FTR

登山やカメラなどなど

【撮影機材】Pentax M42「Super-Takumar 28mm F3.5」を冬眠寸前のα7Cで使うべく購入してみました

防湿庫で眠り始めたα7Cのために「Super-Takumar 28mm F3.5」を買ってみました。
まだあまり使用できていませんがひとまずご報告です。






α7Cが防湿庫で冬眠し始めてる問題

カメラネタです。
春にα7SⅢが来てからというものα7Cの出番が少なくなってきました。
主に動画用途に使用していたわけですが、
より高性能なα7SⅢが来たらそりゃ出番も減るわけで…。
仕方ないといえば仕方ないですよね。

そもそも私の腕は2本しかないのにカメラ3台もいるのか問題もあるわけですが、
まぁひとまずそれは置いておきます。
もったいないかもしれないけど、
状況によって使い分けたりいざという時に助けられるかもしれません。
とりあえずα7RⅤが出るまではこのままの体制で行こうかなと思ってます。



そんなα7Cですが、
このカメラにはこのカメラで長所も沢山あるわけです。
一番の魅力といえばそのサイズ。
軍幹部ぶったぎったようなすっきりデザインはやはり携行性に優れます。
特にピークデザインのキャプチャーなどに取り付けた際には出っ張り少ないため、
登山時などにはかなり恩恵を受けてきました。


そんな小さいα7Cを見てたらふとひらめきました。
そうだ、このカメラをお散歩用にすればよいのではないか…?
さらにレンズもMFレンズを付けてあげれば、
これ登山時には楽しめない楽しみ方が出来るのではないか?
天才現る。



ということで早速参考となりそうな書籍を入手。
MFといえばやはりオールドレンズでしょう。
なんか新しい沼な感じもしますが、
新しいことを始めるワクワクな誘惑に負けてしまい、
時間が経つのを忘れどんどん読み進めてしまいました。




ここから色々調べた結果、
数本のレンズを頭の中の欲しいものリストに追加。
その中の一本である「Super-Takumar 28mm F3.5」をたまたま発見したので購入しましたので、
簡単にご紹介します。




Super-Takumar 28mm F3.5を買った

外観等

改めまして今回購入したのがこちら。
「Super-Takumar 28mm F3.5」です。
こういったオールドレンズというのは色々と歴史があるようなのですが今回は割愛。
…というよりもそこまで調べてしまうと、
もう沼から抜け出せなくなるような気がします。


なおこのSuper-Takumar 28mm F3.5には前期型と後期型があるそうです。
今回のこれは後期型らしく、
前期の場合にはフィルタ―径が58㎜とやや大きいそうです。
(後期型は49㎜径)





今回購入したのは皆様ご存じのハードオフというお店。
お値段は6600円でした。
正直そこまで安い!というわけではないのですが、
レンズ内などかなりきれいだったため思わず購入してしまいました。
…とはいえ先日購入したSEL2470GMⅡなどのEマウントレンズと比較すれば大分お求めやすいお値段です。






外観です。
操作部はレンズ先端部分に絞りリング、
マウント側に絞りリングが配置されています。
オールドレンズらしく距離指標もあってとてもクラシカルです。
絞りはF3.5-F16迄ですが前期の場合はF22までらしい。





マウント部。
マウントはM42マウントです。
ネジのようでくるくる回して取り付けます。
新鮮。



マウントアダプタ経由でαへ

M42マウントのレンズを直接α7cに取り付けることは出来ないので、
マウントアダプタを用意します。
今回用意したのはK&F ComseptのM42→FEマウント用アダプタ。
お値段は大体2500円くらいでした。





マウントアダプタに接続。
大分メカメカしくなりましたね。





あとは他のEマウントレンズ同様にカメラへと取り付けてあげればOKです。
なお設定で「レンズなしレリーズ」をONしてないとシャッター切れないのでご注意を。





完成した姿がこちら。
M42マウントアダプタ経由なので大分出っ張るかなと思ったのですが、
思いのほか小さく収まっています。
耐寒的にはSEL20F18Gと同じくらい?なので、
取り回しにも不便はなさそうです。





気持ちクラシカルな雰囲気醸し出してるα7Cにピッタリな見た目。
シルバーの方がより似合いそうなのでそろそろ色戻そうかな。





ということでいざ撮影です。




使ってきました

使ってきました。
ただし今回はα7Cを家において静岡に戻っている時に試しレンズ購入&試し撮りしたため、
使用したカメラはα7RⅣとなります。
現像についてはLightroomに取り込んで明るさ等を少し調整したのみです。


丁度時期だった紫陽花を撮影。
Exif残らないことを失念しておりF値等詳細は不明…、
ですがおそらく開放だと思います。
後のボケがざわざわ?してる感じがちょい気になりました。





こちらはF4…だったと思います。
思ったよりもくっきりはっきり映ってて驚きました。




こちらはF11…だった気がする。




もはやいくつで撮影したか覚えていない写真…。
MF&絞り操作がとにかく楽しく、
時間が経つのを忘れてしまいました。




オールドレンズたのしい

Super-Takumar 28mm F3.5を買った話でした。
当初は写りはあまり期待しておらず操作を楽しむ程度で考えていたのですが、
思った以上に描写性能高くて驚きました。
ただし…思ったよりもオールドレンズ感が出ていなくて少し残念。
やはりあまりきれいな個体よりも多少汚使用感ある方がいいのかもしれません。


ひとまず暇を見つけてα7Cに取り付けて京都あたりに出かけようかなと考えています。
また出かけてきたら写真などご紹介します。