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【登山】本年最後の登山は北八ヶ岳へ「北横岳」で登り納めしてきました

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暖冬と危惧された2018年の12月。
積雪が少ないかと思いましたが年末にかけてどの山でも降雪が確認されていよいよ雪山登山シーズンらしくなってきました。
そんな中、私は今年最後の登山にと北八ヶ岳は「北横岳」に出かけてきました!
雪山初心者が集うことで有名な場所ですが果たして冬はどんなことになってるのでしょう?



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雪山登山初心者の集う場所「北横岳」に登ろう!

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年末年始のお休み楽しんでますか?私もお休みをいただいてます。
そんなこの時期、当初はどこかへ雪山登山に出かけようと考えていたのですが、天気予報を見ると最強の寒波が襲来するとか…
となるとこの時期はおとなしくしていたほうがいいのかなと考え年末の登山は取りやめました。
とはいえこのまま登山終了もなぁ…と考えた結果、有給使って休み前に登ってくることにしました。
今回の目的地は北八ヶ岳は「北横岳」。
ついにあの雪山初心者が集う地に私も降り立ちます!




今回の行程

2018/12/26(水)

天気:たまに晴れ間見えるもほとんど曇り
登山人数:1人

北八ヶ岳ロープウェイ駐車場
   ↓
北八ヶ岳ロープウェイ駅
   ↓
(ロープウェイ使用)
   ↓
  山麓
   ↓
 坪庭南口
   ↓
山頂駅登山口
   ↓
北横岳ヒュッテ
   ↓
北横岳南峰
   ↓
北横岳北峰
   ↓
(坪庭南口まで折り返し)  
   ↓
 縞枯山
   ↓
  雨池峠
   ↓
  山麓
   ↓
(ロープウェイ使用)
   ↓
北八ヶ岳ロープウェイ駅




北横岳を目指そう!

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ということでやってきたのは北八ヶ岳北八ヶ岳ロープウェイ駅」
ついにあの雪山初心者達の集う北横岳に登ります!
平日ということで人の姿はあまりないかな?と思いきや意外と多くの人で賑わってました。
ロープウェイ横には北八ヶ岳スキー場がありどちらかというとスキーやスノボーをされる方のほうが多かった印象です。





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そうそう、前回・前々回の反省を生かして今回はこんなものを購入してみました。

エンペックス 温度計 サーモマックス50 ブラック FG-5152

エンペックス 温度計 サーモマックス50 ブラック FG-5152

温度計です!
実は今まで温度計を持って行ってなくてブログを書く時など温度について書くことが出来なかったんですよね。
これなら数字で表すことが出来るので皆様にもより伝わるかなと思います。
こまめに温度を確認して書いていければと考えています。
早速チェックしたところ駐車場の温度は6度でした。


今回は北八ヶ岳ロープウェイを利用して山頂付近にある山麓駅へと向かい、そこから坪庭を経由して北横岳へと向かいます。
ロープウェイに乗らなくても山頂に行くことが出来たのですが私は高いところが好きなので以前からこれに乗ってみたかったんですよね。
この日のロープウェイの始発は9時発でした。
私は8時半ごろに到着していたのですが下から北横岳方面を見ると何やら雲行きが怪しい…そこでしばらく駐車場にてダラダラと待機していました。
9時半になって再び空を見ても変わらず…とはいえ登山者らしき人達が続々とロープウェイにて上に向かっていたので、
私も行動を開始することにします。




一路ロープウェイにて山麓駅へ

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北八ヶ岳ロープウェイの建物に入り進んでいくとロープウェイ乗り場があります。
横に窓口があるのでまずはこちらでロープウェイのチケットを購入しましょう。
ちなみに大人一人の往復運賃1900円です。
ただしいろんな割引方法がありそれらを利用すると割引料金で利用することが可能です。
一番手っ取り早いのが「モンベルクラブカード」の提示。
皆さんお持ちのモンベルクラブカードを提示するだけで200円引きとなります。
これなら事前の用意もいらないので簡単に割引をうけられちゃいますよ。
ということで私も無事にチケットを購入しロープウェイに乗り込みます。





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ロープウェイ出発です!
ちなみにロープウェイは一定時間間隔での運転となっています。
間隔は日によってまちまちですがこの日は20分間隔での運行となっていました。




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あっという間に山麓駅にとうちゃ…ってなんかガッスガスじゃね?




山麓駅到着

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ということで山麓駅に到着しました。





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到着後、まずは登山届の申請を行いました。
いつもなら電子申請で済ますのですがこの日は失念してました…。
登山届はロープウェイ降りて改札を出た左手辺りに用意されています。
鉛筆削りの年期の入りようが半端ないです。





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準備完了、いざ雪の世界へ!


