FTR

登山やカメラなどなど

【撮影機材】こんにちは、SONY α7R V【α7RⅣとの比較など】

我が家にもSony α7RⅤがやってきました。
約3年間使用したα7RⅣと入れ替えにメイン機として使う予定です。
簡単に外観の紹介と手にしてみての感想など書いていきます。





スポンサードリンク


こんにちはα7R V


早いものでもうすぐ12月。
ただでさえ忙しい年末に今年は引っ越しというイベントが追加されるため、
もうしっちゃかめっちゃかな今日この頃です。
あ、Youtubeではお話したのですが結局一度静岡に戻ることにしました。
長野も真剣に考えましたが、
今の状況ではまだ移住しないほうが得策と判断した次第です。




で、本題。
今回はカメラネタです。

先週金曜日にSonyから新しいフルサイズミラーレスカメラが発売されました。
それが今回の主役であります「Sony α7RV」でございます。

www.sony.jp





αシリーズの中でも高画素モデルそろえるRシリーズの最新機種は実に約3年ぶりの登場です。
この前期種となるα7RⅣユーザーだった私も結局なんやかんやで購入致しました。
(実は最後の最後までα1と迷ってたのは内緒です。)


今回は開封してひとまず触ってみた様子などご紹介しようかなと思います。
なおα7RⅣもまだ手元にて保管させていただいております為、
外観部分での違いなども合わせてお送りいたします。
これから購入を検討されている方へ少しでも参考になれば幸いです。




開封の様子は動画にて


www.youtube.com

www.youtube.com

なお開封時の様子はYoutubeに動画を上げてます。
こちらでも先代との比較などしております。
メニューや新機能の中で自分が気になるものを紹介してたりするので、
もし良かったらこちらも見てみてください。




Sony α7RVを見てみよう

α7RVとα7RⅣを比べてみよう

ここで問題です。
上の写真のうちSony α7R Vはどちらでしょうか?


いやこれね…わかります?
多分カメラ知らない人からすると同じカメラにしか見えないですよね。
ちなみに正解は右です。


そんなわけでぱっと見の外観はほとんど一緒です。
相変わらずαの見た目は変わりません。
まぁこれ言い換えるなら買い替えてもバレにくいというわけで…
これによってこっそり買い替えてる旦那さんも日本のどこかには必ずいることでしょう。
まぁそんなことはさておき、
よく見たら違うとこあるので違いや進化点を一緒に見ていきましょう。


なお先にお伝えしておくと、
α7R Vの方ファインダーのアイカップを社外品に変更しています。
こちらの方が目を多い被すことが出来てお気に入り。
まぁ交換する前に写真撮れよって話ですが…。
購入したときに付いてくるのはこれではないのでご注意ください。
ちなみにα7SⅢのやつがα7R Vにも使えます。






①正面

まずは正面。
この画像だと左側が「α7RⅣ」で右側が「α7R V」です。
基本的には今回のモデルも従来のデザインを引き継いでいます。
一部機能追加等のため微妙に変わってるという感じですね。





正面部の違いの一つがシャッターボタン横の楕円型センサ部。
α1・α7SⅢに搭載されていた「可視光+IRセンサ」が搭載されたことにより形状が変わっています。
これによりオートホワイトバランス使用時に、
より正確にホワイトバランスが得られるようになりました。
その他、ポートレートの肌色再現性やハイライトの粘り(ロールオフ)などが大幅に改善。
よりクリアな映像を実現可能となりました。





センサ関連見てみるとこの部分は前機種と変わりありません。
有効画素数約6100万画素Exmor R CMOS Sensorが今回も搭載されています。
ARコーティングや光学ローパスフィルターレス仕様なども同様。
高画素のRとしては目新しい機能がなく少し残念な気もします。
ただし画像処理エンジンBIONZ XRによりより解像性能が向上したとのことです。
この部分まだ試せていませんが気になりますね。


細かな点だと電源OFF時シャッター幕閉じる設定が搭載されました。
レンズ交換時などゴミや埃など気にしなくてよいため便利な機能です。
反面、今度はシャッターを壊す危険性も出てきたわけで…
結局この部分の悩みって尽きない気もしますね。




