FTR

登山やカメラなどなど

人気のコンデジ「SONY RX100シリーズ」についてあれこれ調べてまとめてみました

f:id:Kyo_Ichikawa:20190315200801j:plain

先月購入したサブカメラことSONY製コンパクトデジタルカメラ「RX100M5A」。
あれから約1か月ほど経過しましたが相変わらず大活躍中です。
そんなRX100M5触っていてふと思い出したのですがこのカメラって旧モデルも併売されていて、
かつ見た目も全く一緒ということでぱっと見何が違うのかわからないんですよね。
ということで今回はそんなRX100シリーズ達を調べてまとめてみました。
今後購入をご検討されている方の参考になればうれしいです。

※恐ろしく長い記事になってしまいました、ごめんなさい。




スポンサードリンク


【更新内容】

2019年7月27日…RX100M7が発表となったため追記しました。
2019年9月17日…動画性能に関してYoutubeへのリンクを張りました。
2020年1月4日…メインカメラをSONY α7RIVへと移行しました。

難解極めるRX100シリーズ

私が少し前に購入したSony製コンパクトデジカメRX100M5A。

www.for-toru.com



普段はフルサイズ一眼レフを使っていますが、それを使うまでもないようなちょっとした撮影などの時にもきれいに写真を撮りたい!
という私のわがままを満たすために導入されました。
RICOH GRⅢの発売日ということもあり非常に悩みましたが、一応今後のことを考えて動画も撮れるこの機種をチョイス。
あれから約1か月経ちますがその出番も多く導入してよかったなって思ってます。


そんなRX100シリーズですが,その販売体系というのがこれまた珍しく新・旧モデルが併売されています。
前の機種が売られてるなんてよくあるじゃんよ?
と思われる方もいらっしゃるかと思いますがこのカメラは少し違うんです。
実は初代から6代目までのモデルが併売されているのです(一部生産完了もあり)。
試しにソニーが運営する直販サイト「SONY Store」のコンパクトデジカメの一覧を見てみるとお分かりになるかと思います。



f:id:Kyo_Ichikawa:20190428100534p:plain

…ね、本当でしょ?
右下にある初代RX100から始まり最新のRX100M6までのすべてのモデルが公式販売サイトから購入できるなんてこんな製品なかなかありませんよね。
何故このような販売スタイルなのかは不明ですが、我々ユーザーからしてみると自分に合ったモデルを選ぶことができ、
なおかつ古いモデルほどお値段もお買い得となりますので非常にうれしいことではあるんですよね。
本当に?って思った方はどうぞ下のリンクからご自身の目でご確認くだされ。


www.sony.jp





とはいえそんなRX100シリーズですがどうです?どれも一緒に見えません?
画像がちっちゃいから…とお思いの方もいらっしゃるかもしれませんのでここでさらに大きな画像を用意しました。
では初代RX100と最新のRX100M6の画像を見比べてみましょう。

f:id:Kyo_Ichikawa:20190412053721j:plainf:id:Kyo_Ichikawa:20190412053753j:plain

どうです?違いが判りますか?
ってかそもそもどちらがどちらのモデルなのかわかります?
正解は左が初代RX100、右が最新モデルRX100M6です。
これはわからんですよね…。


ただしその中身というのは実は機種によって大きく差があります。
またモデルによっての値段も違うため、自分の用途に合った機種を選定することが出来ればほかのカメラよりも安く手に入れられるかもしれません。
ということで今回はそんなSONYのRX100シリーズについてあれこれ調べてみました。
お悩みの方の参考になれば幸いです。


スポンサードリンク


Sony RX100ってどんなカメラ?

まず最初にSONYのRX100シリーズというのがどのようなカメラなのかを見ていきましょう。
SONYサイバーショットといえば皆さん一度は聞いたことありますよね?
実はこのRX100もサイバーショットシリーズの中の一機種なんです。


そんな初代RX100は2012年6月に発売されました。
このRX100の特徴を一言で表すと「コンパクトなのに高画質」
簡単ではありますがその内容を見ていきましょう。


1.新開発された1.0型 Exmor CMOSセンサーを搭載

f:id:Kyo_Ichikawa:20190316105738j:plain

一つ目は映像を記録する「イメージセンサ」。
RX100では従来のサイバーショットで使用されていたセンサの約4倍の大きさとなる大型の1.0型CMOSセンサーを初めて採用しました。
フルサイズなどと比較すると小さいけどコンデジの中だと1インチって大きいみたいですね。
このセンサというのは人間でいうところの「網膜」に当たります。
センササイズが大きければ大きいほど光をたくさん取り込むことが出来るため、画質や感度耐性も高くなります。
またセンサが大きいほどボケなどもきれいに演出することが可能となるのです。


RX100シリーズでは新開発されたExmor(エクスモア)CMOSセンサが使用されています。
従来機比較ではセンササイズが大きくなったとはいえそれでも1インチというサイズはやや心許ない…。
そんな不安を解消すべく、この新型センサ上にてカラムA/D変換とデュアルノイズリダクション処理を行いノイズを抑制するなど、
いわゆるセンサの弱点も克服すべく考えられているというすんごいセンサーなのです。



f:id:Kyo_Ichikawa:20190501075637j:plain

またこのExmorセンサは年月経つごとに進化していきました。
初代RX100で初搭載されたExmorセンサは2代目RX100M2からはExmor Rへ、
そして4代目RX100M4からはExmor RSセンサへと進化し最新機へと引き継がれています。
高画質化はもちろん、処理速度やDRAMと呼ばれる一時保管領域の搭載などにより、
より高画質にそして高速な処理を行うことが可能となりました。
このおかげでスーパースローモーションや4Kでの撮影が可能となったのです。


