FTR

登山やカメラなどなど

【登山】遂にテン泊デビュー!「大菩薩嶺」に登ってきました (その3)

手軽百名山
f:id:Kyo_Ichikawa:20170513180220j:plain


初めてのテント泊へ!
テント設営~無事に朝を迎えることが出来ました。
今回はいよいよ大菩薩嶺に登ります。

www.for-toru.com
www.for-toru.com





登山開始

f:id:Kyo_Ichikawa:20170513180227j:plain

いよいよ、登山開始です!
テント以外はザックに収納し、福ちゃん荘テント場を後にします。




f:id:Kyo_Ichikawa:20170513180646j:plain

登山道はとても歩きやすいです。
GWということもありたくさんの人が歩いていました。





f:id:Kyo_Ichikawa:20170513180300j:plain

しばらく進むと「富士見荘」に到着しました。
今は使われていない山小屋です。
実はこの山小屋には素敵なものがあるんです。
それは…?





f:id:Kyo_Ichikawa:20170513180403j:plain

この巨大ブランコ!
まるでハ〇ジみたいじゃないですか!
見た目古くてちょっと危ないかなと思いつつも、
試しに乗ってみましたがまだまだ大丈夫そうです。
とても楽しかったです!





f:id:Kyo_Ichikawa:20170513180248j:plain

先へ進みます。
この辺りから砂利などで滑りやすくなりました。
とはいえ、斜面も緩やかで歩きにくいというわけではありません。
うーんお手軽。





f:id:Kyo_Ichikawa:20170513180724j:plain

福ちゃん荘テント場を出発して約40分。
「介山荘」が見えてきました。
なんだか人が増えてきたぞ!
さすがGWですね!





f:id:Kyo_Ichikawa:20170513180934j:plain

介山荘を少し過ぎたところに「大菩薩峠」の標木があります。
ちなみにここには「大菩薩峠」と「大菩薩嶺」の二つがあります。
介山荘近くにあるのが「大菩薩峠」。
雷岩の先にあるのが「大菩薩嶺」。
標高が高く、百名山に指定されているのは後者です。
しかし、「大菩薩嶺」は景色が…なので、
大菩薩峠」も一緒に行かれることをおすすめします。
そんなここ「大菩薩峠」、ズームを引いて見てみると…




f:id:Kyo_Ichikawa:20170513181006j:plain

まさにGW!
なんということでしょう、
ここだけで100人くらいの人がいました。

どうやらどこかの学校で登山大会が行われていたようです。
今までの山では経験したことのない人の数に驚いてしまいました。
さすがお手軽百名山…。





f:id:Kyo_Ichikawa:20170513180807j:plain

気を取り直して介山荘付近へ。
ここも人が…。
山ではなくお土産屋さんに来たような錯覚を覚えます。





f:id:Kyo_Ichikawa:20170513181104j:plain

さて、皆様は山ピンバッジって購入されてますか?
私は登った山のものは必ず購入するようにしています。
もちろん大菩薩嶺のものも購入しようと思っていたのですが…
その数に驚いてしまいました。
見てください、これ。
大菩薩峠」と「大菩薩嶺」それぞれ複数個がラインナップされてます。
しかも介山荘限定とかもあるし…。
いつもはサクサク購入するのに、今回ばかりは悩んでしまいました。
結局、一番普通な№5を購入してきました。
皆さんもぜひ悩んでくださいね。





f:id:Kyo_Ichikawa:20170513181144j:plain

そんな介山荘のディスプレイを見ていたら気になるものを発見。
なんと「竜ヶ岳」のピンバッジがあるではないですか!
私が初めて登った山&毎年必ず登っているという思い出深い「竜ヶ岳」。
これはぜひとも手に入れたい!
しかし山小屋もないのに…どこで売ってるんだろう?
ご存知の方いらっしゃいましたら是非ご教授くださいませ。





f:id:Kyo_Ichikawa:20170513181357j:plain

人が多い大菩薩峠を後にして、大菩薩嶺へと向かいます。
ふと介山荘側を見てみると富士山が顔を出してました!





f:id:Kyo_Ichikawa:20170513181321j:plain

お手軽とはいえさすが百名山
稜線上には絶景が広がっていました。







f:id:Kyo_Ichikawa:20170513181547j:plain

南には富士山。



f:id:Kyo_Ichikawa:20170513181623j:plain

西には南アルプスの山々。






f:id:Kyo_Ichikawa:20170513182112j:plain

そして北には八ヶ岳
いやはや、何とも贅沢な風景ですね。
これが駐車場から1時間登るだけで見れるとなれば、
人気な理由も納得です!