②サイド(グリップ側)

お次はグリップ方のサイドです。
α7RⅣでもグリップ形状が変更され発売当初に話題になりました。
今回のα7R Vでもこの部分が変更されています。
とはいえこれR V専用という感じではなく、
おそらくα7SⅢなどとほぼ同じ形状のように思います。
少なくとも私が握った限りではそのように感じました。


この部分は個人により感じ方ことなるので微妙なところですが、
少なくとも私は握りにくいと感じたことはありません。
今年の春からサブ機としてα7SⅢを使用していますが、
小型軽量単焦点から望遠レンズまで付けて使用しても特別不満は感じませんでした。
私はどちらかというと手がデカいのですがそれでも不満なく握れてます。


さすがに冬山用の厚手グローブなどだと多少不便に感じることもありますが、
まぁこのシチュエーションとなるとほとんどのカメラで操作性に影響はあるかと思います。
それを除けばおおむね不満なく使えるかなというのが私の感想です。


α7R Ⅴもほぼ同様に使えるのかなと考えています。
ただ私の中のメイン機=スチル機という考えの為、
今回も運用時はL型プレートを付けての運用を考えています。
果たしてその時に何かしらの不満や不都合が出ないかしらと少しだけ心配ではあります。


握り心地以外にもカードスロット部分にロック機構が備わりました。
別段ロック機構がないからすぐに開いてしまうということはなかったのですが、
ないよりあったほうが心配ごとが少なくなるのでよいのかなと思います。
確か防塵防滴性能向上のために付けた…的な話を
α7Ⅳの先行体験会の際にお聞きしたような気がします。




③サイド(各種ポート側)

逆サイド見てみます。
こちらは各種ポートが備わっています。
先ほどはグリップがあったためわかりませんでしたが、
α7R Vはボディの厚みが増してます。


これは後程紹介する新型背面液晶を搭載したこともあるのですが、
長時間連続動画撮影を実現するために採用された放熱構造も影響しています。
本機は4:2:0 10bitで約30分の8K 24p動画記録に対応、
このためにネックとなる熱の問題を解決しなければなりませんでした。
その対策として内部には熱伝導率に優れたグラファイト素材を特殊形状に加工し組み込まれています。
これにより本体厚みもちょっと厚くなったというわけです。


厚くなってるのは触ればわかりはしますがすぐに慣れるレベルかなと思います。
まぁその分重量も増えているのは残念ではありますが…





蓋を開けて各種ポート見てみます。
(R Vのマイク端子開け忘れました…すんません。)


多少位置が変わっていますが内容は大きくは変わっていません。
大きな変更はというと…

HDMIサイズ(Micro→フルサイズ)
・マイク入力(イヤホンと・HDMIと同じ→独立)


くらいでしょうか?
フルサイズHDMIはここ最近のαシリーズの殆どが搭載しています。
Microは端子が小さく取り回しよさそうですが、
抜けやすかったりポートが壊れやすくなったりとあまりいいことがありません。
どう考えてもフルサイズの方が使い勝手よいのでこれはよい改善です。


マイク端子蓋も地味にいいですね。
外付けする場合などマイクだけつなぎたいのに他の部分露出してしまうのは、
ただ心配ごとが増えるだけです。
以前は切りとって使う方もいたそうなのでこれも正常な進化かと思います。





細かな部分見てみるとパッキンの形状が変更されています。
以前α7Ⅳの体験会の際にお聞きしたのですが、
これにより防塵防滴性能を高めているのだそう。




④上部(操作部)

操作部見てみます。
基本的なレイアウトは前機種同様といった感じです。
主な違いはというとこんな感じ。

・撮影モード切替ダイヤル簡素化
・動画 / スチル / S&Q レバー切換化
・C1ボタン位置変更
・Recボタン位置変更(カスタム可能)
・露出補正ダイヤル無地化(カスタム可能)





