星撮ろうぜ!
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いやー寒いですね、最近。
こう寒いとどうもやる気になりませんよね…ほんとに。
そんな中、まさに今撮り盛りとなっている被写体があるのってご存知ですか?
それは「星」!
寒い分、空気が澄んでいたりまた冬の星座には明るい星がたくさんあって華やかなんだそう!
ちなみに、私星座はオリオン座と北斗七星以外分かりません!
そんな星ですが、皆さん撮ったことありますか?
私は登山時や夜やることがない日などにたまーに撮ったりするのですが…
これがまぁ楽しいんですよ!
撮る前は難しそうだなぁ…なんて思ってましたがコツをつかめばすぐに撮れるようになれちゃうんです。
ということで、 どうです?
一緒にデジタル一眼で星を撮ってみませんか?
今回のテーマ
今回から複数回に渡って「デジタル一眼で星を撮る方法」を書いてみたいと思います。
一概に星といってもその撮り方は様々。
星景写真であったり、天の川を狙ったり、星雲のみを狙ったり…、
実はとっても奥深い世界なんです。
まぁあれこれ考えずに今回は、
「星空を写真に収める」
ことを目標にしてみます。
難易度はそこまで高くないです。
今回はカメラを手にしてからまだ間もない方や、あまり撮り慣れていない方向けにお送り出来ればと思います。
とにかく撮りたい!と思ったなら一緒にやってみましょう!
そんな方々向けに向けてということである程度制限をかけてみたいと思います。
まずはレンズ。今回使用するレンズは、
「キットレンズの条件に近いもの」を使用して撮影に挑戦してみようと思います。
というのも、
星の撮影を調べていくにつれ「明るいレンズが~」とか「超広角が~」なんていう言葉を目にしてしまい、
ああ、星撮るのってお金かかるんだ…諦めてしまう方って結構多いように感じるんです。
でも、キットレンズでも撮ろうと思えば星撮れます。
確かに沢山の星を撮るなら明るいレンズや超広角がいいですが、
試しに撮るならキットレンズでも行けます!
まずは条件に近い手持ちのレンズで挑戦してみましょう!
用意するもの
ということで一番最初の今回は必要な機材などを準備しましょう。
それぞれ簡単にご紹介しますね。
【カメラ】
まずは当たり前ですがカメラが必要です。
絶対条件としては「マニュアル撮影」が可能なカメラが必要です。
また、レンズ交換可能だと撮影の幅が広がります。
デジタル一眼と呼ばれているものなら大抵は条件を満たしているはず。
センササイズに関してはできれば大きいほうがいいのですが、
小さいから撮れないということもありません。
フルサイズでなくともAPS-Cでもマイクロフォーサーズでも大丈夫。
まずはお手持ちのカメラで挑戦してみましょう!
私はカメラ一台しか持ってませんので、
今回も「NIKON D850」を使用していきます。
- 出版社/メーカー: ニコン
- 発売日: 2017/09/08
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【レンズ】
次はレンズを選びます。
星撮りレンズを選ぶにあたっては、
「焦点距離(○○mm)の数字が小さく」、
「明るさ(F○.○)の数字が小さいもの」がおススメです。
とっても簡単に効果を説明すると、
「焦点距離の数字が小さいほど星空を広く撮ることができ」、
「明るさの数字が小さいほど星がたくさん映ります」。
出来れば焦点距離は24mm(フルサイズ換算)以内、明るさF3.5以下くらいがいいかなといったところ。
とはいえ今回はお試し撮影なのでお手持ちレンズからこの条件に出来るだけ近いものを選んでください。
私の使っている「NIKON D850」は日本国内だとレンズキットの設定がありません。
そこで手持ちレンズの中で一番キットレンズの明るさに近いであろう、
「AF-S NIKKOR 18-35mm F3.5-4.5G」を使うことにします。
Nikon 超広角ズームレンズ AF-S NIKKOR 18-35mm f/3.5-4.5G ED フルサイズ対応
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広角端18mmからということでキットレンズと比較するとやや広角寄りではありますが、
F値は3.5-4.5となかなかキットレンズっぽいです。
今回はこのレンズで挑戦してみます。
【三脚】
次に必要なものが「三脚」です。
皆さん三脚はお持ちですか?
