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登山やカメラなどなど

SIGMA sd Quattro Hは雪山でも使えるのかテスト@北横岳


大丈夫そう。





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SDQHは寒い雪山でも頑張ってくれるのか問題

カメラネタ。

昨年後半の怒涛の散財により、

必要となるSAマウントレンズがほぼ全て揃いました。

これにより本年から本格的にSIGMA sd Quattro H(SDQH)を使っていこうと考えています。






そんな中で気になるのがSDQHの寒さ耐性。

過去、カメラと寒さについては色々話題になりました。

寒いと放電中のリチウムイオンが低温で動きにくくなるので思うように使えなくなっちゃうのです。

昨夜100パーセント充電したのにすぐ切れた!とかそういうことが起こるんだよね。





どのカメラも寒いとバッテリーパフォーマンスは低下しますが、

私が使ってきたカメラ等はというとそこまで支障が出るってほどでもありませんでした。

これは比較的新しめのカメラを使ってたのも理由の一つにあるかもしれません。

αについてもFZバッテリー搭載機であるα7Ⅲ以降ならば特に問題もありません、優秀。



落ちると言えば、GoProはもうほんとお前やる気あるのかって感じですぐ落ちますね。

エンデューロなら大丈夫とか言ってますけど変わらんから。

本当に色以外に違いあるの君?




愚痴で話が長くなりそうなので軌道修正。

新しいカメラなら大丈夫そうですがSDQHは2016年発売のカメラ。

約9年前となると果たして寒さ耐性どうなのかちょっと心配です。

…ってことでひとまず北横岳に持ち出して使ってみることにしました。


撮影時の様子や撮影写真は動画で

www.youtube.com


今回の動画撮影はすべてInsta360 X4にて行いました。

この子はまぁ優秀ですね。

寒くとも全く電源落ちなかったです。

某Proならああだめっす…って秒で落ちそうな時も全く問題なし。

冬の日帰り低山はこれに任せられそうです。


www.youtube.com






SDQHと行く北横岳


北横岳着。

寝坊し慌てて高速使ってきたら今度は逆に早すぎた。

ロープウェイ始業時間まで1時間半以上あったので歩いて登ることに。





ロープウェイ使わずに登るのは初めてだったけど全く問題なしでした。

もっと辛いかと思いきや全然だったのである。

2回目の方とかは使わずに挑戦されてみてください、あっけないです。

山頂駅まではチェーンスパイクで行きました。





写真撮りつつ1時間半くらいで山頂駅周辺に到着。

すでにロープウェイは動き出してたので人で賑わってました。

キツツキ前でアイゼン着用。





年末に購入したエクストリームマムちゃん着装。

大変によい感じでこの日は1日これ着てました。

良い買い物をした。






ヒュッテ到着。

いつも閉まってるイメージなのですが、

この日は営業してました。






本題のカメラについて。

ひとまずここまでは問題なく使用できました。

体感-5度くらい?(温度計忘れた)ですが問題ありません。





カメラといえば、この日は3Dプリンタで作成したものも携行してました。

写真のフードは前夜急遽作成したねじ込み式フード、通称「伊達巻」。

CPL前に装着することでフードごと回せばCPL操作できちゃう代物です。

フードに窓開けて使ってましたが冬はグローブしたりするわけで、

ちっこい窓から操作するなんて無理だろ?と考え作成した次第です。

試しに作りましたが良い感じ、まぁデザインと大きさは再考の余地ありですが…。






もう一つがSIGMA 8-18mm用角形ホルダー。

当時は角形が今ほど流行ってなかった?っぽく、対応品がありません。

Foveon使うにあたりPLは大変重要と考えておりなんとか使いたく作成しました。

脱着方法をもう少し詰めたいのですがこれも良い感じ。

しかも重量もくそ軽です。

今年の登山がちょー楽しみ、3Dプリンタ様様です。

www.for-toru.com





なんやかんやで山頂へ。

毎度のことながら風びゅーびゅー。






そんなわけで体感温度も先ほどよりは低めの中で撮影。

ダメかなーと思いきや、問題なく使うことができました。

とはいえやはり寒さの影響はあるようで、

ここでバッテリー0表記になりました。



ただ元々SDQHはバッテリーそこまで持たん方なのです。

これが寒さのせいなのか容量のせいなのかはなんとも言えんところ。

経験的な面から見るとまぁ極端に撮影枚数が落ちたとは言い難いかなという印象です。

いずれにしても問題はないレベル。



替えのバッテリーに交換すると再び満充電表記に。

問題ありません。






山頂から下山し、途中の分岐から三ツ岳方面へ。

のんびり北横とは違い少しだけテクニカルなルートです。

途中岩場ありで西穂を思い出しました。

これ以降は再びしばらく風の中、かなり寒かったです。





分岐から縞枯山荘方面へ移動。

ここでバッテリーが0表記になりました。

撮影枚数はそこまで多くなく、

明らかにいつもより持ちが悪い印象ありけり。

先ほど歩いたルートでの風による寒さの影響が大きいかもしれません。

バッテリー変更で再び復活。



曇ってきたのでここらで下山。

お疲れ山でした。







思ったよりも普通に使えたが対策は必要

今回のログはこちら。

行動時間約7時間で撮影した枚数はおおよそ400枚くらい。

うち数十枚は長時間露光撮影、SFDモード使用という感じです。

これだけ撮影したてバッテリー2本使用はまぁ普通なように思います。

思ってたよりも普通に使えたってのが正直な感想です。



失礼な話ですが、寒さにはもっと弱めかと思ってたので嬉しい結果です。

これならば冬山にも持ち出すことは十分可能かと現時点では考えています。



しかしながら今回の北横岳は言うほど大変な山でもないし、

寒さについてはびっくりするくらい寒いってわけでもありません。

この辺りからも引き続きテスト等々をしていければと考えています。



個人的にはテント泊とかでも耐えられるかってのがやや不安なところ。

バッテリーをうまく使うためにホッカイロ等で温めるなどもやっていこうかとは思ってます。

またバッテリーに関してはどうもP社のカメラの最近の機種用でも使えるっぽくてちょい気になってます。

元々SDQHのバッテリーってGH3と同じものなのよね。

それに対応する新しいやつならば寒い中でも持ちが良いのでは?どうなんだか気になるね。





ひとまず普通に使えて安心しました。

今後も雪山に連れ出していきたいと思います。

よかったー。