f:id:Kyo_Ichikawa:20170513203856j:plain

しかしお手軽とはいえここは山の上。
足元が悪い箇所もありますのできちんとした登山の装備をお勧めします。
スニーカーの方ならまだわかるのですが、
さすがに革靴はどうかと…。






f:id:Kyo_Ichikawa:20170513182212j:plain

途中にこのような標識が。
2000年に標高2000mのところに立てられたこちら。
って2000年ってもう17年も前になるんですね。
ミレニアムとかPCが誤作動するとか言っていたのことが、
昨日の様に思い出されます。
時間が経つのは早いですね。




f:id:Kyo_Ichikawa:20170513182253j:plain

さあ、目指す「大菩薩嶺」はもうすぐそこです。
先を急ぎましょう。





f:id:Kyo_Ichikawa:20170513182511j:plain

目的地への最後の分岐である「雷岩」に到着しました。
こちらでお昼を食べられてる方が多かったです。
目の前には富士山が!
ここでご飯を食べたらさぞかしおいしいでしょうね!





f:id:Kyo_Ichikawa:20170513182805j:plain

ここから目指す「大菩薩嶺」へは林の中を進んでいきます。
所々木の皮が剥げているのは鹿が木の皮を食べてしまうからなんだそうです!
木の皮を食べてしまう原因の一つがエサ不足。
思えば大菩薩嶺に来てから何度も鹿を目撃した記憶があります。
数が多くなってエサが不足してしまったのでしょうか?
近年ではマタギの方々の高年齢化問題となっており、
全国各地、駆除も追いつかないそうです。

ともあれ、山に行くといろんなことを学びますね。





f:id:Kyo_Ichikawa:20170513182934j:plain

そんなことを考えていると、なにやら標識が。
…!?、「大菩薩嶺」ってここ?
なんといいますか、
森の中のちょっとひらけた場所って感じです。
周囲も木に覆われて眺望はほぼ0。
ま、まあ登頂したから戻りましょう。





f:id:Kyo_Ichikawa:20170513183233j:plain

ということで再び「雷岩」に戻ってきました。
帰りはこのまま「福ちゃん荘」に降りるルートで下ります。
このルート、なかなかの斜面なのでご注意ください。
登り下りどちらもそれなりにきつそうです。





f:id:Kyo_Ichikawa:20170505090140j:plain

歩くこと約50分。「福ちゃん荘」に到着です。
昨夜の静けさとは打って変わって、
登山者の方々でにぎわってます。
こういう変化を見ることが出来るのも泊まり登山の醍醐味ですね。





f:id:Kyo_Ichikawa:20170513183554j:plain

テント場の我が家に到着。
お疲れさまでした。
さて、これからテントをたたんで回収。
その後上日川峠まで下ります。







f:id:Kyo_Ichikawa:20170513183713j:plain

あっという間にテントをたためました。
組み立ても片付けもとても簡単。
ちょっと狭いのが難点ですが…。
ともあれこれからたくさん活躍してもらいましょう。




f:id:Kyo_Ichikawa:20170513183734j:plain

片付けも終了し、下山します。
すでに今日来られた方がテントを張られてたりと、
昨日とは違う風景となっていました。
今日はステラリッジⅠ型がたくさん!
この風景を見たときなぜか安心してしまいました。
仲間がいるっていいね。





f:id:Kyo_Ichikawa:20170513183953j:plain

約20分ほど下ると「上日川峠」に到着。
本日の山行はこれにて終了です!
無事でなによりです。




f:id:Kyo_Ichikawa:20170513184005j:plain

さて、上日川峠にある「ロッヂ長兵衛」にある噂のものとは…
なんと近隣の名峰達のピンバッジが売られているのです。
私の中では登った山の山小屋で購入するものと勝手に考えていたのですが…
考え方は人それぞれなのであれこれは言えないですね。
なんとも言えませんが…。
ともあれお疲れさまでした!




感想

f:id:Kyo_Ichikawa:20170513184143j:plain

以前から「お手軽登山」という風に聞いていた大菩薩嶺
とはいえ百名山ということもあり、見える風景は絶景でした。
この手軽さを逆に利用して、
登山を始めたいお友達などと来るときはぜひここにしようと思いました。
ただしお手軽とはいえ登山は登山。
それなりの装備で登られることをお勧めします。
他の山よりも軽装というか街中よりの恰好をした方が多かったように感じました。
山行はきちんとした装備で無理なく楽しく安全に!

初めてのテント泊はそれなりに成果があったかなと感じます。
とにかく楽しく過ごすことが出来ました。
問題点や改善点を理解することが出来たので今後に生かしたいと考えてます。

そして露呈した体力不足とパッキング技術力。
この辺りは何とかしなくてはいけませんね…。

さて次はどこに行こうかな!
近々、またテントをもって出かけてくる予定です!




サマリー


大菩薩嶺


f:id:Kyo_Ichikawa:20170514080148p:plain