FTR

登山やカメラなどなど

【登山】三泊四日で北アルプスの秘境「雲ノ平」に行ってきました(一日目)

動画の方では既にお伝えしているのですが、
先月の中頃に北アルプス「雲ノ平」まで出かけてきました。
今回からこの時の山行の内容やらあれこやこれを簡単に振り返りたいと思います。




スポンサードリンク


憧れの雲ノ平へと出かけてきました!

DSC01858

スーパー久々のブログ更新です。
というのもここ最近まで動画(Youtube)編集に時間取られてしまいまして…
それらがようやく終了し、さらに少々夏休みがてらお休みを取った関係で今に至るというわけです。


で、本題の方です。
今回は久々の登山ネタ。
先月の中旬に北アルプス裏銀座にあります「雲ノ平」に出かけてきました。
今回は三泊四日の行程、テント泊です。


ちなみに上で編集していたのはこの時の動画。
これだけの期間となると編集下手な私なのでやはり一本の動画に出来ず…
結局三本立てとなってしまいました。
時間かかったのはこの為です。
一応リンク貼っておくのでよかったらご覧ください。

【登山】北アルプス 裏銀座 憧れの「雲ノ平」を目指す テント泊 登山(1/3) - YouTube
【登山】北アルプス 裏銀座 憧れの「雲ノ平」を目指す テント泊 登山(2/3) - YouTube
【登山】北アルプス 裏銀座 憧れの「雲ノ平」を目指す テント泊 登山(3/3) - YouTube


今までであればブログにて細かく山行についてをご紹介しておりましたが、
最近ではYAMAPなどのサービスも大分盛り上がってきています。
実際私も利用しているわけで(更新が滞っていますが…)
そろそろブログの書き方についても考えた方がいいのかもしれませんね。
もっと気軽に書けるようなそんな風なのもいいのかなと最近では思ったりしてます。
このアイスが美味しかった!
…とかそういう感じのブログらしいブログとかね。
需要はないだろうけど…


ともあれ雲ノ平、簡単に振り返っていきます。




今回の行程

日程:2021年7月16日~18日
人数:一人

長くなっちゃいますので日ごとの行動についてはそれぞれの日にちにてご紹介しますね。
先に幕営地だけご紹介すると、

一日目:双六岳テント場
二日目:雲ノ平山荘テント場
三日目:双六岳テント場

という感じです。

 


スポンサードリンク


【Day1】

この日の行程

DSC01120


ということでまずは初日。
初日の行程としては下記の通りです。

新穂高温泉第三駐車場
   ↓
新穂高温泉登山センター
   ↓
笠新道登山口
   ↓
ワサビ平小屋
   ↓
小池新道入口
   ↓
 鏡平山荘
   ↓
 弓折乗越
   ↓
 双六小屋(テント泊)

ざっくり振り返ります。




新穂高温泉第三駐車場(無料)

見たことのある建物

実は前日まで出張でした。
帰宅寸前に天気予報見たら長野方面はよい感じのお天気、
これは行くしかないだろということで無理くり有給取得し新幹線内で登山届提出。
自宅到着後即支度して車で新穂高へと向かいました。
新穂高着は翌日午前1時半ごろでしたが駐車場はなかなかの混雑ぶりでした。
空いてる駐車場に車滑りこませて即睡眠、さすがに疲れました。


その三時間後に起床。
周り見ると既に皆様準備中です。
登山者の朝は早い。
駐車場にある簡易トイレにて用を済ませた後、
いそいそと登山の準備を始めます。
すると以前常念で会ったお兄さんとばったり。
お話聞くに今日は双六、明日黒部五郎に進まれるそう。
道中での再会を約束しいざ出発。


道を進むと新穂高の登山センターが目の前に現れる。
ああこれ見たことあるやつやと思いパチリ。
登山届は事前にネットにて提出していたため先へと進みます。
橋を渡ると裏銀座方面、ロープウェイ方面に行けば西穂の方に行けるらしい。
西穂方面も行ったことないけどまぁ後でいいかなと思ってます。

ここでも動画を見てくださっているというハンサムなお兄さんにお声がけいただきました。
お兄さんも今日は双六岳まで行かれるそう。
先に進まれたお兄さんは足取り軽やかで若さを感じてしまいました。
雰囲気がどことなく私の知ってるさわやか青年に似ていた気が…する。


道なりに進んでいくとゲートが登場。
ここからいよいよ登山開始、まずはワサビ平を目指します。


ゲート超えると砂利道が続く

ゲートを超えたらしばらく砂利道が続きます。
てっきり上高地の横尾までみたいに比較的平坦なのかなと思いきや微妙に上り坂が続きます。
ウォーミングアップも兼ねのんびり進みます。


