8月の頭に北アルプス「剱岳」に登ってきたお話の続きです。
今回はいよいよ剱岳に挑戦します!
あの空海も登れなかったと言い伝えのあるこの山、
果たして凡人の私なんぞが無事に登頂出来たのでしょうか?
※前後編の2回では書ききれそうにないので急遽中編入れての3回となりました。
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剱岳に挑む!
夜中は大雨
前日夕方からのガスは夜になっても引かず、
深夜に何度か起きてみても星の姿を見ることはできませんでした。
しかも未明にかけては予報通りの雨、これがまぁ結構降ってます。
テントで寝ていてもザーザーという結構な雨音に思わず目が覚めてしまいました。
当初は剱岳に挑むべく朝の三時にテント場を出ようと思っていたのですが結局三時になっても雨は引かず…
(これは今回劔岳アタックは無理かもしれない)
と思ってしまうくらいでした。
しかしここから一気に天候回復。
朝の四時にもなると雨なんて何処へやら?というような朝日と共にすがすがしい青空が見えてきました。
周りを見るとチャレンジの支度をされている方が多く、どうやら行けそうな雰囲気。
わさわさとアタックザックに必要なものをそして口にはパンを詰め込み、
そそくさと剱岳へと向かいます。
剣沢キャンプ場を下り、剣山荘までのまき道をしばらく歩きます。
右手を見ると太陽の姿、どうやら今日も晴れそうです。
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剱岳登山について
山頂までのルートについて
剱岳山頂までのルートは一般的に以下の二種類となっています。
・早月尾根ルート
・別山尾根ルート
今回私が挑戦したのは最もポピュラーな「別山尾根ルート」です。
対する早月尾根ルートは高低差が約2200mという鬼畜なルート。
しかもこの早月尾根は北アルプス三大急登の中の一つと言われている急登、
ここを日帰りで登ると約12時間くらいかかるらしいです。
途中には早月小屋という山小屋もあり、テント泊交えての挑戦もできるそうですが、話聞くとやはり大変みたい。
とりあえず私が挑戦することはしばらくないかな…?
ちなみにもう一つ「源次郎尾根ルート」というものがあります。
これは今回幕営した剣沢キャンプ場をさらに下ったところから登っていくルートになりますが、
こちらは一般的なルートではないいわゆる「バリエーションルート」と呼ばれるもの。
厳しい岩場が連続、しかも鎖やはしごなど整備も全くされていません。
それ故岩登り経験者向けで懸垂下降などの技術も必要なのだそうです。
まさに経験豊富な玄人のためのルート。
ルート選定時は技量との照らし合わせをお願いします。
「別山尾根ルート」について
で、今回登った「別山尾根ルート」というのが剱岳挑戦において最も一般的なルート。
おそらく大部分の方がこのルートを使われて挑戦されることかと思います。
全体的に岩場ではありますが要所要所には鎖やはしごなどで整備もされており、
比較的挑戦もしやすくなっています。
とはいえやはり危険度は高く、
ルートのほとんどは足を滑らせたらそのまま止まることなく下まで落ちてしまうような個所ばかりです。
技術や装備、そして健康状態は万全の状態で挑戦されてください。
そんな別山尾根ルートを超ざっくりご紹介するとこんな感じ。
線では表せませんでしたが実際にはもっとアップダウン激しいです。
剣山荘から山頂までのコースタイムは、
登り:約2時間30分
下り:約2時間
となっています。
ただしこのルートの各所には鎖場などで混雑するところがいくつかあります。
そのため時間帯によってはアタック渋滞に巻き込まれることがあるため、
コースタイム通りに進めないことも多々あるはずです。
実際今回も何度か渋滞にハマりました。
今回私が登ったときは、山頂まではおおむね3時間半くらい、下りは3時間くらいでした。
あまり時間は気にせず山頂へは焦らず確実に進むことをおススメします。
(※剱岳山頂の標高は2999mです。Suuntoしっかりして)
この別山尾根ルートには約9か所の鎖場が存在します。
それぞれには「○番鎖」と名前が付けられており、
また看板も用意されています。
難所とされているのは九番鎖こと通称「カニのタテバイ」。
ここでは垂直に近い岩場約50メートルを上がらなければなりません。
曰くカニも縦になって上がらなければならないくらい狭いからカニのタテバイ…らしい。
ちなみに帰りには十番鎖の「カニのヨコバイ」という下山専用ルートを進まなければならないのですが、
こちらは後程ご紹介しますね。
なお、装備についてですがやはりこういった危険なルートとなりますのでヘルメットは必須です。
剱岳に限らずこういった山を目指される方であればすでにお持ちかと思いますので言うまでもありませんが…。
ちなみに私は今回グリベルの「サラマンダー2.0」というヘルメットを持っていきました。
このヘルメット、日本人の頭に合うように作られているらしく、登山ヘルメットにありがちな頭にのっけてる感を回避することが出来るのがお気に入りのポイント。
色も数種類から選べるのでなかなか良い感じです。
重量は360g。
数値ほど重さ感じない印象です。
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万が一忘れてしまった、壊れてしまった場合には上の剣山荘にてレンタルもしています。
いざというときのために覚えておいて損はないかと思います。
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いざ!山頂へ!
