SONYのミラーレス機「α」を登山で使用するにあたり気を付けていること

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Sonyのフルサイズミラーレス一眼「α」に乗り換えてからかれこれ一年ちょいが経過しました。
今回は登山での携行方法や使用するにあたり私が気を付けていることなどご紹介します。


 




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Sony αシリーズに乗り換えてから約1年半が経過しました

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カメラネタです。
一昨年の年末にNikon D850からSony α7RⅣに乗り換えて約一年半が経過しました。
(レフ機と比べて)軽量かつコンパクトなサイズ感や、
ミラーレスならではの便利な機能等々…大変に気に入って使っています。
さらに昨年秋にはサブ機としてα7Cを導入、
もうすっかりS社の術中にはまってます。


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またα導入の目的でもある動画(Youtube)にも挑戦することが出来ました。
撮影や編集はなかなか大変ですが、
様々な方から反応いただくことがあったりすることもあり嬉しく感じています。
自分が画面の中で動いたら妙なことを話したりしている姿は少々照れくさかったりもしますが、
今までそんな記録を残したこともなかったこともあり、毎度新鮮に感じてます。
なんやかんや自分自身にとってもいい思い出になっていたりします。


どちらかというとやり始めるまでが大変ですが、
やったらやったで何とかなってます。
興味ある方はチャレンジされてみるのも良いかもしれません。
動画については気になっている方も多いかと思いますので、
どこかで記事にしたいですね。



www.youtube.com




気になる堅牢性は…今のところ問題なし

話が脱線し始めましたので軌道修正。
ということでSony αシリーズを約一年半ほど使ってきたわけなのですが、
ここまで特別トラブルに見舞われたということはありませんでした。



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Sony機と聞くと思いあたるのが「堅牢性」について。
カメラの場合、これは防塵・防滴や耐寒機能について言われることが多いです。

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α7Ⅲ公式ページより

Sony機の場合にはカタログ等では「防塵・防滴に配慮した設計」と書かれています。
この書き方、購入を検討されている方やカメラに詳しい方々からするとちょい気になりますよね。
結果、Sony機は堅牢性の部分で少々不安に思われているようです。


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この部分、登山への携行を検討していた私としてもやはり少々不安でした。
登山となると雨風雪の影響も受けますし、さらに結露や浸水等、
たとえ自身が気を付けていても発生しかねない事象も存在します。
果たして大丈夫か…この部分購入前にかなり悩みました。


結局乗り換えを決意し使ってきたわけですが、
いざ蓋を開けてみればこれが全くのノートラブル。
山やら雪やら滝直下やら…、
様々なところで使いましたが不思議なくらい何もありません。




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さらにそのあとに購入したα7Cも同様に-10度以上の吹雪く雪山にて使用してきましたが、
これも全く問題なし。
たまたま私が手にした2台が調子よいだけなのかはわかりませんがとにかく困ったことはありません。
たまに本当かと疑われることもあるのですが、
そもそもここで盛ったり嘘書いたところで何も得することはないです。
自分が体験したり思ったことをそのまま書いてます。

 


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Sony αを登山で使うべく気を付けていること

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とはいえ、やはりデジタルカメラとなればこれ精密な電子機器です。
壊れないからと言って調子に乗って無茶苦茶な使い方をしたらそりゃいつかは壊れてしまいます。
私はレフ機時代から壊れないと聞いていても、
自身で守れる分にはできる限り守りながら使い続けてきており、αも同様の取り扱いをしています。
もしかしたらこういった使い方により不具合0を実現できているのかもしれません。
今回は私がαを登山で使用するにあたり気を付けていることを簡単にご紹介していきます。




①登山時はケースを使う


登山時のカメラ携行方法について。
今まで私はメインカメラをザックに入れて撮影するときだけ取り出すという方法をとっていました。
しかしながら最近は動画撮影もするようになったことから、
直ぐに撮影ができるような携行方法へと変更しています。



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メイン機は速射タイプのカメラバッグを使用、
サブ機は最近ウエストバックに収納しています。
撮影時のみここから取り出すというスタイルです。
割とこれで運用しているかた多いのではないでしょうか?
これなら使わない時もカメラを守ることが出来るし手もふさがりません。


なお、ピークデザインのキャプチャーも併用しております。
使い分けとしては連続して撮影したくなりそうな場所や場面の場合はキャプチャー、
それ以外はカメラバッグという感じです。
稜線上は大体キャプチャーですね。
これ以外にもあまり頻繁に出し入れできなさそうな場所でもキャプチャーを使用しています。


カメラバッグを使用した際、
下りのはしごや岩が急な場合にはカメラバッグが邪魔になり前が見えなくなる場合があります。
そういった際にはバックごとザックへとしまったうえで先へと進むように心がけています。




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こういったケースを使う方法はいくつか利点があると思っています。


まず一つは携行時にカメラを保護する目的。
登山となると何があるかはわかりません、
突然転んでしまうことや思わぬところで周りの木や岩に体をぶつけることもよくあります。
そんな時にカメラをケースに入れておけば、
多少なりとも破損を防ぐことが出来るのではないかと考えています。



