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登山やカメラなどなど

【登山】残雪の北穂へ(2025/05/13-15)

残雪北穂




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今年は北穂行ってきました

登山ネタ。
ここ数年、毎年この時期となると立山に入り雷鳥のお尻を追っかけて写真を撮るというのが恒例となってました。
雷鳥遭遇率高く行けば大体会えるし、また行程的にも余裕あるのでお借りしているレンズなどを試すに丁度良い、
とまぁこんな具合です。


しかしながら昨年あたりからこれに少々飽き…といいますか、ちょっと慣れを感じていました。
登山といいながらも雷鳥沢まで歩いて後は周辺うろうろ程度なのでそこまで登山感もないし、
その割にコストも割高、さらに乗り換えや料金安な富山側から入るとなかなか大変だし,
何より富山は下山後の誘惑が多い(お寿司・ラーメン・秋吉…)
また肝心の雷鳥の写真についても近年より多くをSNSで見るようになり、
なんかもう満足しているところあったりなかったり。



…で、一番肝心の自身の心に問うてみたところ、

sd Quattro Hで雷鳥撮ったことないので撮りたい気もしますけど、
とはいえ必ずしも撮りたいってほどでもないような…
なんかこの時期にしか見れない他の景色を見てみたいような気もしますよ。

まぁこんな感じ。



毎年行ってるが故に恒例行事化してて今年も行かなきゃという感覚になってたのかもしれません。



結局どうしたかというと、タイトルに書いた通りで北穂高岳に登ってきました。
雷鳥<雪付く大キレット~槍を撮りたい、思いはこちらの方が強かったためにこちらとなりました。
もし動画で残雪立山期待してくださってた方いらっしゃったらホント申し訳ないです。


行程についてはまた後日登山動画が上がると思います。
とりあえず北穂で撮影した写真などと裏話をこちらに。




裏ばなし


今回は二泊三日、初日・涸沢(テント泊)二日目・北穂小屋、三日目・下山の行程。
涸沢にテント張って不要なものをデポして上がりましたが、
重たいものは大体撮影機材の為、結局大して軽くならず。
いっその事担いで登ったほうが良かったのかもなぁと思ったりしました。
まぁ後からならいくらでも言えるからね。




涸沢~北穂について。
高度感がすごい。
特にインゼル付近の傾斜はなかなかのもの。
全体通して滑落したら大変。
滑落停止や確実な雪上歩行が求められます。
私が涸沢に着いた時雪崩に巻き込まれた方の救助をされていました。
ご冥福をお祈りいたします。




北穂小屋は素泊まり。
そんなわけでお昼には大好きな北穂のカレーをおなかいっぱい食べておこうと考えていました。
いざ注文、しかしながらメニューには「キーマカレー」の文字。
キーマになったの!?…と大変にショック受けながらも注文したところ、
出てきたのはいつものおいしいカレー。
一安心です。
相変わらずとてもおいしいで大満足でした。
なお大盛は+100円で可。
北穂の小屋ホント好きです。





Sigma 12-24mm F4.5-5.6 II DG HSM初陣。
他の超広角と比べより太陽に弱い気がする。
自分は8-16mmの方がよいかもしれない。
要検証。





夕方はガス。
特に最も撮りたい時間帯には槍が隠れる始末、こればかりは運なので仕方なし。
それでも最後まで粘り何とか雲から出てきた瞬間を撮ることが出来ました。
朝方は雲ありつつも槍見えるという感じ。


反省点はやはり槍方面ばかりに目をやってしまったこと。
確かに撮りたいものではあったけど他にも見るべきものはあったと反省。
一点集中も大事だけど周りも見て欲しいし既成概念に捕らわれないで欲しい。
カメラの苦手を勝手にデメリットと決めつけないこと。
大反省。


α7SⅢのタイムラプスが勝手に止まり撮影できず。
原因究明中ではあるけど、困るぞ。
折角三脚2本担いだのにパーなのである。





今回も出会い多くありました。
特に思わぬ方々とお知り合いになれたりで驚きました。
ご縁大切にしたいです。



結果、今の気持ちとしては立山入らずで正解だったかなと思います。
登山経験、学び、出会い含め、良い山行でした。
反省は次回に生かし引き続き登っていきたいです。
残雪北穂でした。