のっぽパンって知ってる?
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のっぽパンって知ってる?
雑記です。
突然ですが、「のっぽパン」ってご存じですか?
のっぽパンっていうのは静岡県東部あたりでは有名なご当地パン。
今でも一部スーパーとかで購入が可能な地域密着系なパンです。
長さ約34㎝というながーい見た目と、
パッケージに描かれた眠たそうなんだけど
でも可愛らしいキリンのイラストが特徴。
1978年から発売され、
以後県民の朝食やおやつやらと愛されている商品です。
一度販売終了となってしまいましたが、
今現在は沼津のバンデロールという製パン工場が引き継ぎ販売を行っています。
かくいう私もこののっぽパンには昔からお世話になっておりました。
特に幼きころの朝食にこののっぽを食べることが多く、
のっぽ見るとピュアな心を持っていたあの頃を思い出します。
確か当時は一本100円以下と安かったんですよね。
パッケージも今よりシンプルで、
味によってキリンの色が異なっていた記憶があります。
沢山食べたとは言えど一度販売終了したときはさみしかったなぁ。
そんなのっぽ、気になる味はというとおいしいです。
感覚的にはコンビニで売ってるコッペパンを細長くしたような感じに近いかも。
細長で持ちやすいので気軽にのっぽできちゃうのがいいところです。
唯一残念なのは端の方までクリームが入ってないことでしょうか…。
最初の一口目と最後の一口はいつもパンのみ。
幼き頃からこの端の部分だけがどうにも気になっていました。
最後までチョコたっぷりなトッ〇みたいになってくれたらいいのに。
バンデロールの工場直売市がお得で楽しい
毎月二回開催されています
で、そんなのっぽを今製造されているのが沼津市にあるバンデロールさん。
静岡をはじめ東京・埼玉・千葉・神奈川・愛知などに
約70店舗を展開するインストアベーカリーチェーンです。
その他にも工場でパンを製造し卸されているそうなのですが、
実はこの工場で毎月2回直売市が開催されています。
今回はそんなバンデロール工場直売市に出かけてきたのでご紹介します。
実際に出かけてきました
ということで、行ってきました。
直売市はバンデロールさんの沼津・西島工場にて開催されています。
沼津港の方なので公共交通機関でのアクセスはあまりよくないかな…。
開催時間は9:30〜13:00まで。
私が到着したのは10時過ぎだったのですが既に結構な人で賑わっていました。
ちなみに駐車場も用意されていますが、
静岡県民は大抵車で移動するので常時ほぼ満車な状態です。
一応第二駐車場もあるとのことなのでそちらをご利用になられるのもよいかもしれません。
誘導員さんもいらっしゃったので指示に従うとスムースに停められるかも。
私は特に問題なく止めることが出来ました。
車が車なだけに納品業者さんに間違えられた…かも?
入り口付近は駐車場、奥に進むと直売市会場が備えられています。
バンデロールのスタッフの方は皆さんパン屋さんっぽい恰好をされており、
パン工場な雰囲気を感じることが出来ます。
販売コーナーは大きく分けると三種類
販売スペースはざっくり三つの島に分かれています。
大きくご紹介すると…
・のっぽパンコーナー
・のっぽパン以外のパンコーナー
・のっぽパングッズコーナー
という感じ。
順番にご紹介していきますね。
①のっぽパンコーナー
まずはのっぽパンコーナー。
さすが主役、中央にデデンと場所を構えています。
この直売会では時折直売会限定の味ののっぽが売られるそうなのですが、
今回出かけた時にはちょうどこの回だったようです。
この時の味は「紅茶ミルク味」。
美味しそうですね。
気になるのはそのお値段。
一本170円ですが、二本買っても170円…?だそうです。
どうもこの直売市限定フレーバーは特売扱いらしく、
一本だろうが二本だろうが170円でいいよ!ってことになってるらしい。
うーん、お得!
