【撮影機材】軽くて明るくて使いやすい「SAMYANG AF 24㎜ F1.8 FE」を使ってみました

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ケンコー・トキナーさまより「SAMYANG AF 24㎜ F1.8 FE」をご提供いただきましたのでご紹介します。
軽くて安くてとても使いやすいレンズです。
私なりの感想含めご紹介していきます。
商品提供:株式会社ケンコー・トキナー




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ケンコー・トキナーさまより「SAMYANG AF 24㎜ F1.8 FE」をご提供いただきました

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カメラネタです。
少し前のお話になるのですが、
ケンコー・トキナーさまよりSAMYANGのレンズをご提供いただきました。
SAMYANGのレンズについては当ブログでも何度か取り上げさせていただいております。
よろしければそちらの記事もご覧ください。

www.for-toru.com
www.for-toru.com


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使ってきました

で、今回はそんなSAMYANGより新たに発売されたレンズ「AF 24㎜ F1.8 FE」が今回の主役です。
24㎜&F1.8ということでいろんな用途にもお使いになれるレンズかなと思います。
レンズ自身も軽量&コンパクトなのでSony α7Cに合わせるのもよい感じ。
そんなSAMYANGのレンズについてご紹介していきます。


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SAMYANG AF 24㎜ F1.8 FEを知ってるかい?

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ということで早速ご紹介していきます。
まずは製品の概要について。


SAMYANGは韓国のレンズメーカーになります。
そのレンズメーカーの国内代理店がケンコートキナーさまということで、
今回製品をご提供いただいたという流れになります。
大分端折った説明となってしまいましたが…
詳細や現在のレンズラインナップについてはこちらのURLよりご確認ください。

www.kenko-tokina.co.jp




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箱を空けると専用ケースに包まれたレンズが出てきます。
以前もお話しましたがこのケースはとてもいい感じです。
そこまでの衝撃でなければ十分にプロテクトしてくれるかなと思います。
登山に持ちだすときなどはこのケースに入れてザックに入れてしまえばそれで十分です。
こういったケースを後から買うとなると大体数千円程度するので、
山に持ち出す身としてはこれはありがたいです。





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レンズを出してみました。
大きさは約71.5mmでレンズ幅は61㎜、
フィルター径はΦ52となってます。
更に重量はなんと230g。
製品自体はかなり小型は部類に入るかなと思います。


サイド部分には珍しくボタン類を兼ね備えています。
一つはスイッチ式の「カスタムボタン」。
これを切り換えることによりレンズの操作リングの動きを切り換えることが出来ます。
動きがどう変わるかというと…

Mode1:フォーカス調整機能(MF時のみ有効)
Mode2:絞り調整機能(AF時のみ有効)


こんな感じです。
AFで使用している場合ピントリングはほぼ操作することがありません。
正直もったいないといえばもったいないかなと思いますので、
このようにAF時には別機能を割り触れるとこれは便利なのかもしれません。
慣れるまでかなり時間かかりそうですが使いこなすと強いかも。


右下になにやら白い〇がありますが、
これについては後程。





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レンズ前面部を見てみます。
フィルタ―径は52㎜と割と小さめです。
52㎜であればレンズフィルター類も比較的お手頃、
初期費用やその後もあまりお金かけずに色々と楽しめそうです。

余談ですが、私は丸形フィルターは全て82㎜で統一しています。
ステップアップリングを装着すれば径が違っても取り付けられるようになるので、
お手持ちのNDフィルター等を使いたい場合にはこれらが活躍するかと思います。
(それぞれの取り付け側の径をご確認の上お求めください)



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α7Cに取り付けてみました。
やはりレンズがとても軽いので全く違和感等はありません。
またボディ側の方が重たいためバランスもとりやすいです。





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動画撮影を想定し自撮りアングルにしてみました。
自撮りとなると正直24㎜は狭いのですが…
ひとまず重量やバランス的には問題なさそうです。
画角さえ問題なければ十分に利用可かと思います。





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メイン機であるα7RⅣに取り付け。
こちらももちろんレンズ重量はほとんど気になりません。





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触ってみて気が付きましたが、
この24㎜からレンズの表面部分が少し変化しているように感じます。
レンズ自体はプラスティックなので正直高級感というほどの質感はありません。
これは以前のSAMYANGもそうだったのですが、
このレンズは以前よりも表面のツヤや色味が抑えられているように思います。


今までのSAMYANG=プラ&艶々テカテカ=安っぽ…(略)でしたが、
今回のSAMYANG=プラだけどマット&微妙にブツブツ加工=そこまで安っぽく見えない。


…こんな感じです。
正直今までのSAMYANGよりもだいぶよい感じになりました。
違いは見ればすぐにわかるかなと思いますので気になる方は是非お店で触られてみてください。
私的には今回のこのレンズはプラだけどいい感じかなと思います。



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星にピントが合う?「アストロフォーカスモード」について

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このレンズ一番の特徴となる「アストロフォーカスモード」について見ていきます。
この機能、私は使う前までは「星にAFが合う機能」と思っていたのですが、
実際には「事前に設定したピント位置まで合わせてくれる機能」でした。


名前だけ聞くと星にピントが合うと思ってしまいますよね…。
これ、別に私はがっかりしたとかそういうわけではありません。
ただ何となくですが私のように勘違いしてしまっている人は多いかと思います。


この機構は使いようによってはとても便利に使える機能かと思いますので、
逆にどんな機能かはっきりと言ってしまったほうがいいのかなと私は思いました。



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星を撮るときに一番困るのはピント合わせです。
私も今まで何度か星を撮ってきましたが慣れるまではかなり苦労しました。
そんな星を撮るときはほぼ無限遠近くで調整することが多いわけなのですが、
つまりこのレンズは無限遠近くで一度設定してしまえば、
あとはちょっとした操作でいつでもその位置に戻すことが出来る
すなわちこれ星にピントが合うよということになっているようです。
一応購入時の段階で無限遠位置に合わせてありますが、
後で好みの場所に調整も可能となっています。



