【発売前レンズ】「SIGMA 20㎜ F1.4 DG DN I Art」を登山で使わせていただきました

まもなく発売となる「SIGMA 20㎜ F1.4 DG DN I Art」を一足お先にお借りしております。
このレンズを持って山に出かけた様子は既に動画で公開しているのですが、
せっかく写真も撮ってきたのでブログでご紹介させていただきます。


(製品貸出:株式会社シグマ)







SIGMAさんの新しいArtレンズ達をお借りしています。

カメラネタです。
前回のマイク紹介の記事でもお伝えしたのですが、
実は今SIGMAさんより発売前のレンズをお借りしています。
前回のSIGMA 16-28㎜ F2.8 DG DN I Contemporaryに続き,

またお貸出いただけるとは…感謝です。





ご紹介するのはこのうち一本のレンズ。
いずれも今週8/26に発売となるレンズです。
なんとお店にディスプレイされてる台までお貸出しいただきました。
こういう販促品が家にあるとすごく嬉しいですね。
テンション上がります。


…話さておき、
お借りしてるレンズ達がこちら。


SIGMA 20㎜ F1.4 DG DN I Art

www.sigma-global.com



SIGMA 24㎜ F1.4 DG DN I Art

www.sigma-global.com



SIGMAの3つのレンズプロダクトの中でも、
光学性能を優先しとにかく画質に特化した「Art ライン」に属すこのレンズ。
さらに20㎜ F1.4は業界唯一無二のスペックということもあり、
一体写りはどんななんだろ?と興味持たれてる方も多いかと思います。


そこで今回は、
以前このうちの20㎜F1.4を持って登った蝶ヶ岳で撮影した写真などをサラッとお送りしつつ、
使ってみての感想などを書いてみたいと思います。
ご購入を検討されている方の少しでも参考になれば幸いです。



なおこの時の様子は既にYoutubeにて動画を公開しております。
今回はSIGMAさん公式Youtubeチャンネル「SIGMA -Station」で1本、
当方チャンネルにて一本の計2本の動画を作製、現在公開中です。
私のチャンネルの動画はさておき、
SIGMAさん公式にて公開中の動画を是非ご覧いただけますと幸いでございます。

www.youtube.com

www.youtube.com







製品スペック


SIGMA 20㎜ F1.4 DG DN I Art スペック

レンズ構成枚数

15群17枚(SLD2枚、非球面レンズ3枚)

画角

94.5°

絞り羽根枚数

11枚(円形絞り)

最小絞り

F16

最短撮影距離

23cm

最大撮影倍率

01:06.1

フィルターサイズ

φ82mm

最大径 × 長さ

φ87.8mm × 111.2mm(Lマウント)

φ87.8mm × 113.2mm(Eマウント)

重量

635g(Lマウント)

630g(Eマウント)






使ってきました


Sony α7SⅢ + SIGMA 20㎜ F1.4 DG DN Art (ISO160 F2.8 1/30s)

当たり前ですがF1.4ともなればめちゃんこボケます。(上はF2.8で撮ったけど…)
頭でわかっているのですがいざ使うとまぁやはり驚いちゃいますね。
これが面白く新鮮で登山スタートからしばらくの間は殆ど開放付近でばかり写真を撮影してしまいました。






Sony α7SⅢ + SIGMA 20㎜ F1.4 DG DN Art (ISO80 F1.4 1/125s)

蝶ヶ岳三股ルート名物のごじさんもこんな感じに。
20㎜かつF1.4という広角さはボカしつつも広く切り取ることができるので、
これまた新しい表現を生み出すことができそうです。






Sony α7SⅢ + SIGMA 20㎜ F1.4 DG DN Art (ISO80 F1.4 1/250s)

三股ルート名物とも言える階段たち。
登っていくのはなかなかしんどいですが、
そんな時には被写体にして楽しんじゃえ、
…などと思って撮ったり撮らなかったり。






Sony α7SⅢ + SIGMA 20㎜ F1.4 DG DN Art (ISO80 F11 1/30s)


開放F値にばかり目が行ってしまいますが、
ひとたび絞ればその描写力に驚かされます。
樹林帯で青々として葉がとても綺麗で何気なく撮影したのですが、
いざ帰ってからLRに取り込んでまじまじと見て驚きました。
中央はもちろんのこと、四隅もくっきりはっきり。
久々にArtレンズを使わせていただきましたが、
さすがArtレンズはん…と改めて性能の良さを実感しました。






Sony α7RⅣ + SIGMA 20㎜ F1.4 DG DN Art (ISO100 F16 8s)

三股ルートから蝶までの序盤は川を横に進んでいきます。
この辺り緑も相まってなかなか綺麗な場所多く以前より長秒やりたいなぁと思っていました。


やりたいと思いつつやらなかったのは、
やはり早く下山したいという気持ちに負けてたから。
お風呂入りたいしコーラ飲みたいし…
あと少し行けば駐車場だし…
今日はいいや!って毎回なってたんですよね。
今回挑戦できたのもレンズをお借りしたおかげです。
もし借りてなかったら今回もスルーしてたかも。


