夏到来。
皆さん今年の夏の予定は決まりましたか?
そんな私はお盆休みを前にして一足先に登山へ出かけてきました。
今回登ってきたのはそう、憧れ続けた「剱岳」です。
- 憧れの「剱岳」に挑む
- 今回の工程
- 剱岳について
- 行くか迷うも覚悟を決め長野へ
- 扇沢から室堂へは黒部アルペンルートを利用
- 扇沢から電気バスに乗車
- 室堂へ
- 室堂周辺を進む
- 剣御前小屋到着!
- 目指せ剣沢キャンプ場
- 剣沢キャンプ場到着
- 買い物は剣沢小屋へ
- 剣沢小屋
- あとはだらだら
- 次回、ついに剱岳に登ります
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憧れの「剱岳」に挑む
ここ数年、今年こそは登りたい!と密かに狙っていた山がありました。
その名は「剱岳」。
二年前に北アルプス表銀座を縦走し、
念願の槍ヶ岳の山頂に立った私が次なる目標として選んだのがこの山でした。
昨年はこの剱岳に挑むべく、夏はテントを背負って八ヶ岳南北縦走などをこなし黙々と練習に励み、
迎えた9月、いざ挑戦!と思いきや天候不順の日が連続…。
結局そのまま秋を迎え、あっという間に北アルプスに冬が訪れるのと同時に私の挑戦も終了したのでした。
月日は流れ2019年。
夏山シーズンになると同時に今年こそはあの憧れの剱岳の山頂に立ったるぞ!
と虎視眈々チャンスをうかがっていた私。
そして…ついにその時がやってきたのです。
ということで今回は剱岳挑戦の模様をお送りしていきます。
相変わらず長くなりましたので今回は前後編に分けてみました。
今回の工程
登山日
登山日 | 令和元年8月2-4日(金-日) |
---|---|
人数 | 一人 |
宿泊 | テント泊×2(剣沢キャンプ場) |
剱岳について
先に剱岳について簡単にご紹介しておきますね。
剱岳は富山県立山市、立山連峰にそびえる標高2999mの山です。
日本百名山にも選定されており、国内でも有名な山の中の一つとなっています。
ちなみにこの標高は日本の山の中で24番目の高さです。
一見、これだけ聞くとまぁ良くあるごく普通の山のような感じがしますが…
実はこの剱岳、「一般登山者が登る山のうちでは危険度の最も高い山」と言われているんです。
山肌は岩で覆われ、遠くから見るとゴツゴツしてたり岩肌がそそり立っていたりと、
ぱっと見でもどこから登るんだ?と思ってしまうくらいのお姿。
一般ルートとされている別山尾根ルートでも岩稜伝いではしごや鎖の連続しており滑落事故なども多く発生しています。
なおWikiによると1959年から2018年までの剱岳および周辺で亡くなった方は352人、
国内では谷川岳に次いで事故の多い危険な山となっています。
またその歴史も長く、
古くは弘法大師こと空海が何千という草履を費やしても登頂できなかったという伝説が残されています。
また剱岳聳える地元の人々からは「地獄の剣の山」「針の山」として畏れられ、
古来では登頂不可能な山、登ってはいけない・登ると罰が当たって遭難する山と信じられていたそう。
この意識は立山信仰と呼ばれる立山衆徒の間で強くみられ、
剱岳を登山禁忌の山として登らず、そして外部からの人間にも登らせなかったのだそうです。
そんな登山が禁忌とされていた剱岳に人が登ったのが明治40年の7月13日のことでした。
旧陸軍参謀本部陸地測量部の測量館である柴崎芳太郎とその一行が三角点設置のために剱岳に挑戦、
途中近代登山家達との登山レースや雪山に悪戦苦闘しながらも苦労の末に登頂を果たしました。
登山禁忌といわれていたこの剱岳、これが歴史的にも初登頂かと思われましたが実は…
…ってのが「剱岳 点の記」という映画で描かれています。
(原作は新田次郎「剱岳 点の記」)
まだご覧になられていない方はぜひご覧になられてください。
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とまぁこんないろいろ詰まった山というのはあまり聞いたことがありません。
さらに映画を見てこれだけ苦労して設置した三角点を自分の目で見てみたい、
そしてその山のある風景をカメラに収めてみたいと思うようになりました。
…とはいえやはり難易度高いと言われている山故に天気変わりやすいこの時期、タイミングで実行するかはすごく悩みました。
しかも初日の夜の天気は下り坂でかなり降るかもという予報。
これでは仮に夜間に止んでも翌日登山するとき滑って危険かもしれません。
ただやはり数年憧れた山、となるとここで引くのもまた悔しいわけです。
しかも今年は雨ばかりとなると次はいつ挑戦できるかわかりません。
結局いつまで経っても悩むばかり…
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行くか迷うも覚悟を決め長野へ
まあとりあえず行ってみてギリギリまで考えるか!ということで車を長野へと走らせます。
仕事後そのまま長野へと向かったので諏訪湖SAのハイウェイ温泉でひとっぷろ浴びたのち、
22時ごろ扇沢に到着、この日は車中泊をして朝を待ちます。
長野の山の中とは言えそこそこの熱さだったのでパン一スタイルという非常に開放的な姿で寝ていましたが、
不安と緊張は体から離れることはありませんでした。
扇沢から室堂へは黒部アルペンルートを利用
おはようございます。
なんやかんやいいながらもで爆睡でした。
相変わらずどこでも寝られるのが私の長所。
起きて一番に天気を確認したところ予報も良い方向に変わっていました。
これなら…行ける!
