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登山やカメラなどなど

【登山】冬の始まり感じる「竜ヶ岳」にRICOH GRⅢと登ってきました!

久しぶりに登山に出かけてきました。
出かけたのは山梨県にある、竜ヶ岳です。
そんな今回、なんと大人気の「RICOH GRⅢ」がゲストで登場!
突然登場したこのカメラ、果たして登山での使い勝手は如何に?
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今回の行程

11/30(土)
天気…晴れ
登山人数…一人

本栖湖キャンプ場
 ↓
周遊歩道分岐
 ↓
竜ヶ岳登山口
 ↓
ベンチのあるちょっと広い場所
 ↓
東屋
 ↓
周遊コース分岐Ⅱ
 ↓
竜ヶ岳山頂
 ↓
(逆ルートにて下山)

www.movescount.com




一ヶ月ぶりの登山は「竜ヶ岳」へ

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早いものでもう12月、今年も終わりじゃないですか。
ホント一年経つのって早いですよね。
そんな先日、久しぶりに登山へと出かけてきました。
今回出かけてきたのは山梨県本栖湖湖畔にある「竜ヶ岳」という山です。

当初は冬山装備を引っ張り出して八ヶ岳周辺へと行こうかと思っていたのですが、
いかんせん約一か月ぶりの登山となるとどうにも勝手をわすれてしまっておりまして…
これは取り合えずリハビリしとかなあかんぞ!ということで近場のこの山を選んだというわけです。

そして実は今回はもう一つ目的が。
実は今、こんなカメラが私の手元にあるんです。




RICOH GRⅢを知ってるかい?

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ということでこちらのカメラ、皆さんご存じですよね。
リコーイメージング株式会社から発売されております「RICOH GRⅢ」というコンパクトデジタルカメラです。


今年のCP+ではかなり話題になったこの機種。
そんなGRⅢリコーイメージングがお貸しくださりまして、
今私の手元にあるというわけなんです。
お借りしてからまだ半月程度なのですが評判通りすごく楽しいカメラですね、この子。
しかもメッチャきれいに撮れて…なるほどこりゃ人気なわけだと実感しとります。


で、お借りして間もなくは普段の生活の写真などを撮影していたのですが、
ふと(このカメラ、もしかしたら登山にも向いてるんじゃ…?)というように思うようになりました。
そして丁度今回の竜ヶ岳登山、これは持ってくしかないでしょ!


そしてなんと今回は私史上初、デジタル一眼レフを置いて登山に挑んできました。
これは単純にGRⅢをじっくり使ってみたかったからなんですが、
いやはや、軽いとこんなに違うのか!と衝撃を受けてしまいました。
となるとなおさらミラーレスへの移行を…(ry
まぁそんな話は置いておいて、
今回のブログ掲載写真はこのGRⅢで撮影した写真と共にお送りいたします。


この記事がこれからカメラを買おうとお思いの方の参考に少しでもなれば幸いです。
(※以下、写真に注訳ないものはすべてGRⅢでの撮って出しとなります。)


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竜ヶ岳へ向かうぞ

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当日、朝5時に自宅を出発。
本当はもう少し早く起きて星を撮ろうと思ったのですが起床に失敗。
どうも寒くなるとダメですね…。



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とはいえ今回の目的地である竜ヶ岳は山梨県とはいえ静岡県との県境付近の山。
そのため我が家からも近く、
パンなど齧りつつ朝の通販番組をチラ見しながら車を走らせればあっという間についてしまいます。
ふと外を見たら日が登り始めてきましたので車を止めてGRⅢを片手に外へと出てみました。


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※Raw現像しました(GRⅢで撮影)

富士山と倉庫的なものを一枚。
一日の始まりです。


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実は最近忙しくてこうやって外にカメラを持ちだすのも本当に久しぶりでした。
やはりどんなカメラでも写真を撮るのは本当に楽しい。
いろんなところで止まっては撮影を繰り返してしまいなかなか目的地に着きません…。
いかん、そろそろ行かないと。