剣山荘→二番鎖
説明長くなりましたがここからいよいよ剱岳に登ります。
まずは剣山荘を裏に回り緩やかな斜面を上がっていきます。
ここで唐突に「二番鎖」が登場。
え?一番目は一体何処に?
すいません、結局わかりませんでした。
この辺りは正直鎖など使わなくても登れました。
雨上がりということで滑るかな?と心配しましたがそれも問題なさそう。
念のために前の方とは感覚を開けて進みます。
後ろから人が来ていても余裕をもって進むことが大事かなと思いました。
二番鎖→一服剱
二番鎖を上がり終えると目の前に見えるのは「一服剱」です。
ここはちょっとだけ広くなっていますので休憩もできます。
私は帰りにここでちょっと休憩していきました。
そんな一服剱から見えるのはこれから向かう「剱岳」の姿。
あそこが山頂か…と思ってましたが実は山頂ある本体はこの裏。
そこへ向かうにはまずここを登っていかなければなりません。
下を見ると雪渓の姿。
これ、落ちたらもうダメそうですね。
道中のほとんどはこんな感じです。
一服剱→四番鎖
折角一服剱まで上がりましたがここから再び下ります。
写真をよく見るとわかりますが斜面に人の姿、
ということは…
再び登ります。
この辺りには三番と四番鎖があります。
三番鎖あたりは若干混雑していました。
鎖場に目が行きがちですがこの斜面の岩はかなりガレやすかったです。
また下からもどんどん人が上がってきますので歩き方にも注意されることをおススメします。
実際この時も上から小さいながらも岩が転がってきました。
鎖場以外でも渋滞発生中。
焦らずゆっくり進みましょう。
ここから前を進むオレンジ色のヘルメットのお父さんと話しながら進むことに。
槍の時もそうでしたがこういうところに来ると前後の人と仲良くなれるので楽しいです。
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四番鎖→前剱
お父さんから「昭和のテレビの外装は豪華だった」という話を聞きながら先へと進みます。
ここからは尾根の左側を進んでいきます。
そして目の前にはようやく「剱岳」山頂の姿が…。
まだ遠いな。
お父さんとの話が日産ブルーバードのあたりになったころ、
見えてきたのが五番鎖こと「前剱」です。
見てお分かりの通り、鎖と岩を使ってこの大きな岩を回り込みます。
お父さんを見送って私の番。
まずはかわいらしい橋を渡ります。
雨降ってるときは滑りそうです。
渡り終えると五番鎖(前剱)の看板発見。
ここからは岩に足かけ進んでいきます。
下を見るとこんな感じ。
…気が抜けません。
個人的に今回最もドキドキしたのはこの前剱でした。
焦らず落ち着いて進んでください。
前剱→六番鎖
前剱をクリアしたら、今度は「六番鎖」です。
折角登ったのに…と思いながら下ります。
下ったら再び登り。
この辺りは比較的安全地帯。
リラックスしてのんびりと進みます。
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六番鎖→カニのタテバイ
そして登場したのは「七番鎖」こと平蔵の頭。
実はここも今回怖かった場所の一つでした。
一歩目、二歩目はこのように足場を使えばいいのですが、
三歩目以降近くには足をかける場所がなかなか見つかりません。
そのため足をかなり開いて上のほうの足場を利用するしかないのですが、
それもちいさく、ここを利用して上に上がるのには力以上に勇気が必要でした。
意を決して進むと…何とかクリアできました。
写真だとわかりずらいのですが、足をかけれる間が広いです。
クリアしたら…また下ります。
ちなみにお父さんたちは鎖左側を進んでますが、
右側にある隙間を利用すると足もかけやすく簡単に降りれます。
鎖をクリアしたらあとは岩を横断して下へ。
下に降りると待ち受けるのは「八番鎖」こと平蔵のコル。
こちらはそこまで怖くもありませんでした。
ここでデジカメの電池が切れてしまい、交換のため私はいったん歩みを止めます。
お父さんはそのまま先へ、どうぞお気をつけて。
平蔵のコルをクリアしてきた道を見返します。
何処を通ってきたんだよ?と思わず突っ込みたくなるような岩肌。
自信のない方は無理されないほうがいいかと思います。
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カニのタテバイ