装備整え、いざ出発です。
今回のザックは先日ご紹介した「カリマー クーガー75-95」です。
重量は図りませんでしたが体感的には涸沢より少し軽いくらい?
夏山なのになぜ軽くならないのかが疑問で仕方ありません。
また剱岳は岩多く危険なためヘルメットも持参。
前回使ったのは槍ヶ岳登山時以来だったので思い切って新調しちゃいました。
物はグリベルの「サラマンダー2.0」というものです。
他のメットよりもちょっと大きく、登山用ヘルメットにありがちな被っても上に載せてる感が少ないのでこれにしました。
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今回車を止めたのは大町市営の第一駐車場。
この扇沢エリアには有料と無料の駐車場が存在します。
ざっくり言うと駅近くの舗装されているところは有料(1日/1000円?)で、
少し下ったとこにある未舗装の駐車場が無料となっています。
今回は2泊3日、つまり車を3日間停めておかなければならず、
そうなると駐車場が違うだけで3000円の差…ってこれは大きい。
今回は前乗りして無事に無料の駐車場に止めることが出来ましたが、
前日の午前1時ごろには一杯になっていたような気がします。
確実に停めたいのであれば前日夜早めの時間入りをしたほうがいいかもしれません。
扇沢から電気バスに乗車
今年から電気バスになりました
駐車場から5分程度歩いて「扇沢」駅に向かいます。
ここから登山口となる室堂までの間、黒部アルペンルートを様々な乗り物に乗り継いで進んでいきます。
まずは室堂から黒部ダムまで関電トンネルを通るバスに乗車。
昨年まではトロリーバスでしたから今年からは燃料電池式のバスに置き換えられました。
ちなみにこの日の前日に「eバス」という愛称が決定しました。
平日入山なら「Web予約」がちょっとお得
この日の始発は七時半でしたが五時の段階ですでにたくさんの人の姿。
皆さんこの始発に乗ろうと並ばれてるんですね。
ちなみにチケットは一般とWeb予約の二種類に分かれています。
今回私はWeb予約を利用しました。
黒部アルペンルートのWeb予約は乗車日が指定期間内かつ平日からの乗車の場合に利用することが可能です。
事前にWebにて予約から決済までを行うことにより通常価格よりも少しだけお安くなります。
扇沢から室堂までのアルペンルートの料金は往復大人一人9050円のところ、
Web予約を利用するとここから600円ほど安くなって8450円となります。
ちなみ復路利用する曜日が平日でなくとも大丈夫です。
(有効期限は使用開始から5日間)
下山後の温泉代くらいはお得になるので平日に入山される方はぜひご利用をおススメします。
ちなみにWebにて決済まで行いますが結局窓口にてチケットの引換を行わなければならないため、
並ばなければなりませんのでご注意を。
また支払いはWEB入力時クレカ決済のみとなります。
スマホ画面BC表示での入場が可能になれば便利そうですけどいろいろ事情があるのかな?
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室堂へ
受付時間になってようやくチケットを手に入れ乗車…とはならず、
今度は改札の列に並びます。
駐車場を出て2時間半経過しましたがいまだに全く進めず。
仕方がありませんが体力削られるのがちょっともったいない。
ここでお弁当売りの方が登場、お話がとても面白かったです。
ようやく電気バスに乗車できました。
いざ室堂へと向かいます。
ちなみに電気バスは普通の路線バスと同じような感じ。
早めに並んだので座れそうでしたが、
リュックがどでかいので立っていくことにしました。
ちなみにつり革は黒部ダムのゆるキャラこと「くろにょん」を模したデザインでした。
か、かわええ…
これお土産で販売してくれないですかね?
