一眼での動画撮影をするためにあれこれ入手しました。
使いこなせる自信はない。
近況(2020/05/08)
皆さん自粛お疲れさまです。
GWはいかがでしたか?
私は絶賛自粛中で運動以外ほとんど家から出ずに過ごしています。
しかしまぁこの調子でホントに終息出来るのか?私はやや疑問に感じてます。
ともあれ自分が出来ることをやろうと思います。
写真は昨夜(2020/05/07)に撮影した月の写真。
FE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSSをAPS-Cクロップして撮影してみました。
思えばこのレンズ、GWに立山で雷鳥を撮るべく購入したわけなのですが…
まさか自宅で月を撮ることになるとは。
そういえば自粛期間に入ってから近所のケンタッキーが大混雑しています。
夕方会社帰りなどにお店の近くを通ると大渋滞。
さらに二人の警備員さんが車の誘導やらなにやらととても忙しそうです。
確かにクリスマスの時などもこういった光景を見た記憶があるのですが、
何故自粛期間にケンタッキー?と思わずにいられません。
まぁ美味しいですよねケンタッキー、ちなみに私が好きな部位はキールです。
ミラーレス一眼で動画を撮影しよう
相変わらずの今回もカメラネタです。
でも写真ではなく動画のお話。
私ごとなのですがひっそりと続けているYoutubeのチャンネル登録者様数が2000人になりました。
上を見ればまだまだなのですが、私的にはこれはホントにうれしい出来事。
無論これは私一人の力ではなく周りの皆様のお力あってのことなのは十分理解しているのですがそれでもうれしいわけです。
ただし今アップしているものというのは本来私がやりたいものとは大分かけ離れてしまっています。
今後は自分の理想に近づけていていきたい…となると活躍するのがα7RⅣ。
SONYと言えば皆さんご存知の通り映像機器も強いメーカー、
このαにもその技術のあれこれが搭載されており、
私のような素人でも簡単にそれっぽい動画を撮ることが可能となっています。
ということで何度か挑戦してみたのですが、
これがまぁいろいろと苦労やら気になる点というのがいくつか出てきました。
今回はαで動画を快適に撮るべく揃えたアイテム達をちょいとご紹介します。
なお、一部ご提供いただきました品もあります。
マイク
SONY ECM-B1M
先陣を切るアイテムはマイクです。
SONY純正の「ECM-B1M」を購入しました。
これがまぁ微妙にお高い。

ソニー SONY ショットガンマイクロフォン ECM-B1M
- 発売日: 2019/09/06
- メディア: エレクトロニクス
今回マイクを購入しましたが、
実はα7RⅣ含むαにはボディにマイクが内臓されています。
そのため動画を撮るなら必ずしも必要というわけではないのでご注意を。
動画を始めてみて最初に気が付いたのが「音の重要さ」でした。
今まで何気なく動画を見ていた時はきれいな音で聞けるのが当たり前くらいに思っていたのですが、
実際に挑戦してみていかに撮り手が試行錯誤しているのかが良くわかりました。
普通に撮れば普通に聞ける…なんてことはほぼなく、
何かしらの努力や工夫をして撮っている方がほとんどでした。
そのことに気が付いた私はどうしたかというと、
じゃあいいマイク買っちゃえばええやんか!ということでお金で解決。
このマイクの評判もすこぶるよかったのでええいと購入に至りました。
目の前の沼にハマりそうならば、
その前にお金かけて蓋をしちゃえばいいのよ。
ちなみにこのECM-B1M、実はSony αでしか使うことが出来ません。
ECM-B1Mを使用するにはカメラ上部のホットシューに見えるこの部分が必要となります。
この部分、実は「マルチインターフェース(MI)シュー」と呼ばれるSONYの独自規格、
一見、ただのホットシューですがよく見ると端子が用意されており、
電源供給のほか各種制御等の通信も可能となっている非常にハイテクなポートとなっています。


