2020年初登山!
今回は「宝永山(富士山)」に登ってきました。
今年も登山、はじめました。
- 今回の行程
- 2020年も山に登ろう!
- 始まりは変わらず「水ヶ塚駐車場」から
- 須山登山口歩道から
- 一合五勺
- 二合
- 御殿庭
- 御殿庭中
- 御殿庭下(三合)
- 御殿庭上(三合五勺)
- 裾野口四合
- 宝永第二火山緑
- 宝永第一火山緑
- 宝永第一火口
- 宝永山山頂
- 下山開始
- 下山
- 2020年も登山はじめました
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今回の行程
2020/1/4(土)
天気:晴れときどき曇り
登山人数:1人
水ヶ塚駐車場
↓
須山口登山道入口
↓
一合五勺
↓
二合目
↓
御殿庭下
↓
御殿庭中
↓
三合五勺
↓
四合目
↓
第二火口緑
↓
第一火口緑
↓
宝永第一火口
↓
宝永山山頂
↓
(帰路逆順)
2020年も山に登ろう!
あけましておめでとうございます…
の挨拶からしばらくカメラの話題が続いていた当ブログ。
カメラに触ってこたつでダラダラしていたわけでやはり体重増えちゃいました。
このままダラダラ生活を続けていたらどんどん肥えるばかり…
流石に身の危険を感じて山に登ることにしました。
…というのは冗談でそろそろ登っておきたい&お天気もよさそうだったので、
2020年初登山に出かけてきました。
今回選んだのは静岡県民なら見慣れた富士山…の下あたりにある「宝永山」。
2020年の登山、始まります。
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始まりは変わらず「水ヶ塚駐車場」から
ということでやってきたのは「水ヶ塚駐車場」です。
標高は約1400mのところにあるのですが雪は全くありませんでした。
さらにここまでの道路も凍結などしておらず、
昨年以上に冬感がないように思います。
とはいえ車も冬用の装備でお出かけになるのをお忘れなく。
思い返せば一昨年は行きに事故現場目撃しましたからね…
ご注意を。
今回の装備がこちら。
ザックは「カリマー リッジ30」です。
ピッケルのつけ方がアレですが…この後スタッフがきちんと直しました。
今回は思い切って30ℓザックにあれこれ詰め込んでみたのですがこれがまぁ意外といけたのが驚き。
とはいえやはり雪山登山用は40ℓくらいあるといいように思います。
karrimor カリマー リッジ 30 ミディアム シーグレー
- メディア: ウェア&シューズ
ちなみにザックの中に新しいカメラ「SONY α7RⅣ」も入ってます。
このカメラ、今回が登山初導入となるわけなのですが果たして問題なく使えるのでしょうか?
レンズは欲張らず一本だけ、
今回携行したレンズは「SONY FE 24-105mm F4 G OSS」です。
ソニー SONY フルサイズミラーレス一眼 α7RM4 ボディ ILCE-7RM4
- 発売日: 2019/09/06
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ソニー SONY ズームレンズ FE 24-105mm F4 G OSS Eマウント35mmフルサイズ対応 SEL24105G
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須山登山口歩道から
駐車場から歩いてすぐのところに今回のスタート地点となる、
「須山登山口歩道入り口」があります。
前回もここから登りましたが今回もここから入っていきます。
多分ここが一合目になってるはず。
雪もなくただひたすら冬の森が続きます。
しばらく道は写真のような感じでとても歩きやすいです。
一合五勺
歩くこと数十分で「一合五勺」に到着。
実は富士山周辺には様々な散策ルートがあり、
途中このような分岐点がいくつもあります。
何処も似たような感じなので、
事前のルート確認をしっかりとされることをおススメします。
進む道はこんな感じでなんだか元々川だったようなそんな雰囲気。
もしかしたら溶岩が流れたあととかなんですかね?わからないけど。
しかし雪が少ない…。
この辺り非常に登山ルートがわかりづらいところがいくつかありました。
写真のようなきちんとした印も用意されていれば、
目を凝らさないと分からないような場所もあったため結構苦労しました。
お出かけの際は十分にご注意ください。
夏場でも山をあまり歩きなれていない方にはちょっと厳しい気がします。
一応この日は終日晴れ予報。
お日様も出てきて暑くなってきました。
しばらく進むとだんだんと雪の姿が。
とはいえアイゼンやチェーンスパイクをつけるほどでもないため、
そのまま進んでいきます。
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二合
ちゃんと見ないと見落としそうな表記ですが、
「二合目」まで来ました。
もうちょい主張してもいいんじゃないかしら?
