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登山やカメラなどなど

重くて辛くて色々あるので登山に携行する広角レンズを見直すの巻


色々あるのよ。





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来年の準備進めてます

カメラネタ。

気が付いたら今年も早いものでもう11月、あっという間すぎて言葉も出ません。

そんな最近は来年登山時の撮影機材について見直しを進めています。

写真機については仕事じゃなけりゃ基本SIGMA sd Quattro Hにていくつもりなのですが、

それに合わせる超広角域で頭を悩ませています。




山行詳細や撮影作品について

Youtubeやってます

なお山行の様子などはYoutubeにてご覧いただけます。

今回のレンズを山に持っていってる様子など写してるものもありますので、

よろしければこちらもご覧ください。

www.youtube.com




個人サイト立ち上げました

また市川個人サイトでは撮影作品等をご覧いただけます。

併せてご紹介させていただきます。

kyoheiichikawa.com




一番の問題は超広角域

SIGMA 12-24mm F4 DG HSM | Artは登山向きではないと思う

おさらい。

過去何度か書いてますが、昨年より写真機としてSIGMA sd Quattro H(以下SDQH)を使用しています。

これに合わせて今使用している超広角レンズは「SIGMA 12-24mm F4 DG HSM | Art」というもの。

一眼レフ時代のフルサイズ用レンズです。






広~い(ホントはもっと広いよ)

広角側は35ミリ判換算で12mmと大変に広いのが特徴。

それでいて24mmまでのズーム機構搭載でF4通しとまぁなかなかに欲張りなレンズとなってます。

このレンズで悩んでいるのは携行性と使用について。

要は山に持ち出しにくく使いにくいのです。




レンズも重いが周辺機器も重たい

諸々欲張りなスペック故に、その重量約1150g。

昨今のミラーレス全盛期に生まれたレンズと比べるとなかなかの重量ボディです。

大きいのはレンズだけではありません。

この画角となると当然レンズは出目タイプ、

つまりフィルター使用するならば角形が必要となります。



このレンズに対応するフィルターは150mmタイプ。

無論デカくなればなるほど重量も重たくなるわけで、

私の150mm角形セットはこれだけで大体1㎏程の重量があります。

つまりこのレンズとフィルター類だけで重量約2kgちょい也。



折角なので一応市川の150mm角形セットを貼っときますね。



Kaniさんの製品については、HPでのご購入の場合に市川割クーポンがご使用いただけます。

クーポン№「0804」入力いただくと少しだけ安くなりますのでよろしければご活用ください。

www.loca.design




16mmで使うための12mm

山で12mmも必要なの?まぁそう思われますよね、やっぱり。

正直な話、私も明確な理由がなければそこまでの広角は不要やろと考えています。

過去一度だけお借りして山で12mmを使用させていただきましたが、

大層広くて驚いたと同時になかなか使いどころが難しいなと頭悩ませた記憶があります。



とはいえ上はあくまでも35ミリ判換算で12mmならばの話。

SDQHはAPS-H機、フルサイズ用レンズ使ってても表記通りの画角で撮ることはできません。

つまり12mmを持っていってますが12mmで撮ってるというわけではないのです。



じゃあどれくらいなのか?

35ミリ判同等にて考える場合には他のセンササイズ同様、換算の必要があります。

APS-H→35mm判換算時の倍率は1.33倍。

つまり12mmを使ってても実際には15.96mm、約16mmということになるわけです。



本当は14mmスタートのF2.8通しなどを選びたいところなのですが、

その場合は18.6mmと大分狭くなってしまいます。

今まで同様に撮るならばやはり最低でも15-16mm程度は確保したい、

結果この12mmスタートのレンズを選んだ次第です。




正直そこまで使用頻度は高くない

ここまで書いといていうのはホントあれなんですが…

ここ数年の写真見ると超広角の出番、あんまないんですよね。

まぁ今年に関してはあまり天気に恵まれなかったというのも理由の一つかもしれません。



広角が一番役立つ使用処となるとやはり朝夕だったり星の撮影だったり、

ダイナミックな山容を抑えるに格好の出番…なんですがSDQHってどれも苦手。



朝夕などの光源が強い場合には緑被りが出てしまったり、

星はISO200程度からノイズ目立つために赤道儀等使わずに普通に撮るのはちと厳しい。

(鼻からSDQHで星を撮るつもりはありませんでした)

多少は技量でカバーできるかもしれませんが、

ただ現代機と比べるとそこまでの応用性ないのも事実。





とまぁこんな具合なので思い切って置いていくというのも選択肢としては十分にありなんですが、

またこの置いていくというのも勇気が必要なわけで…。



一番ネガな部分はもう一本の標準ズームレンズ使用時の画角。

標準ズームで一番多用するのはSIGMA 24-105mm F4 DG OS HSM | Art なのですが、

これ35ミリ判換算すると31.92mm-139.65mmとなります。

過去24mmスタートばかりを使っていた私からするとこの広角端はさすがに少々不安です。



この24mmを確保するとするならば必要となるのが18mm前後をカバーしたレンズ。

となるとやはり12-24mmしかなく結果これを持ち出さないといかんわけなのです。

使わないかもしれないけどもいざ使いたいときに困るから持っていこう、

ただしめちゃんこ重たいんだけど…みたいな。




来年はこのレンズの代わりに…

まぁこんな具合です。

令和の今、しかもミラーレス全盛期にこんなことで悩んでるなんてのは、

もしかしたら世界的に見ても私くらいなのかもしれません。



こだわりを通すとある程度不便や苦労したりするものですが、

今回の件はそれを体で直に体感しとるわけなのでまぁわかりやすいです。

本年の縦走時はなかなかに堪えました。



とはいえこれは自慢できるようなものでもなく、

ただただ自身を苦労させるだけなので何とか改善したい次第。

体力つけろよって思った方、無論それも正解です。





またここ最近は再び山で星の撮影も再開したいなぁなんて思い始めています。

動画始めてからというもの、

星=動画用タイムラプス素材のような印象が自分の中でついてしまい、

いつの間にかそれを楽しむことを忘れてしまっていたように思います。

タイムラプスはただセットしてあとは寝てるだけだから比較的楽なのよね。



それに比べて写真の方というと、

ある程度目星をつけた場所を徘徊し納得いくまで撮影しなければなりません。

寒いし暗いし怖いんだけどね、やはりあの撮れた時というのは大変に嬉しいものです。

明るくなるまでずっと撮ってた時もありましたね、なつかし~。




そんなわけではてさて来年はどうしようかなぁと考えていたわけなのですが…ん?