そんな事情がありながらそれでもこのマイクを選んだ理由はいくつかありました。
まずは指すだけで使えるというセットアップが手軽なこと。
α7RⅣはサイドに外部入力端子も備えているため、
ここに3.5㎜イヤホンジャック対応のマイクをつければそこから音声の収録が可能です。
こちらであればMIシューに囚われることなく様々なメーカーから選ぶことができ、
さらにほかの機器でも使いまわすことが可能…
確かに3.5㎜イヤホンジャックを使う方がメリットが多いように感じますが問題となるのが運用時。
私のαにはアルカスイス互換のL字プレートを常に取り付けています。
Lの縦方向の部分に端子が集約されているのですが、
これらを開けるとなるとプレートを少しずらさなくてはなりません。
マイク付けるたびにいちいち操作するのはこれ面倒、
かといってマイクをつけっぱなしにするというのも邪魔な気もします。
また「デジタル」での音声転送が可能な点も魅力です。
デジタル転送により大幅なノイズ抑制が可能となっていたりするわけですが、
なにより現状このデジタル転送に対応しているのが「α7RⅣ」と「α9Ⅱ」の二機種のみ。
自分の使ってるボディが対応している、しかも使えるのであればこれは使ってみたい…。
ぶっちゃけ私のような素人にはアナログとデジタルの違いはほとんどわかんないんですけどね。
また指向性が三種類(鋭指向性/単一指向性/全指向性)から簡単に選択可能な点も、
マイク初心者の私からすると一つであれこれと簡単に変更できるため魅力に感じました。
ということで手に入れた良いマイク。
今のところ部屋撮りでしか使ってませんが確かに趣向性を切り換えられるのは便利です。
ただしどうも部屋の反響を拾いやすいような…
もう少し使い込んでみたいと思います。

ソニー SONY ショットガンマイクロフォン ECM-B1M
- 発売日: 2019/09/06
- メディア: エレクトロニクス
スポンサードリンク
自撮りモニタ用アイテム
UURig R031 自撮りモニター
お次も同じくUURigというメーカーの製品です。
こちらは「UURig R031 自撮りモニター」というもの。
この製品、ご存知の方も多いのではないでしょうか?
こちらはUURigさんからご提供いただきました。
Youtubeだと結構レビューしている方も多いですよね。
そんな中に紛れ込んだのかはわかりませんが私もご提供をいただく運びになりました。
頂く前に某チャンネルで紹介されていたのを見ていたこともあり、
ちょっと触ってみたかったというのが本音です。
材質はプラスチック製、商品自体はすごくシンプルです。
とはいえ強度はそこそこ確保できているような印象があります。
多少落としても大丈夫かも?
この中にはこの様にミラーが付いています。
正面から見ると約45度くらい?角度が付いています。
これをどういう風につかうかといいますと…
こんな感じにホットシューに取り付けます。
あとは背面液晶を地面と平行にセットすれば…完成。
こうすることにより自撮り時に背面液晶をミラーを通して見ることが可能となります。
すごくアナログ!
αの背面液晶は「チルト式」と呼ばれる上下平行に稼働するタイプ。
バリアングル液晶とは違い被写体側(レンズ側)からこの液晶を確認することが出来ず、
自撮りする場合など一体どのように映っているかをモニタすることが出来ません。
それを解決するのがこのアイテム、
これならばある程度正面から確認することが出来ます。
なかなかアナログなシステムですが、
これなら難しい設定や配線、外部電源なども用意する必要がありませんし、
また重量も非常に軽量なため携行もしやすく意外とメリットが多いように感じます。
やはり自撮り時はどうしてもモニタしてないとよくわからんことが多いため、
このような構造であれど利用できるのは大変便利だと私は思いました。
実際に使ってみると思った以上にはっきりと映る姿を確認することが出来たのには驚きました。
評判よいとはいえそこまで実用的ではないのだろうと思っていたのですが、
なるほど確かに普通に使えそうです。
ただしSONY機を使用している方は注意が必要です。
上にも書きましたがこのアイテムはホットシューに取り付けて使用するアイテムなわけですが、
上でご紹介したECM-B1Mも同じくホットシューに取り付けるアイテム。
そうなのです、つまりどちらか一つしか取り付けることができないんです。
上でご紹介した通りSONY機のMIシュー機器の場合、
端子が用意されているこの場所でなければ機器自体が動作ないわけで…これはちょっと痛いですね。
幸いSONY機は収録に便利なソフトが大変充実しています。
スマホをWi-Fi経由でモニタ代わりにできる「imaging Edge Mobile」や、
PC側にてリモート操作できる「Imaging Edge Desktop」というソフト等々…
MIシューも生かしつつモニタリングするのであればこれらを活用するのも一つの手かと思います。
またHDMIにて外部モニターへと出力なんてのも可能です。
…とはいえ電源やPC等が必要になるため外出先で気軽に使うのはなかなか大変かもしれません。
唯一どこでも使えそうなスマホを利用する場合も、接続に苦労することが結構あるんですよね。
さらにPCやHDMIにてモニタ出力した場合、α7RⅣだと瞳AFが無効になってしまうということも。
SONY機ってなぜかこれをやるとこれが出来ないってのが結構あるんですよね。
今回の製品を使えばこれらの手間や苦労を味わうことなく手軽にモニタが可能が出来る為、
とりあえず持っておいてもいいのかなと思います。
また、アイカップを交換している方も注意が必要です。
私は社外品の大型アイカップに交換して使用しているのですが、
写真のようにアイカップががっつり写り込んでしまいます。
社外品のアイカップは折り返して畳むことが出来るのですがそれでも大分映り込みます。
交換されてる方はご注意ください。
今回の製品はバリアングルモニタ搭載ではない機種でも簡単に自撮りが可能となるとても便利なアイテムです。
ただしSONY機の場合はMIシュー使用機器との併用が不可、
またアイカップを交換している場合は写り込む可能性がある点だけご注意ください。
物自体はとても良いもので、表示も思った以上にはっきり確認することが出来ます。
値段も2000円ほどで購入することができるのでアウトドア環境で自撮りをされる方はおひとつお持ちになられているといいかもしれません。
しかし…MIシューがほかに移設出来ればいいのですがなにかいい手はないものか…。
スポンサードリンク
Smallrig α7R4用リグ等
最後はもう必要だったのかわかりませんが、
動画撮影といったらやはりこれですよね、そう、リグ。
SmallRig Sony A7R IV専用ケージ 2416
まずは本体。
リグはα7RⅣ専用品「Sony A7R IV専用ケージ 2416」をチョイスしました。
重量は約350g程度です。