またRX100シリーズには「光学式手振れ補正」機能も搭載されています。
新開発されたジャイロセンサーが高精度にブレを補正、手振れが起こりやすいズーム時や撮影時などでもブレを抑えた撮影が可能となります。
特に動画撮影時のブレ補正力は強力で多くのYouTuberにも使用されています。
ただし使用すると画角が狭くなってしまうのがちょっと残念…。
とはいえこれは仕方ないですね。




2.F1.8 大口径ツァイス バリオ・ゾナーTレンズ搭載

f:id:Kyo_Ichikawa:20190316110624j:plain

どんなにセンサが良くともそれを映すレンズの質が悪ければ、きれいな絵を残すことはできません。
でも大丈夫、このRX100シリーズはセンサ同様レンズも妥協なきものが使われています。
RX100シリーズにて使われているレンズはツァイスの「バリオゾナー」の名を冠したレンズが搭載されています。
「名を冠した」…って言い方がなんか引っ掛かりますがそれでもきちんと考えて作られたレンズに違いはありません。


レンズ構成は7枚羽円形絞りを採用、開放時のF値は1.8(RX100M6はF2.8)と非常に明るいレンズとなっています。
これにより美しいボケ味や夜景撮影時の天候減もきれいに表現することが可能です。
またRX100シリーズはすべて光学式ズームレンズを採用しています。
デジタルズームとは違い画質の低下なく解像感を保ったままでの画角変更が可能なため非常に実用的。




3.高速なAF(オートフォーカス

f:id:Kyo_Ichikawa:20190316111442j:plain

「高速なAF」も売りの一つです。
初代RX100では最速約0.13秒の高速AF速度を実現しています。
またカメラが苦手な暗い場所などでも素早く被写体にピントを合わせることが可能となっています。
被写体が止まっていようが動いていようがきちんと仕事をしてくれる非常に頼もしいAFです。
しかもこれがまた最新機種になるにつれ高速になっていきました。
現在発売されている中で最も最新機種であるRX100M6ではなんと0.03秒という超高速なAF合掌を実現。
その使い勝手はどんどんと増しています。




4.所有欲を満たす高品質なアルミボディを採用

f:id:Kyo_Ichikawa:20190315200801j:plain

いくらコンパクトデジタルカメラとはいえ、これだけこだわっていたらきっとサイズも大きく…ないんです。
いつでも持ち歩けるために小型・軽量を追及した結果、なんと101.6 x 58.1㎜のサイズを実現しました。
ただし厚みはモデルによって異なりますがそれでも極端に変わることはありません。


また合成と質感にこだわった結果採用されたのはアルミボディ。
この質感がとてもよく所有欲を満たされます。
そのほかのボタンやレバーなどにもメタル素材を採用し、撮影時の快適な操作性を実現しています。
特にレンズ位置にはこだわりがありボディのほぼセンターにレンズを配置してあります。
これはカメラのホールド感やレンズリングの操作性を配慮してのことだそうです。
コンパクトながらも撮る楽しみが損なわれないようにと非常に考えられたボディとなっています。


スポンサードリンク


スペックを比べてみよう


RX100シリーズのことが大体わかったところで次はモデルごとの違いを見てみましょう。
簡単にではありますが比較用にまとめてみました。

型式 RX100 RX100M2 RX100M3 RX100M4 RX100M5 RX100M5A RX100M6 NEW RX100M7
有効
素数
約2020万画素 約2020万画素 約2010万画素 約2010万画素 約2010万画素 約2010万画素 約2010万画素 約2010万画素
センサ
サイズ
1.0型 1.0型 1.0型 1.0型 1.0型 1.0型 1.0型 1.0型
センサ
タイプ
Exmor Exmor R Exmor R Exmor RS Exmor RS Exmor RS Exmor RS Exmor RS
画像処理
エンジン
BIONZ BIONZ BIONZ X BIONZ X BIONZ X BIONZ X BIONZ X BIONZ X
レンズ
タイプ
ZEISSバリオ・ゾナーT*
レンズ
ZEISSバリオ・ゾナーT*
レンズ
ZEISSバリオ・ゾナーT*
レンズ
ZEISSバリオ・ゾナーT*
レンズ
ZEISSバリオ・ゾナーT*
レンズ
ZEISSバリオ・ゾナーT*
レンズ
ZEISSバリオ・ゾナーT*
レンズ
ZEISSバリオ・ゾナーT*
レンズ
レンズ
構成
6群7枚 6群7枚 9群10枚 9群10枚 9群10枚 9群10枚 12群15枚 12群15枚
焦点距離 28-100mm 28-100mm 24-70mm 24-70mm 24-70mm 24-70mm 24-200mm 24-200mm
レンズ
明るさ
F1.8-4.9 F1.8-4.9 F1.8-2.8 F1.8-2.8 F1.8-2.8 F1.8-2.8 F2.8-4.5 F2.8-4.5
連射速度 約10コマ/秒 約10コマ/秒 約10コマ/秒 約16コマ/秒 約24コマ/秒 約24コマ/秒 約24コマ/秒 約90コマ/秒
光学
ズーム
3.6倍 3.6倍 2.9倍 2.9倍 2.9倍 2.9倍 8倍 8倍
手振れ
補正
光学式 光学式 光学式 光学式 光学式 光学式 光学式 光学式
AF方式 25点コントラストAF 25点コントラストAF 25点コントラストAF 25点コントラストAF 315点像面位相差

