大切に使わせていただきます。
- 「SDQHに合わせる超広角レンズが重くて辛い」問題の続き
- まさかの里親募集に目を疑う
- SIGMA 8-16mm f4.5-5.6 DC HSM(SA-mount)がやってきた
- 大切に使わせていただきます
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「SDQHに合わせる超広角レンズが重くて辛い」問題の続き
ま~たこの話です
カメラネタ。
本年カメラ関連で最も悩まされた「SAマウント超広角レンズが重くて辛い」の問題の続き。
またこの話…なんですが、進展がございましたので報告になります。
簡単に振り返ると…
結局重たいレンズ+関連機材もってくよりも、
SIGMA fp LとLマウント超広角ズームレンズ持ち出したほうが軽いし、
しかもこっちなら星も撮れるから一石二鳥なんじゃね?
…ってとこまで行きつきました。
じゃあ山でより快適に使えるようにfp達をカスタマイズしちゃおっと、
あ、3Dプリンタ安くなってる、これ買えばカスタム捗るんじゃね?ポチろう。
よ~し届いたからグリップとか作っちゃうぞ(←いまここ)
まぁいろいろありましたがこんな感じで私は元気です。
ここまでのボヤきはこちら↓
www.for-toru.com
www.for-toru.com
実は平行してSAマウントの超広角を探していたのです
…ということで、
2025年はsd Quattro H(以下SDQH)とfpの二刀流で行くぜ!と言ってた訳なんですが、
実は並行してこっそりとSAマウントの超広角レンズを探していたのです。
おい今までの話はなんなんだと思った方はとりあえず落ち着いてほしい。
というのも、fpも持ってくってのはやはりちょっと心配な部分もあるのです。
カメラ三台(写真A・写真B・動画用)ってなると運用や管理面も変わってくるわけだし、
センサがセンサなだけに、ああ、やっぱSDQHだけで行きてぇわってなるときがあるかもしれない、
何があるかなんてのはわからんのでとりあえず出来ることはしておいた方が良いわけです。
そんなSAマウントの超広角レンズ、
実は所有しているSIGMA 12-24mm F4 DG HSM | Artのほかにもいくつかが販売されていました。
その中で気になっていたのが、
「SIGMA 12-24mm F4.5-5.6 II DG HSM 」と「SIGMA 8-16mm f4.5-5.6 DC HSM」の2本です。
「SIGMA 12-24mm F4.5-5.6 II DG HSM 」は手持ちと同じ焦点距離ながらもF値やや暗いレンズ。
しかしそのおかげで重量が670gと手持ちF4通しの約半分となっています。
(そういえば以前1型のFマウント用が家にあったような気がする…。)
後者の「SIGMA 8-16mm f4.5-5.6 DC HSM」はDC(APS-C)用のレンズ。
換算だと12-24mmと、これも同じ焦点距離をカバーしています。
APS-C用のため、サイズ・重量共に上の二本と比べてさらにコンパクトで、
その重量はなんと545g。
重量だけ見たら最近のミラーレス用とさほど変わらん、な軽さとなってます。
あとすごく評判良い。
あるんだけど、ない
「何故最初からその二本のどちらかを買わなかったのか?」
最初からF4通しではなく上のどちらかを選んでおけばこんな風に悩まなくてよかったわけです。
まぁおっしゃる通りなわけなのですがこれには理由がありまして…
簡単に言うと「なかなか手に入らん」のです。
なかなか手に入らん理由はいろいろあるんですが、
一つ目は発売から時間が経ってること。
一体いつ発売なのかというとちょうどプレスリリースページがあったので貼っときます。
これどちらも2010年ごろに発売されてるんですよね。
2010年って…14年、いや間もなく15年です。
これだけの時間経ってるわけなのでもちろん生産は終了しています。
故に新品での購入はもうほぼ無理な状況となってます。
もう一つはSAマウント品の流通量の少なさ。
検索して出てくるのはNikon FマウントやCanon EFマウント用がほとんど。
ここ数か月間様々なオークションやレンズ屋さんのサイトを覗いてましたが、
SAマウント用はホントに全くと言っていいほど出てきません。
ホントに存在するのか?と疑ってしまうくらい捕獲レベルの高さだったのです。
マウント交換してもらえばいいのでは→×出来ないのです
ちなみにSIGMAさんは公式でマウント変更サービスやられてます。
これを利用すればいいじゃんってと思われた方、うーん残念。
両レンズ共にこのサービスには非対応なのだ。
つまり希望マウントの品を見つける以外に方法はないのです、大変なのです。
こんな状況なので、まぁどうせ見つからんだろう的なダメ元での捜索を続けていました。
いつかは見つかるかもしれんけどあまり期待せず、
fpを携行する方向で考えとこと、いう感じ。
そんな風に思っていたのですが事態は急変したのです。
まさかの里親募集に目を疑う
そんな感じでまぁ出てくればラッキーくらいな感じにのんびりウォッチングを続けていたある日。
とあるXのポストが目に入りました。