我が家も二本買っちゃいました。
二本でも同価格のっぽのほかにも魅力的な商品がたくさんあります。
中でも目を引くのは「惣菜のっぽ」。
なんとのっぽの総菜パンが売ってます。
これも今は直売限定とのことです。
私も何度か県外に出てしまってはいますがのっぽパン歴はそれなりにあると自負しています。
が、そんな私でもこの総菜が挟まったのっぽを見るのはこれが初めて。
クリームじゃないのっぽだと!?…衝撃を受けました。
(よくよく思い返したら昔どこかで売られていたような話を聞いた気もする…けど見るのは初でした)
そんな間に挟まる具の中にはご当地物もありました。
こちらは黒はんぺんフライ。
はんぺんって言ったらふつうは白ですが、
静岡ではサバや鰯を丸ごと練り込んでいるため黒(灰色)くなってます。
白と違いふわふわしておらず、なんかぱっと見は石をスライスしたようなそんな感じ。
県内のスーパーで普通に売ってたりするので割とメジャーな存在。
我が家ではこれを焼いて生姜醤油でおつまみとして食べたりしてますね。
そんな黒はんぺんをフライにして挟んだのっぽ。
地域グルメ同志の夢のコラボがここに。
さらにこちらはホットドックのっぽ。
のっぽって上に書いた通り30㎝を超える長さのパンなんですが、
このパンの中に入ってるソーセージは飛び出ています。
つまり30㎝以上の長さの一本物ソーセージが入ってるって…こと!?
長さもそうですがボリュームもすごい。
育ち盛りの中高生にはたまらんですね。
私一押しなのがこの「のっぽパニーニ」。
中にはバジルソースとハム・サラミとチーズが入っているイタリアンなのっぽです。
今回はこれを購入し家で食べてみたのですがこれがとてもおいしかった。
のっぽパン自体もできたてだからかしっとりとしており、
中の具と相まって上品な雰囲気を感じました。
お酒のおつまみとしても大変によさそう、おススメです。
その他、珍しいところだとのっぽパンのパンだけ、なんて商品もありました。
これを購入してみんなでオリジナルのっぽ作ってみても楽しいかも。
なにより三本入りで350円というお値段はかなりお得ですね。
②のっぽパン以外のパンコーナー
お次はのっぽパン以外のパンコーナー。
バンデロールさんで作られているのっぽ以外のパンなどが販売されていました。
正直のっぽにばかり目をとられてしまいあまり写真取れなかったんですが、
お惣菜系のパンが120円均一で売られていたりかなりお買い得な感じでした。
あとチーズケーキがあったんですがこれが結構な人気でした。
ホールでも買えたようなので私も次回はこれを買ってみたいと思います。
そしてこちらにものっぽ関連パンが。
こちらはなんとのっぽの生地で作った食パンが売られていました。
しかも焼きたての販売でおおよその焼き上がり時間も書かれています。
予約も可能とのことなので気になる方は予約されてみてもいいかも。
しかしのっぽの生地で作られた食パンって一体どんななんだろう?
③のっぽパングッズコーナー
最後はのっぽパングッズコーナー。
文字通りでのっぽのグッズがたくさん売られています。
この日新発売となっていたのがこの「のっぽタオル」。
なんとのっぽパンの3倍の長さだそうです。
長ーく使えそうですね。
可愛らしいトートバッグ。
小さいサイズと大きいサイズがありましたが、
大きいほうは売り切れとなってました。
人気商品っぽく我が家でも是非手に入れたいので再訪するぞと意気込んでます。
その他には、Tシャツやポロシャツ、缶バッチやマスク等々が売られてました。
これからも新商品増えるみたいなのでのっぽファンは要チェックです。
ちなみにあまりの可愛さにTシャツを購入してしまいました。
お得で楽しい直売市でした
以前より気になっていたバンデロールの工場直売市へと出かけてきました。
昔からお世話になっていたのっぽという商品だからというのもありますが、
会場の雰囲気がとてもよかったのも楽しめた理由なのかなと思います。
直売会場ではスタッフの方々も優しくまたとても気軽に対応いただけました。
我々がデカいのっぽのぬいぐるみを眺めていたら
「写真撮りますよ!」と本社前で写真を撮ってくだったり、
他のお客さんにも気軽にお話されたりと、
みんなで盛り上げるぞ!的な感じが伝わってきました。
のっぽ知ってる方も知らない方も楽しめるそんな直売会でした。
お出かけの際は是非。
ちなみに次回(2023/6/4)で計100回目となるそうです。
特別企画もあるそうなのでこれは要チェックです。