25点コントラストAF
315点像面位相差

25点コントラストAF
315点像面位相差

25点コントラストAF
357点像面位相差

425点コントラストAF
シャッター
速度
1/2000sec 1/2000sec 1/2000sec 1/2000sec 1/32000sec 1/32000sec 1/32000sec 1/32000sec
ISO
感度
ISO125-6400 ISO160-12800 ISO125-12800 ISO125-12800 ISO125-12800 ISO125-12800 ISO125-12800 ISO125-12800
動画 FullHD FullHD FullHD 4K&FullHD 4K&FullHD 4K&FullHD 4K&FullHD 4K&FullHD
モニタ 固定式 チルト式 チルト式(180度可) チルト式(180度可) チルト式(180度可) チルト式(180度可) チルト式(180度可) チルト式(180度可)
EVF有無 なし あり(別売) あり あり あり あり あり(引出不要) あり(引出不要)
外寸(㎜) 101.6 x 58.1 x 35.9㎜ 101.6 x 58.1 x 38.3㎜ 101.6x58.1x41.0㎜ 101.6x58.1x41.0㎜ 101.6x58.1x41.0 ㎜ 101.6x58.1x41.0㎜ 101.6x58.1x42.8㎜ 非公開
重量(g) 約240g 約281g 約290g 約298g 約299g 約299g 約301g 非公開

発売順にそれぞれの機種の特徴を見てみよう

数字だけまとめてもよくわからないので、ここからは機種ごとの特徴を見ていくことにします。
似てるようだけどよく見ると結構違うよ。
ここからは各機種発売日順にご紹介していきます。


初代「RX100」…お値段最安値、撮れればOKな方であればこの機種がベスト

f:id:Kyo_Ichikawa:20190502002505j:plain

まずは初代RX100
発売は2012年の6月ということで数字だけを見てしまうとかなり古く感じますね。


搭載するセンサはExmor、有効画素数は約2020万画素です。
また画像処理エンジンであるBIONZの活躍により画像を重ねて最高ISO25600相当の高感度撮影が可能な「マルチショットNR」や、
約10コマ/秒の高速連射も可能となっています。
気になる点を挙げるとするならば、まずはレンズの焦点距離
このRX100に搭載されるレンズの焦点距離は28-100㎜です。
望遠端は100㎜までとそこそこ使いやすそうなのですが反対の広角端は28㎜スタート、ちょっとやや狭いような気がします。



f:id:Kyo_Ichikawa:20190502094625j:plain

また「背面液晶が固定式」なのも好みがわかれるところ。
初代RX100はシリーズ唯一の固定式背面液晶となっておりチルトすることはできません。
このためローアングルで撮影するときなどには不便を感じることがあるかもしれません。
ただまぁこういったメカニカルな機構というのはどうしても故障の原因となりやすいので、
ガシガシ使いたい方や、そんなのあまり使わないよってかたであればこちらでもいいのかもしれませんね。
またEVF」と呼ばれる電子ビューファインダーが唯一搭載されていない(外付けもNG)機種となります。


このようにRX100は初代ということでやはり機能的には後継機種と比較すると少し物足りなさも感じますが、
それでもRXシリーズの長所はきちんと抑えられているためカメラとしての性能は非常に高いです。
とにかくコンパクトかつ高画質なカメラを安く手に入れたい!って方に向いているかなと思います。
Amazonでも新品が3万円台にて購入可能です。


PHOTO YODOBASHIさんにて作例を見ることができます。

photo.yodobashi.com


Sony公式サイトはこちら。

www.sony.jp




二代目「RX100M2」…シリーズ唯一ホットシュー搭載機

f:id:Kyo_Ichikawa:20190502002520j:plain

続いては2代目となるRX100M2
RX100 markⅡとかRX100Ⅱなんて呼ばれたりもしますね。
この機種は2013年の7月に発売となりました。


初代機と比較した時にまず気が付くのは「センサ」です。
RX100にて搭載されていたセンサ「Exmor」「Exmor R」に進化しました。
「Exmor R」は裏面照射技術が採用されたセンサで、これによりセンサ受光部の感度が格段に上昇、
合わせて画質処理技術も進化した結果、初代RX100と比較して約一段分のノイズ改善が実現し、常用ISO感度の最大値もISO12800となりました。
ただしそのせいなのかはわかりませんが、低感度がISO160からとなっているのが気になります。
ともあれ初代よりも暗所での撮影に長けているのは間違いなさそうです。