二合目まで来ても変わらず雪は少な目。
アイゼンはおろかチェーンスパイクも必要無し。
御殿庭
歩くこと一時間しないくらいで「御殿庭」に到着。
どうやらこの辺りが御殿庭というとこらしいのですが、
雪のせいなのかいまいちよくわかりません。
とりあえず先へ進みましょう。
後を振り返るといつの間にか雲の上に来ていたことが判明。
標高高くなりましたがあまり寒さは感じなく、
動いていたためむしろ暑かったです。
ここからしばらくは樹林帯の中を進むのであまり風の影響も受けませんでした。
御殿庭中
「御殿庭下」に到着。
標高は1980m、あと少しで2020mや…。
そんなこと考えましたが数分で忘れました。
ここは比較的大きな分岐点となっていて、
ここから御殿場方面にある「二ツ塚(二子山)」へと行くことが出来ます。
こちらもきれいな景色が広がってるそうなのでそのうち行ってみたいですね。
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御殿庭下(三合)
あまり見どころもなく進むこと数十分、
「御殿庭下」に到着です。
ここも御殿場方面への分岐点となっています。
この先、進んでいくと樹林帯も終わりかつ斜面が出てきます。
アイゼンをつけるのであればこの辺りがおススメかも。
しばらく進むと先行者の方の姿が。
荷物が多めで結構大変そうでした。
追い抜き際にお話し聞くと同じく宝永山を目指しているとのこと。
お話後、どうぞお気をつけてと挨拶をして先へ進ませていただきます。
そして進むこと数分…いよいよ木々が少なくなり視界が開けてきました。
目の前には富士山の姿、
青い空を目の当たりにしてテンションも上がります。
振り返るとそこには絶景…と思いきや、雲で隠れてしまっています。
天気予報では終日晴れ予報とはいえ先の天気がやや心配になってきました。
途中で引き返すことも考慮しつつ無理せず行けるところまで進もうと思います。
御殿庭上(三合五勺)
登山道看板にひっそりと「三合五勺」の表示。
この辺り雪も新しいのか進むごとに結構埋まっていきます。
とはいえワカンを使うほどでもないため、
そのままつぼ足でズボズボと進んでいきます。
この辺りから登りもやや急に。
…とはいえ一昨年と比べると圧倒的に雪が少ない。
以前はこの辺り真っ白だったのですが、
今年はところどころ地面(石)が見えている状態でした。
視線を右にずらすと目的の「宝永山」の姿。
こうやって見ると近くに見えますね。
でも実際はこの辺からだとコースタイムで約一時間半くらいの距離があります。
裾野口四合
登り終えた先に「四合目」を記す看板。
この近くに木製のタイプもあったのですが、
風や雪にやられたのか倒れていました。
確か一昨年も倒れていたような…?
もしかしたらわざと倒しているのかも?
進む宝永山方面を望みます。
よーく見ると先にお二人の先行者の方の姿。
とはいえその姿なかなか小さく、
ああ結構距離あるんだと実感させられます。
この辺りでアイゼンやハードシェルなどの冬装備を装着しました。
とはいえ、もしも上が爆風だったら…と考えると、
下の樹林帯で済ませたほうがよかったですね。
装着タイミングの見極めミス、反省です。
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宝永第二火山緑
「宝永第二火山緑」までやってきました。
ここは一昨年に来た時悪天候により引き返した場所。
その先はというと…登り。
宝永山に行くにはこの登りを登り切り、
そこから横にトラバースして進んでいきます。
まだ登るのね。
ちなみにここから左に進むと富士宮口の入り口である、
富士山五合目に行くことが出来ます。
冬はどんな風になってるのか気になるので、
こちらもいつか行ってみたいですね。
宝永第一火山緑
下から見たらなかなかしんどそうだな…なんて思っていたのですが、
いざ登ってみるとそんなこともありませんでした。
今回は荷物が軽いからサクサク進めたような印象があります。
やっぱ背負う重量って大事ですね。
この辺りから周りの視界が悪くなったり晴れたりと、
急にコロコロ変わり始めました。
撤退も考えつつ先へと進みます。
今回一番緊張したのがこのトラバース。
上の宝永第一火口縁の少し上から爆裂火口方面へと少し降りたあとは、
このようなトラバースを進んでいくのですが…ここが怖かったです。
滑ったらそのまま火口の中に吸い込まれてしまいます。
焦らずゆっくり進んでいきます。
緊張のトラバースをクリアした後はなだらかな下り。
何かしらの看板が雪で埋まっていました。
一体なんて書いてあったのかが超気になる…。
宝永第一火口
火口の最下部…なのでしょうか?
「宝永第一火口」に到着しました。
さわやか県民の私、天気がいい日はほぼ毎日この富士山を見ていますが、
ここに来るのは生まれて初めてです。
アイスクリームをスプーンでえぐったようなあの火口にいるのか!