最寄りは本栖湖キャンプ場駐車場

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いろんなところに立ち寄りながらも本栖湖キャンプ場」の駐車場に到着。
こちらが竜ヶ岳登山口最寄りの駐車場となっています。
昨年の一時期間は使用できなかった記憶がありましたが、今回は普通に利用できました。
なお料金等も無料です、太っ腹。



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到着時の気温は「-3度」
寒いっす。


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外に出ると駐車場にある水たまりも凍っていました。
ブログ掲載用にとGRⅢで一枚。
何気ないものもGRⅢで撮るだけでそれっぽく見えるような…
不思議なカメラです。



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今回は日帰り登山ということで小さめザックの「カリマーリッジ30」を背負ってきます。


普段であればNIKON D850とレンズ、それに三脚などが入るわけなのですがそれがない。
となると気になる重量はなんと6㎏!
背負ってみると逆に忘れ物があるんじゃないか?と思うくらいの軽さでした。
とはいえ今までずっと登山の時に連れて行ったカメラがないというのはちょっと寂しいような不安なような…
GRⅢさん、よろしくお願いします。
ちなみにNIKON D850がいない以外はいつもと同じ装備、
動画用にSONY RX100M5AOSMO ACTIONなどは携行しています。

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登山開始

本栖湖キャンプ場駐車場~周遊歩道分岐

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支度を済ませていざ出発。
しばらくはキャンプ場内を進みます。



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やはりゆるキャン△効果なのでしょうか?
結構キャンプしている人がいらっしゃいました。
こちらのキャンプ場は車中泊もいいみたいです。
ちなみに本栖湖を挟んだ対岸にはマンガでも登場した「洪庵キャンプ場」があります。
あちらはさらに人気なようで、週末とか引くレベルでテント立ってることもしばしば。




周遊歩道分岐~竜ヶ岳登山口

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キャンプ場を通り過ぎ、道路を渡れば「周遊歩道分岐」に出ます。
ちなみにこの名前は正式名称ではなく私が勝手につけた名前なのでご注意を。
ってなんかいるんだけど?



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「やせいのアルパカがあらわれた!」

何故こんなところにアルパカのぬいぐるみが…?
しかもかなりきれいで最近現れた感があります。
少し恐怖を感じつつもGRⅢで記念撮影。
一体なぜ…?




竜ヶ岳登山入口~ベンチのある開けたところ

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※この写真はOSMO ACTIONにて撮影した動画から切り出しました。

先ほどの分岐から歩くこと数分で「竜ヶ岳登山道入口」に到着。
ここからが登山の始まりです。
スタートから次のポイントまではほぼ登り、
そこまで急ではないとはいえ焦らずに登りましょう。



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途中に倒木を発見。
これ以降も何本かの木が登山道を塞ぐような形で倒れていました。
一部にはう回路なども見受けられましたのでお出かけの際はご注意ください。



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しばらく進むと雪が登場。
これからの季節、チェーンスパイクやアイゼン等の冬装備の携行をお忘れなく。
今回の竜ヶ岳も低山とはいえそれに変わりありません。
以前、つるっつるで何度も転んでいた方の姿をお見かけしました。
どうぞ装備は十分にお出かけください。
(ちなみに下山時私も思いっきりすっころんでお尻をやられました、痛いです。)



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※Raw現像しました(GRⅢで撮影)

登り切れば「ベンチのある開けたところ」に到着。
何度も登ってますが正式名称がいまだわからず。
こちらからは富士山も眺めることが出来るので休憩にはちょうど良いスペースとなってます。




ベンチのある開けたところ~東屋

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※OSMO ACTIONから書き出しました

先ほどの場所から先へと進むと少しだけ下り坂に。
この辺りは雪などありませんでした。



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※Raw現像しました(GRⅢで撮影)

とはいえしばらく進むと再び雪が登場、そして富士山。
ここ数日の富士山はホントキレイで毎日見ている静岡県民でもテンション上がるくらいです。
富士山見るならホントこの山おススメです。



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※Raw現像しました(GRⅢで撮影)