センサ以外はほとんど初代RX100を引き継いでいますが、一番注目すべきはボディ上。
実は初代にはなかった「マルチインターフェースシュー(ホットシュー)」が装備されています。
これにより対応機器を取り付けることが出来るんです。
これにより例えば外付けストロボや外部マイクなんてのが使えるのです、こりゃ便利。
ちなみにこれ以降の機種ではこのホットシューは搭載されていませんのでご注意を。
またこのホットシューに「FDA-EV1MK」というユニットを取り付けると、なんとEVFが使えるようになります!
好みに合わせていろいろと拡張できるのがRX100M2のいいところですね。




f:id:Kyo_Ichikawa:20190502210254j:plain

またRX100では固定式だった背面液晶が可動式に変更されました。
可動範囲は上方向に約84度、下方向に約45度までです。
ただし180度開閉はできないため自撮り撮影などは苦労するかと思います。


なんて文字だけ見ると非常に魅力的なRX100M2ですが、
今買うとなるとちょっと微妙なんですよね。
確かにホットシューは非常に魅力的なのですが、それ以外のところを見るとやはり後継機種と比較すると見劣りする点が多々あります。
しかもホットシューを使用して撮影される方であればかなり凝ったことをされるはず、
そうなると今度はRX100M2のスペックに不満が出てくるんじゃないかなと思います。


またEVF使用前提であればこの機種はなおのことおススメできません。
その理由は単純で、外付けEVFこと「FDA-EV1MK」のお値段です。
これがね実は結構お高いんですよ。
そのためRX100M2とFV1MKを購入すると後継機種であるM5Aとか頑張ればM6が手に届いてしまうんですよね。
後継機種であればEVF内臓、しかも機能もより進化もしていることもありますのでEVF使用前提でこの機種を今選ぶのはやめたほうがいいかなと思います。
そして値段もそこまでお安くないという非常に手を出しずらい通好みな一台かなと思います。





PHOTO YODOBASHIさんにて作例を見ることができます。

photo.yodobashi.com


Sony公式の製品情報サイトはこちら。

www.sony.jp


スポンサードリンク


三代目「RX100M3」…写真撮影メインであれば一番おススメかも

f:id:Kyo_Ichikawa:20190502002544j:plain

続いては三代目「RX100M3」。
こちらもRX100 markⅢとかRX100Ⅲなんて呼ばれたりもしてます。
こちらは2014年の5月に発売となりました。


センサは二代目であるRX100M2と変わらず有効画素数約2020万画素の「Exmor R」を搭載。
しかしながらそれを処理する画像処理エンジンは「BIONZ X」へと進化しました。
ソニーのHP曰く「すべてにおいて進化を遂げました。」との表記があることからその自信がうかがえます。
具体的には、<解像感や見たままのより自然な描写を実現するディテールリプロダクション技術や、
深い被写界深度にて撮影したときに発生しやすい回折現象による解像度の低下を低減などリアリティーかつ高画質な記録が可能となっています。


またこのRX100M3からレンズが変わりました。
搭載されるレンズは焦点距離24-70㎜、明るさF1.8-2.8という標準ズーム域かつ非常に明るいレンズを搭載しています。
先代の二機種と比較すると望遠端が約30㎜も短くなりましたが、代わりに広角端が28から24㎜へと変更されています。
望遠域は弱くなりましたがその分広角域に強化されたのでより一層ダイナミックな写真が撮れるようになりました。




f:id:Kyo_Ichikawa:20190502210331j:plain

さらにこのRX100M3からEVFこと電子ビューファインダーが標準で搭載されました。
先代では外付け&別売り、なおかつ高価だったのでこれはうれしいですね。
ただしRX100M3に搭載されるEVFは約144万ドット。
前機種の外付けEVFは約235万画素と画質に関してはやや落ちます。
それでもボディ内に内臓しているというのは大きなアドバンテージですね。


そのほか、被写体の瞳を検出し優先的にAF合掌させる「瞳AF」や、
絞り値にして3段分、1/8の光量まで調整することが可能な「電子NDフィルター機能」を搭載、
さらに手振れ補正機能に「インテリジェントアクティブモード」が搭載され、さらには背面ディスプレイも「180度回転」に対応しました。


このRX100M3は性能と価格のバランスが一番優れているように感じます。
初代は価格が安い分割り切りが必要でしたがこの三代目は現在でも十分な性能を持ちつつ、お値段も比較的お手頃です。
ちなみに二代目と比較すると値段差は約6000円程度、ホットシューはありませんが進化の具合からするとM3のほうが断然お得ですね。


個人的にはカメラにて写真を撮影する一連のフローを楽しみたい、かつお値段はあまり高くないほうがいいという方におススメかなと思います。
EVFを立ち上げでファインダーをのぞきながらピントリングや絞りを調整しつつ撮影する、というまるで一眼レフのような工程をこのカメラでは体験することが出来るんです。
カメラを初めてみたいけどあまりお金かけるのは…なんてお思いの方はこの機種から試してみるのもいいかもしれません。
またほかに一眼レフなどのカメラをお持ちの方はサブ機としてお持ちになるのもいいかもしれません。
EVF搭載機としては一番お値段がお求めやすいのがこのM3、写真を撮る楽しみを安価に楽しんでみませんか?


