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登山やカメラなどなど

探していた「Sigma 12-24mm F4.5-5.6 Ⅱ DG HSM」を見つけてしまったので確保しました


噂のⅡ型、現る。




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例のⅡ型が来ました

カメラネタ。
大変です。ついにあのⅡがやってきました。
え?なんだって?Z5Ⅱ?
違う違う。




Sigma 12-24mm F4.5-5.6 ii DG HSMの方だよ。

※上は同レンズCanon用なので注意





そんなわけで去年よりあれこれと頭を悩ませていた登山用SAマウント超広角レンズの件です。
えっ?またこの話題って感じなんだけど、また進展あったので報告がてら書くことにします。
前回もうSAマウントのレンズ揃ったっていってたのにね、不思議。
何度か書いているので詳しくは過去記事をご覧いただけると幸いなのである。



www.for-toru.com
www.for-toru.com
www.for-toru.com


一応簡単に経緯を説明すると…

Sigma sd Quattro Hに合わせて使っていたSigma 12-24mm F4 DG HSM | Artが重く登山に携行するのつらい(レンズ重量約1.2g+角形フィルタ0.8kgくらい=大体2kg)


↓ ↓ ↓


代替候補のレンズ探すも全く見つからない。
ちなみに探してたのは下記の2本。
Sigma 8-16mm F4.5-5.6 DC HSM
Sigma 12-24mm F4.5-5.6 ii DG HSM
※どちらも10年以上前のレンズなのである。


↓ ↓ ↓


いっそのことレンズではなくSigma fp LにLマウント超広角つけてもってけばいいんじゃね?星も撮れるぞ。


↓ ↓ ↓


代替候補のうちの1本「Sigma 8-16mm F4.5-5.6 DC HSM」をお譲りいただいたぞ!
これなんと重量600g、やったぜ!


…とまぁこんな具合です。




Sigma 8-16mm F4.5-5.6 DC HSM is 良い

Sigma 8-16mm F4.5-5.6 DC HSMで撮影

で、あれからというもの、Sigma 8-16mm F4.5-5.6 DC HSMを山に持ち出しています。




DC表記ある通りで厳密にいえばAPS-C用レンズになるのですが、実はDC11mmくらいからであればAPS-Hノンクロップでもケラれることなく利用できます。これ35mm換算すると大体14mmくらい(多分)。ちなみにDG12mmを換算すると大体15mmになります。ん?そうなのですよ、普通にDG12mmスタート使うよりもやや広く撮れるのです。もうわけわからんですね。


気になる写りについてはやはり超広角故に周辺減光やや気になる、まぁこれは仕方ないです。
それ以外の描写等については意外や意外にそこまで気になることはありませんでした。もちろんノンクロップで使っての話、すごいね。


唯一一点気になるとするならば彩度やや高めに写る傾向にあります。色に敏感なFoveonと合わさるとちょっと高杉って場面もあったりするので注意が必要です。


ともあれサイズや使い勝手含め大変にお気に入り。良いレンズに出会え大満足なのでした。


ー終ー




まさかの出会い


これで話は終わりだと思うじゃないですか?実際私ももう終わったと思ってたんですよ。山で使って自身も十分満足いったのでこれ使えばOKだねって。


でも、そういう時に限って見つかっちゃうんですよね。



そうなんです、まさか見つかるとは思ってなかったもう1本の代替候補である「Sigma 12-24mm F4.5-5.6 ii DG HSM」を見つけてしまったのです。しかももちろんSAマウント。


うーむ…まさか見つかるとは。早速臨時脳内会議。


上のレンズで満足しているとはいえど、やはりDGであるこのレンズの写りは気になるといえば気になる。そもそも当初はこちらを探していたんだよなぁ。なによりここで買わなかったら次いつ会えるかホントわからん。