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また、これは天候の急変時にも活躍します。
行動中に急な雨や雪に見舞われた際もそれらからカメラを守ることが出来ますし、
仮にザック内に収納したとしても、
ほかの荷物や染み込んでくる雨水等からも守ることが出来ます。
雨の日はその環境や慣れぬ雨具での移動から、
ややネガティブになりがちです。
そんな時にカメラのことまで気にしなければならないのはより心労に堪えます。




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さらに行動中だけでなく宿泊の際、
特にテント泊時はそれなりに効果あるかと思います。
山の天気は変わりやすく、
眠るときは晴れてたのに起きたら雨が降っていた…なんてこともよくあります。
どんなテントでも大雨に振られたときなど、
テント内が浸水してしまう可能性も無きにしも非ず。


以前八ヶ岳を南北に縦走したとき、
高見石小屋でテント張った際に夕立ちに見舞われたときはちょっと危ない経験をしました。
こんなわけでカメラを裸でテント内に置いて寝てしまい、
朝起きたら水が…なんてこともないとは言えません。
そんなわけでケースに入れてなるべく高いところに置くようにしています。
さらに雨用の対策(専用のレインカバーや防水タイプのスタッフバック)を施してあげればより安心かもしれません。





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最後は急激な寒暖差がある場合。
これは特に冬時期に多いのですが登山を終えて下山した際など、
山にいた時との温度差に驚くことがあります。
そんな時に気になるのが結露です。


これはかなりの温度差がなければ発生しないかなとも思いますが、
私は一応出来る限り気を付けるようにしています。
具体的には自身が止めた駐車場にてカメラのSDカードとバッテリーを抜き、本体はケースに収納。
以降は自宅に帰りしばらくするまでケースから出さないという方法です。
ケース内からゆっくりじっくり常温に慣れてもらおうとこの方法を試しています。


結露は必ずしも起こるというわけではありませんが、
多少は気を使ったほうがよいのかなと考えています。
ちなみに帰りの車の中はもちろんエアコンレスです。
シートヒーターと毛布を膝にかけながら家まで運転しています。
寒いですがまぁ最近は大分慣れました。




使ってきたカメラバッグについて


使ってきたカメラ用バッグ(トップローディング式)について簡単にご紹介します。
実はここに記載していないものも数点あったりします。
沼がここにも…。



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Nikon時代には大きなF2.8通しのズームレンズを愛用していたことから、
「Lowepro トップローティング トップローダープロ 70AW 2」というやや大型のものを使っていました。
これであればD850+AF-S Nikkor 24-70㎜ F2.8 ED VRの組み合わせで入れることが可能。
ただしケースだけの重量で約1㎏、
今思えばよくこれ使ってたなと思わずにはいられません。

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Sony移行後はこちらの1サイズ小さいものになる、
「Lowepro カメラバッグ トップローダーズーム 50 AW2 4.3L ブラック 」を使っていました。
α7RⅣにL型プレートを付け、さらにFE 24-105㎜ G OSSがぴったり入ります。
お値段もお安めなのでこれはおススメです。

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実は最近SIMODAというメーカーの「SIMODA トップローダー」というバックを購入しました。
そろそろ登山に導入してみたいと考えています。
そのあたり、また別記事にてご紹介できればと思います。

 


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②バッテリーは必ず純正バッテリーを使う

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お次はバッテリーについて。
αの一部には低温時での動作が不安定な機種があるようです。
調べてみた感じだとどうもα7Ⅱ前後の機種は落ちやすい様子で、
満充電に近かったのに雪山で使用したら突然使えなくなった!
…なんてこともあるみたいです。


反面、α7Ⅲ以降は比較的安定している様子。
どうやらこの違いはバッテリーの型によるみたいです。
α7Ⅲ以降、「FP-FZ100」というバッテリーが採用されています。
これ以降の機種、α7RⅢ・α9・α9Ⅱ・α7RⅣ・α7C・α1等すべて同じバッテリーで、
こちらは比較的問題なく使えるようです。



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α7RⅣを使い始めてから雪の中やら氷点下の外等でも何度か撮影を行いましたが、
極端にバッテリーが減ってしまうということは全くありませんでした。
もちろん使っていればだんだんと減ってていきますが、
上のような急激に変化する…なんてことは一度もありません。
むしろこの点、NikonD850の方が減りが早かったような気さえしています。
きちんと比較していないのであくまでも体感の話にはなりますが…



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ちなみにα7Cはもっと元気です。
つい先日も-10度前後の環境でタイムラプス撮影を行ったのですが、
約400枚撮影しても残量約70%後半、
場所を変えて-5度ほどの環境バッテリー替えずに約1200枚撮影したところ、
撮影終了時点でまだ10%程度の残量がある状態。
想像以上にToughで驚きました。
筐体がコンパクトになった分、よわっちくなってるかと思いきやそんなことなし。
α7C、意外とアウトドア向きなのかもしれません。



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そんな撮影時、私は純正のバッテリーを使用するようにしています。
バッテリーはいうなれば車のガソリンです。
ハイオク指定の車にはハイオクを入れなければその性能は引き出せないわけで、
カメラに関してもこれと同じことが言えるのではないかなと思っています。