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使い方は簡単。
まずはカメラの電源がOFFの状態でこのCustumボタンしたのFnボタンを押しっぱなしにします。
その状態で電源をONしてあげます。



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するとこんな感じでカメラが起動すると同時にピント位置が設定された位置まで勝手に動きます。
設定位置まで動作終わると先ほどの白色の部分が緑色に光ります。
この部分、実はLEDインジケーターとなっているのでした。



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ちなみに、この状態でピント操作をして位置が変わってしまった場合このランプの色が変化し赤色になります。
これによりピントがずれていることがわかるという仕組みです。
再度ピント位置に合わせてあげると再び緑色になります(手動にて合わせても緑になります)


このような機能なので、
必ずしも星の撮影に特化しているというわけではありません。
アイディア次第では様々な撮影にも利用できるんじゃないかなと私は思います。



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使ってきました


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…ということで、以下このレンズを使って撮影した写真をご紹介します。
今回のボディは全てSony α7RⅣにて撮影しました。
なお撮って出しでご紹介する意味もあまりないかなと思ったので、
撮影後全て現像しとります。

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Sony α7RⅣ
SAMYANG AF24㎜ F1.8 FE
ISO 50
F1.8
1/1000s



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Sony α7RⅣ
SAMYANG AF24㎜ F1.8 FE
ISO 50
F1.8
1/200s



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Sony α7RⅣ
SAMYANG AF24㎜ F1.8 FE
ISO 50
F1.8
1/1500s



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Sony α7RⅣ
SAMYANG AF24㎜ F1.8 FE
ISO 100
F1.8
1/4000s



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Sony α7RⅣ
SAMYANG AF24㎜ F1.8 FE
ISO 100
F1.8
1/3000s



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Sony α7RⅣ
SAMYANG AF24㎜ F1.8 FE
ISO 100
F1.8
1/8000s
(APS-C クロップ)



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Sony α7RⅣ
SAMYANG AF24㎜ F1.8 FE
ISO 100
F16
25s
(Haida Red Diamond 100mm ND 3.0 )


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星の撮影について

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Sony α7RⅣ
SAMYANG AF24㎜ F1.8 FE
ISO 5000
F1.8
10s


星も撮ってみました。
本来であればアストロフォーカスモードを使って撮るべきなんですが、
すいません、事前に使い方を把握しておくのを忘れてました。
とはいえ無限遠に合ったとしても微調整は必要なのではないかなと思います。
結局はMFで撮ったほうがいいのかも…
小さくてわからないかもしれませんが上の写真は開放での撮影となっています。


MFで合わせる場合、私はフォーカスピーキングを使いながらEVFでピント拡大し、
一番明るい星に合わせることが多いのですが、
このレンズの場合には拡大すると少々ぼんやりして少し合わせ辛い印象を受けました。
操作できないレベルではありませんが少し難しかったようにも思います。



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収差についてはこんな感じ。
やはり開放となると四隅で出やすいように思います。
プリントする場合には少々厳しいですが、
デジタル上で楽しんだりそこまで気にしなければ問題ないのかもしれません。
この辺りはどこまで求めるのかによって変わってくるかと思いますのでご参考までに。


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軽くて明るくて使いやすいレンズです

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ケンコー・トキナーさまよりご提供いただいた「SAMYANG AF 24㎜ F1.8 FE」をご紹介しました。
とても軽量かつ軽いレンズの為、持ち出しやすいレンズかなと私は思いました。
画角24㎜は人にもよりますが、山でもスナップでもとりあえず撮りたいように撮れる、そんな印象です。
場合によってはクロップも使えばこれまた使いやすい約35㎜程度となるので、
一本で二度おいしい、そんなレンズなのかなと思います。


開放時の周辺減光結構出ますが未だにレンズプロファイルがLightroomにて提供されていないので、
補正をかける場合には手動にて行う必要があります。
ただし開放時などこれはこれで味のある雰囲気になりますので、
必ずしも悪いというわけではないかも…
(星を撮るときは結構気になります。)


星撮り&アストロフォーカス機能については…
正直あまり過信しないほうがよいような気もします。
開放F値からみるに星撮りには適していますが周辺の様子は上の通りです。
無論、どこまで求めるかにもよりますがあまり過度に期待しないほうが良いかもしれません。


アストロフォーカス機能は星撮りの際に便利になる機能かなと思いますが、
反面事前に調節したとしても現場で微調整を行う必要があるのではないかと思います。
とはいえ、ある程度までアシストしてくれるだけでもありがたい機能ではあります。
また、アストロフォーカス機能は星撮りだけに役立つ機能ではなさそうです。
撮りたいものによっては機能発揮できる場面もあるかと思いますので、
星用の機能だからと決めつけずに使ってみるといいのかも。


私的には機能や使い勝手からも今までのSAMYANGの中でも一番よいレンズに思いました。
細かな面はありますが開放でも十分に楽しめかつ軽量&コンパクトなので、
お散歩やら登山の行程中などにはいい気がします。
ボケについてはあまり詳しくはないのですが私的には十分です。
人や物を開放で撮りたいときなどには活躍するかなと感じます。


このレンズ今後も使わせていただきたいと考えています。
ちょっと値段がお高い気もしなくもありませんが、
他社のF1.8レンズと比較すればそこまで気にもならないかもしれません。
SAMYANGデビューされるのであればこのレンズ、おススメかと思います。