奥多摩が大賑わい!
- 今回の工程
- 始まりは小袖乗越駐車場
- 進め!かもさわルートを!
- 七ツ石分岐からは選べるルート
- ブナ坂にて攣る太もも!
- 奥多摩小屋着!しかし…
- 一路雲取山へ!
- 雲取山避難小屋着!
- 数分で1都2県を移動する快感を味わう
- 雲取山荘着!からの…
- 再びの奥多摩小屋!
- 日没からは写真撮影タイム!
- 最高のお天気!夜はもちろん「アレ」の撮影!
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こんにちはickwです!
先日ついに私も2018年初テン泊登山へと出かけてきました!
約半年ぶりのテント泊。すっかり鈍った体で果たして山頂までたどり着けるのか?
そしてそこで見た光景とは一体?
2018年のゴールデンウィークに雲取山への登山を予定されている方の参考になれば幸いです!
それでは行ってきます!
今回の工程
(Day1)かもさわルート
小袖乗越駐車場
↓
七ツ石分岐
↓
下段巻道経由
↓
ブナ坂
↓
奥多摩小屋
↓
奥多摩避難小屋
↓
雲取山山頂
↓
雲取山荘
↓
奥多摩小屋(テント泊)
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始まりは小袖乗越駐車場
静岡県某所を2時に出発し走ること約2時間半…
目的地の山梨県北都留郡丹波山村鴨沢に到着しました。
駐車場に向かう前に有名なこのバス停にて一枚。
ネットでしか見たことない風景を自分の目で見れてややテンション上がります。
バス停から山道を走ること約10分程度で、
「小袖乗越駐車場」に到着します。
雲取山登山道に一番近い駐車場がこちらで、台数にして約45台程度停めることが可能です。
実は私、間違えてだいぶ下にある村営駐車場に停めていたのですが、
ここの存在に気が付き慌てて滑り込みました。
少しでも上に停められたほうが下山時楽ですからね。
この日は5時の時点でほぼ満車。
停めるのであれば早めに到着していたほうがよさそうです。
今回は約半年ぶりのテント泊。
重量は計りませんでしたが75+15ℓのミレー、マーカムスウィッチがほぼ一杯の状態。
冬の時期に鈍りまくったこの体でこのような装備を背負い、
果たして山頂までたどり着けるのでしょうか…?
三脚は大人の事情で今回もK&F Concept様の「TM-2324」を使わせていただきました。
正直この装備かついで上がれるかやや不安ですが出発です。
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進め!かもさわルートを!
駐車場から約5分程度進むと何やらにぎやかな看板と共に登山口が現れました。
このUFOみたいなキャラクターはこの辺りのゆるきゃら「タバスキー」です。
丹波の丹って文字がモチーフなんだとか。
名前も「丹波好き~」→「タバ好き~」→「タバスキー」とこんな感じで決まった…らしいです。
この辺りではよく見かけるのでみんな覚えておくように!
…Dancing Tree?
なんだか気になる文字や絵がたくさんありますがとりあえず出発です。
序盤はこのように比較的平坦な林道を歩くことになります。
足場もよく、鈍った体の私にはとても歩きやすくよいウォーミングアップになりました。
今回目指す雲取山の標高は2017m。
登山口からの高低差は約1200m、小袖乗越駐車場からだと距離にして約7.5kmあります。
全体の半分程度はこのような歩きやすい登山道が続いていました。
まだ朝の6時過ぎだというのにお日様ギラギラでとても暑いです。
とはいえ新緑の中を歩くのは気持ちいい!
そんな姿を自撮りしてみましたが…なんかザックハイポジション過ぎじゃない?
駐車場から約2.8km、標高にして約400m程度登ったところで休憩です。
手書きの案内看板によるとまだ工程の1/5しか進んでないそうで…
まだまだ山頂までの道のりは長そうです。
七ツ石分岐からは選べるルート
しばらく進み「七ツ石分岐」に到着しました。
ここから登りルートは「下段まきみちルート」と「七ツ石小屋経由ルート」の二通りに分かれます。
この手前にも「マムシ岩分岐」という分岐点があったのですがそちらは見落としてしまいました。
七ツ石小屋も気になりますが、今回は体力温存の為「下段まきみちルート」を進むことしました。
折角だから俺はこの下段まきみちルートを選ぶぜっ!!
途中このような登山道っぽい橋もありましたが、このあたりも勾配もそこまで急でなく歩きやすい道が続いていました。
テン泊装備リハビリ中の私としてはうれしい限りです。
ブナ坂にて攣る太もも!