一番大きな変化は撮影切換レバーの搭載でしょうか?
α7Ⅳ・α1に搭載された動画 / スチル / S&Q を変更できるレバーがRにも搭載されました。


従来機ではこの変更は全てモードダイヤルにて行っていたわけなのですが…
これがまぁ地味に不便。
特に冬山などで手袋等をはめてる際などは思うように操作ができませんでした。
動画と写真を一台で撮れるからミラーレスに変更したのにまさかの操作性の悪さに愕然、
以来RX100M5Aやα7C、α7SⅢなど動画専用機をサブとして持ち歩くことになったきっかけがこれでした。


切り換えレバーでの操作は大変に楽です。
ある程度の手袋をしていても問題なく切り換えれるかと思います。
動画と写真を一台で撮りたい登山者の方には朗報ですね。


更にBIONZ XR機からは動画と写真の設定のうち任意の物を独立させることができるようになりました。
切り替え時もより便利に撮影することが可能です。
(まぁ…何故今までなかったのかという方が気にはなるところではありますが…)



⑤背面部

そして最後は背面部。
この部分気になる方も多いかと思います。


先に操作系を見てみると、
この部分はほとんど変更がありません。
上に書いた通りでRecボタンとC1ボタンの位置が入れ替わっています。
RⅣではRecは録画のみ独立した機能が割り振られていましたが、
R VからはRecにも任意の設定を割り振ることが出来るようになりました。
見た目こそRecですが実質的にはカスタムボタンって感じです。
カスタムボタン増えるの大歓迎です。




そして本機一番の注目ポイントともいえるのが背面ディスプレイ。
新開発の「4軸マルチアングル液晶モニター」です。
これ簡単に言うとチルト+バリアングル液晶をMIXしたディスプレイ。
チルト液晶として光軸ずれなくモニタするもよし、
バリアングルとして自撮りするもよし、
まさにチルト・バリアングル戦争に終止符を打つべく開発されたディスプレイです。
ちなみに他社では既に採用実績あります。






文字だけで説明するのは大変なのでGIFにて。
かなり柔軟に、自由に動かすことが出来ます。





ただただバリアングル・チルトとしてだけではなく、
両者の動きを思うように取り入れて使用することもできます。
チルトとして上に向けつつバリアングルとして角度つける…なんてのも可能。
様々な撮影に対応することが出来るので確かに使い勝手はよさそうです。




…とはいえやはり気になるのは耐久性。
これだけのギミックとなると故障の原因にもなるのかなと少々心配です。
また液晶がやや飛び出している形状となっているため、
ひっかけなどによる意図せぬ開閉などが起こりそうな気がしています。


まぁEVFも高解像化(944万ドット)されていることもあり、
そこまで背面に頼らずとも撮影できるのかなと思っとります。


なお高解像化されたEVFはサイコーです。
α7SⅢ導入時にもRにこれが載ればと何度思ったことか…。
この部分だけでも購入してよかったなと思ってます。





よろしくね、α7RV


外観メインでα7R Vとα7RⅣを比較してみました。
AIユニットによるAFや背面液晶等の進化あるものの、
びっくりするような機能なく少々おとなしめの進化かなと思います。
とはいえいざ触ってみるとなるほどなるほど…
使い勝手等アピールされていない部分の感触良好でよい感じ。
価格相応かはともかくとしてきちんと進化感じられます。
これならこれから仲良く出来る気がします。


今回写りなどについてお話できず申し訳ありません。
というのも購入してからまだ一度も外へと連れ出せずにいる始末なのです。
ま、まぁどうせLightroomもRAWデータ対応してないし。
というか発売までに対応してほしいよね。
今後使ってみての使用感や撮影写真など含めてご紹介できればと思ってます。
山で使うのがとても楽しみです。


そしてα7R Vの導入に伴いα7RⅣは引退となります。
初めてのα、そして色んな山に連れ出したこともあり少々さみしさもありますが、
次のオーナー様の元でも元気に活躍してくれることを願っています。
3年間おつかれさまでした。



www.for-toru.com
www.for-toru.com
www.for-toru.com
www.for-toru.com