何より、いざという時に使えなければ意味がありません。
せっかく朝早く起きて重たい荷物を背負い山に登り、
ようやく見れた素敵な景色を撮影しようとしたらバッテリーが無くなり撮れなかった、
…なんてことになったら悲しすぎます。
純正バッテリーはとかく高いわけですが、
これは保証料込、そんな風に考えて純正をつかうようにしています。



ちなみに上に書いた通り、
Sony機では具体的な耐環境についての記載はありませんが、
Youtubeでのプロモーション映像等を見ると割と過酷な環境でももガンガン使われているので、
素直にこれを信じています。



www.youtube.com

登山絡みだとこちらの動画が好きです。
これを見るとなんか自分が行くようなとこなら大丈夫なんだろうなと思ってしまいます。




登山時に携行しているバッテリー本数について

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あと二本あります。そして今夏の縦走用にあと3本追加予定です。

ちなみにSony機に移行してから、
計5本のバッテリーを携行するようになりました。
これはα7RⅣとα7C含めての本数です。
これで一泊二日、動画撮影も含めてギリギリもつかなという感じです。
かたや日帰りであればそれぞれ一本ずつでも足りたりしますので、
αを一台で運用されるのであれば、
とりあえず付属の一本+予備一本で様子見られるのがよいかと思います。
ちなみにNikon時代は3本で3泊4日まで行けました。

 


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③危ないと思ったらすぐ乾燥材を

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最後はやらかしてしまった時の対応です。
あれこれと気を付けていてもやらかしてしまう場合というのがあります。
最近だと実は登れなかった赤岳で少々やらかしちゃいました。



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あの日の動画を見ていただけるとお分かりになるかと思うのですが、
文三郎尾根行動中、
風が大変に強く地面や山にある雪が風で大量に舞っている状態でした。


あの中で私はカメラバッグからα7RⅣを取り出し撮影、
再びしまい行動する…ということをやっていたのですが、
この取り出し動作をした際に雪が大量にはいっていたんですよね…。


しかもカメラバッグ底面には手ぬぐい(拭き取り用)が敷いてあったのですが、
吹き取った際にその雪が手ぬぐい下に入り込んでしまい、
その雪に気が付かずに下山してしまいました。


車に戻りカメラからSDカードを取り出そうとカメラを手にすると…なんか湿ってます。
中を見て気が付きました、やらかした!



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こんな時に使うものは「乾燥材」と「ジップロック」。
実は登山に出掛ける際、必ずこれを携行しています。
カメラや電子機器が濡れてしまった際には、
とにかく水分を吸収させるべきという話を聞いたためでした。
ちなみに車にも常駐させており、
登山以外での撮影の際などにもすぐ乾燥できるようにしています。
最近だと海で波をかぶったときにも使いました。




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ジップロックに乾燥剤を入れ、
バッテリーやSDカードを取り外したカメラを突っ込んだら終了。
レンズも同様の状態にし、温度差考え念のためすべてをザックに収納。
あとは自宅に帰りそのまま防湿庫に入れて約3日くらいそのままにしておきます。
大体の場合はこれで元通り…といいますか、
特にトラブルがあったということはありませんでした。


今回も特に何事もなかったかのように使用可能。
もしかしたら過剰な対応なのかもしれませんが、
今までトラブルがなかった要因の一つかもしれませんのでご紹介させていただきました。


ちなみに結露は冬ばかりの現象ではありません。
夏場エアコンで冷えた室内や車内と外でも同様のことが起こり得ます。
一晩エアコンをかけた車で富山迄移動し、
目的地付いたときにカメラを出したら一瞬で曇ったことがあり、
当時はめちゃくちゃ焦りました。
その経験から車にも乾燥剤を常備し今に至ります。




おススメの乾燥剤とジップロック

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ちなみに私が普段常備している乾燥剤がこちら。
小袋入りが計5こ入っているので、
ボディやレンズ数本等を持っている際には便利です。



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ジップロックはこちら。
D850時代より愛用しています。
当時はレンズも大きかったのでこのサイズを使っておりましたが、
ミラーレス機となると少々大きすぎるかもしれません。
FE 24-105㎜と14-24㎜DG DN ARTを一緒に入れることが出来るくらい大きいです。
よもや100-400㎜も行けるかも、そんな感じです。



どちらもドラッグストアでも購入できるので、
出先での緊急事態の際などでも比較的入手しやすいかと思います。
万が一の際などご利用になってみてください。

 


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過信は禁物、あくまでも精密機器ということを忘れずに


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簡単ではありますが、私がαを使うにあたり気を付けていることについてお送りしました。
カメラとなるとやはり精密機器に変わりはありません。
逆にメーカー側から大丈夫です!と言われても絶対ということもないわけで、
やはり我々ユーザー側の配慮も必要かと思います。
今後も登山にてαを使用し、その内容については当ブログでお知らせしていく予定です。
よろしければ今後もお付き合いいただけますと幸いです。


ということで取り急ぎ、私のα達はとても元気です。
これからもαをもっていろんなところへ出かけてきます。


今回ご紹介した製品一覧