しばらく進むと開けた場所が見えてきました。
「ブナ坂」に到着です。
よく見ると東京都の文字がありますね。
高尾山にも登ったことのない私、今回の雲取山が初めての東京登山となりました。
ん?東京登山って言葉なんだか新鮮ですね。
稜線…?なのでしょうか?ここからは見晴らしのよい道を進むことになります。
どれぐらい見晴らしがよいかと言うとですね…
富士山や白峰三山が一望出来ちゃうくらいの見晴らしのよさ。
想像以上の眺望に思わずテンションが上がります。
と、ここで私の足に異変が…
登りに差し掛かったときに太ももが攣り始めてしまいました。
いわゆる「こむら返り」という状態です。
仕方なく登山道の隅にザックを降ろし休憩を余儀なくされました。
この前日は夕方まで仕事、そこから飲めないけど飲み会に参加し帰宅後準備、
二時間睡眠で車を飛ばして朝から登山と自分では大丈夫と思ってましたが体は大丈夫でなかったみたいです…
足が攣ってしまう原因として水分不足・疲労・冷え・運動不足そして加齢だそう。
確かに前日から水分もあまりとっておらず、また仕事も日曜からの6連勤。
装備だけでなく体も登山準備しないとだめなんですね…反省です。
初めてのことに回復するか心配でしたが10分くらい休んだらだいぶ回復しました。
さあ先へと進みましょう!
正面に何やら変な木が見えてきました。
はて?これどこかで…?
あっ、こいつがあの看板の「Dancing Tree」ではないですか!
この曲がり具合がまるでダンスをしているように見えることからこう呼ばれたそうです。
登山口のあのイラストの通りの姿ですねこれは。
奥多摩小屋着!しかし…
さて、その後適度に足を休めながらも進むこと数十分。
何やら建物が見えてきました。
あれはもしかして…?
そう、こちらが「奥多摩小屋」です。
http://www.town.okutama.tokyo.jp/sangyo/kanko/osirase/okutamagoya.html
既に様々なメディアやSNSで取り上げられていますが、
こちらは平成31年3月31日をもって閉鎖される予定となっています。
なんでも山小屋の利用者数が年々減少傾向&老朽化に伴う登山者の安全確保が困難、
また建て替える予算もないというのが理由とのこと。
テント場を見渡すとこの時は2張でした。
うーん、あまり人気ないのかな…と思った私はこの先の雲取山荘も気になり始めてしまいました。
どうするか悩んだ結果、とりあえずこのまま雲取山を登頂し一路雲取山荘を目指すことに。
一路雲取山へ!
奥多摩小屋から雲取山へはコースタイムで約1時間程度となっています。
今までと同じように勾配ゆるめで…というわけではなく、
ここからは逆に勾配きつめの登山道らしい登山道が続きます。
テント泊装備だとちょっときついですね…東鎌尾根思い出しました。
ああまだ登るんですね…
続く登りにひーひーいいながらもようやく山頂らしきところが見えてきました。
あっ!?この景色…見覚えがあります!
さああと一息です!
雲取山避難小屋着!
無事到着!お疲れさまでした!
ここ「雲取山避難小屋」は雲取山のほぼ頂上に位置する避難小屋です。
避難小屋とはいろんな意味を持っており、一概にどういうものとは言い難いのですが、
ここ秩父多摩甲斐国立公園では「避難時など緊急時に使用する避難場所」と意味通りの使用が推奨されております。
とはいえ実際のところ管理人が常駐しているわけでもない為、登山者の判断で利用することが可能です。
秩父多摩甲斐国立公園内にはほかにもいくつかの避難小屋が用意されています。
ロングトレイル時などもしもの時の為にあらかじめ場所を覚えておくとよさそうですね。
数分で1都2県を移動する快感を味わう
そんな雲取山避難小屋から西へと進むと見慣れた山梨百名山の標識が立っています。
ということはここは山梨県ということですね。
今度は避難小屋を背にして進んでみます。
すると…
今度は立派な標識というか標石が立っています。
ここが雲取山最高地点です。
無事にテント泊装備で雲取山登頂成功しました!
疲れた!
そんな山頂はというとなんと東京都と埼玉県の境目。
そう、ここ雲取山は1都2県にまたがっているというなんとも面白い山なのです。
若い子達は俺山梨お前東京あいつ埼玉なんていいながら遊びそうですね。
正直かなり疲れていたので登頂も早々に今度は雲取山荘を目指します。
雲取山荘着!からの…
雲取山荘までのルートは先ほどと打って変わって森の中を進んでいきます。
途中、大きな木が倒れて道を塞いでいました。
雲取山荘に宿泊して朝日を見るために暗いうちから雲取山山頂へ進む方など、
ここを周る際はご注意してください。
そして無事に「雲取山荘」に到着しました。
こちらは完全に埼玉エリア。
登山で埼玉にお邪魔するのはこれが初めてでした。
お世話になりまーす。
折角ここまで来たので山小屋で雲取山バッジを購入していきました。
種類は4種類あって迷いましたが私は三角のやつを購入。
こちらの山小屋では数種類の清涼飲料数とビール(キリンとアサヒ?かな)が売られてました。
さて気になるテン場を見に行きます。
ここ雲取山荘のテン場は100張ほど張れることが出来るそう!
…なのですが奥多摩小屋と比べると眺望がいまいち。
写真のことを考えると奥多摩小屋のほうがよさそう…。
でも疲れたなぁ…
うーん…
戻ります!