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坪庭へ

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駅を出るとそこは一面銀世界。





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すごく…真っ白です(いろいろと)。





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駅前にはいくつかのベンチがありました。
想像よりも雪が多く、また今後の登りを考慮して早々にアイゼンを装着します。
しかし以前は素早くつけれたのに今回は四苦八苦、まだまだ練習が必要です。





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装着完了しいざ「坪庭」へ!





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しばらく木々の間を進んでいきます。
凄く雪山っぽいですね。
前回の富士山以上の積雪量にややテンションが上がります。





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「坪庭南口」に到着しました。
ここから坪庭へと入ります。
ここは夏に南北縦走したときにもやってきたところです。
約半年前なのに周りの景色は全然違っていてなんか驚いてます。





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(あっ!しまった…!)
ということで思い出したのが現在の気温。
急いで確認すると山麓駅付近は-4度でした。
この辺りは風もなく全く寒さ感じることもありません。

※ちなみにこれ以降、温度計の存在を忘れてしまい温度を確認することはありませんでした…


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ここから坪庭までは階段となっています。
しかしながら積雪でその階段は埋まっている状態。
アイゼンないとちょっと登るの厳しかったかもしれません。
つけておいてよかった。


さてさて、ここ坪庭は国定公園第一種特別保護地域に指定されている自然園です。
北八ヶ岳の自然豊かな風景を簡単に見ることが出来るということで無雪期には多くの人で賑わっています。
雪化粧を纏ってさぞかしきれいなんだろうなと期待を胸に進んでいきます。





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ガッスガスやんか…
うーん、あんまり綺麗とは言えない風景が広がってますね。
仕方がないので先へと進みましょう。


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山頂駅登山口から登山開始

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数分で「山頂駅登山口」に到着しました。
ここからは登山道。
夏場でも装備は十分に進んでくださいね。





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坪庭を離れ、だんだんと山に近づいていくと再び木々の中に。
とはいえトレースもばっちりで特に不安なく進むことができます。
さすが雪山初心者の山。







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登山道らしく段々と傾斜がきつくなってきました。
夏に登った時は岩でごつごつしていたような気がするのですが、
冬はそれらが雪に埋まっていて歩きやすいです。
しかし画角が狭くて非常に気持ち悪い写真ですね、これ。





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登り切ってやや平坦な道を進んだ後再び登りです。
とはいえこのルートの山頂までの高低差はたったの200m。
全く苦労することなく楽しく登ることが出来ます。
とはいえ登りでは体が熱くなって少し汗をかいてしまいました。
本来でしたら汗をかかぬようにペース配分なども考慮する必要があるのですが、
やはりまだ雪山になれておらずついつい夏山と同じ勢いで登ってしまっているようです。
またレイヤリングについても一度見直さなくてはならないかなと感じてます。
まだまだ勉強することだらけですね…





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時折雲のせいか霞みだす登山道を進みます。
先行者の姿があるだけで安心してしまいます。





北横岳ヒュッテ到着

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そして到着したのは皆様ご存知の「北横岳ヒュッテ」
生憎平日の本日はお休みのようでした。
夏に買わなかった手拭いを買おうと思っていたのですが…残念。






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天狗の鼻に雪が積もってるのが面白いです。
よく見ると頭に頭に帽子被ってます。
夏場にあんなのあったかなぁ…?





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ここで今年7月の北横岳ヒュッテの写真を振り返りましょう。
天狗の頭には…なんかある!
けど今のせてるのとはまた違うぞ!
どうやら天狗はちょこちょこ違うものをのせていることが判明しました。





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雪山登山を練習しながら考えているのが雪山登山時に使用するレンズ選定。
夏山の場合一番多く利用しているのは画角24-70㎜の標準ズームレンズなのですが、冬山だと広角域にやや不満があります。
とはいえ15-30㎜だと前玉飛び出していて雪などの影響を受けやすそうだし今度は望遠端がやや物足りない…
じゃあ18-35㎜かな?と思うけどもこちらは防塵防滴でないんだよなぁってまぁ気にしなくともいいか…
う~ん…とまぁこんな感じでいろいろと思案中です。
ちなみに今回は3本のレンズを携行しましたが結局標準ズームしか使いませんでした。


少し休憩したのちいよいよ山頂を目指して進みます。
山頂の天候は一体どんなだろうか…と思うとやや不安です。





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登り初めて振り返ると下山される登山者の方の姿が。
雪山は白と少しの緑があるだけなのでウェアの色がとっても生えますね。
私のハードシェルは白というかグレーなので同化してしまうという難点を見つけてしまいました。
まぁ自撮りすることもあまりないのでいいんですけどね。






