毎年この時期に書いてる記事といえばこれ。
今年の登山を今年のうちに振り返ります。
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2020年の登山を振り返ります
あっという間に今年もあと半月を切ったわけで…早いですね。
今年はまぁとにかくコロナでしたね。
尽力くださる皆様には本当に感謝です。
少し早いですが2020年も今年の登山を振り返ることにしました。
登山を取り巻く環境も今までとはかなり異なった一年でしたが、
結果、11回ほど登山に出掛けることが出来ました。
簡単に感想など書いてみましたのでここに報告致します。
なお、Youtubeに動画をアップしているものに関しては、
一緒にリンクを張らせていただいております。
もしよろしければこちらもご覧いただけますと幸いです。
1月
谷川岳雪山講習
2020年最初はお友達のジンさんと一緒に雪山講習へ。
一泊二日の日程で雪山登山の基礎を学びました。
夜は初の雪洞泊に挑戦…が、雪が少かったこともあり設営にはとても手間取りました。
笹との攻防に四苦八苦しながらもなんとか完成したころには辺りは真っ暗。
雪降る暗闇の中二人で夕食を食べたのもいい思い出です。
恐る恐る一夜を過ごした雪洞も崩れることなく無事に朝を迎えることが出来ました。
まだまだ学ぶことが多く、これは雪山登山の一部に過ぎないと自分のスキルや知識不足を改めて痛感しました。
今期も安全第一無理なくできる範囲で学んでいければと考えています。
6月
愛鷹連峰縦走(愛鷹連峰)
コロナ禍突入。
天狗岳以降登山はおろか、外出さえも自粛を余儀なくされました。
なのに毎日勤め先に行かなければならないのはなぜ?と矛盾感じながらも日々過ごしていました。
ようやく状態が落ち着くもやはり県を超えた移動はまだしないほうが良いと判断した私、
とはいえ山にはいきたい。
そこで、県内でどこか登りたい山はあるかな?
と振り返ったとときに思い出したのが「愛鷹山」でした。
以前より裾野~沼津に抜ける愛鷹連峰縦走に挑戦してみたいと思っていたのですが、
途中崩落により通行止めとなっている箇所があるため諦めていました。
しかし調査の結果、迂回路があることを発見、これは行くしかないということで行ってきました。
低山ながらも思いがけぬエキサイティングポイントがあったりして意外に疲れました。
最後はどう考えても転ばせに来ているとしか思えない泥道で見事に転倒、
着替えをもってきておらずお迎え隊の車を泥だらけにするという失態を犯しました。
本当は千本浜海岸まで行きたかったのですが行けなかったのが残念です。
またリベンジする…かもしれません。
権現岳(八ヶ岳)
相変わらずの状況ながらも、感染拡大地域を除いた近県への移動が解除されたこともあり久しぶりに山梨県へ。
早い段階から山梨と静岡それぞれは移動OKだったんですよね。
他県の皆さんは富士山でもめてるとお思いかもしれませんがんなことはありません。
何処にするかと考えた結果、
以前赤岳を赤岳をかっこよく望むことが出来た八ヶ岳は「権現岳」に登ることにしました。
目的地では目論見通り赤岳や阿弥陀岳を一望することができ、
久しぶりに登山と写真撮影を満喫することが出来ました。
その後、権現岳に登り無事下山。
駐車場に着いた辺りから左ひざに違和感を感じ始め、
帰宅すると階段を降りれないくらいの激痛に襲われました。
しばらく様子見るも変化なく、整形外科に行っても異常なし。
ロキソニン入りの湿布を処方されるしかありませんでした。
しかしそれを使っても謎の痛みと膝の違和感は引くことがなく、
今まで走ったり飛んだりできていたあの日がまるで嘘のようなこの状況にショックを受けました。
ああ、私の登山は終わったな…と本気で思いました。
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7月
膝(その1)
そんなわけでしばらくは様子見。
痛めてから約一か月間はとにかくおとなしくしていました。
勤務先でも階段を使わずエレベーターに乗ったり、
休日も家で過ごしたり(コロナもありますが…)という感じです。
おかげで太りました。
とはいえそれでも痛みは引かず。
整形外科に行ってもやはり原因不明、
レントゲンやらCTやらでは全く異常がないとのこと。
一体どうした、私の膝よ…。
そんなこんなで悩める私でしたが、
ここでひらめきました。
(もしかしてこれ動かないとダメなんじゃね?)
押してもダメなら引いてみるかということで、
その後は時間を見つけてはストレッチやらできる範囲で軽い運動に挑戦。
さらに効くのかはわかりませんが整体的なものにも通い始めました。
通い始めた当初の私の体はなぜか全身ガッチガチのバッキバキに固かったそうです。
もしかしたらこれらの原因もあるの…かも?