SMALLRIG Sony A7R IV専用 フルケージ 取付便利 耐久性 CCS2416
- メディア: エレクトロニクス
「リグ」というのは簡単に説明すると、
撮影に補助機材を取り付ける為の土台となる部分のようなもの。
リグ本体に空いている多数の穴には複数の穴が開いているのですが、
これは実はねじ穴になっていてここに各種機器を取り付けることが出来ます。
またさまざまな種類のネジ穴が用意されていて、
1/4インチや3/8インチ、ARRIアクセサリーマウント等々多くの周辺機器に対応できます。
まぁ実際のところ私もまだまだよく理解していないのですが…
製品に戻って、やはり専用品ということでフィッティング等はすごくよい感じ、
なのですが…残念なのがこのグリップ周り。
リグがグリップ上部を覆っているのですが、
これがちょうどカスタムボタンC1、C2の上を通っているため非常に押しづらい…。
というよりも「操作不可能の状態」といってもいいかもしれません。
またモードダイヤルも少し影響を受けていてこちらもやや操作しづらいです。
モードダイヤルはともかく、
C1・C2ボタンはいわば一等地ともいえる場所にあるカスタムボタンです。
ここに多用するコマンドを割り当てている方も多いのではないでしょうか?
かくいう私もその一人、正直ここが使えないとなると非常に痛い。
当初私はこのリグをつけた状態で写真と動画両方を撮影しようと考えていたのですが、
今はちょっとどうしようかなと考えています。
動画撮影時の拡張性をとるか、カスタムボタンが使える操作性をとるか…
リグを導入される際はこの辺りきちんとお考えの上導入されることをおススメします。
これは痛い…。
スポンサードリンク
SmallRig回転可能NATOクランプ付きハンドル2362
で、リグを導入した一番の理由がというとこれ。
動画を撮り始めたら誰もが一度は憧れるであろう「ハンドル」。
例にもれず私も欲しくなってしまったうちの一人です。
今回は「回転可能NATOクランプ付きハンドル2362」を使用します。
このハンドルは上の写真のようにリグ本体に取り付けて使用します。
色々と使い方があるようなのですが、私は特にローアングルでの撮影時に使用したい考え導入しました。
以前、桜を撮りに近所の神社でローアングルで撮ろうと思い挑戦したことがありました。
勝手分からずとりあえず中腰でブレないようにカメラに気を配りながらのっそのっそと歩いたわけなのですが…
どう考えてもはたから見たらおかしな人にしか見ないですよね、これは。
またこれが意外と大変かつ難しいし何より体勢が辛い…ということで導入を相成りました。
色んなハンドルがありましたが、今回はグリップに木を使用したタイプをチョイス。
これはまぁ質感といいますか触り心地がすごくよい感じです。
またこの銀色の部分を緩めることによりハンドルを回転させることが可能です。
色んな使い方が出来るかなと思います。
ただし、これを回転させる際に六角レンチを使用しなければなりません。
安定度は高いとはいえ、毎度工具が必要となるのはなかなか面倒だなと思いました。
ちなみにこのレンチはハンドル自体に格納が可能ですが、
無くなりやすいです(もうなくした。)
なお、今回のハンドルはNATOという規格を使用しています。
これ、要はアルカスイスみたいな規格の物のようなのですが、
取り付ける為には対応するNATOレールというものが必要となります。
今回は「ARRIネジ付きNATOレール(35mm)2501」を使用しました。