「東屋」に到着。
ここは目の前に富士山が見られるまさに絶高のロケーション。
休憩するならこちらの方が私的にはおススメです。




東屋~周遊歩道分岐Ⅱ

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※OSMO ACTIONから書き出しました

東屋からは再び登り。
とはいえこちらは直登…というわけではなく右に行ったり左に行ったりを繰り返す階段のような感じになっています。
しかしながらこれ以降はほぼ全域で富士山を見ることが出来るので富士山好きにはたまらないかも。
富士山以外にもすそ野に広がる風景を眺めながら登れるので飽きることなく進めるはずです。



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あっという間に分岐へ到着。
ここからは先ほど下にもあった「周遊歩道」へと出ることが出来る分岐があります。
しかしながらこちらはあまり日も当たらず、また一度通ったときは結構斜面だった記憶があります。
なにより樹林帯となるため眺望もよくないので私的にはあまりおススメしません。
これからの時期に進まれる際にはご注意ください。



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分岐の後ろにも富士山。
こんな感じでほぼ全域で富士山をまるっと拝めることが出来ます。




周遊歩道分岐Ⅱ~竜ヶ岳山頂

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分岐を通過後は急な登りなどはありません。
しかしながら笹が生い茂っているせいか足元の雪が解けずに残っている個所が多くありました。
朝方は凍って滑りやすいかもしれませんのでご注意を。



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途中、雪がふさふさとした毛のようになっているところを見つけました。
GRⅢでピント合うかなと思ったのですが無事に撮ることに成功。
ただしピント合わせに苦労して結局カメラが決めてくれたところになってしまったのは残念です。
なかなかピント合わせるのに苦労することが多かったような…。



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とまぁそんなこんなで進んでいけば…



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※Raw現像しました(GRⅢで撮影)

無事に「竜ヶ岳山頂(1485m)」に到着です。
ここまでの所要時間は約2時間。
低山ながらも道中の眺望抜群でホントよい山です。


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※RX100M5Aから書き出しました

山頂は思いのほか雪が残っていました。
雪の下は確か芝生だったので夏場などは座って食事など出来るのですがこの季節はちょっと厳しいですね。
ベンチとテーブルが三セット用意されているので、
空いていればそちらをご利用されたほうがよいかと思います。


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今回はあまり動いていないので正直お腹は全く空いていなかったのですが、
途中のコンビニで以前人気のあまり売り切れとなってしまったらしい、
カップヌードルの味噌を発見してしまい思わず購入してました。

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どうせ食べるなら山の上で食べたほうがおいしいだろうとここで食していくことに。
今シーズン初の山専ボトル登場です。



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食べてみたのですが、あまり味噌感ないというか…まぁ美味しいね。
やっぱカップヌードルはシーフードだよね、うん。


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※FDR-X3000にて撮影

その後も山頂にはひっきりなしに人がやってきました。
やはり10時以降は山頂が混雑するような…そんな印象です。


下山

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山頂でダラダラと過ごした後は元来た道を戻り下山します。
下山の際も富士山をこれでもかというくらい見ることが出来ちゃいます。
この後、約一時間程度で出発地点の本栖湖キャンプ場駐車場」に到着、
無事に登山は終了となりました。
お疲れさまでした!



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山でGRⅢを使ってみた感想

さてさて、ここからはGRⅢを使ってみて、私が思ったことなどを書いてみたいと思います。


①電源ON/OFF操作での反応がすごく速い

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いろんなところでも言われていることなのですが、
やはりその起動スピードは驚くほど速いです。
電源を入れて1秒ちょいでもう撮影に入ることが出来る点はすごく魅力的に感じました。
山だと突然シャッターチャンスがあったりすることもありますからこれは便利ですよね。
また、同様に電源OFFの時間も早いです。
やはり撮影後は素早く動き出したいわけでこういうレスポンスの良い反応はすごくよいなと思いました。


②写り綺麗

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※Raw現像しました(GRⅢで撮影)

有効画素数2424万画素のAPS-Cセンサを搭載しているGRⅢ
ホント写りがきれい。
撮影した写真を見てびっくりしちゃいました。
私の手元にはSONY RX100M5Aやがあるのですが、こちらは1インチセンサ搭載機。
撮って出しの絵をPCディスプレイで見るとむむむ…なんて思う時もある(それでも十分綺麗)のですが、
GRⅢはそんなことを感じることはほとんどありません。
この二機種で写真に重きを置きたいのであれば間違いなくGRⅢをおススメします。
SONY RX100M5Aやは動画も撮りたい方向けですね。


③軽い

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GRⅢの重量はなんと259g
スマートフォンより少し重い程度の重量となってます。
写りも良くて起動も早くて何より軽い…どうです?すごいですよね!



