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登山やカメラなどなど

【撮影記】正月休みに引退間近の白いロマンスカーを撮ってきた話

私の好きな乗り物の一つである小田急電鉄の白いロマンスカー
今年の三月に定期運行を終了するというニュースを見て撮りに行ってきました。
久々に鉄道を撮ってみたのですが…いやはや難しかったです。





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引退間近の白いロマンスカーを撮ろう

写真ネタです。
本年の正月に小田急線の白いロマンスカーを撮影しに出かけてきた時の話を記事にします。


突然ですが、私もいくつか好きな乗り物というのがあります。
第一位は断トツでローバーミニ
あの「本当」に小さいほうのミニのことね。
この車は何度か運転したことあるのですが、
所有したことがありません。
死ぬまでにはMy MINIを手入れたいです。


そして二位が今回ご紹介する小田急電鉄の白いロマンスカーです。

https://www.odakyu.jp/romancecar/features/line_up/50000/www.odakyu.jp



実は三年前くらいにも撮りに出かけたことがあった(全部失敗したけど)

そんな私の好きな乗り物ランキング第二位の白いロマンスカー(VSE型)が、
今年の春前に定期運転を終えることをニュースで知りました。

www.nikkei.com


どうもこれは事実上の引退?らしく,
ネット見ると結構その界隈ではざわついている様子。
というのもこの車両が運航を開始したのが2005年、
つまり約17年で引退を迎えてしまったことになります。


いやいや…私の地元なんか、
未だに私が小学生くらいの時から同じような電車が走ってるわけで、
まだまだ元気なんじゃないの?頑張れよ。
と何も知らない私はこんなことを思った訳なのですが、
どうも車体が特殊な構造らしく維持が大変らしい。

toyokeizai.net

news.nifty.com





別段鉄道が大好きというわけではないのですがこのロマンスカーだけは別枠でした。
まるでコンセプトやデザイン画のような形ととかく真っ白いボディ、
何より今までロマンスカーと言えば「赤(朱色?)」が伝統的なカラーだったのに、
それらを承継せずに思い切って白を採用するというところが超Cool。
正確にいうと一応横のラインに伝統の赤色は採用してるけど。


楽しいのは側だけでなく、
車内は木材使っていたりブラインドもワイヤーで吊るしてたり、
ドア横の行先表示LEDが縦表示だったり…と、
乗るたびにここも違う!と新たな発見があるところも楽しかったです。
コロナ前は月に二~三度上京することがあったのですが、
時間さえ合えばこのロマンスカーを選んで乗ったりするくらい好きな電車でした。



ちなみに、この記事を書くためにHP覗いてみたところ、
なんとこの車両の椅子にはオフィスチェア技術が導入されてるらしい。
オカムラコンテッサセコンダを購入した後の私、
本年はオフィスチェアネタにに恵まれてますね。

www.for-toru.com




そんな好きな電車が引退となれば…これは一大事です。
これだけお気に入りならばせめて引退前に何らかの形で手元に残したい。
ということでカメラ担いで写真撮りに行くことにしました。


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撮影場所は新松田~渋沢間に決定


今回はとかく白いロマンスカーが撮れればよいやということで、
家からアクセスもよい、かつそれっぽく撮影出来そうなところで撮ることにしました。
ネットで調べてみると「新松田~渋沢」間は割とそれっぽく撮れるところが多いようです。
我が家からも国道246号をひたすら走ればつくというアクセスの良さもあり、
ここで撮ることにしました。




ということで目的の「渋沢9号踏切」という所に到着しました。
今回はここから上下それぞれ通る白いロマンスカーを撮ります。


メインとなるのは小田原方面。
こんな感じで踏切手前は大き目なカーブとなっています。
これにより先頭車両は正面を向きつつも後ろの車両も入れて撮ることができるそうです。
今回はこれを狙います。


ちなみに新宿方面はというとこんな感じで橋の後に小さなトンネルがありました。
小田急と聞くと都心や高架線、住宅地域などが思い浮かびますが、
この新松田~渋沢はこのような自然の中で撮影することが可能です。
新緑の季節などは青々とした緑と鉄道を入れて撮ることができるので、
撮影者には人気のあるエリアだそうです。