SMALLRIG Arri 3/8ネジ型NATOレール 35mm BUN2501
- メディア: エレクトロニクス
このレールにはARRIネジというやや大き目なネジが付いていてこれをリグ側の穴に取り付けます。
なおこのレールは一部のハンドルには同梱されるようなのですが今回購入したハンドルにはついてきませんでした。
購入前にご確認ください。
このハンドル、見た目かっこよく撮影もしやすくなるのですが…
このリグ上部につけてしまうとMIシューが隠れてしまうため、
上でご紹介したECM-B1Mなどの機器が取り付けできません。
これまたMIシューを頻繁に使用する方はご注意ください。
スポンサードリンク
SmallRigケージ用アルカスイス互換クイックリリースプレート2389
最後はこちら。
「SmallRigケージ用アルカスイス互換クイックリリースプレート2389」です。

SMALLRIG ケージ用 アルカ標準用 クイックリリースプレート-APU2389
- メディア: Camera
普段私はアルカスイス互換に対応したL字プレートをカメラに取り付けて使用しています。
縦横の構図切り替えには必要不可欠な同製品、
また手持ちの三脚および雲台はすべてアルカスイス互換品なため、
「リグを使用しても縦横切り替えおよびアルカスイスに対応していること」が、
使用にあたっての前提条件となります。
…とはいえ実はリグ自体はアルカスイス互換に対応していません。
はなっから条件外だったわけなのですがこれを補うために今回のプレートを用意しました。
使い方は簡単。
リグにある1/4インチねじ穴にこれを取り付けるだけでOKです。
ネジ間距離だけ合えばどこでも好きなところに取り付けることが出来ます。
今回は底面部と側面部に一枚づつ取り付けてみました。
これならばL型プレート同様に縦横構図の切り替えを簡単に行うことが出来ます。
動画にも対応できるし写真にも対応可能、これなら多少は使い勝手もよさそうです。
まぁボタンが隠れてますけどね…。
ということですべての部品をくみ上げた姿がこちら。
いやはや見た目は大分それっぽくなりました。
やはりこういったアイテムがあるとなかなかテンション上がります。
これならば動画のみならず写真時もリグを取り付けた状態で構図切り替えが可能、
動画・写真どちらも行けるα7RⅣが誕生する、予定だったんですが…ボタンがなぁ。
スポンサードリンク
動画も勉強していこう
相変わらずダラダラと動画撮影をより快適にするアイテムをご紹介しました。
基本的にどの製品も組み合わせるとMIシューが潰れてしまいましたが、
それでもそれぞれをうまく使えば動画撮影が捗るかと思います。
ただリグのボタン隠れちゃう問題はショックですね…
あれはもうあきらめるかリグ削るしかなさそうな気がします。
ここ最近、世間の動画に対する敷居がかなり低くなったように感じます。
私の周りでも意外とYoutubeをやっている方が増えてます。
一番驚いたのは友人が私の動画を見つけて俺も出してくれよ!と連絡してきたこと。
いやいや、うち登山系だし何するんだよ?と思わず突っ込んでしまいました。
とはいえやはり動画の需要が高まっているのは間違いないわけで、
そろそろちゃんと勉強しておいた方がいいのかもしれません。
何よりやはり動画は声や映像で説明することが出来ます。
これをうまく使えるようになればBlog記事もより分かりやすく伝えることが出来るようになるので、
両者が双方に補うような形で活動していければなと私は考えています。
とはいえそれによりあれこれと勉強や工夫などしなければならないわけでより苦労が多くなりますが…
まぁとにかく仕事ではないので楽しんでいきたいと思います。
もちろんこのBlogは並行して進めていきます。
しかしここまで書いてようやく気が付いたんだけど…これホントに動画撮影快適になったのかな?

ソニー SONY ショットガンマイクロフォン ECM-B1M
- 発売日: 2019/09/06
- メディア: エレクトロニクス

SMALLRIG Sony A7R IV専用 フルケージ 取付便利 耐久性 CCS2416
- メディア: エレクトロニクス

SMALLRIG Arri 3/8ネジ型NATOレール 35mm BUN2501
- メディア: エレクトロニクス

SMALLRIG ケージ用 アルカ標準用 クイックリリースプレート-APU2389
- メディア: Camera

ソニー SONY フルサイズミラーレス一眼 α7RM4 ボディ ILCE-7RM4
- 発売日: 2019/09/06
- メディア: エレクトロニクス

ソニー SONY フルサイズミラーレス一眼 α9M2 ボディ ILCE-9M2
- 発売日: 2019/11/01
- メディア: エレクトロニクス