ちなみにこの記事を公開した8/8はくろにょんの誕生日です。
くろにょんお誕生日おめでとう。
ここからは何回か乗り物を乗り換え、最終的に標高2450mの室堂へと向かいます。
ちなみに扇沢の標高は1433mなので約1000m上ります。
扇沢から黒部ダムは電気バス、黒部ダムから黒部平まではケーブルカー、
黒部平から大観峰まではロープウェイ、大観峰から室堂はトロリーバス…
とまぁこれだけの乗り物に乗り換える必要があります。
また並びます。
…とまぁこれを繰り返して最終的に室堂まで進むというわけですね。
室堂周辺を進む
初めての室堂平
ということで扇沢を出発して約1時間半程度で室堂に到着です。
実は私黒部ダムより先まで来たのはこれが初めて。
残雪の室堂に行きたかったのですがビーコンを持っていない&スキル不足が理由で諦めたんですよね。
噂に聞く室堂はとてもきれいとのことだったのでワクワクしながら駅から外へすすむと…
そこに絶景が現れました。
久しぶりの快晴ということもありテンションが上がります。
ここからいよいよ剱岳に向けての登山が始まります。
英語でサラッと怖いことが書いてあったような気がしますが、
気を引き締めて向かいましょう。
みくりが池
歩いて数分で名所「みくりが池」に到着しました。
立山の火山活動で生まれた火口に水が溜まって出来た湖なのだそうです。
周りの景色が映るくらいきれいな水に癒されます。
近くにはベンチも用意されており、ゆっくりと望むことも可能となっています。
みくりが池温泉
みくりが池から歩くこと数十秒で「みくりが池温泉」に到着。
こちらは日本一の高所にある天然温泉があります。
一応山小屋ということらしく宿泊もでき、また日帰り入浴も可能です。
室堂平を歩いた後にみくりが池温泉で汗を流して下山するのもよさそう。
登山される方には有名ですよね。
すでに汗をかいていた私、帰りといわず今すぐ入りたい!という思いを抑えつつ先へと進みます。
我進路を見て絶望す
その後も名所を見ながらのんびりと進みます。
眼下には「雷鳥沢キャンプ場」の姿も見えてきました。
普段の登山とは違い風光明媚な場所をお散歩している感覚になんだか気分も良い感じ。
周りの山々をよく見ると、山小屋の姿も見えました。
あんな高いところにも行けるのか、そのうち言ってみたいなぁ~なんて思っていた時、
気がついてしまったんです、この先進む道に…。
当初はなぜか上の写真を左に進んでいくと勘違いしていました。
しかし次の剣御前小屋の標高は2777m、そして現在の標高は約2400m。
あれ?左にそんな高いところなくね?
そこで目を凝らし人の歩いている姿を探したところでようやく気が付きました。
ああそっか、こっちなのかぁ…
そう、目の前にそびえる山の上に見える小さな建物こそが次に目指す「剣御前小屋」だったのです。
剱岳に向かうにはこの雷鳥坂と呼ばれる登りをクリアしなければなりません。
まさかこれから自分があそこまで行くとは思っておらず、今回一番の衝撃を受けた瞬間でした。
登れ!雷鳥坂!
とはいえいつまでもここでのんびりしているわけにもいきません。
憧れの剱岳へはあれを超えるしかない!
逃げちゃだめだ、逃げちゃだめだ…
覚悟決めていよいよ雷鳥坂を登って「剣御前小屋」を目指します。
この間の高低差は約400m。
やったるぞ!
…なんて気合入れてみたもののやはりつらいものはつらい。
しかも日が照っていて暑いのなんの。
さらに約一か月ぶりの登山&テント泊ということで大幅にペースダウンしてしまいました。
唯一の救いはこの景色。
雷鳥沢キャンプ場のテントが小さくなるごとに、
(大丈夫や、登れてるで。)
と自分を励ましゆっくりと上へと進んでいきます。
ちなみに今回の2泊3日の工程で一番大変だったのはこの雷鳥坂で間違いありません。
遠くに見えるは「奥大日岳」のお姿。
ちょうど雲がいい感じにかかり始めていて、
写真を撮りたい気持ちもあったのですがD850を取り出す元気なくスルー。
とりあえずRX100M5Aで抑えときました。
さっと出してパッととれるこのカメラ、今回大活躍でした。
ソニー デジタルカメラ「Cyber-shot RX100M5A」 DSC-RX100M5A
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剣御前小屋到着!