星を撮るときには「長時間露光」という撮影方法を行う必要があります。
とっても簡単に説明すると「カメラを動かさず数十秒間じっとさせて」おく必要があるんです。
カメラ構えて数十秒間動かないなんてことできます…?私は無理です。
これを行うために三脚が必要となるのです。
三脚お持ちでない方からすると、
(えーお金かかるやん…)
なんて思われる方もいるかもしれませんが、
三脚があるだけで撮影の幅がだいぶ広がりますので、これを機に一本は手に入れておいてはいかがでしょうか?
私的に初めての方におススメなのが、
「マンフロット」というメーカーから発売されている「Befree」という三脚です。
Manfrotto コンパクト三脚 Befree アルミ 4段 ボール雲台キット MKBFRA4-BH
- 出版社/メーカー: マンフロット
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「トラベル三脚」と謳っているだけあり、収納するととてもコンパクトなサイズになります。
また専用ケースも付属しており公共交通機関での移動時も邪魔にならずに運ぶことが出来ます。
私も登山時や都内への電車移動時などには持ち歩いていますが持ち運びしやすいですよ!
材質はノーマルな「アルミ」の他に「カーボン」のものもあります。
軽量かつ強度高いのが特徴のカーボンはその分お値段もやや高いのですが、
登山にも持ち歩くことを考えているのであればこちらがおススメです。
Manfrotto コンパクト三脚 Befree カーボンファイバー 4段 ボール雲台キット MKBFRC4-BH
- 出版社/メーカー: マンフロット
- 発売日: 2015/01/16
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アルミを買ってしまった私ですが、いつかカーボンも手に入れたいと考えてます。
結局最初からカーボン買っとけばよかったのに…といっつも思ってしまいます。
みんな、こんな後悔するなよ…。
他にも055シリーズという少し大き目の三脚も持っていますが、
これだけ紹介してしまってますので今回は「Befree」を使用して撮影に挑戦してみたいと思います。
【ライト】
当たり前ですが…
星を撮るということは「夜間行動すること」になります。
ということで明かりを用意しましょう。
実は明かりにも注意点があるのですが、まずはなんでもいいので用意しましょう。
最近は百均でも売ってますのでとりあえずそのあたりを用意してください。
登山する方はヘッデンで大丈夫です。
また、上の写真のたねほうずきは三脚にも取り付けることが出来るので何気に重宝しています。
スノーピーク(snow peak) たねほおずき つち ES-041R-BR ブラウン
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ただし、あくまでもとりあえず挑戦してみるレベルでの話です。
撮影してみた結果、もっと撮りたい!
と星撮り世界のさらに奥へと進みたいと思った際にはそれなりのものを購入することをおススメします。
実は星撮界にはマナーがあるのです。
これについてはのちのち後述します。
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【暖かい服装】
そして最後は暖かい服装です。
今の時期、それも夜に星が見えるところに行くわけですからめっちゃ寒いです。
手袋や帽子、インナーもがっつり着込んでくださいね。
また、カメラ操作を行う必要があるので手袋は指が分かれているものがおススメです。
一体だとうまく操作できない&操作時に外さなけらばならず手がやられてしまいます…。
カメラ操作を行うことを忘れずに選定してくださいね。
とにかく、
皆さんがお持ちのぽかぽか装備を最大限駆使して寒さ対策をしてください!
【まとめ】
そのほかにもレリーズやらレンズヒーターやらあったらいいなというものがたくさんあるのですが、
今回はお試しでの撮影なのでこのくらいにしておきます。
ここまでをまとめると…
・マニュアル撮影の出来るカメラ!
・三脚はマストで必要!
・暗いと危ない!ライト用意!
・今の時期星が見えるところはめちゃんこ寒いからあったかくしろよ!
この4点をお忘れなく!
次回は「カメラ設定編」!
ということで今回は最低限必要なものについて説明してみました。
次回はカメラ設定などについて書いてみたいと思います。
それでは!