近々ブラックフライデーセール(別名 機材放出=購入希望者募集)を予定してます。
— foxfoto (@Fox_now) November 18, 2024
■Lマウント
S5II
16-28mmF2.8
24-70mmF2.8
ライトバズーカ
1.4倍テレコン
2倍テレコン
■SAマウント
sdQ
8-16mmF4.5-5.6
初代カミソリマクロ
MC-21(SA-L)
詳細は近々ブログとTwitter(現X)にまとめます。お楽しみに🎁 pic.twitter.com/5nJUCxbvp1
※既に募集は終了されてますのでご注意ください。
投稿されていたのはfoxfoto(https://x.com/Fox_now)さん。
私が手にするよりずっと前からSIGMAさん製品を愛用されておられる大先輩。
さらに3Dプリンタが普及する前からご自身で周辺機器開発や販売などもされている、
SIGMAなユーザーの皆様の界隈では大変に有名な方であります。
foxfotoさんが運営されているサイトはこちらです↓
そんなfoxfotoさんが機材整理をされるとのことにも驚いたのですが、
その中になんとまぁリストの中に8-16mmのSAがあるではありませんか。
とはいえ、里親募集開始された当初から応募するか悩んでおりました。
先ほどの上の2本、両方とも興味はあったのですが、
どちらかというとクロップなしで使えるSIGMA 12-24mm F4.5-5.6 II DG HSMの方に心惹かれてました。
8-16mmは「DC」という点が少し気になっていたのです。
(※この時はこのレンズについてあまり詳しくなかったのです)
そうはいっても今後お目にかかることはないのでは?な代物です。
更に上に書いた通りで8-16mmはより軽いなどの利点もあります。
年末で出費かさむ時期、数秒の間の熟考の末に意を決してご相談させていただいたところ、
まだ他の方からのお声がけもなかったということでお譲りいただけることになり今に至ります。
SIGMA 8-16mm f4.5-5.6 DC HSM(SA-mount)がやってきた
無事到着されました
それから数日後、我が家にお越しくださいました。
パッケージは以前のデザイン。
Nikon時代に買った15mm Fisheyeも同じ箱でしたね、懐かC。
詳細なスペックについてはSIGMAさんHPをご参照くださいませ。
持ち出すのを戸惑うくらいの美品
早速開封、まぁとにかくきれいな状態で驚くばかりです。
本体はもちろん、取説、保証書、さらには袋まで保管されています。
これはホントに新品といってもいいのでは、なレベルです。
ここまでの状態やまたその希少性考えてしまうと、
ちょっと外への持ち出しずらさ…ありけり。
横に光る金のDCの文字と鏡筒デザインがなかなかに新鮮です。
DCとはいえ、8mm(換算12mm)のため出目金レンズ。
扱いは慎重に。
大きさ比較
問題の原因となっていた12-24mm F4 DG HSM | Artと並べてみました。
うーん改めてみるとF4通しの方、デカいですね。
これで本年縦走やら笠ヶ岳やら行ったわけで…お疲れ山です。
そして重量は約半分に…ワクワクが止まりません。
ボディに合わせてみました。
これがまぁすごく軽い。
今までのF4通しはレンズヘビーだったこともあり、
取り回しにちょいちょい苦労していました。しかも出目金だしね。
12-24mmはとにかく軽いし小さい。
これでいて12mmとは…もう夢のようです。
大切に使わせていただきます
貴重なレンズをお譲り頂いたお話でした。
その状態からも本当に大切にされてたのだなということがひしひしと感じられます。
改めてfoxfotoさん、お譲りくださりありがとうございました。
大切に使用させていただきます。
ということで来年はこのレンズとともに山へと登ることが多くなりそうです。
おいfpはどうすんだ?ってのはご安心を、星撮るときはfpの出番です。
それに自分好み仕様にカスタムしてからというものfpで撮るのもより楽しくなってます。
この辺りは臨機応変、山行内容や気分、撮影対象等々で変えていきたいと思います。
F4通しの12-24mmは平地用かな。いっそのこと14mm F1.8に買い替えも…。
夢は広がります。
現在はこのレンズを持ち出して近場にて試運転中。
このレンズについて調べていた所、先人達からの気になる情報を入手したため検証の最中です。
来年頭にはどこか山で使おうかなと思ってます、いきなり雪山で申し訳ないけど。
併せてこのレンズ専用の角形フィルタ―用ホルダーなども時間の合間に制作中。
どうも当時はまだ角形が普及してなかったっぽくて専用品がなさそうなんですよね。
画角的に150mmになりそうですがそれでもCPLは入れたいので自作してます。
以前ならあきらめてましたが3Dプリンタがあればなんとかなる、
3Dプリンタ様様ですね。
令和の年末にSAマウントに関する記事を書いてるのはおそらくうちぐらいでしょう。
相変わらずのマイペース具合ではありますが、来年も引き続きに更新できればと思います。
皆さまどうぞよいお年を。
(多分この記事で本年の更新はお終いになります。本年もありがとうございました。)