そんなわけで悩むこと数秒の末、購入。
もうね、SAマウントは悩んでる暇あんまないんですよね。欲しいなら買う、以上。



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令和に見る「Sigma 12-24mm F4.5-5.6 ii DG HSM(SAマウント)」

価格

そんなわけで改めて今回購入したのがこちら。
Sigma 12-24mm F4.5-5.6 ii DG HSMです。
メーカーHPはこちら。

www.sigma-global.com


近頃SAマウント関連品が値上がり傾向にあります。中でもボディに関しては定価の3倍くらいで売られているものもあったり。なかなか手を出しづらくなってきました。今回のレンズも場所によっては10万以上の値がつけられたりされてる事もあったのですが、幸いにして大体4万円くらいという一般的?な価格で購入することが出来ました。この価格なら買うしかないよね。 


書くまでもありませんがこのレンズは既に生産終了してます。新品流通時の価格は大体7万円くらいだったらしい。超広角域12mmがこの値段で購入出来た、さらにCanon EFやNikon Fマウントも販売されていたということからか、レンズ自体は中古市場にもそれなりに流通しています。


…が、SAマウントとなるととにかくその数が少ない。私も一度だけ実物を見せていただいたことがあったからこそ存在する事実を認識していましたが、もしその体験がなかったら都市伝説などと思っていたかもしれません。まぁちょい言い過ぎかもですがとにかくそれくらい数がないのです。



状態 is すごく良い

そんなレンズが目の前に。念のためSAマウントかどうかを確認するためにMC-11取り付けましたがちゃんとSAでした。※sdQHはメンテの為に会津へ帰省してます。


無論の中古なのですが、これがまぁ驚くくらいきれい。多少使用感あります的に書かれましたが正直そんな感じもあまりしません。ホントに10年前のレンズなの?ってくらいに綺麗です。山に持ち出すのがもったいないくらい(持ってくけど)





フルサイズ12mmなので前面はもちろん出目金。こういう出目金はレンズカバー取り付けの際にフードに擦り傷が付きやすく、このレンズも多少の擦り傷が付いてました。全然問題なしです。このレンズ用の角形フィルター用のアダプタは販売されてないっぽいのでまた3Dプリンタで作らないとですね。





なおこのカバー前面部は通常のレンズキャップになってます。これを使うことで丸形フィルターも取り付け可能…なんですが望遠端以外となるとケラレます。これつけたまま広角端で撮るとまるで円周魚眼のよう。正直あまりつかうことはないかなという感じです。





このレンズの後継である12-24mm F4 DG HSM | Artと並べてみました。あれ?意外とサイズ変わらない…?ただ前玉の大きさとなにより重量は全然違う、F4通しはやっぱ重たいです。


気になる写りについてなのですが、上に書いた通りsdQHがいないので試すのは少し先になりそうです。それまではfp Lにつけて少し撮影などしてみようかなと思います。




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少ないも困るが多いも困る

ということで、探していた超広角レンズを手に入れたという話でした。
少し前までは選択肢がなく苦労していたのに今は逆にありすぎて何を使おうかと悩んでいます。半年前に見つかるといいですねーと話してたレンズが手元に、しかも両方あるというのは妙なものです。


ちなみに今回紹介したレンズ達、数こそ少ないものの、一応時折市場にポロっとは現れたりしてるみたいです。F4通しはまだ新品もあるっぽいので体力自信あらば問題ないのかもしれません。私はあれをテント泊縦走に持ってくのはもうこりごりです。


ひとまず入手したレンズ達を改めてと撮り比べてみた上で、今後の山行に持ち出すレンズを決めたいと思います。ただし今回の問題の大元であるF4通しに関しては、おそらくよほどのことがない限りは山に持ち出すことはなさそうです。となると今度は使わないのに持っているのはもったいないとなるわけで…いっそのこと平地での星撮用14mm F1.8にでも買い替えるか?などと考えたりしてしまってます。なんかもうキリがないですね、ホントに。


今回のレンズ、使ってみて何かあればまた報告します。