キレイ

後振り返ると日の光に照らされた山肌が見える。
なかなかのきれいさに思わずおお、と声を出してしまった。
なお山の名前はわからない。
数枚写真撮り先へ。


途中、傾いているらしい橋を渡り先へ。
途中笠ヶ岳方面へと進む道が現れました。
看板や水場もあり。
これから急登へと進む人のためなのかもしれません。
更にご丁寧にシェラカップも吊るされており、一応飲めるらしい。

緑が綺麗

その後、緑のトンネルをひたすら進む。
特に大変ということはなかったが、
ルートの殆どを川沿いに進むため天気が悪いときは気を付けたほうがいいのかも。
最近のお天気はホントに妙なのでご注意を。



スポンサードリンク


わさび平小屋

登山口から一時間かからないくらいで「わさび平小屋」に到着。
そうめんの幟が風流ですね。
ちなみに私はあまりそうめんが好きではないです。


手前にある木をくりぬいたような桶?にはトマトやキュウリ・リンゴやバナナなどが冷やされていました。
あとビールもあったなぁ。
どれも美味しそうに見えるもまだまだ休憩は早いということで今回はスルー。
ちなみに行きの時点では塩もきちんと定位置に置かれていた(重要)


再び続く緑のトンネルを抜けると青々とした山々が見えてきました。
ここでYAMAPを開き先のルートを確認するとなんとまぁあの山まで行くらしい。
うへぇ…と思いながらもまあ行くしかないよねということで先へと進みます。


いよいよここから小池新道。
目指す鏡平まで登りが続きます。
気合を入れて…と思ったらお腹の虫が鳴き始めました。
さっきトマト食べておけばよかったかもと思いつつ、
カロリーメイトをおなかに放り込みました。



小池新道はダラダラと登りが続く感じ。
ただし眺望はよく、振り返ると穂高の山々を望むことができたのはよかったです。
道は岩で階段風に作られたりと歩きやすかった。


道中不思議だったのは、
ところどころ急に冷房のように冷たい風が吹いているところがあったこと。
もしかしたら見えないところに雪があってそこから風が吹いてきていたのかも。
不思議だけどとても助けられました。とにかくこの日も暑かった…。



そして荷物が重たい。
登山の間隔が長くなるとすぐに勝手を忘れてしまい、
パッキングまで下手になるのは本当に悪い癖だと思う。
今回も不要なものやオーバースペックなものを持っていった結果、
終始荷物に苦労してしまいました。
一度本格的に装備を見直した方がいいのかもしれない。



途中、いくつかの休憩ポイントあり。
中でも「秩父沢」と呼ばれるところはよい感じだった。
横を川が流れており触るとひんやりいい気分、夏にはちょうど良いところ。
ここで朝出会ったお兄さんチームに追い抜かれる。
ちなみにこの後私よりも二時間以上早く双六小屋に着いたらしい、速っ…。



先へ。
二つ目のベンチのある休憩所を過ぎると道の感じが変わります。
今までは上に上にと進んでいたけどちょっと巻いてくような感じに変化しました。
これはもしや小屋が近いのか…?と期待に胸膨らますも残念ながら小屋はまだ先でした。


途中、私の動画を見てくださっているという同じ県に住むご夫婦とお会いしました。
α7Cをお持ちになられており、購入の際には私の動画も見てくださったそうです。
ありがとうございます!
お話お伺いするに本日双六、明日黒部五郎で最後は西鎌尾根から槍へと進まれるそう。



そんなご夫婦が登山道脇を熱心に観察されておられ、
思わず私ものぞき込むときれいなお花が咲いていました。
残念ながら花のこともほとんどわからないのでなんというお花かは不明ですが綺麗でした。
そういえばこの花はここにしか咲いてなかった気がする。


その後、小屋まで500mと書かれた岩を目撃し本当か?と疑ったりしながら先へと進みます。
ここらも特に歩きにくいということはありません。
なんとなく最後っぽい登りを発見し、
これ越えたら小屋なんじゃ?と勝手に期待膨らませましたがそんなことはありませんでした。


スポンサードリンク


鏡平小屋

しばらく進むと平坦になり道も木道へと変化。
これはもしかしたらあそこなんじゃ…?と思い先へと進むと…正解。
噂の「鏡池」でした。
てっきり小屋のすぐ横にあるものかと思いきやそんなことはありませんでした。
ここで少し休憩、きれいな場所でしたが意外とこじんまりとした場所でした。