そしてついにやってきました。
九番鎖こと「カニのたてばい」です。
看板の矢印は天を指してますが…
まさにその通り。
ここから約50メートルはほぼ垂直の岩場を登っていくことになります。
ちなみにこちらが下山ルートから見たカニのタテバイの様子。
よく登ったなぁ…と我ながら思います。
ご存じの方はご存じかと思いますが、
こういった鎖場の場合、前後の登山者との間隔というのは非常に重要となります。
鎖というのは岩にアンカー止めされているとはいえ体重をかけすぎるといつ外れるかはわかりません。
そのため無理に重量をかけないためにもアンカー間基本一人ずつ利用するようにするのがマナー。
こういった場所ではたとえ知らない方同士でも声を掛け合って進むのが安全策の一つです。
私も前の方からの「OKです!」という掛け声をいただいてから、
「進みます!」と声をかけて登っていきました。
剱岳の場合、こういった個所が多く多少のコミュ力も必要かと思います。
肝心の「カニのタテバイ」の感想ですが、
意外や意外そこまで苦労はしませんでした。
ただし足場をきちんと判断し鎖と腕の力だけで上げようとするのではなく足も使うように意識したほうがよいかと思います。
意外と私はこういうところを楽しいと思う人間なので、
あれ?もう着いたの?って感じで楽しく登ることが出来ました。
ただしお天気の悪い日や雨降った直後は危険かと思いますのでお気を付けください。
剱岳、登頂しました!
そして…憧れた「剱岳」山頂に到着っ…!
や、やった!
…ってすごい人の数!!
どうも私が登ったときはピークだったらしくとにかく人であふれていました。
山頂の祠との記念撮影も列が出来ているという始末…。
とはいえこれだと写真撮っていただくのもお声掛けしやすいのでこれはこれでよかったです。
なにより周りからは登頂を喜ぶ声が多く聞こえ、今までの険しい道のりが嘘のよう。
結局、私もあまりのうれしさからすべて手持ちカメラ(D850、RX100M5A、iPhone)で記念撮影をお願いしてしまうという始末。
しかし必ず一枚は目をつむってる写真があるのは一体なぜ?
ふと祠の横を見ると…宇宙戦争で大活躍してるライトセーバーが。
剱岳、つるぎ、セイバー…でライトセーバーなのか?
どなたが置いたかはわかりませんが剱岳山頂に剣はあります。
そして登頂記念撮影時には大人気でした。
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祠から左手、室堂方面を見ると昨日超えてきた「雷鳥坂」やテントを張っている「剣沢キャンプ場」の姿を望むことが出来ました。
快晴で何処までも見渡せ、さらに遠くには日本海の姿も。
うーん、今回の登山、不安も多かったけど来てよかった!
昨年、剱岳の姿を見た鹿島槍ヶ岳方面を望みます。
思えばあれからちょうど一年くらい。
一年前の自分よ、無事劔に登れたぞ。
そしてもう一つの目的であった「三角点」。
祠から少し進んだところにポツンと設置されていました。
看板はお隣のテントに泊まれていたお兄さんが持ってきてくださったので私も便乗して一枚撮らせていただきました。
約113年前にあれだけの苦労してようやく設置した三角点が私の目の前に…。
再びの感動です。
このお話は「剱岳 点の記」という映画にて描かれてますので是非一度ご覧ください(二回目)
私は登頂の達成感からかこの一週間ですでに2回観ました。
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念願の剱岳山頂で過ごす時間は本当に最高でした。
結局カメラを持っていきましたがあまり写真を撮らずただ山頂から見える景色を眺めていました。
思えば二年前に劔に登りたいと思い立ち、去年目指すも天候不順でチャレンジできず。
なんだか色々と考え深いものありしばらく山頂でぼーっとしてしまいました。
こう、何年か行きたいと思っていて達成できたときってホントうれしいですよね。
槍の時も同じくすごくうれしくて、久々その気分を一人味わっていました。
いやはやとても幸せな時間でした。
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下山しよう
とまぁこんな感じなので結局一時間くらい長居してしまいました。
おなかもすいてきたし何より暑い!