幸いまだ時間も11時と早かったこともあり奥多摩小屋まで戻ることにしました。
さすがにまた山頂に行くのはしんどい…ということで巻き道を使います。
とはいえ登山計画にないルートを進んでしまいました。
またただでさえ重たいテント泊装備を担いであっちこっちに行くのは体力の無駄遣いでしかありません。
下手したら事故にもなりかねないこの行動は大いに反省しなければいけません。
今後はさらに事前の下調べをし、より計画的な山行に励みたいと思います。
その後も巻き道を駆使しつつなんとか元来た道を戻ります。
苦労して一度登ってきたところをまた降りるのはやや精神的に来ますね…
再びの奥多摩小屋!
そして無事に奥多摩小屋に到着しました。
三時間ぶりに帰ってきました…疲れた!
早々にテントの受付を行います。
テント場使用料は一人500円です。
幕営可能エリアは奥多摩小屋~ヘリポート手前までとの説明を受けました。
まあ、朝来たときはガラガラだったし空いてるだろうと余裕かましていたのですが…
このテントの数は一体…!?
どうやら皆様私の様にGW前にどこかでテント泊したいと考えたようです。
そりゃこのお天気&気温ですから家にいるなんてもったいないですよね。
また多数の大学の登山サークルの方々の姿もありました。
しかしGW前にこの込み具合だと…GWは一体どうなってしまうんでしょうか?
朝通った時の景色と全く違う光景に驚きを隠せません。
いけない!驚いていないで早く寝床を探さないと!
そして何とか平らなところを見つけてテントを張ることに成功しました。
久しぶりの我が狭小住宅ことステラリッジ1型の登場です。
実は先月新しいテントも購入したのですが装備を軽くすべく今回はこちらを持ってきました。
中に入ると安定の狭さ、しかしこの狭さがなかなか気持ちよくて、
ああ、これこれ~!と一人でニヤニヤしてしまいました、もうただの変態ですね。
本日の営業は終了の為、ビールをで祝杯をあげます。
ビールは奥多摩小屋にて1本500円で購入が可能です。
ちなみにそのほかに販売はなくスーパードライのみが売られています。
またバッジも売られているそうなのですがなんとこの日は売り切れ!
雲取山荘で買っておいてよかった!
昼間の日差しでだいぶ水を消費してしまったので水場へと汲みに行くことにしました。
水場はテント場を少し下ったところにあります。
時期によっては水が出ていないときもあるそうなので注意が必要です。
この日はガンガン出ていたので顔も洗ってきました!気持ちいい!
テントに戻り、ここからはハイパーダラダラタイム。
携帯はDocomoだと所々3Gが入るといった感じです。
私がテントを張ったところはたまーに入る程度でした。
この日はTwitterのフォロワーさま数人も同じく奥多摩小屋にてテントを張られていたそうです。
しかしながら電波が安定せずなかなかTwitterも見ることが出来ませんでした。
普段ソロで登っている私にとってこういう機会はあまりないのでご挨拶くらいできたらよかったのですが…残念です。
特にやることもないので外に銀マットを引いてぐーすかぐーすかと昼寝することに。
どこでも寝れるのが私の特技。
いやーつかれ…Zzz…
日没からは写真撮影タイム!
寝たり起きたりダラダラしているうちにあっという間に4時過ぎになりました。
今回の夕飯はおでん!もちろんいつもの7&Iです。
300円なのに具材もたくさん入っていておいしかった!
さらに追ウィンナーをかましお腹もカロリーも十分満たされました!
さあ写真を撮りに出かけます!
まずは奥多摩小屋から少し先へと進んだところで撮影。
昼間2張しかなかったテント場にはたくさんのテントの姿がありました!
どおりでにぎやかな訳ですね。
遠くには小さく富士山の姿も。
この日は雲一つないお天気でとても景色がよかったです。
富士山と針葉樹。
すべて使用レンズは「AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E ED VR」。
静岡県民の私は富士山を見るとあそこから来たのか!とついつい目印代わりに探してしまいます。
再びテン場に戻ってきました。
皆様思い思いに楽しまれています。
人とテントがとても増えていて、中には斜面に張られている方もいらっしゃいました。
しかしホントに夕方のテント場の雰囲気はいいですね。
そうこうしているうちに日も沈み夜がやってきました。
夜のお楽しみといえば…そう灯りの灯ったテント!
この色鮮やかなテントの光も夕日に負けぬくらいきれいなんですよね!
混雑していましたがその分テントの数もたくさんあり、色鮮やかな景色が広がっていました。
まるで昨年訪れた涸沢のような光景にテンションも上がります。
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最高のお天気!夜はもちろん「アレ」の撮影!
この日は本当に天気が良く、夜もそのままの状態が続きました。
空にはすでにたくさんの星の姿が…!
となるとこれは「アレ」を撮らないとですね。
一旦テントに戻り少し眠ることにします。
久しぶりのテント装備を担いでの登山はやはり体に来ますね。
でもこの疲れが気持ち良かったりするんだよなぁなんて思いながらシュラフに潜り込み眠りにつきました。
おやすみなさい…
次回につづきます。
モンベル(mont-bell) テント ステラリッジテント 1型 [1人用] サンライトイエロー 1122475-SUYL
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