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登山やカメラなどなど

【登山】砂浜のある山?山梨県「日向山」に登ってきました!

なのに砂浜!?
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【2018/04/01】
少し前の話になるのですが、山梨県「日向山」へと日帰り登山に出かけてきました!
丁度友人と休みが合いどこか日帰りで山に登ろうとなり選んだのがこの山。
なんでも山頂はまるで砂浜のような光景が広がっているそう…。
山なのに砂浜とは気になる!ということでこの目で確かめに行くことにしました!


今回の工程


尾白川渓谷駐車場
   ↓
日向山ハイキングコース入り口
   ↓
日向山山頂
(帰りは折り返し)



始まりは尾白川渓谷駐車場

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ということで山梨県「尾白川渓谷」にやってきました!
目指す日向山へはこちらの駐車場に車を停めて向かいます。
駐車場は約30台くらい止められる広さ。
この他に未舗装の駐車場もあるらしく合計100台くらい止められるそうです。
この日は日曜日でしたがまだまだ余裕がありました。
人気の低山かと思ってたのですが思ったよりも人が少なくてびっくりです。
ちなみに駐車料金は無料です!いやー太っ腹ですね、お得!



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駐車場付近のトイレは建てたばかりなのかとてもきれいでした!
装備を整えいざ出発です!



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登山口付近にあるコース案内看板。
日向山山頂までは2時間半程度の距離となっています。
ただし林道の一部は崩落の影響で現在も通行止めの箇所もちらほら。
隣の車のおっちゃんは日向山を経由してこちらを進むと言っていたけど大丈夫だったのかな…?
ちなみにこの尾白川渓谷、滝が大変きれいなんだそう!
写真を撮りにくるのも楽しそうですね!



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登山届ポストは登山道入り口付近に用意されていました。
登山届・鉛筆はアクリル製カバーの中に入れられた状態だったので現地でも記入することができます。
低山と侮るなかれ、登山届は必ず提出しましょうね!



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謎のこの像に書いてある通り、ここから「甲斐駒ヶ岳」へと進むことも可能です。
こちらからのルートは通称「黒戸尾根」と呼ばれるルート。
黒戸尾根は日本三大急登の一つと言われるほどの急登で、
ここから甲斐駒ヶ岳までのCTなんと7時間!
この日もいまだ残雪期真っ只中にも関わらず、
甲斐駒ヶ岳を目指す方の姿もちらほらありました。
私もいつかは挑戦してみたいです。
あ、雪のないときにね。

さあ、我々の今日の目的地は日向山です。
安全第一に出発です!




登山道は全体的に歩きやすい!

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登山道を進むこと約5分で「尾白売店」に到着です。
周りの雰囲気的にもどうもこの辺りはキャンプ場のようでした。
この日はテントの姿は見当たりませんでしたが、
とても静かな場所だったのでここでのんびりキャンプするのもよさそうです。



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売店を少し過ぎたあたりから右手に登山道入り口が見えてきます。



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こちらにも通行止めのおしらせ。



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さあいよいよ登山の始まりです!
最初はごつごつとした岩が出てきましたが…



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しばらくするとだいぶ落ち着いてきます。
全体的にとても歩きやすく、危険な箇所も見当たりませんでした。



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道中には春らしく花の姿も。
相変わらずの知識量なので名前はわかりませんがつつじっぽかったです。



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途中にはこのような謎の建築物がいくつかありました。
なんぞや?と思って帰ってから調べてみたところ「炭焼窯」であることが判明。
この辺りでは炭つくりが盛んだったのかコースの上のあちらこちらで見かけました。



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途中、オンロードコースにぶち当たります。
この感じあれですね、乾徳山っぽいですね。


約一時間で「矢立石登山口」に到着

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約1時間で「矢立石登山口」に到着です。
実はここまでも車で来れて駐車スペースもあるみたいなのですが、
こちらも崩落の為、通行止となっています。
https://www.hokuto-kanko.jp/blog/2017-10-23www.hokuto-kanko.jp

