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登山やカメラなどなど

写真家・藪崎次郎さんの写真展にお邪魔させていただきました

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2019年7月28日[日]まで 東京・京橋のIsland Galleryで開催されている、
写真家・薮崎次郎さんの写真展「-f-」にお邪魔させていただきました。
スーパーリアルな作品の数々に驚きの連続、
今回はその様子をお届けします。




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写真展にお邪魔してきました!


ちょっくら東京へと出かけてきました。
今回の目的は写真家・藪崎次郎さんの写真展です。


今年のCP+でLeofoto製品を取り扱うWidetradeさまのブースのお手伝いをさせていただいた私。
その時、ブースステージでは様々な有名な写真家の方々によるトークショーが行われており、
藪崎さんも登壇されておられました。


当日はとにかく忙しくどったんばったん大騒ぎでしたが、
そんな中でも遠目からでも鮮やかに見えるその写真の数々に思わず目を奪われ、
機会あればじっくりと拝見させていただきたいとずっと思っていました。
そんな折、東京のアイランドギャラリーさんにて再び個展が開催されるとの情報をキャッチ。
今回お邪魔させていただいた次第です。



※以下、ギャラリー内の写真が複数枚登場致しますが、
 すべて薮崎次郎さんおよびアイランドギャラリーさんの許可を得たうえで掲載しております。


会場は東京・京橋のIsland Galleryさん

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やってきたのは東京・京橋にあるアイランドギャラリーさん。
JR東京駅からほど近くアクセス良好です。

islandgallery.jp




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道路に面して看板がありました。
階段を下りてB1Fへと進みます。
私、緊張してます。
 


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色彩豊か、かつスーパーリアルの世界は驚きの連続

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ドアを開けるとスタッフの方が笑顔で迎えてくださりました。
私がカメラバッグを背負っていたことに気が付いてくださり、
荷物を置いてゆっくりと鑑賞くださいとお声おかけくださりました。
優しいご対応にだいぶ緊張が和らぐとともに、ようやく余裕が生まれました。
改めて周りを見渡すとそこには鮮やかな作品の数々が並んでいます。



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作品はコの字型に展示されていました。
どの写真もA1サイズ(59.4cm×84.1cm)と非常に大きくプリントされており、
その迫力に圧倒されてしまいました。

写真、というよりもまさにその場に自分がいるようなそんな風に感じてしまうくらいディテールにこだわりぬかれた作品の数々は、
遠くから見れば思わず息をのむほどの大迫力。
しかしながらこれまた近くで見ると細かな部分までもしっかりと描写されていてまた驚く…
近くから見ても遠くから見てもそれぞれ驚きがあり、とにかく一枚一枚をじっくりと見てしまいました。
おそらく異様なくらい見ていたと思います、私。


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ご本人にお話をお伺いしました


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作品を拝見させていただいたところ、薮崎さんご本人とお話させていただくことが出来ました。
私のなんちゃって名刺をお渡しすると覚えていてくださりとてもうれしかったです。
先日の当ブログの某件のこともご心配くださりありがとうございます。


その後、作品を見ながら苦労した点やこだわった点など詳しくご説明して下さいました。
私なんぞにありがとうございます。
作品作りに関して、薮崎さんは色・そしてリアリティをとことん追求されている方です。
撮影の段階で完成の姿をイメージし撮影を行われるそうで、
撮影地がイメージ通りの瞬間となるまで何度も足を運ばれたこともあったり、
またその瞬間が訪れるまで数時間ひたすら待ち続けたりされることもあるそうです。
お天気だけでなく光の差し込み方やそれに照らし出された葉の色の具合など、
とにかくひたすらご自身の一枚を追及されており、
そこにプロフェッショナリズムと写真に対する強いこだわりを感じました。


また、薮崎さんは合成などはほとんどされないそう。
その場の空気感や撮影した瞬間を大事にしたいとの考えから、
今回展示の作品はすべて一枚撮りされたとのことでした。
写真とはいえ、こういった思いを込めてシャッターを切られているからこそ、
写真を見た方により強いリアリティを与えるのかもしれません。