ということで下山することにしました。
下山ルートについてですが、登りと下りで7割くらいは共通ルートです。
しかしながら微妙にそれぞれ専用のルートも用意されています。
そんな中で一番有名な場所といえばカニのタテバイの辺り。
登りはご案内の通り「カニのタテバイ」。
こちらは上り専用となっているため下り時は別のルートを通ることになります。
そのルートというのが十番鎖こと「カニのヨコバイ」です。
しかしこちらも難所と言われている場所、
気になる方も多いかと思いますのでこの部分について書いていきますね。
ちなみに下山時のほうが気が緩みやすいせいなのか事故が多いそう。
下山するまでが登山の精神で気をゆるめずどうぞお気をつけてお降りください。
下りは「カニのヨコバイ」
山頂から早月尾根分岐などを通り過ぎて再びカニのタテバイ上まで来ると見えてくるのが、
十番鎖こと「カニのヨコバイ」です。
カニのヨコバイとはその名の通り、カニが横になって通る幅しかない…ってことなのかな?
ごめんなさい、由来はよくわかりません。
特徴としては前に出てきた「前剱」のような岩のトラバースエリアとなっています。
基本的には岩場に足をかけて鎖と岩を駆使して横に進んでいく形となりますが、
先ほどの前剱と一番の違いは「一番最初に足をかける場所が見えない」こと。
説明が難しいので先に通過後に撮った写真を一枚。
こちら側から見ると足をかけてる場所が見えますが、
上から降りてきた時にはその部分を目視で見ることが出来ません。
そのため最初の一歩は見えない状態で足をかけなければならない…というわけなんです。
ここもなかなか勇気のいるポイント。
ただしそれを乗り越えてうまく足さえ掛けられればあとはそれ程難しくはありません。
ただやはりその一歩を踏み出すのには勇気がいるものです。
この「カニのヨコバイ」は下山時に混雑する場所のひとつでもあります。
後ろの方がいたとしても落ち着いてゆっくりと進んでください。
ちなみに下山するにはここを通るか早月尾根を利用して下山するしかありませんのでご注意を。
はしごもあるよ
カニのヨコバイに目を奪われがちですが、
それ以外にもエキサイティンな場所はあります。
例えばこちらの梯子。
この梯子も意外と高さがあって私的にはおおぉ…となった場所の一つでした。
こちらも基本一人降りたらまた一人降りるというような形がよさそうです。
無事下山
そして無事に剣山荘まで帰ってきました。
早速コーラを購入し勝利の祝杯。
いやはや、生き返ります。
しばらくの間、コーラを飲みながら別山方向を望みます。
この剣山荘から見る風景は本当にきれいで時間が経つのを忘れてしまいました。
また剣山荘自体も凄くきれいでお手洗いをお借りしたところなんと水洗!
しかも下界とほとんど変わらぬお手洗いに驚きました。
さらにコーラを飲んでるときに妙にさっぱりとしたお兄さんがいるなぁと思って帰宅後調べてみたところ…
なんとシャワーもあるらしいです。
こんなに景色の良いところにありしかもこれだけ設備が整った山小屋ってあまりないような気がして興味津々です。
機会あれば一度泊まってみたいと思います。
剣沢キャンプ場にてもう一泊
剣山荘にて祝杯を挙げたのち、再び剣沢キャンプ場に戻ってきました。
ちょうどお隣さんの姿もありましたがどうやらこれから雷鳥沢キャンプ場へと移動されるそう。
またどこかでお会いしましょう!とご挨拶しお別れしました。
ちなみにその一週間後…なんとお隣さんと上高地でばったり遭遇してしまいました。
なんでも西穂からジャンダルムに挑戦し奥穂までお出かけになられていたそう。
しかしまぁ一週間後に再開するとは…山狭し。
ともあれまたどこかでお会いしましょう!
ちなみに私はというと…もう何もやる気しません。
あとはテント場でのんびりダラダラと過ごすことにしました。
こういう時間も大事なんやで?
やはり剣沢キャンプ場から見る剱岳はとてもきれいです。
三脚にカメラを立ててその姿ばかりを撮ってしまいました。
何処かへ写真撮りに行こうかな?とも思いましたが、
この剣沢キャンプ場から見える風景があまりにも気に入ってしまい、
結局この日はここから撮り続けることにしました。
写真撮ってたらいつの間にか夕方。
一日が終わります。
いやはや達成感と充実感にあふれた一日でした。
それではおやすみなさい…。
後編に続く
当初は前後編の二部構成で考えていたのですが、納まりきらずまさかの中編としてしまいました。
次は後編、最終日早朝に写真撮影をしたのでその時の様子と下山についてを簡単に書いていこうと思います。