そんな効果なのか一カ月後には痛みは殆どなくなっていました。
そこからランニングや歩荷さん散歩を再開、
初めのうちは動き始めてすぐに(ああなんかやばくなりそう…)という感じが出たりしてましたが、
やばそうならやめるを繰り返していくうちにだんだんと距離を伸ばせるようになってきました。
歩荷さんもとりあえずは20㎏弱背負い2時間散歩くらいまで行けるようになり、
とりあえずテント泊程度の荷物は背負えそうといところまで回復できました。
で、問題なのは以前のように山に登れるのかというところです。
ある程度回復してきたといえども、やはり一度こういったことがあると不安です。
登山となると一日に何時間も重い荷物を背負って歩くわけで、
正直これら日々の練習とは比べ物になりません。
行けそうな気もする、けどもしも途中で動けなくなってしまったら…でもやはり山にはいきたい。
とまぁそんなもやもやとした日々を過ごしていました。
8月
膝(その2)
更に一カ月が過ぎても相変わらず近所で同じようなメニューを過ごす日々を過ごしていました。
足はというと痛みはほとんどなくなりましたがやはり若干違和感が残っています。
なんか膝が動かしずらいような、動かすと痛くなりそうなそんな感じです。
このころにはコンドロイチンやらコエンザイムQ10やらそれっぽいものも飲むようなっていました。
怪しい膝を抱えながらもとりあえず走る曲がる止まることは問題なくできてます。
そして大体動いた後は調子が良かったです、不思議。
こんな具合なのでなんだか山にも登れるような気もしていたのですが、
やはり何かあったらと思うと不安です。
なかなか判断できないこの状況、どうしたものかと悩むことが多かったです。
その結果、
結局自分の体のことは自分で判断するしかないというまぁ当たり前の結論に到達。
これはもう山に行って確かめるしかないのかもしれない…
ということで再び登山再開を決意。
…とはいえいきなり今までのようなところはリスキー、
その結果、登山を始めた時のように低山から徐々に登っていくことにしました。
竜ヶ岳(山梨県)
選んだ山は竜ヶ岳、私が登山デビューした山でした。
これで痛み出したらどうしよう…と思っていましたが終始普通、
結局無事に登り終えることが出来ました。
低山とはいえ、再び山に登れたことがとにかくうれしかったです。
なお、一応動画も撮影していたのですが、
途中でデータを喪失するという失態を犯したためにYoutubeには上げていません。
山頂で話しかけてくださったお兄さん方、すんません。
西岳・網笠山(八ヶ岳)
低山ながらも日帰り登山はクリア。
なんならもう少しは行けそうな感じもあったので、
次はテント泊を目標にしてみました。
しかし、いきなり北アルプスとかは心配、
程よく登れてあまり人もいなさそうな場所はどこかないものか…と、
探した結果見つけのが八ヶ岳「網笠山」でした。
網笠山ならふもとの青年小屋で幕営が可能、
しかもこちらは予約不要にて利用できるということで即決定。
久しぶりにテントを担いで登ってきました。
1月以来約8カ月ぶりのテント泊装備はやはり重かったと同時に、
ああ、この重さだよなぁと何故か懐かしさを感じてしまいました。
青年小屋のテント場は、
適度にテント同士が距離が取られていてコロナ禍ながらも安心してテント泊を楽しむことが出来ました。
夜は編笠山の途中にある岩ごつごつの場所で星を撮ったり、
山頂から朝日を拝んだりと久しぶりに登山を満喫した二日間でした。
心配だった膝も問題なし、とりあえず一安心です。
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9月
燕岳(北アルプス)
テント泊も行けた…はてさて次はどうするか?
さすがにそろそろ絶景拝みたいということで、
とりあえず北アルプスへと出かけることにしました。
あいにく目星付けた小屋はどこも予約制の為確保できず今回は日帰り。
当初は唐松岳に登ろうと黒菱駐車場まで到着したのですが、
天気予報を見たところ唐松白馬方面だけ怪しい雲行き…
あと何回来れるかわからないし今回は天気を優先したいということで急遽燕岳に変更と決め込みました。
そんな判断が功を奏し稜線上は快晴。
短い時間ながらも久しぶりの北アルプスを十分に満喫することが出来ました。
北ア三大急登と言われる(←よく間違える)合戦尾根を往復するも膝は特に問題なし。
この辺りからなんとなく自信がついてきました。
しかしまぁ貧乏症の私は日帰り北アはちょいもったいないと思ってしまいました。
やはり泊りがいいですね。
10月
涸沢カール&北穂高岳(北アルプス)
あっという間に紅葉の季節。
紅葉といえば涸沢カールです。
今年は登山部一同で訪れました。
Youtubeにておなじみのお二方と北アルプスは涸沢&北穂へ。
当初は奥穂経由での北穂を予定していましたがあいにくの天候ということで北穂のみとなりました。
北穂挑戦中の天候はガス時々雨、全く持って天候に恵まれず、
こりゃ上に行ったらみんなで飲み明かすしかないなと思っていたわけなのですが、
最後の最後にまさかの大逆転、いやはや何があるかわかりませんね。
登山部ではじめて北アルプスに出掛けたわけなのですがやはりとても楽しかったです。
何より北穂高小屋のカレーがおいしかった。
ともあれ来年も神田南口登山部を宜しくお願い致します。
www.for-toru.com
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下ノ廊下(黒部)
そんな登山部での活動の一週間後、私とジンさんは下ノ廊下におりました。
下ノ廊下は昨年二人で挑戦しようと計画していたのですがお天気に恵まれず断念。
来年こそは…と虎視眈々と挑戦の機会をうかがっていたのでした。
そんなチャンスは突然に、登山部での登山の翌週にそれがやってきました。
二週連続で平日二日間も仕事休めるか?