こちらから日向山へは約1時間半ともうハイキングレベル。
小さなお子様連れなどでも気軽にお出かけできるため需要はありそうです。
待ち望んでいるかたも多そうなので早く通行止め解除されるといいですね。



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それでは我々も入山しましょう(^o^)



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ここからは名前が変わり「日向山ハイキングコース」となります。
ちなみにこの下にある数字は現在地点を表しています。
左の数字が10になると…噂の砂浜が出現するという仕組み。



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古くから信仰の対象だった甲斐駒ヶ岳のお膝元ということからか、
途中にはこのようなお地蔵様の姿も。
よく見ると「天保○○年と」彫られています。
ここで変わらずずっと往来する人の安全を守ってくれてるのでしょうか?
ありがたやありがたや。



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ハイキングコース番号が7番を過ぎたあたりから周囲の風景も変わり始めました。
こういう樹林帯の雰囲気が大好きです。



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9番を過ぎたあたりにある「雨量観測所」。
この辺りでは日向山=雨量観測所と知られてるらしく、
ラジオなどでも「日向山の雨の量は~」なんてお知らせされるそうです。



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そしてここで最後の分岐点。
三角点は山頂から少し離れたところにあります。
この看板から約1分程度とめちゃ近くでした。



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こちらが三角点。
あまり三角点の知識もない私です。
折角なので今年は少し勉強しよう。



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山頂に近づくにつれなんだか白っぽくなってきました…
この感じ…沼津の千本浜っぽいぞ!
この写真だけ見ると山の写真とは思えませんね。



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そして無事に「日向山(1660m)」登頂です!
お疲れさまでした!



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不思議なことにこの山頂辺りだけ真っ白で本当に砂浜みたいです。
また眺望もすばらしく、登ってきた人が一応に「すごい!」と驚いていました。
低山だけどホントにすごいですよ!

左手に見えるは「鳳凰三山」、右手は「甲斐駒ヶ岳」です。
中央アルプスを代表する山々を一度に楽しめる日向山。
なんと贅沢なのでしょうか!



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散策しつつ写真も撮ってみます。
今回は「NIKKOR 70-200mm f/2.8E FLED VR」を持ってきたのです。



狙うは…



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甲斐駒ヶ岳
やはり200mmまで使えると相当切り抜けますね。
こういう写真を撮って家で拡大してみるのが密かな楽しみです。



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反対側には八ヶ岳の姿が!
甲斐駒に鳳凰八ヶ岳が見渡せるなんてほんとに贅沢ですね!
お天気も良くて最高です!



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正直あまり動いていないのでお腹もすいてませんでしたが食べられるときに食べておきます。
今回のメニューは安定の7&Iセット。
私の登山の3割はセブンイレブンで成り立ってるといっても過言ではありません。
ごぼうサラダがおいしくて毎回買ってます。



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ちなみにこの4/1の段階では山頂に少し雪が残っておりました。
登山道はほぼ雪無し。
今の時期も問題はないかと思いますが念のためチェーンスパイク軽アイゼンはお持ちくださいね!

到着時はガラガラだった山頂ですが時間が経つごとに人が多くなってきました。
このあとは少し写真を撮り、同じルートで下山をしました。

ソフトが超おススメ!

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また下山後は売店「おじら」で売ってるソフトクリームが超おススメです!
これがとても不思議でもちもちとした触感なんです!
以前瑞牆山荘で食べたソフトも同じ触感で友人とおいしい!と絶賛した味がここおじらでも食べられました!
日向山のバッジもこちらで販売されてますのでぜひご賞味を!


いかがでしたか?

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ということで今回は山梨県「日向山」へと日帰り登山に出かけてきました。
登山としてはややボリュームが少ないかなと感じましたが、
山頂はそれ以上の絶景でした。
ここはホントにおススメです!
ただし、ハイキングコースなのは「矢立石登山口」から。
「矢立石登山口」まで車で行けない現在は尾白川渓谷駐車場から歩くことになります。
危険個所などはありませんがきちんと登山の恰好でのお出かけをおススメします!

手軽に絶景が味わえる「日向山」へお出かけしてみてはいかがでしょうか?
それでは!よき山行を!