コースタイムから遅れること約15分…
遂に稜線上にある「剣御前小屋」に到着しました。
や、やったぜ…
さすがに疲れたのでここでコーラを補給します。
これがもう旨いのなんの…令和に入って一番おいしいコーラでした。
一息入れた後、これから進む方向に目を向けると、
そこに広がっていたのは…
この光景でした。
左奥に見えるのが今回の目標である剱岳。
ここからでもその険しさが伝わってきます。
この先、左を進むと剣御前を経由して剱岳直下の山小屋「剣山荘」へと進むことが出来ます。
しかしながら剣山荘には幕営地がないため、今回はここから右へと進み「剣沢キャンプ場」に向かいます。
コーラを飲んで体力回復&これ以降は下りという精神的な安心感もあって、
先ほどが嘘のように軽い足取りでザックを背負います。
目指せ剣沢キャンプ場
ザックを背負ったらさあ出発。
ここから剣沢キャンプ場までのコースタイムは約40分です。
小屋を出てすぐのあたりはやや大きな岩もありましたが、
しばらく進むと落ち着いてきます。
周りの風景が相変わらずすげぇ…(語彙力)
進むにつれて大きくなっていく剱岳の姿。
その岩肌が詳細になるにつれ、本当にあんなところに登ることができるのか?という不安ばかり…。
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剣沢キャンプ場到着
そしてようやく幕営地である「剣沢キャンプ場」に到着。
今日から二日間お世話になります。
目の前には相変わらず剱岳の姿、いやはやなんとも贅沢なテント場ですね。
しかし疲れた。
少し離れたあたりに落ち着けそうな場所を見つけたのでここにテントを張ることにしました。
今回のテントもモンベルのステラリッジ1型です。
もう一つのテント、アライテントのエアライズ2はやはり一人で使うには広すぎるので、
結局お連れ様と行くとき専用となっています。
当初はステラ2型買っとけばよかったなんて思いましたが慣れれば1型も快適です。
というより最近では逆にあの狭さがお気に入り。
テントを張り終えたら受付を済ませるべく管理所へと向かいます。
すでにたくさんのテントが張られていますが、
テント場自体が大変広いため比較的余裕がありました。
管理所で係りの方にお声おかけして用紙に記入します。
テント場使用料は一日500円とかなり良心的。
二日分をまとめてお支払いします。
管理所のお隣には富山県警上市警察署の剣沢派出所がありました。
山岳事故などが発生した際にはこちらから隊員の方が出動されるそうです。
派出所前には手書きの剱岳登山マップがありました。
一般登山者が進む「別山尾根ルート」のほかに玄人向けの「源次郎尾根ルート」についても書かれていました。
また周辺の最新情報や注意点等も細かく記載されていますので、
行動前に確認されるといいかとおもいます。
受付完了したら札をいただいて後はテントに取り付けておけば完了です。
これでようやく一息つくことが出来ます。
自分のテントに戻りテント場の様子を撮影してみました。
中央にドーンと剱岳を望むことが出来、景色は本当によかったです。
私史上、ベスト3に入るテント場でした。
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買い物は剣沢小屋へ
さて、一息ついたら飲みたくなるのがそう、ビールですよね。
この日はもう移動もなく後はテントで休むだけだったので一杯やることにしました。
この剣沢キャンプ場には売店などの営業がなく、購入するにはさらに下にある「剣沢小屋」まで行かなければなりません。
大体15分くらいでしょうか…ここだけがちょっと大変でした。
歩いて向かっているとなにやらヘリのような音がどんどん近づいてきました。
そして目の前に現れたのは、
富山県警と書かれたヘリコプターの姿。
ボディにはヘリの名前「つるぎ」と書かれています。
聞くに剱岳のバリエーションルートを行動中に目を怪我してしまった方がいらっしゃるらしく、
剣沢派出所から隊員の方を載せてレスキューに向かうとのことでした。
旋回し急いで剱岳へと向かうつるぎ。
あっという間にその姿が小さくなってしまいました。
結局、私が滞在した二日間で計二回ほどヘリコプターが出動していました。
うーん、余計不安になってきました…。
剣沢小屋
ヘリコプターを見送った後「剣沢小屋」までやってきました。
剣沢小屋から見る剱岳は迫力満点。
視界を遮るものがないのでその姿を存分に味わうことができます。
飲み物のほか、軽食やお土産なども充実していました。
テント場からはちょっと遠いですがそれ以外は不便することはありませんでした。
また宿泊も可能なのでこちらも利用されるといいかもしれません。
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あとはだらだら
剣沢小屋でビールを調達し再びテント場へ。
数十分の距離とはいえ帰りは上り道となります。
上のほうにテントを張ってしまったことをちょっと後悔してしまいました。
到着後、ビールをいただきます。
一日歩いた体に染み込むこと染み込むこと…
しかしまぁ山で飲むビールってなんであんなにおいしいんでしょうか?
その後は食事をしたり、写真を撮りながらのんびりと過ごしました。
結局予報では夕方から雨が降るかも?とのことでしたが何とか持ちました。
とはいえ夕方になるとどんどん雲が多くなってきました。
先ほどまで見えていた剱岳もあっという間に雲の中に…。
そしてそのまま夕暮れを迎えます。
夕陽に染まる雲とお隣さん家。
明日は晴れてくれればいいのですが…。
結局どんどん雲が出てきてしまいあたりは真っ白になってしまいました。
これでは写真も撮れないということで私もテントに潜り込みます。
明日の剱岳ルートなどを調べたりしているうちにいつの間にか寝てしまいました。