SONY デジタルカメラ Cyber-shot RX100 III 光学2.9倍 DSC-RX100M3

SONY デジタルカメラ Cyber-shot RX100 III 光学2.9倍 DSC-RX100M3

  • 発売日: 2014/05/30
  • メディア: エレクトロニクス



PHOTO YODOBASHIさんにて作例を見ることができます。

photo.yodobashi.com


Sony公式の製品情報サイトはこちら。

www.sony.jp




四代目「RX100M4」…Exmor RSにより超高速シャッターやスーパースローモーション撮影が可能

f:id:Kyo_Ichikawa:20190502002605j:plain

四代目である「RX100M3」の翌年、2015年7月に発売となったのがこの「RX100M4」です。
RX100 markⅣとかRX100Ⅳなんて呼ばれることもあります。

まずは搭載されるセンサですがこのRX100M4からExmor RSに進化しました。
有効画素数は変わらず約2010万画素となっています。
じゃあどこが変わったのかというと、一番の進化はセンサにDRAMと呼ばれるメモリを搭載した点。
センサからの大量の出力信号が滞らないようにこのDRAMに一時保管されるようになったのです。
これにより大量のデータもスムーズに扱え、かつ従来比5倍以上ものデータ読み出し速度を実現しました。
その恩恵は大きく、このRX100M4では様々な新機能が搭載されています。


例えば連射速度、従来機では秒間約10コマ/秒までとなっていたところが最高約16コマ/秒での撮影が可能となりました。
またシャッタースピード最高1/32000秒に対応、まさに高速処理の恩恵ですね。





f:id:Kyo_Ichikawa:20190502211921j:plain

さらに動画撮影時もその処理速度は発揮されています。
このRX100M4から「スーパースローモーション撮影」機能を搭載、これにより最大960fpsのスローモーション撮影を行うことが可能となりました。
しかもRX100M4内ですべて完結させることができ、またその撮影も従来の動画撮影とほとんど変わらないという手軽さ。
これにより簡単にかつハイレベルな動画撮影が可能となったのです。


そしてこのRX100M4でついに「4K」での動画撮影が可能となりました。
ちなみに<サイバーショットシリーズで4K撮影に初めて対応したのがこのRX100M4です。
ただし連続動画撮影可能時間は「5分」という制限がありますがそれでもコンパクトな筐体で4Kが撮れるとは驚きですね。


細かいところでは搭載されるEVFのドット数が235万画素と前機種RX100M3から倍となっています。
前機種では144万ドットだったのでより高精細度が増しています。


センサの進化により基本性能が大幅に向上したRX100M4ですが、
唯一しかしていないのが「AF」です。
動画撮影機能が大幅に向上したのにも関わらず、AFはなんと初代と変わらず25点コントラストAFのみ。
これではせっかく動画性能が向上してもきれいに撮れてもピント合わせに不満が出る場面もあるはずです。
瞳AFやAF追従機能はありますが、それでも25点は厳しいですよね。
ちなみに値段はRX100M3と比較すると約2万円高いです。
動画も撮りたい!という方であればもう少しご予算増やしてより新しいモデルをを購入されるほうがいいかもしれません。



PHOTO YODOBASHIさんにて作例を見ることができます。

photo.yodobashi.com


Sony公式の製品情報サイトはこちら。

www.sony.jp


スポンサードリンク


五代目「RX100M5」…トータルバランスに優れた超優良機(生産完了)

f:id:Kyo_Ichikawa:20190502002639j:plain

次に登場した五代目が「RX100M5」です。
RX100 markⅤとかRX100Ⅴなんて呼ばれたりもしてます。
実はおしりに「A」が付くRX100M5Aという実質的な後継機種があるのですがその機種は後程。
ここで紹介する「RX100M5」ですが、実はこの機種が唯一このRX100シリーズで販売終了となっている機種なんです。
そんなRX100M5は2016年10月に発売されました。


搭載センサはRX100M4と同じく、高速処理が可能となったExmor RS
有効画素数も変わらず約2010万画素です。
基本的には前機種であるRX100M4の機能を引きついていますが、実は一番大きく変わったところがあります。
それは…AFです。
そう、先ほど欠点と申し上げた個所がなんと改善されているのです!
このRX100M5で搭載されているAFはなんと315点像面位相差AFセンサ。
これは撮像エリアの約65パーセントをカバーする範囲に配置されています。
前機種の25点から12.6倍にまで密度が増えたこのAFにより、ピント合わせが難しい小さな被写体や、
動く被写体も広範囲でかつ精度高くとらえることが可能となりました。


また合わせてAF速度も向上しました。
実はこのRX100M5は315点像面位相差AFと旧来の25点コントラストAFを合わせた「ファストハイブリットAF」という機能を搭載しています。
これはAF速度や動体補足に優れている位相差AF、そしてAF精度が高いコントラストAF両者のいいところを兼ね備えたAFと。
これにより最速約0.05秒の高速レスポンスを実現、さらにAF精度はもちろんのこと動体追従性能も大幅に進化しました。



f:id:Kyo_Ichikawa:20190502212834j:plain

画像処理エンジンは前機種同様「BIONZ X」を採用していますが実はここにも改良が見られます。
実はこのRX100M5ではこのBIONZ Xの処理をサポートする部分に新開発のフロントエンドLSIが採用されました。
これによりシステムを最適化することで効果的にノイズをコントロールすることに成功しました。
このため高感度撮影時の解像感も向上しています。


