからアイソレーターを介しサブバッテリーに電気が充電されていくわけなのですが、
この状態で蓄電される電気の電圧というのは車と同じ12Vとなっています。
このままでも電気が使えるといえば使えるわけなのですが、
一般的な家庭用電気機器はAC100Vのためそのままだと使うことが出来ません。
じゃあこれを12Vから100Vに変圧して使えるようにしちゃおうというものがこのインバーターとなります。


インバーターはもう特に説明することはないのですが、
選定時に一つ注意するとするならば「出力容量」です。
このインバーターにはどれくらい出力できるかという容量が決まっています。
大体の場合で○○Wという感じで書いてあるはず。
このW(ワット)数が大きければ大きいほど高出力の電気機器を使うことが出来ます。
例えばドライヤーとか電気ケトルとか…
大体電気を熱に変換する機器というのは総じてこのW数がデカいことが多いです。


つまりご自身で既にこれを使いたい!と思われているものがある場合には、
それに合う出力のインバーターを用意する必要があります。
1200Wの電気ケトルを使いたいのにインバーターの出力は400Wだった、
…とかってなるとこれもちろん使用できません。
この辺りきちんとお調べいただかないとあれ?ってなる可能性あるのでご注意を。


なおこのインバーターの出力容量が大きくなればなるほどそのサイズがデカくなります。
また熱も発生しやすくなるので設置場所などの問題も出てきますし、
何よりあまり高出力負荷を使い続けるとサブバッテリーの電気もすぐ無くなります。
トータルバランス考えある程度の落としどころをご自身で判断したうえで、
選定いただくとよいのではないかなと思います。


また選定時は「正弦波インバーター」をお選びいただくことをおススメします。
これ何かというと交流波形の話になるのですが…、
正弦波を出力しないときちんと動作しない電子機器が出てくるかと思います。
とりあえず家庭用の機器であれば正弦波出てればほとんど動きますので、
よほどの理由ない限りは正弦波の文字あるものをお選びください。


ちなみに私はというと今回は400Wのインバーターを使用しました。
もうちょい出力欲しいかなとも思いましたが、
やはりあまりサイズデカいのも困るなということでこのサイズに。
なお400Wだと調理器具の殆どは使用することが出来ません。
オフィスワーク&軽度の暖房が主な利用目的です。





そのほかに必要なもの


上の機材のほかに必要なものは大体こんな感じ。



配線に関しては今回IVの5.5SQを使用しました。
この電線の許容電流値は49Aなので一応今回の構成であれば問題ないかなと思います。
ただし余裕あればもう一回り大きな8SQでもよかったかもしれません。
長さについてはNV200であれば設置場所にもよりますが7-10mあれば行けるかと思います。


その他丸端子については各機器の接続部に合うものが必要です。
アイソレーターに4つほど端子が付属してきましたが、
初めての場合は失敗する可能性もありますので用意されておいた方がよさそうです。
なお購入する場合にはSが付く方の端子を選んだ方がよいかと思います。


地味にお金かかるのが工具類。
特に圧着器に関しては日常的に使用するものではないので購入のハードルは高いかもしれません。
ただしシステム自体はほぼ常時電気を流す形となりますので、
きちんと接続できるように端子を使われることをおススメします。
被覆向いてよじってねじ止めは危ないのでやめた方がいいです。
ワイヤーストリッパーはなくてもいいですがあると便利です。




システム組み立て

組み立てます。
今回はアイソレーター・サブバッテリー・インバーターをひとまとめにクリアボックスに入れて、
それを車と接続することにしました。
車につなぎこむ前に自宅で出来ることを済ませます。


なお今回はコーナンにて仕入れたクリアケースにすべてを入れてみました。
一応通気口として穴を何箇所かに開けましたがこれだけだと熱対策は不安です。
暖かくなる前に新しいケースを用意したいと考えています。


作業…といっても写真などがないので割愛するのですが、
作業自体はとても簡単です。

アイソレーターからサブバッテリー間の配線を作り結線、
サブバッテリーからインバーター間の配線を作り結線…という感じです。
配線作業は楽ですが各機器の設置をどのようにするかなど考える時間の方が掛かるかなと思います。
なおバッテリーには既にある程度充電されていることがありますので配線接続時は注意が必要です。


この辺りは一番最初でご紹介した動画をご覧いただいた方が早いかもしれません。
宣伝になってしまいますがもしよろしければそちらもご覧いただけますと幸いです。




車と接続

組み立てが出来たら車に持ち出しつなぎ込みます。
サブバッテリーシステムとの接続部は車のバッテリーの±端子部、
ここから配線を延長しアイソレーターの入力側につなぎ込みます。
なおこの際片切(+側のみに保護回路を入れる)でもいいのでヒューズを入れておくことをおススメします。
ヒューズない場合、万が一ショート等した際に火災に繋がる危険性もあります。
ヒューズでもCPでもいいので回路保護機構は必ずつけるようにされてください。