時刻表見るにお目当ての白いロマンスカーが通過するのは約二時間後…早すぎました。
今から移動するものあれなのでひとまず待機です。



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通った電車をひたすら撮影

あまり鉄道を撮ったことがない私、
ひとまず通過する列車を練習がてら片っ端から撮影してみることにしました。


今回使用する機材は以下の通りです。
ボディ:Sony α7RⅣ
レンズ:FE 100-400㎜ F5.6-6.3 GM OSS

我が家の秘蔵っ子こと望遠レンズ、久々の登場です。
きちんと使うのはおそらく昨年春の立山雷鳥撮影した以来だと思います。

早速撮影場所を探します。
色々と場所を変えようかと思いましたが、
あまり撮りなれていないということもあり、
ひとまずはあまり動かず同じ場所から何度も撮影し本番に挑むこととしました。

※安全かつ鉄道運行の妨げにならぬよう細心の注意を払い撮影を行いました。




思い返すと動いている物を撮ることが早々ない私、
当初はなかなか苦戦しましたが枚数重ねた結果、
何となくそれっぽくなってきたような…気もします。



さらに途中からは、
先頭だけでなく通過後の後ろ姿も撮ればこれ一回で二度撮れるんじゃね?とひらめき、
通過後には振り返し撮影したりしていました。


撮影チャンスは一瞬、緊張感ある

これがまぁ思いのほか面白い。
だんだんと近づいてくるわくわく感と通過後に確認するときのドキドキ感。
こういう楽しみがあるから鉄道撮影する人が多いのかもしれません。


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白いロマンスカーを撮る

だんだんと時間近づき、
いよいよお目当ての白いロマンスカーが通るであろう時間になりました。
踏切が音を立てて遮断機を下ろします、いよいよくるぞ。

耳を済ますとだんだんとカタカタという音が大きくなってきます。
カメラを構えファインダーをのぞきスタンバイ、そして…やってきました!
シャッターを切ってるときは本当にあっという間です。
あまり考える間もなくひたすらにカメラを構えるという感じ、めっちゃ集中してたと思います。



というわけでその時に撮影した写真がこちら。
構図やらなにやら色々と気になることはあるかとは思いますが、
ひとまず白いロマンスカーを撮影するという任務派達成出来ました
撮影自体もとても楽しかったので私としても満足です。
まぁ…結果については色々と考えばければなりませんが…。


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鉄道撮影には脚立が必須?

とまぁこんな具合で我が家に帰ってきたのですが、
自身の写真を見るとどうも違和感…。

広角だと結構色々入っちゃう


他の方が同じ場所で撮影した写真を見ると、
皆さんもう少し引きの絵で撮られていて、
最後尾付近の車両まで写りこんでいるものが多かったです。
しかしながら私が探した限りだと、
引きすぎると踏切の一部や木々が入り込んでしまい、
そのように撮ることは出来ませんでした。
唯一の解決策は高さ、
踏切設備は丁度目線辺りに多く終結していたことから、
脚立などを使えばこれらが回避出来たのかもしれません。


ここで気が付いたのは脚立の存在。
そういえば…鉄道撮られる方々は脚立お持ちになられてますよね。
なるほどこういうことが理由だったのかと…
この時初めて脚立の重要性に気が付きました。
とはいえ場所によっては、
転倒や交通の妨げになる可能性もあるかと思いますので、
必ずしも使えるという訳ではないのかもしれません。
いずれにしろ、
私も脚立一つくらい持っておこうかなと思いました。

とりあえずは…満足です

今回久々に鉄道を撮影してみましたがとても楽しめました。
白いロマンスカーのかっこいい姿も見れたのでとても満足です。
肝心の写真については…まぁ色々と考えることはありますね。
動くものへのピント合わせや構図、
更に太陽の位置や車両への影響などなどなど…
鉄道撮影はとても奥が深いなぁと感じました。


あわよくば脚立を用意しもう一度挑戦に行きたいところですが、
引退近づくにつれ混雑する可能性もあるので、
ひとまずこれで終了かなと考えてます。


山に行けないときには、
こういった撮影に挑戦してみるのもいいかもしれません。
面白いし何より意外と体力使います。
今後は群馬辺りに走っているらしいデカいSLや、
雪を書き分けて走る新幹線などにも機会あれば挑戦してみたいです。
鉄道撮影、結構たのしいです。


※撮影時は安全かつ鉄道運行の妨げにならぬよう細心の注意を払い撮影下さい。