写真展開催から多くの方がいらっしゃっているとのことでしたが、
薮崎さんはとても楽しそうにされているのが印象的でした。
作品を見た方に感想を聞いてみると、
自分がイメージしたこととは違う全く異なる答えが返ってくることが多く、
なるほどそういった感じ方もあるのかと思うこともあり面白いんです、
笑顔でおっしゃられてました。


また機材についてのお話もお伺いできました。
今回の作品はすべてSIGMAのFoveonセンサー機にて撮影されたそうで、
Foveonセンサーでなければ表現できなかったというものもあったそうです。
特に水の表現、滝つぼに現れる様々な青色をを表現できるのはFoveonならではとのこと。
風景を撮るのであればベイヤーでなくFoveonですとおっしゃられており、
なんだか私もすごく気になってしまったのは内緒です。
ただし、やはり使用している方があまり多くないせいなのか、


「まぁ変態といわれることもよくあ…(ry」


…とまぁこんなお話までしてくださるくらい非常に気さくなお方でした。
ちなみにお仕事や星などを撮られる際はNIKON機をお使いとのこと。
D4やD810、D850などNIKONの信頼性の高さから仕事では使い続けていらっしゃるそうです。
NIKON機で撮られた写真も気になります。


素晴らしい作品、そして楽しく貴重なお話の数々に時間が経つのを忘れてしまいました。
最後にご挨拶をして会場を後にします。
お忙しい中ありがとうございました!


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風景写真を撮られる方、必見です


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今回じっくりと藪崎さんの作品を拝見させていただきましたが驚きの連続でした。
お伺いさせていただいて本当によかったです。
恐ろしいほど語彙力に欠ける感想ですが、言葉では表せないほどの衝撃でした。


今の世の中、ネットの普及、発達により様々な情報を簡単に得ることができるようになりました。
写真もデジタル化し、有名な方の作品をディスプレイにて見ることができるようになりましたが、
見ている側と撮影者が現像した環境とは異なることが多く、
撮影者が本当に伝えたいことをすべて伝えきれていないのが現状です。


今回のようなデジタルデータを撮影者自らがプリントアウトし作品として展覧している写真展に自分の足で赴くことにより、
写真を撮られた方が本当に伝えたい本当に表現したいことを目で見て肌で感じるということは非常に重要だと実感しました。
私のような素人が有名な写真家の方に直接お話も聞ける機会も早々ありませんので、
今後こういう機会があればお伺いさせていただきたいと思います。
お伺いして本当によかったです。


また、出かけてみたいけどちょっと敷居高そうだな…とお思いの方、
実際私もあまりこういったところにお伺いしたことがなくてかなり緊張しておりましたが、
皆様優しい方ばかりでしたので大丈夫です。


写真展は7月28日(日)まで開催中です。
皆様もぜひ薮崎さんの色彩豊かに表現されたなスーパーリアルな世界を体験してみてはいかがでしょうか。
藪崎さん、アイランドギャラリーの皆様ありがとうございました!




写真展について

写真家・薮崎次郎さん写真展「-f-」

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開催期間

2019年7月19日[金] ~ 28日[日]
※24日[水] 休廊
open 11:00 ~ 19:00 入場無料

会場

Island Gallery
東京都中央区京橋1-5-5 B1F
TEL 03-3517-2125

twitter.com




●JR東京駅八重洲南口より5分
●地下鉄銀座線京橋駅7番出口より2分
地下鉄東西線日本橋B3出口より5分


写真家・薮崎次郎さんについて

NiSiさんの以下の記事をご覧いただくとより作品を深く知ることができるはず

photographer.nisifilters.jp


写真家・薮崎次郎さんのプロフィール等はこちら

photographer.nisifilters.jp


薮崎さんのTwitterはこちら

twitter.com