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段々と山頂が近づいてきたのがかなりガスガスになってきました。
事前にネットで調べたら風が強いときは吹き飛ばされそうになる!なんて書いてあったので非常に心配です。
とはいえ私よりも軽そうな人が無事に下山してきたので問題ないかも?
と思いつつ恐る恐る先へと進みます。


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北横岳「南峰」登頂

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そして「北横岳南峰」山頂に到着。
…って風が強い!
吹き飛ばされるほどではありませんがかなり強風吹き荒れています。
山頂は私だけだったので仕方なく自撮り。
夏は人で賑わっていたのに様子が全く異なります。





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長いこと山頂にいては凍ってしまいますので先へと進みます。
北横岳は先ほど登頂した南峰と北峰の二つからなる双頭山。
となると北峰も登頂したいですよね。
ということで次は北峰を目指します。
って言っても数分で到着する距離なんですけどね。




北横岳「北峰」登頂

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そして無事に「北横岳北峰」に登頂。
冬の北横岳登頂完了です。
こちらも変わらず風が強い…





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北峰に祭られている脩那羅大天武(しよならだいてんむ)の石碑もこの通りカチカチです。





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ここから大岳や亀甲池方面へと進むことが出来ますが本日はここまで。
再び来た道をと引き返します。




縞枯山荘を見に行こう

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だいぶ下ってきて再び坪庭まで戻ってきました。
下りだし大して距離もないのでここまであっという間。
正直まだ歩き足りなくてこのまま下山するのもなぁ…という感じの状態でした。
そこで思い出したのが縞枯山荘。
縞枯山荘は夏に立ち寄ったのですが青い三角屋根がとても可愛らしく、雪にも映えて絵になるんじゃないかなと思いついたんです。
そこまで距離があるわけではありませんが散歩がてら立ち寄ってみることにしました。





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縞枯山荘までのルートもかなり整えられていてとても歩きやすかったです。
勾配も少なくお散歩に最適。




縞枯山


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楽しく歩いていたらあっという間に縞枯山荘」に到着してしまいました。
青い屋根と雪があう!と思いきや意外とそんなこともありませんでした…。





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北横岳ヒュッテ同様、この日はお休み。
人の気配もなく寂しい感じ…。





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ちなみに夏に訪れたときの写真があったので比較してみましょう。
夏は周りにクマザサが茂っておりその緑と青い屋根が明る買った印象があります。
歩道のロープから雪の量がなんとなくわかりますね。




雨池峠へ

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折角なのでその先の雨池峠まで進んでみます。
木々は真っ白、クマザサは雪に覆われた冬の景色が広がっています。
夏の青さもきれいですが冬の白さも素敵です。




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「雨池峠」に到着しました。
ここから双子池や縞枯山へと進むことが出来ますが時間の都合で本日はここまで。
もと来た道を戻り山麓駅までのんびりと進みます。


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山麓

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約20分くらいで駅まで戻ってきました。
ここでアイゼンを外してロープウェイに乗って下山なのですが…アイゼンを外すのにてこずってしまい、
結局一本逃してしまいました。
練習の必要ありです。





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次の便までの時間約20分、のんびりしながら時間をつぶします。





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そして時間にロープウェイへと乗り込み下山。
これにて本日の山行は終了です。


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登山者多く高低差も少ないまさに初心者にうってつけの山でした

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ということで年末ぎりぎりに雪の北横岳に出かけることが出来ました。
やはり噂通り登山者多く非常に歩きやすいコースでした。
ただ距離やボリューム的にはやや物足りない印象もあり、もう少し早めに出発して縞枯山まで登って来ればよかったかなぁとやや後悔しています。
でも縞枯山って眺望0なんですよね…微妙。
又はロープウェイを使わずに登ってもいいかもしれません。
しかし冬季登山に3回ほど出かけましたが全部の日でお天気があまりよくなく、いまだにきちんと青空を拝めていません。
そろそろスカッと晴れた青空を見たいなぁ…。




本年もありがとうございました!

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ということでこの記事を持ちまして2018年の当ブログ更新はおしまいです。
本年も駄文・へっぽこ写真満載の当ブログをご覧いただきましてありがとうございました!
来年も登山や写真などなどいろんな記事を書ければなぁと思っておりますのでどうぞよろしくお願い致します。
2019年にまたお会いしましょう!
それでは皆様よいお年をお迎えください。

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