今回の作業で一番大変なのがこの、
「エンジンルームから車内への電源線引き込み」です。
事前にどの位置から配線を通すことが出来るのかを確認しておくと、
作業時にも戸惑わずに進められるかと思います。
NV200の場合、
助手席足元上にグロメットがありそこから配線を通すことが出来ます。
今回はカッターで配線通せる穴をあけて通しました。
なおこの部分作業後にきちんと防水処理を行わないと車内へ水が浸入する可能性があります。
コーキング等できちんと穴を埋めることをお忘れなく。

※メインバッテリーへのつなぎ込みは一番最後です。先につなぐと感電します。


配線を通せたらあとはサブバッテリーシステムにつなぎ込みます。
つなぐ先はアイソレーターの入力側。
ここにバッテリーからの±線を接続します。
途中ヒューズ入れた場合にはヒューズからの線をいれます。





サブバッテリーへの結線が終わったら最後にメインバッテリー側に移動。
先ほど車内へと通した±の配線を車のメインバッテリー部端子に結線します。
この際、バッテリーの接続部を増やす機器などもあるのですが、
今回私はR5.5-8の端子を使用しました。
端子をバッテリーの凸に入れてその上から元のバッテリー端子で押さえるという作戦です。
ある程度固定できるので問題はないかなと思います。

バッテリー外すときの注意点ですが、
外すときは、
最初にマイナスを外しその後プラスを外します。
付けるときはプラスを取り付けその後にマイナスを取り付けます。
順番があるのできちんと守るようにしてください。

panasonic.jp





配線が終わったら最後に配線を再確認、
問題なければエンジン始動しシステムが動くかを確認します。
通電されていればアイソレーターが起動し何らかのランプなどで状態を教えてくれるはず。
この時点で何か異常を感じたらすぐにエンジンを切り異常のありそうな部分を確認します。
そこまで大変なシステムではないのですが人間わかっててもミスすること多いので、
焦らずにきちんと状態を判断したうえで修正をおこなってください。



完成

ということでこれにて完成です。
あとはインバーター部にあるコンセント穴に使いたい機器を接続し電源入れれば電気が使えます。
これで車内でも100V機器を自由に使うことが出来るようになりました。
充電時にも特に操作も不要、走るまたはエンジンをかければOKです。
手軽に充電しつつ電気も利用できるのでとても便利になりました。



なおその後、いちいちインバーターに抜き差しするのが面倒と思い、
こんな感じで木の台を作りコンセント穴を取り付けてみました。
中に配線も隠せてなかなか便利です。




思ったよりも簡単に構築できる、けど…

バッテリーをご提供いただきサブバッテリーシステムを構築した話でした。
調べる前は大変そうだぞと思ってたのですが、
いざ実際に作ってみたら思いのほか簡単ではありました。
…とはいえいろんな方におススメできるかというと、
なかなかそうもいかないかなというのが素直な感想です。


やはり一番の課題は敷居の高さです。
車のメイン回路に自身で制作したものを接続するというのはなかなか抵抗あります。
さらに万が一の際には車両故障
最悪の場合には出火による火災などにもつながる可能性もあり、
やはりある程度知識と経験がある方に作業いただいた方が良いのかなと私は思いました。


実際調べてみるとこういったシステムを代行して作ってくださる業者さんもあるようです。
不安な方はそういったサービスを検討してみてもいいかも。
とはいえそうなるとやはり金額は高くつくのでシステム組むうま味も少なくはなりそうですが…。
大容量でシステム組みたい!とならない限りはなかなか利点見出せそうにもありません。


これを言ってしまうと見も蓋もないのですが、
今一番いいのはポータブルバッテリーかなと思います。
これは今回ご紹介した機器すべてを一つにまとめさらに安全性能も向上、
ユーザーもこれさえ買えばあとは特に煩わしい作業も不要なため誰しもすぐに手軽に使うことが出来ます。
ちょっと作業に自信ないかな…という方はまずポータブルバッテリーを検討されみては如何かなと思います。


じゃあサブバッテリーシステム組むメリットってなんだよ?
となるとやはり安く組める&自由度高いというところでしょうか。
出来合いの物と比較しても値段は安くなりますので低予算にて車内で電気使うことが出来るようになります。
また容量についてもバッテリー容量を増やしたければ並列にバッテリー増やしていけば、
どんどん増やすことが出来ますので拡張性と自由度は高いです。
とにかく安くそして自分の環境に合うシステムを組みたいという方にはおススメかなと思います。


ひとまずこれにて車で電気を使うことが出来るようになりました。
今までと比べても大変に便利になり大満足です。
あとは耐久性や季節によって何か変化がないかが気になるところ。
この辺りも含め長期的に見ていきたいと思います。

(商品提供:REDODO)




お得なクーポンいただきました

最後にこちら。
REDODOさんから公式サイトにて4% OFFとなる割引コードをいただきました。
割引コード→ichi4(公式サイト全品のみ有効)
よろしければご活用ください。

Redodo 12V 100Ah リン酸鉄リチウムイオンバッテリー(PSE認証済み)jp.redodopower.com




Amazonでも割とよく割引クーポン配られてるのでこちらも見てみてね。