と不安でしたがこれ何とか挑戦権を得ることが出来ました。
…実はこの時の様子をブログに書こう書こうと思っているのですが、
もまだ書くことが出来ていません。
年内中には書き上げるつもりなので…ここでは割愛します。
同じころに動画も公開出来ればと思いますので合わせてお楽しみいただけますと幸いです。
危険なことで有名な下ノ廊下でしたがとりあえず二人とも無事です。
むしろ来年の方が危険なような…
ブログと動画完成次第アップします。
大天井岳(北アルプス)
10月を振り返ると、
涸沢北穂テント泊からの下ノ廊下といい感じに出かけることが出来ました。
このころになると足も通常営業、
おかげさまで何事もなかったかのように今まで通りの状態に戻っていました。
雪降る前にソロテント泊を…と思いひらめいたのがが「大天井岳」。
よっしゃいっちょ行ったるかと意気揚々とテント場について調べるべく大天荘HPを覗いたところ、
なんとまぁ小屋の予約に空きが出てるではありませんか。
これは小屋に泊まらなあかん!ということで急遽小屋迫に変更、
この臨機応変さ、我ながらAB型だなと思った瞬間でした。
当日は快晴&無風という絶好の登山日和に恵まれ大変気持ち良く北アルプスの稜線を歩くことができました。
そして大天荘では名物インディアンランチやおいしい夕食をこれでもかと食べておなかがいっぱいになるという珍しい体験もできました。
あいにく満月期ということで星は拝めませんでしたが、代わりに山小屋での夜をじっくり堪能することが出来、これはこれでよかったです。
ソロ山小屋はやや寂しいと思っていましたが、割り切って楽しんでしまえばいいのかとようやく気が付いた登山でした。
大天荘はとてもよいところなので来年も行けるようならお邪魔したいと思います。
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11月
赤岳(八ヶ岳)
雪がない。
私が住むところからは毎日富士山を望むことが出来るのですが、
12月になった今でも雪が少ないです。
小さい頃は11月くらいから絵にかいた富士山を見ていたような気がするのですが…。
ヘタレて小屋泊に変更した前回の登山が無雪期最後のテント泊チャンスと思ってましたが、
あれこれもう一回くらい行けんじゃね?ということで八ヶ岳は赤岳に登ることにしました。
今回は早朝のうちに稜線に出て星や朝日を拝もうと目論み行者小屋にてテント泊。
ロケハンと称し一度稜線へ、ついでに赤岳登頂。
翌朝も3時に登り始め稜線で写真撮影、ついでに赤岳登頂と、
赤岳をこれでもかというくらいに満喫してきました。
肝心の星の写真はというと…微妙な結果に。
やはり八ヶ岳は光害がひどいですね。
何なら登らないほうがきれいに見えていた気がします。
すっかり忘れていたので次は過ち犯さないようにしたいと思います。
結果はどうあれ自分がやってみたいと思ってたことが出来たので取り合えずは満足してます。
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2021年も安全第一で登っていきます
2020年の登山のうち、11月までの登山を振り返ってみました。
12月に関してはまだ登山に行けていないので今年も書いていません。
あと一回くらいは行きたいですね。
今年は突然やってきた膝の痛みから復帰までも書いてみました。
結局私の身に何が起こって何が良くて改善したかはわかりませんので、
書いてある記事と同じことをされるのはおススメ致しません。
とりあえず、今は痛みや違和感はほとんどなく元のように過ごすことが出来ています。
とはいえ以前よりもストレッチや柔軟等を念入りに行うようになりました。
思い返せば二十代の頃に立ち上げたこのブログが6年間続いているということは、
私もそれだけ年を重ねているというわけです。
こんなこと言うと怒られるかもしれませんが、
いつまでもあの頃のままと思っていてはいけませんね。
今後は体をいたわりつつきちんとトレーニングしながら、
なるべく登山ライフを延命できるように心がけていきたいと思います。
ひとまず、また山に登ることが出来てよかったです。
振り返るとやはり例年に比べ回数は激減してしまいました。
コロナ禍、さらに膝死亡ということでこれは仕方ないですね。
とはいえ行きたかった場所や挑戦してみたかったものにも挑戦できたので、
それなりに達成感は感じることが出来ました。
来年も状況みながら安全第一に自分のペースで登っていければいいなと思います。
変わらずブログや動画にてその様子をお伝えできればと考えておりますので、
よろしければお付き合いいただけますと幸いです。
それでは、来年もご安全に。
どうぞ良き山行を。
今後とも当ブログ及びYoutubeチャンネルをよろしくお願い致します。
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