…とまぁここまではGRⅢの評判の良い部分を復唱しているだけですよね。
でも実際に使ってみてなるほど確かにと改めて実感しました。
ではここから私が山でも使えるかも!と思ったポイントをご紹介していきます。




GRⅢが山でも活躍できると思ったポイント

①手袋をしていても意外と操作できた操作ボタン

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私は夏山の場合、岩場や鎖場など以外ではあまり手袋をはめることがありません。
その理由はやはりカメラなどの操作がしずらくなるため。
NIKON D850の場合、ボディが大きいので操作部も大きくあまり影響はないのですが、
SONY RX100M5Aややアクションカムの場合はやはり操作部もコンパクトなため、
手袋をつけての操作で不自由感じることも多くありました。


今回、手袋をはめてGRⅢを使ってみたのですが思いのほか快適に操作することが出来ました。
シャッターボタンは楕円形状の為押しやすいのはもちろん、意外だったのは電源ボタン。
SONY RX100M5Aやよりも立体感があるせいか手袋をつけていても全く問題なく操作できました。


また各種設定を行う十字カーソル部分や絞り操作を行うダイヤルも特に問題なく、
アウトドアでの操作性も意外に良かったです。


ただし、露出補正を行う「ADJ」レバーがやや出っ張りすぎているのか、
気が付いたら露出補正が大幅に変更されてしまっているということが何度かありました。
またこの部分、結構引っ掛かりやすいので思わぬ破損などがないかやや不安に感じます。
とはいえ全体的に手袋をはめての操作が可能、これは登山でも生かせるのではないかなと思います。



②モバイルバッテリーからも充電できる

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GRⅢのバッテリー持ちについてですが、正直そこまで良くないように思います。
今回、RAW+Jpegにて約360枚(計約720枚ほど)と15秒ほどの動画を撮影したのですが、
自宅に戻り起動しながらプレビュー表示させていたところでバッテリーが切れてしまいました。
おそらくSONY RX100M5Aやと同等程度の持ちかと思いますので登山時は予備のバッテリーを携行したほうがよさそうです。
とはいえこのバッテリーというのもなかなかお高い…。


そんな時、GRⅢモバイルバッテリーから充電することが可能です。
GRⅢはUSBタイプCに対応した端子が用意されており、これを利用することによりモバイルバッテリーからの充電が出来てしまいます。


例えば泊まりの登山の際、テント又は山小屋にて就寝時などにバッテリーから充電しておけば、
翌日また万全の状態でGRⅢを使うことが出来ます。
私の持つ機器ではこれが出来ないので代わりにバッテリーを多く持っていくのですが、
まぁこの管理も大変でして…。
これが出来るの出れば予備バッテリー数も減らすことが出来るので便利な機能かなと思います。



③カードを忘れても約40枚くらい写真が記録できる!

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そしてこれはいいねと思ったのがこちら。
実はGRⅢ、本体には約2GBの撮影記録領域が確保されています。
どういうことかといいますとなんと記録メディア(SDカード)を入れ忘れても撮影出来ちゃうんです。


たまにTwitterとかでも「カメラ持ってきたけどカード忘れた」なんて書き込みを見ることがあります。
折角カメラ担いで山に登ったのに写真撮れないとか悲しすぎる…。
でもGRⅢなら大丈夫、そんな時でも写真を撮ることが可能です。
枚数については設定などにもよって変わりますが、RAW+JPEGで大体40枚くらい撮れます。
枚数制限があるとはいえ撮れないよりかは助かりますよね。
もちろん、忘れないに越したことはありませんがいざという時にはこの機能が役に立つはず。




④寒くても意外と使えた

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最後は完全に検証したわけではないのですが…
今回竜ヶ岳に登る前にSONY RX100M5Aやにて動画を撮影したのですが、
この時満充電のバッテリーが一瞬で終了してしまいました。
この原因はおそらく寒さ。
これによりSONY RX100M5Aやの冬山登山時の出番はほぼ0となることが確定しました…。


