最近SNSなどで渓谷に流れる「滝」の写真をよく見かけます。
涼しげな川と眩しいくらい青々とした新緑…
いやはやこりゃさわやかではありませんか。
そんな写真を私も撮りたい!と思い今回は伊豆にある「滑沢渓谷」に出かけてきました。
マイナーだけどとてもいいとこなのでちょっとご紹介します。
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マイナーながらもいい感じの伊豆「滑沢渓谷」
ということでやってきたのは静岡県伊豆市になる「滑沢渓谷」です。
ここ滑沢渓谷は伊豆半島の丁度中央くらいに位置しています。
このあたりというのは以前はアクセスもよくありませんでしたが、
最近では「伊豆縦貫道」という最終的に伊豆を南北に縦断する道路が開通したため大幅に改善されました。
友人曰くこの道路のおかげで伊豆へ来る人も増えた…らしいです。
現在はまだ天城峠で有名な天城の手前にある「月ヶ瀬」までしか開通していませんが、
最終的には下田市までつながるとのこと。
これが完成したら伊豆がかなり近くて便利になりそうです。
ただ、この先に待ち受けるはあの有名な「天城峠」。
ここからは難工事が予想されているらしく、完成はまだまだ先のことだそうです。
下田までつながれば海での日の出撮影も捗りますので開通が今から楽しみです。
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車は道の駅「天城越え」に停めよう
さてこの滑沢渓谷に入る前の注意点ですが、ずばり駐車場がありません。
以前は近くに停めることが出来たのですが、
最近は工事車両の往来が激しいらしく基本的には近隣への駐車は禁止されています。
近くには駐車禁止の看板がこれでもかと立てられているあたりから察するに何回もトラブルになっているみたい。
そのため散策をされるのであれば近くにある道の駅「天城越え」に停めることをおススメします。
実際付近に建てられた看板にもそのように書かれていました。
距離はちょっと遠くなってしまうけど、
滑沢渓谷の絶景をゆっくり安心して楽しむためにもこちらをご利用ください。
あ、ちなみにゆるキャンの最新刊でも登場していた「わさびソフトクリーム」がここでも楽しめるよ。
車も止められるし、お土産物買えるし、こりゃ一石二鳥だね。
渓谷までの道もいい感じ
道の駅天城越えからはハイキングコースが設定されています。
このハイキングコース、木々の中を通るようにルートが設定されており非常に気持ちよく歩くことができます。
ちなみに近くを通る国道414号線は片側一車線かつ交通量も多く、
また歩行者のことなど全く考えられていない昔ながらの作りのため歩くのは危険です。
大きなトラックも頻繁に通行する道路なので歩く際はこのハイキングコースを利用されるほうがよいかと思います。
自然の中をのんびり歩くこと数十分で到着しました。
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写真を撮ろう
この滑沢渓谷は南から北に向かって川が流れています。
渓谷とは言ってもそこまでごつごつとした感じではなく、比較的歩きやすいかなといった印象です。
とはいえ歩きやすい靴にてお出かけくださいね。
この日は南側に狙いを定め、よさそうなところを見つけさっそくカメラを取り出します。
今回使用した機材はこちら。
最近はこの「TAMRON SP 15-30mm F2.8 Di VC USD (A012)」ばかりを使っています。
お値段お買い得だし写りもよいし、このレンズはホントにコスパ高いですよね。
なんでも後継機である「TAMRON SP 15-30 F/2.8 Di VC USD G2 」はさらによいレンズという噂。
デザインも後継機のほうがかっちょいいし、実はひそかに気になってます。
でも今Fマウントレンズって正直なかなか買いづらいよね。
むしろEマウントが気になる…。
なんやかんやで撮影したのがこちら。
丁度太陽が傾き始めていて水面に光が反射しちゃってました。
私はまだ角形のPLフィルターを手に入れておらず、
こういうときに対応できなくて悔しい思いを何度もしてるんですよね。
なのでいい加減買おうと思うのですが…
これがまぁなかなかお値段がお高いからなかなか踏ん切りがつきません。
これから角形買おうとされている方、
こうならないためにも思い切って最初からフルセットで購入したほうがいいですよ。
#osmoaction #leofoto pic.twitter.com/AoshvPeHyu
— 市川 (@memo_1kawa) 2019年5月20日
撮影の様子はこんな感じです。
Leofotoの三脚は分解が容易なのでこのようにガンガン水につけても大丈夫。
毎回家に帰ったら足をすべてバラしてあげて乾かしてあげてます。
メンテナンスが容易なのもお気に入りの点の一つ。
実は今回、私の尊敬する写真家の先生が川の中に入り構図を探されていたのを拝見し、
私も試してみたくて長くつを持参して真似させていただきました。
もちろん私の腕では先生のようには撮れないわけなのですが…。
長靴を履いているとはいえこれがまぁ足先が冷えること冷えること。
どうやら普通のゴム長靴ではアカンようです。
調べたら長靴もいろんなタイプがあるんですね…。
さらにこの水の上で三脚に立てたカメラの角形フィルターを交換ともなれば、
もうドキドキハラハラ超エキサイティン。
カメラが倒れぬか、角形が落ちぬかともう緊張しまくり。
一人でしたが「うわーこえーよー!」とかいいながら盛り上がってました。
完全にやばいやつですね。
なんて調子に乗ってはしゃいでいたら、
このあとお気に入りのNIKON純正レリーズ「MC-30A」が水没しました。
悲しいです。でも使えてます。
別な場所での一枚。
やっぱりPLフィルターが欲し…(ry
こんな風に面白い箇所がたくさんあるので写真撮影が捗ること間違いなしです。
この日はあまり時間が取れませんでしたがそれでも楽しく撮影することが出来ました。
次回はもう少し時間を取ってゆっくりと写真を撮ってみたいと思います。
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滑沢渓谷はこれからの時期におススメ
伊豆の隠れた景勝地こと滑沢渓谷についてさらっとお届けしました。
比較的楽にきれいな景色を見ることが出来るこの渓谷はとてもよい撮影スポットではないかなと思います。
NDを試してみるのには最適な場所かなと私的には思います。
ただし土日の昼間や暑くなるこれからの時期は混雑しそうですね。
水がきれいなため川遊びをされる方もいらっしゃるかと思いますのでそのあたりを踏まえてお出かけください。
最近は撮影をめぐるトラブルが多くなってますのでご注意を。
どうせ撮るなら気分よく、周りにも迷惑かけずに撮りたいものです。
ちなみに私が訪れたのは日曜日の夕方でしたがこの日はガラガラでした。
なにより一番の注意点は駐車場です。
上にも書いた通り、近隣一帯は駐車禁止です。
道の駅の駐車場の利用が可能となっていますので必ずお守りくださるようにお願いします。
三脚や機材が重たいと思う方もいらっしゃるかと思いますがルールとマナーを守って楽しく撮影にお出かけくださいね。
今回は不完全燃焼だったのでまた近々再訪しようかと思ってます。
伊豆へお出かけの際はぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょうか?
おススメです!
しかし川を撮ると縦構図ばかりになってしまうのはなぜだろう…?