F16まで絞りましたが回折などはそこまで気にならない印象です。
問題なく使えるかなと個人的には思いました。






Sony α7RⅣ + SIGMA 20㎜ F1.4 DG DN Art (ISO100 F16 1/30s)


夕刻の蝶ヶ岳山頂付近より撮影。
よく見ると三脚に乗せてタイムラプス撮影しているもう一台のαが見えます。
撮影したタイムラプスは動画でご覧いただけますのでよろしければぜひ。






Sony α7SⅢ + SIGMA 20㎜ F1.4 DG DN Art (ISO2500 F1.4 10s)


このレンズが気になっているほとんどの方のお目当ては星の撮影かと思います。
20㎜かつF1.4とあらば撮らずにはいられませんよね。
今回も星を狙って山に登ったのですが…コンディションは良くなかったです。
天の川が登るタイミングでも雲かかっており、
一瞬の晴れ間を狙って撮る、そんな感じでした。
以前、同様に星を狙って登った燕岳の天気がいかに恵まれてたかを実感しました。






Sony α7SⅢ + SIGMA 20㎜ F1.4 DG DN Art (ISO2500 F1.4 10s)


コマ収差などに関してもかなり抑えられてる印象。
星を撮る時などよく一段絞って撮るというふうに仰る方も多いかと思いますが、
このレンズならば開放からご使用でも問題ないのではと私は思いました。
ちなみに私はいつもどのレンズも開放から使ってます。


またF1.4ということだけあって、
シャッタースピードISO感度をある程度低くしてもたくさんの星々を写すことができました。
これにより低感度での撮影によるノイズ低減や星が線になりにくかったりと、
明るい故にさまざまな恩恵を受けることができます。






Sony α7RⅣ + SIGMA 20㎜ F1.4 DG DN Art (ISO100 F8 1/320s)


翌朝。
山頂から安曇野方面は雲海が広がっていました。
逆光耐性見るべく太陽に向かってカメラを構えます。
フレアやゴーストは多少発生しますがかなり抑えられてる印象。
それよりも絞るとホントにパキッとした絵になるほうに目が行ってしまいます。
Artレンズはここぞという時に使いたくなるレンズに思います。






Sony α7SⅢ + SIGMA 20㎜ F1.4 DG DN Art (ISO100 F1.4 1/8000s)


最後は荷揚げヘリ。
いきなり飛んできたので急いでカメラ構えて撮影しましたが、
AF動作速度も速く難なく捉えることが出来ました。






やや大きく重たいけどもそれに見合う高性能さを備えたレンズ

早足でしたが「SIGMA 20㎜ F1.4 DG DN I Art」についてご紹介させていただきました。
いやはや、流石Artレンズ。
描写は開放から申し分なく、
絞ればカリカリな絵を見ることができ大変に性能よいレンズかと思います。


またこの記事ではご紹介しませんでしたが、
レンズ本体に様々なスイッチ類が多いのもArtライン単焦点の特徴の一つです。
これ使いこなせると撮影時など大変に便利かと思います。
特にピント位置を固定できるMFLスイッチは星撮りの際には重宝しそうです。


反面、操作部が多いのできちんと各部の動きを把握しておかなければ、
いざという時に迷ってしまうかも。
実際私も星を撮ってるときに少しハマりました。
事前の確認、大切です。


その他、リアフィルター挿入可能な点も魅力的です。
ただしこちらは現在あまり手に入りずらいようでやや残念。
いっその事、共通規格となりより沢山製品が出ればいいんですけどね。
何となくですがまた某社からガラス製のこのレンズ専用製品が出るような気がします。




全体的にこの画角でとかく高性能なレンズが欲しい!
という方にはおススメできるレンズではあるのですが、
やはりこれだけの画角&スペックとなるとサイズはやや大きいです。
φ87.8 × 113.2㎜で重量約630g(Eマウント)はお世辞にも小さく軽いとは言えません。
特に動画用途で使用を検討されている場合、
手持ちで自撮りする際などにはかなり腕への負担もあります。
いずれにしろ、どのような用途での使用であっても事前にサイズ確認されるとよいかと思います。


また今回星撮りの際にピント合わせを何度か失敗してしまいました。
毎度、ブライトモニタリングを使い、
目ん玉ひん剥いてEVFのぞき込みながら星にピント合わせているのですが、
帰宅後見てみると何枚かダメでした。
最近はそこまでミスすることは少なくなってきていたのですが…無念。
SIGMAさん曰く、
写りがよいが故ピント合わせも少々シビアになっているとのこと。
やはり性能よいレンズだけに使い手の技量も試されるようです。


2022年8月の段階では20㎜の広角でこのF1.4という明るさを実現しているのはこのレンズだけです。
唯一無二のスペックのこのレンズ、ハマる人には大変におススメできるレンズかと思います。
特に画質や写りにとことんこだわりたいという方、おススメです。
多少サイズ大きく重くともそれに見合う性能を必ず発揮してくれるそんなレンズです。
2022年8月26日発売、お店で是非触られてみてください。


…ちなみに、
今回撮影した天の川の写真をお店にある置いてあるサンプル集の一例として掲載いただけるそうです。
大きい店舗などにあるらしいのですがもし見かけたら教えていただけると嬉しいです。


(製品貸出:株式会社シグマ)