値段的にも機能的にも一番コスパ高いのはこのRX100M5で間違いありません。
従来ネックであった部分のほとんどが改善されており、動画も静止画もこれ一台でほとんどのことが可能です。
ただし上にも書いた通り、実はこのRX100M5はすでにディスコン
少し前まではRX100M4とほとんど同じくらいのお値段で購入できたのですが…残念ながら今はもう手に入れることが難しいかと思います。
現在購入するのであれば「RX100M5A」となりますがこの機種については後程。


Amazonではまだ買えるみたいですね。
…ってめっちゃ高いやん!


PHOTO YODOBASHIさんにて作例を見ることができます。

photo.yodobashi.com


Sony公式の製品情報サイトはこちら。

www.sony.jp




六代目「RX100M6」…シリーズ最強機種、これ買っとけばなんとかなるよ

f:id:Kyo_Ichikawa:20190502003607j:plain

そして次に登場するのが六代目の「RX100M6」。
RX100 markⅥとかRX100Ⅵなんて呼ばれたりもしてます。
発売は比較的新しく2018年の6月です。
この機種、現在のRX100シリーズの中で最強の機種です。


この機種に搭載されるセンサはRX100M5同様のExmor RSです。
有効画素数も同じく約2010万画素となっています。
また、RX100M5同様フロントエンドLSI採用の「BIONZ X」も搭載されています。


一番の変更点がレンズ。
このカメラに搭載されているのはなんと「24-200㎜ F2.8-4.5」のツァイス バリオ・ゾナーTレンズです。
今までは24-70や100㎜の標準域だったものが一気に望遠域まで拡張とすごい進化です。
ただしこれによりレンズがやや暗くなってしまいました。
明るさはボケにもつながりますので、この辺りは好みがわかれるところかなとは思います。
また200㎜の望遠端でも快適に撮影ができるように手振れ補正機能も進化しました。
最大で4段階までの補正効果を実現した高性能な機構を搭載、これにより光の少ない場所での手持ち撮影などには高いブレ軽減効果を発揮します。


またハードもこのRX100M6にて進化した箇所があります。
まずは「背面モニタ」、これがついにタッチパネルディスプレイとなったんです。
実はこれ以前のすべてのモデルというのはタッチ操作非対応でした。
これにより被写体に触れるだけでシャッターが切れる「タッチシャッター」が初めて搭載されました。
またチルト式液晶も進化し、上方向約180度・下方向約90度までの角度調節が可能です。


合わせてEVFも進化。
以前の機種だとEVFをポップアップさせた後、さらにファインダー部を引き出すという操作が必要でした。
この操作が地味に面倒…なのかわかりませんが、このRX100M6からは自動で飛び出すようになりました。
些細な変更ではありますが頻繁に使う方であれば非常に恩恵は受けられるのかなと思います。
ちなみに閉じるとき、前機種であれば再び押し込んでからひっこめるという操作でしたが、
RX100M6はそのまま押し込めばOKです。



f:id:Kyo_Ichikawa:20190502212730j:plain

また「AF速度」はさらに高速化を実現。
このRX100M6からなんとびっくりの0.0.3秒超高速AFを実現する「ファストハイブリットAF」にも対応しました。
これは静止画撮影のみならず動画撮影にも対応。
4K撮影時の厳密なピント合わせにも高精度・高追随なフォーカシングが可能となっています。
また、動画撮影時のAF駆動速度やAF追従感度は設定にも対応しているため、様々な撮影シーンで力を発揮します。
とにかく様々な機能に対応したRX100シリーズ最強の一台です。


ただしこれだけの機能を搭載しているとなると皆さん何となくお分かりになるかと思いますが…
一番のネックはその価格です。
このRX100M6はRX100シリーズの中で一番高価なモデルとなっています。
ただしRX100M7の登場によりもしかしたら値段が下がる…かも?
とはいえやはり若干の割高感は否めないかも、その分性能はすごいんですけどね。



PHOTO YODOBASHIさんにて作例を見ることができます。

photo.yodobashi.com


Sony公式の製品情報サイトはこちら。

www.sony.jp




新五代目「RX100M5A」…RX100M5にRX100M6の一部機能を移植

f:id:Kyo_Ichikawa:20190502083447j:plain


お次にくるのは「RX100M5A」という機種。
RX100 markⅤAとかRX100ⅤAなんて呼ばれたりもしてます。
あれ?さっきRX100M5があったけど…?とお思いの方、そうです。
実はそのRX100M5が販売終了となり代わりに登場したのがこのRX100M5Aなのです。
こちらは2018年7月に発売となりました。


RX100M6で新たに24-200㎜というレンズを搭載したRX100シリーズ。
でも今までは24-70(100)㎜だったのにそんなにいらないよ!という方も中にはいらっしゃるはず。
さらに望遠端を稼いだ結果、F値も暗くなってしまいました。
そして何よりお値段がお高い、いくらいいカメラとはいえこれではちょっとなぁ…
なんて方のために生まれたのがこのRX100M5Aというカメラなのです。