で、GRⅢはどうかというと不思議なことに全くそんな兆候なく、
自宅に帰るまで元気に使用することが出来ました。
もしかしたら意外と寒さにも強いのでは…?なんて思っています。
こちらはもう少しいろんなシチュエーションで使わせていただければと考えてます。




GRⅢのちょっと気になる点

ここまでかなり好印象のGRⅢですがやはり少し気になる部分が…

AFがちょっと…

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一番気になるのがAF性能
ネットでも言われているのですが確かにAFはちょっと弱っちいですね…。
今回撮影した写真のほとんどでオートエリアAFを利用したのですが、
AFで迷ってしまい時間がかかるなんてことも多くありました。
暗いところは仕方ないとはいえ、室内だとなかなか苦労することもしばしばあり、
もう少し頭良いと嬉しいかなと感じます。


タッチパネルにてピントを合わせたい位置にタッチすると選択できるのですが、
登山中は手袋をはめての操作だったのでそれも利用できませんでした。
この登山の後に気が付いたのですが「追尾AF」を使用し、
ントを合わせたい位置を追尾しながら絵を決める…
という撮影方法がなかなか使い勝手良いように感じました。


またMFも選択可能なのですが…慣れが必要です。
とはいえこのカメラはそういうカメラではないのでしょうね。



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しかしながらそれ以外の点については特に気になるところもありません。
まぁ太陽光下での背面ディスプレイが見ずらいなんてこともあるのですが、
なにやら「アウトドアモニター」なる機能があるらしいです。
この辺りはまた外で使ってみたいと思います。
ともあれ評判通りの良きカメラであることは間違いなそうです。


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こんな人にいいかも!

写真初心者の方にもいいのでは?


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ということで私なりにGRⅢを使ってみての感想などを書かせていただきました。
使用するまでは「GR=玄人向け」のようなイメージがあり果たして無事に記事書けるかなと不安だったのですが、
実際に使ってみるとそんなことなく、
むしろあまりカメラを持ったことのない方にもおススメできるのではないかなと感じました。


重量軽くて起動素早くなおかつきれい…これってスマホと共通ですよね。
「より綺麗な写真を撮りたいけど大きなカメラを持ち歩きたくない…」
という方も中にはいらっしゃるはず。
そういった方にはまさにぴったりなカメラなのではないかなと思います。
AF性能はちょっと…だけどコツさえつかめば仲良くなれるはず。


また、写真にハマっていくといろんな撮影方法やテクニックを知り、それを試してみたくなるかと思います。
エントリークラスなどのデジカメの場合はそれらには対応できるスペックを備えていないために買い替えなければなりませんが、
GRⅢの高い性能であればそれらにも対応することが出来ることが多々あるかと思います。
このカメラで写真の基礎をしっかりと学んでミラーレス一眼やデジタル一眼レフの世界に入るのもいいのではないかなと私は考えました。
いきなりレンズ交換式買うとその重量や替えのレンズ持ってくのが嫌になって辞めちゃうなんて話よく聞きますからね…。
実際昔の私もそんな感じで交換レンズを持っていくのが億劫になった結果、
フォーサーズの一眼レフを全然使わずに売却したこともありました。
機動力ってホント大事です。


また、GRⅢはとても人気のある機種です。
仮にミラーレスやデジタルの一眼レフに移行した際に下取りに出しても、
他のカメラよりは良い金額になるのではと思います。
それを元手にステップアップする…なんてのもよいのではないでしょうか?
まぁ、お借りしといてこんなこと言うのもアレですが…
もちろん、サブ機として手元においてもいざという時には助けられることもあるかと思います。
カメラ性能だけではなくいろんな面からその評判の良さを実感しました。


また上に書いた通り登山でも大活躍できるカメラです。
ちょっとお値段はお高いのですが…手軽にきれいな写真を撮りたいって方にはおススメの一台です。
まだあと一か月間ほどお借りできるとのことなのでもう少しいろんなところに連れ出したいと思います。
GRⅢ、いい感じです。