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【撮影機材】サブ機「SONY α7C」のカスタムキーへの設定割り当てを考える

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SONY a7Cをサブ機に導入してから約半年が経過し、
模索していたカスタムキーへの設定割付も大分落ち着いてきました。
自身のメモも兼ねてちょっくら書き残しておきます。




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私のSONY α7Cは元気です

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昨年の秋にサブ機として購入した「SONY α7C」。


www.for-toru.com


(α7RⅣと比較して)気軽に手軽に持ち出せるフルサイズ機ということもあり、
相変わらず大変に気に入って使っております。
そんな7Cについて、以前よりカスタムキーへの設定割り当てをあれこれ模索しておりましたが、
ようやくよい塩梅にまで持ってくることができました。
自身への備忘録もかねて記事に残しておきたいと思います。
なお今回ご紹介するのは静止画撮影時の割り当てになります。

おさらい

割り当て可能なキー一覧

まずはおさらい。
α7Cは背面部6箇所、上面部1箇所、レンズ1箇所(対応レンズのみ)の計8箇所に設定の割り当てが可能です。
なおα7RⅣの場合は計13箇所、エントリー機やデザイン上の理由なのかかなり少なくなっています。
上面のC1とC2がないのはちと辛いですね。
細かく見ていきます。


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まずは背面部。
他のαと同様にコントロールリングを中心とした場所やAFボタン、
ゴミ箱ボタンなどがカスタム対象です。



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お次は上面部。
ここは録画ボタンのみしかカスタムできません。
少々さみしい。



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最後はレンズ部左面に配置されているボタン。
これはレンズに備え付けられているもののみ使用することが可能です。
 


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2021年春現在のMy設定

ここからは設定のご紹介です。


背面部

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背面部はこんな感じです。



①押す間トラッキング+AFオン
②再押しマイダイヤル
③ピント拡大
④ドライブモード
ISO感度
⑥マイメニュー表示



①のAFボタンには「押す間トラッキング+AFオン」を設定。
とりあえず撮りたいときなどはピント合わせたい場所でAF合わせた後、
押しながらカメラを移動させて構図合わせる…的な撮り方をよくするのでこれにしてます。


②のゴミ箱ボタンには「再押しマイダイヤル1」機能を割り当てました。
この機能はまた別にカスタムできる「マイダイヤル」という機能を呼び出せるもので、
再押しというのは一度押して呼び出し、再度押すと解除というものになります。
マイメニューにマイダイヤル…ややこしいですね。
そんなマイダイヤルに設定しているのは「ホワイトバランス変更」です。
どうもSONY機はホワイトバランスが…なので撮影毎に変更することが多いので割り当てています。
ほぼ全てRAWにて撮影するわけなのであとからでも変更はできるのですが、
なるべくその場の雰囲気を残しておきたいのでその場で調整するようにしてます。
本当はオートでいい感じに合わせてくれると助かるんですが…
Nikon時代の自然光オートはよかったなぁ。


③のコントロールリング中央のボタンには「ピント拡大」機能。
これはMF時に拡大表示することが出来る機能です。
これにより詳細にピント位置を合わせることが可能となります。
拡大後にコントロールリングにて上下左右への移動を行うこともあり、
すぐに呼び出して操作できるこの位置に配置しました。


④と⑤はおそらく購入時のまま、
それぞれ「ドライブモード」と「ISO感度」を割り当てています。
メイン機であるα7RⅣを購入してからずっとこれなのでもう慣れてしまい、
今更変えるのもなぁということでこれで使い続けています。


⑥は「マイメニュー表示」をチョイス。
これは単純にα7CのMENUボタン位置が微妙に押しずらい位置にあるため、
手っ取り早くメニューを呼び出したいがために設定しました。
マイメニューですがスクロールさせれば他の項目も見ることが可能です。
またマイメニューに設定しているインターバル撮影設定は、
夜間星のタイムラプスを撮るときなどに使用することが多く、
暗闇でなるべく早く撮影を開始できるようにとここに配置しています。
 


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上面部

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上面部はこちら。


①ブライトモニタリング

ブライトモニタリングです。
この機能は露光時間を延ばすことにより、
夜間や暗い中でもビューファインダー/モニターにて周りを見やすくできるという機能です。
分かりやすく言うと暗視ゴーグル的な感じでしょうか…?


星を撮るときなど、暗闇にて周辺にあるものや構図を確認するのに大変に重宝する機能です。
レフ機時代は何度も撮っては確認し位置調整を繰り返していましたが、
この機能によってその時間を短縮することが出来るようになりました。
そんな機能はわかりやすい位置へということでこの録画ボタンへと配置しています。


ちなみにα7RⅣではメニュー項目にもこの機能が配置されているのですが、
α7Cは何故かメニューには存在せず割り当て機能上にしかありません、ご注意を。
私もかなり探しました。
 


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レンズ部

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最後はレンズ部。


①フォーカスホールド

これはたぶん標準のままかと思います。
正直ここの部分に関してはあまり使うことがありません。
ボタンがあるレンズもあればないレンズを使用することもあるので、
あまり頼ってはいけないかなと思うところがあります。


とはいえこの部分使わないわけではなく、
状況に応じて機能わりふったりしています。
例えば複数人で登山に出掛ける時などには瞳AF…なんて感じ。
このほかにも試してみたい機能などを見つけた場合にも、
試験的に割り振ったりして様子見ています。

 


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設定突き詰めるとより撮影が楽になります

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超簡単ではありますがSONYα7Cへの設定割付についてお送りしました。
α7Cは割り当て可能ボタン数が少ないので結構悩みますね。
よく使う機能を割り当てるもよし、
たまにしか使わないけど素早く確実に設定へと移行できる機能を割り当てるもよし、
自分が納得のいく設定を割り振れたらその利便性は大幅に向上します。
今後もあれこれ弄りながら自身が納得できる設定を探してみたいと思います。