先ほどのRX100M6にて搭載されていた24-200㎜ f2.8-4.5のレンズはM5と同じ「24-70㎜ f1.8-2.8」に変更することにより価格を抑えることに成功。
それでいて画像処理エンジンはRX100M6と同等のものを搭載しRX100M5よりも約1.8倍性能が向上しました。
さらにAF性能は瞳追従性能がRX100M5よりも向上し、またバッファメモリの強化により連射性能が向上しました。



このRX100M5A、確かにRX100M6のいいとこを移植しているのですが実はすべてが引き継がれているというわけではありません。
例えば0.03秒のファストハイブリットAFやEVFが楽にしまえる機構、さらにはタッチパネルなどの機能は搭載されず、このあたりはRX100M5同様となっています。
とはいえ価格を抑えるためと考えるとこれは仕方ないですね。

ただし従来機との延長で考えるとこのRX100M5Aはある意味正常進化したモデルといえるのではないでしょうか。




Sony公式の製品情報サイトはこちら。

www.sony.jp


七代目「RX100M7」…最強の1インチコンパクトカメラ、現る


f:id:Kyo_Ichikawa:20190727063705j:plain


令和となってもRX100シリーズの進化は止まりません。
2019年7月26日に最新機種「RX100M7」が発表となりました。


最新機となるRX100M7は前機種RX100M6から正常進化を遂げています。
ハード面を見てみると、搭載するレンズは「24-200㎜ F2.8-4.5」のツァイス バリオ・ゾナーTレンズ、
またポップアップ式EVFも引き続き搭載と一見して前機種と変わり映えするようなところは見つかりません。
しかしながら、このRX100M7が進化したのは実は内部なんです。



f:id:Kyo_Ichikawa:20190727063744j:plain

まず目を引くのがAFの進化。
RX100M6では315点像面位相差&25点コントラストAFだったものが、
RX100M7では「357点像面位相差&425点コントラストAF」へと進化しています。
またこれに合わせて連続撮影中に最大60回/秒(電子シャッター使用時およびSS1/60以上の場合に有効)でAF/AE演算処理を実行、
これにより動体に対しても高い精度のAF/AE追従が可能となりました。
さらにAF合焦速度は0.02秒、驚きの早さです。
これらが組み合わさることによりピント合わせが難しい被写体やシーンでも高精度にとらえることが出来るようになっています。


またαなどで養われたSonyならではの技術がRX100シリーズにも搭載されました。
AI技術を用いて色や模様・輝度、被写体距離などから空間情報ををリアルタイムに高速処理し高精度に動体を追従し続ける「リアルタイムトラッキングや、
瞳情報を検出し、フォーカスを合わせ続ける「リアルタイム瞳AF」にも対応しました、
ちなみにこのリアルタイム瞳AFは人間だけでなく、犬や猫などの動物にも対応できるのだそう。
小さなカメラでペットの写真を撮りたいって方には非常に重宝するのかなと思います。
さらに背面液晶をタッチした被写体にフォーカスを合わせ追従する「タッチトラッキングにも対応。
動体はもちろんのこと、被写体にピントを合わせつつ構図を決めるなんてことも簡単にできてしまいます。


連続撮影についても進化を遂げています。
RX100M7では最高20コマ/秒の「ブラックアウトフリー連続撮影」に対応しました。
この機能は連続撮影中にシャッターを切った際に画面が暗くならないという機能。
例えば鳥などの高速で動く被写体を追いかける際などにも見落とさずに追うことが可能です。
驚きなのが旧来この機能があったのはソニーフルサイズミラーレスのフラッグシップ機である「α9」のみ。
つまりフラッグシップ機にのみ搭載されていた機能がこのRX100シリーズに搭載されたというわけなんです。
背面液晶だけでなくEVFでもこの機能は有効です。


f:id:Kyo_Ichikawa:20190727063755j:plain

動画撮影については前機種RX100M6と同様4K/FullHDでの撮影が可能。
さらにこのRX100M7から4K動画撮影時もアクティブモードでの手振れ補正に対応しました。
なにより一番の進化ともいえるのが「外部マイク端子」の搭載、
このRX100M7から側面にあるポート一番上に新設されました。
これによりお手持ちのピンマイクやワイヤレスマイクなどを使用することが可能、
Vlogや作品作りにますます使い勝手の良い機種となりました。



とまぁこんな感じでまたしても最強の1インチセンサーカメラが登場してしまったわけです。
ただしお値段もやはりお高めではありますが、このスペックはメイン機としても十分なほどの性能。

ソニー SONY デジタルカメラ Cyber-shot DSC-RX100M7

ソニー SONY デジタルカメラ Cyber-shot DSC-RX100M7

  • 発売日: 2019/08/30
  • メディア: エレクトロニクス
ソニー SONY デジタルカメラ Cyber-shot DSC-RX100M7G

ソニー SONY デジタルカメラ Cyber-shot DSC-RX100M7G

  • 発売日: 2019/08/30
  • メディア: Camera


Sony公式の製品情報サイトはこちら。

www.sony.jp





スポンサードリンク


どれを買おうか迷ってる人へ私のおススメ

ということで長々と各機種についてまとめてみましたが…いかがでしょうか。
じゃあ結局どれを買えばいいんだ…?と逆に迷ってしまう方もいるかもしれません。
ということで私個人が勝手に用途に合わせたモデルをおススメしちゃいます。