と考えるとちょっと胸が熱くなりました。
ほんのちょっとね。
周り見渡すとベンチがいくつか用意されていました。
てっきり火口の中は岩だけかと思いきやこんなものがあるとは…
しかもお弁当とか食べられちゃうじゃん。
対したことじゃないけど驚きでした。
ちなみに視界は相変わらずよくなったり悪くなったりの繰り返しです。
ここから先はというとこんな感じ。
どうも夏時期は2ルート(折り返しと直登?)があるようですが、
先行者の方たちは折り返しを進んだようです…ってそりゃそうですよね。
距離は長くなりますが私も同ルートを進むことにしました。
しかしこの登りがなかなかつらい…。
途中、一瞬風も強く吹いたりと、足を止める場面もしばしばありました。
とはいえそれも一瞬、その後急に風もピタリとやみ視界も急激に開けてきました。
よしよしとと山頂目指し進んでいきます。
あと少し…ですがなかなかつらい。
この辺りやはり雪は少なく地面が見えていました。
風が強くて積もりにくいのもあるのかもしれません。
とはいえアイゼンしていたので横の雪を進んでいきました。
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宝永山山頂
そして…やりました、「宝永山」に登頂です。
視界が開けたりガスッたりの繰り返しでしたが、
到着したときには何とか富士山を拝むことが出来ました。
しかし…
下界方向はというとこの有様。
残念ながら一度も景色を見ることが出来ませんでした。
今回登山初導入のSONY α7RⅣについて
ザックの中から「SONY α7RⅣ」を取り出し写真を撮り始めます。
え?道中使ってなかったのかって?
いやね、登山に集中してそれどこではなかったんですよ。
ちなみにここまでの写真の殆どはRICOHさまにお借りしている「RICOH GRⅢ」で撮影しています。
この環境全く問題なく使用でき、また手袋をした状態でも操作が出来たのですごく重宝しました。
これもしかしたら意外とアウトドアにも向いているのかもしれません。
ちなみに「SONY RX100M5A」は寒さに非常に弱くてすぐ電源落ちてしまいます。
こちらは冬時期はダメそうです。
「RICOH GRⅢ」オンリー登山の様子はこちら。
私的には登山との相性すごくいいように思います。
RICOH デジタルカメラ GRIII GRIII APS-CサイズCMOSセンサー リコー GR3 15041
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ソニー SONY コンパクトデジタルカメラ サイバーショット Cyber-shot DSC-RX100M5A
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で、話戻って今回初導入の「SONY α7RⅣ」についてですが、
今回この環境でも特に問題なく使用することが出来ました。
とはいえ今回はいつもの速射ケースに入れてかつザック内に収納していたので、
あまり寒さの影響を受けていなかったのもあるかもしれません。
冬の環境ではサブ機「SONY RX100M5A」は頼りにならない&「RICOH GRⅢ」もそろそろお返ししなければならないため、
次からはいよいよ「SONY α7RⅣ」を本格稼働させることになりそうです。
αの堅牢性や耐寒性能など気になる方もいらっしゃるかもしれませんので、
使用感などについては随時お送りしていければと考えています。
まぁ、その前に設定を追い込んで行かなかったせいで、
今回はあれこれ初歩的なミスばかり犯してしまいました…。
また使い手とのシンクロ率もまだまだ低いため早めに慣れるよう使って行きたいと思います。
あと温度計忘れて何度だったかわからなかったので次はちゃんと持ってきます。
下山開始
もう少しあれこれと遊びたい気もありましたが安全を考え、
5分程度滞在した後下山を開始します。
そしてそれと同時に富士山方向の視界も悪くなり、
これ以降富士山の姿を見ることはありませんでした。
ちなみに帰りは下山に集中していたため宝永山周辺での写真はほとんどありません。
行きと逆順です。
いそいそと歩いて「御殿庭中」まで戻ってきました。
樹林帯のまで来て一安心、ここでアイゼンなどの冬装備を外します。
とはいえ今度は空の様子がなんだか不穏な感じに…。
チェーンスパイクに切り替えて再び急いで下山します。
下山
約一時間程度で無事に「水ヶ塚駐車場」まで下山しました。
これにて本日の登山は終了、お疲れさまでした!
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2020年も登山はじめました
2020年の登り始めの宝永山登山でした。
道中は一昨年よりも明らかに雪が少なかったのは驚きです。
とはいえアイゼンやピッケルなどの冬山装備は必要なので、
お出かけになる際は必ずお持ちください。
これ以外にも富士山周辺は面白いところがあるようです。
冬山登山のリハビリやとりあえず装備を背負って歩いてみたりするにはいいかもしれません。
ただしルートが非常に分かりにくい箇所がいくつもあるので、
事前のルート確認などをお忘れなく。
同ルートは二回目でしたが今回も立ち止まってルートを確認した箇所が何個かありました。
ちなみに携帯電話についてですが、
今回のルート上ではほぼすべての場所で使用することが出来ました。
(Docomo回線利用のMVMO)
この辺りは特に季節に関係なく使えるみたいです。
ということで私の2020年の登山が幕を開けました。
どうも今年はいろいろとやってみたいことがあり、
今からすでにワクワクしています。
とはいえまずは安全第一、
無理や怪我などないように活動出来ればと思います!
それでは皆様良き山行を!