お天気よく、槍もバッチリ見ることが出来ました。
反対からの槍はこれが初めて。
槍はどこから見ても槍だなというのが素直な感想。



歩くこと数分で「鏡平小屋」に到着。
多くの人で賑わっていました。
ここまでで既にくたくた、時間もちょうどお昼前ということでここではらごしらえ。
ラーメンとカレーで最後まで悩みましたが、
今回も食料の殆どが袋ラーメンということを思い出しカレーをチョイス。
かき氷も行こうかと悩みましたがもしも途中でお腹痛くなったらと思い帰りにすることに。
今思えば帰りも帰りでお腹痛くなったら困るわけで…
自分でもどういう判断だったのかよくわかりません。



ここから先見て思わず絶句。
なんとまぁさらに登らないかんではないですか。
しかもよく見ると目の前にある大きな山の稜線まで出て進んでいます。
あまりの衝撃に写真を撮ることを忘れてしまいました。
CT見ると次のポイントまでは約一時間ちょい。
絶対嘘だろ…?などと思わず口からボヤキをこぼしながら先へと進みます。



ところがこれがまぁ意外とすらすら行くことが出来て、
気が付いたら半分くらいのところまで半分の時間で来ることが出来ました。
意外と大したことないのかもしれん…


…なんて思ったのが原因なのか、
この辺りからふくらはぎが攣り始める。
最初は片足だけだったけど気が付いたら両足…
歩こうにもあるけず思わず登山道に腰掛けてしまいました。
以前も何度か足が攣ったことはありましたがまさか両足同時とは…
しばらく休憩し落ち着いたところで行動開始。
なかなか焦りました。


スポンサードリンク



弓折乗越

登り切ったところにある弓折乗越に到着。
ここはベンチもあったりとちょっとした休憩が出来る場所。
ふひぃ~と私もちょいと休憩です。


再び先ほどのご夫婦と再会、
足が攣ってしまったとお話したところなんとこむら返り用の漢方を分けて下さいました。
その節は本当にありがとうございました。
同時に自己責任の登山において甘えてしまったことを反省。
今後はより一層体調管理も気を付けなければと思いました。

弓折乗越からの眺望はよい

ちなみに足が攣った原因ですが、おそらく水分不足だと思われます。
久々の登山&気温高&日差し強く、いつも以上に汗をかいていました。
恐らく汗として水分が出ていってしまった結果、
水分不足になっていたのかと思われます。
今後は少し多めに水分取るようにします、反省。


スポンサードリンク


双六小屋

その後、多少のアップダウンを繰り返しながら稜線を進んでいきます。
気になる足の方はというと不思議なことに全回復。
頂いた漢方が効いたようです。
途中でまたご夫婦とお会いできたので御礼と足が良くなったことをお伝え出来ました。
本当にありがとうございました。


そんな感じにしばらく進んでいくと、ようやく見えてきました。


DSC01120

双六小屋です。
行けたら三俣山荘までと思ってましたがそんな思いはすぐにポイです。
よっしゃテント張るぞと意気揚々と小屋へと進みました。


※写真撮り忘れたため動画からキャプチャ

双六小屋に到着です。
いやはや疲れました。
早々にテントの受付を済ませテント場へと移動します。



歩いて数分のテント場へ、そして設営。
今回もいただいたMOBI GARDENのテントを持っていきました。
やはり横開きは便利&設営が簡単なので気に入ってます。
何より色が紺色というのがいい、私の好きな色です。
ロゴがもう少し小さかったらなぁ…

www.for-toru.com



その後はあたりをふらふらしたりとのんびり過ごします。
はじめのうちはお天気も良かったのですが…


夕方近づくにつれなんかヤな感じになってきました。
そして夕方近くになり雨もぽつぽつ降りだしてきます。
予報も夕方付近は天候悪いとの予報、当たりました。
いそいそテントに戻りラーメン食べたりビール飲んだりして過ごします。


このまま雨で終わるかなと思いきや最後の最後で止みました。
とはいえ夕陽は微妙な感じに終わります。
この後、朝のお兄さん達としばしお話。
Nikon Z7Ⅱ見せてもらいましたが質感いいすね。
そしてやはりEVF綺麗。
触った時にD850を思い出してしまいうーむNikonかぁ…と考えてしまいました。
噂だとZ9も出るとか…ふーむ。
超余談ですがD850はお金に余裕が出てきたらまた買いなおしたいと思ってます。
レンズは24-70 F2.8があればOKです。


お兄さんたちと別れテントに戻ります。
すると双六到着した後に出会ったペンタックス使いのお兄さんが来られ差し入れにとビールをくださいました。
お話お伺いするに明日は私と一緒で雲ノ平を目指されるそう。
山でのビールは高いのにありがとうございます。


お兄さんから頂いたビールを飲みながらテント内でだらけます。
初日にこれだけ疲れてしまって果たして明日は雲ノ平まで行けるのか…?
少々不安に思いながら気が付いたら夢の中。


次回へつづきます

ということで次回に続きます。
なるはやで次も書きたいけど…時間空いてしまったらすんません。