とにかく安くきれいに撮れる小さなデジカメが欲しい人


f:id:Kyo_Ichikawa:20190502002505j:plain

おススメ:初代RX100

とにかく安い。
EVFやチルト液晶ないけどとにかくきれいに撮れる小さなデジカメが欲しいのであればこれ。
また手っ取り早くコンパクトなサブ機が欲しいって方にもいいかもしれません。


撮る楽しさも味わいたいけど安く抑えたい人

f:id:Kyo_Ichikawa:20190502002544j:plain

おススメ:RX100M3

EVFを見ながら撮影すればまるで一眼レフ?撮る楽しみを比較的安価に楽しめる一台です。
ただしEVFのドット数が約144万ドットと後継機よりはスペックが低いです。
まずはお店で確認してみることをおススメします。

SONY デジタルカメラ Cyber-shot RX100 III 光学2.9倍 DSC-RX100M3

SONY デジタルカメラ Cyber-shot RX100 III 光学2.9倍 DSC-RX100M3

  • 発売日: 2014/05/30
  • メディア: エレクトロニクス


目指せYoutuber、動画もガンガン撮りたいぞって人

f:id:Kyo_Ichikawa:20190502083447j:plain

おススメ:RX100M5A

315点像面位相差AFと旧来の25点コントラストAFを合わせた「ファストハイブリットAF」は動画撮影時に重宝すること間違いなし。
さらにスーパースローモーション撮影などにも対応、これ一台で撮影のほとんどを賄えるのではないでしょうか?
動画入門機としてもおススメ。
ただし自撮りする際には手振れ補正を使用すると画角が狭くなるので、
サードパーティーから発売されているワイドコンバージョンレンズを使用してみるといいかもしれません。


とにかく一台であれこれ済ませたいって人

f:id:Kyo_Ichikawa:20190727063705j:plain

おススメ:RX100M7

RX100M7の恐るべきスペックはもはやメイン機に成り上がるほどの性能です。
このコンパクトなボディにαシリーズ上位機種のみに搭載されている機能や、
最新となるAF技術を搭載となるともはやこれをおススメしないわけにはいきません。
とにかく一台で様々なシチュエーションに対応したい、
今までは一眼レフなどの大型のカメラを使用していたけどコンパクトな一台にまとめたい、
なんて方はこのRX100M7をご購入されると幸せになれるかと思います。
ただし幸せとなるためのお布施、いわゆるお値段もそれ相応。
その点さえ克服できればあとは幸せな道のりが待ってる…はず?

ソニー SONY デジタルカメラ Cyber-shot DSC-RX100M7

ソニー SONY デジタルカメラ Cyber-shot DSC-RX100M7

  • 発売日: 2019/08/30
  • メディア: エレクトロニクス

ソニー SONY デジタルカメラ Cyber-shot DSC-RX100M7G

ソニー SONY デジタルカメラ Cyber-shot DSC-RX100M7G

  • 発売日: 2019/08/30
  • メディア: Camera


動画性能に関して

結局、なんやかんやでYoutubeにも動画を上げることにしました。
その際にRX100M5Aを利用しているのですがフルHDであればなんの不満も感じません。
ただしRX100M7以前の機種では撮影時間に制限(29分)があるので長時間撮影を行いたい方は注意が必要です。
なお、そんな私が撮影した動画達が当ブログのYoutubeチャンネルにありますのでよかったらのぞいてみてください。
RX100M5Aを使用して撮影した天の川のタイムラプスもあるよ。
ついでにチャンネル登録してくれたらうれしいっす。

www.youtube.com




スポンサードリンク


コンパクトだけどしっかり「撮れる」とても頼もしいカメラです

f:id:Kyo_Ichikawa:20190316105618j:plain

かなり長くなりましたがSONY のRX100シリーズについてあれこれ調べてみました。
新旧併売モデルゆえになかなかわかりずらいところがありましたが、この記事がどなたかの参考になれば幸いです。
RX100シリーズはとてもコンパクトなのですが、それでも一切妥協せずに作られている点が非常に魅力的だと個人的には感じます。
また撮影する楽しみという点についてもしっかりと考えられているため、これからカメラを始めてみたいという方にもおススメです。
ここからさらに一眼レフにステップアップしていくなんてのもいいんじゃないでしょうか?
RX100シリーズであればMFでの操作も可能なのでカメラの勉強にもなりますよ。
また、すでに一眼レフをお持ちの方で軽量コンパクトなサブ機が欲しいって方にもいいかもしれません。
皆様も自分に合う一台をぜひ見つけてみてくださいね。
この記事が迷えるどなたかの参考になれば幸いです。


※文章内焦点距離はすべで35㎜換算時の値
※文章内には一部一定の条件時にのみ成立するものもあります
※令和元年7月27日付の情報のため最新情報とは一部異なる場合もあります

RX100M5Aを約5か月使ってみての感想を書いてみました。

www.for-toru.com


そのほかのRX100M5A関連の記事はこちらです。

www.for-toru.com
www.for-toru.com
www.for-toru.com