カメラ好きなら誰しも一度は耳にしたことがある「CP+」
カメラメーカーやアクセサリーメーカーなどが一堂に集まるまさにカメラの祭典。
そんなCP+に今年初めて参加してきたので、ちらっとご報告です。
- 会場は「パシフィコ横浜」!
- 「Adobe」ブース…星景写真現像テクを学ぶ
- 「オリンパス」ブース…カーボン素材レンズやアニバーサリーモデルがやべぇ
- 「マンフロット」ブース…Befree Advanceはいい感じ!
- 「SIGMA」ブース…14-24mmF2.8を使えば水晶玉の代わりに占えちゃいそう
- 「Canon」ブース…EOS Kiss Mに触る
- 「NIKON」ブース…想像以上に大繁盛&ヨシダナギさん講演を聞く
- 「中古カメラフェア&アクセサリーアウトレット」…戦う準備はできているか?
- カメラ好きなら楽しめるイベント!
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会場は「パシフィコ横浜」!
ということで会場である「パシフィコ横浜」に到着しました。
まずは受付を済ませます。
当日入場の方は1500円かかるんですが、
「事前登録」というCP+サイトから事前に登録をしておくと入場料は無料になります。
(事前も何もその場でスマホから登録すればいいんじゃないのか…?)
と思ったりもしたのですがお金払って入ってる方もいたのでできなかったのかもしれません。
どのみちこれから出かけようという方は事前登録されることをおススメします。
事前登録後に発行されるQRコードを保存しておき、受付で見せればすぐに手続き完了。
時間かからずサクサク進むことが出来ました。
登録と引き換えにこちらの入場札を渡されますので首からかけておきましょう。
さあ!いざ入場です!
「Adobe」ブース…星景写真現像テクを学ぶ
入場してすぐ左に「Adobe」ブースを発見!
なんと丁度良く茂手木秀行氏による星景写真の現像講座が行われていました。
星を撮るのは好きだけど現像が苦手な私にとってまさにもってこいの講演。
普段自己流で触っていましたが、なるほど…あれをああすればああなるんですね。
他人の操作するLightroom画面を見るということにあまり慣れていない私にとってはとても新鮮な講演でした。
また、アンケートに答えるともれなくLightroom一か月無料クーポンがもらえるとのこと。
現像未体験の方はぜひこの機会に挑戦されてみてはいかがでしょうか?
「オリンパス」ブース…カーボン素材レンズやアニバーサリーモデルがやべぇ
Adobeブースの真向かいにあるのが「オリンパス」ブース。
やはり時代はミラーレスなのかとても賑わっていました。
デザイン的にも素敵だもんね、オリンパス。
そんなオリンパスで気になったものがこちら。
I?
色々と気になるところがありますよね…?
まずE-M1 markⅡのほう。
装着レンズは400mmF4なのですが、なんと素材はカーボン製。
カーボン製のレンズなど見たことがなかったので衝撃でした。
確かにこれなら丈夫で軽いだろうけど値段はとんでもなくなりそうですね。
とはいえ重量気になる超望遠レンズならその効果も大きそうです。
E-M1 markⅡの外観は…どうした!?一体何があったんだ!?
そんなE-M1 markⅡの横にあったのは、影響されてしまった「PEN-F」。
よく見ると裏ふたに「12」の文字が見えますね。
スペシャルエディションの文字からも何かのアニバーサリーモデルなんでしょうか?
とはいえこのデザインは…まぁコレクターズアイテムだと思えばありかな?
ちなみにどちらも参考展示で今のところ発売の予定はないそうです。
今思ったけどなんだか蒸気機関車っぽくないですか?
そんなオリンパスブースでした。
「マンフロット」ブース…Befree Advanceはいい感じ!
お次は楽しみにしていた「マンフロット」ブースへ。
こちらでのお目当てはというと…
ありました!「Befree Advance」です!
先日発表になったばかりで未発売のこちらが展示されていました。
この先代モデルである「Befree」を愛用している私。
色々と進化している新モデルがとても気になっていました。
一番興味を持った点はやはり「耐荷重」。
重量約1.6kgのこの三脚ですがなんと耐荷重8Kg!
このくらいあればちょっとした望遠レンズでも耐えてくれそうですね。
以前のモデルとあまり変わらずで対荷重がアップしてるとなると…
こりゃ山で使えそうだぞと思っちゃうわけです。
ブースには何台か用意されていたのでじっくり見てみました。
まずは雲台。
新しく開発されたという自由雲台はフリクション量の調整も可能になりました。
操作部のつまみも大きくなりとても操作しやすかったです。
そんな雲台に着く専用プレートはというと…あれ?どっかで見たことある形では?
そう、このプレート!なんとアルカスイス互換に対応しています。
このプレートを装備したまま、ほかのアルカスイス互換雲台に取り付けることが出来ます!
ってことはまさか雲台本体も…?ついに来たか!?
…と思ったらなんとまぁ雲台側はアルカスイス互換非対応。
やはり専用プレートじゃないと取り付けることが出来ません。
うーん…何故プレートだけをアルカスイス互換にされたのでしょうか?
せっかく操作性よさげな雲台が付いているのにもったいない…と思ってしまいました。
そのほかにも055や190シリーズなどの上位機種にしか採用されていなかった「EasyLink」ポートも採用されました。
正直私055で一回も使ったことありませんが…。
また足のロック機構もかなり変更されており、
従来のBefreeだと三パターンしか選べなかったのものが今回のモデルではより細かく操作が可能。
収納への操作も比較的楽にすることが出来ました。
雲台がアルカスイス互換非対応ということでちょっぴり残念ではありますが、
従来のコンパクトさを維持しつつも耐荷重UPや操作性向上など非常に魅力的な三脚でした。
ただお値段が3万円くらいとこちらはあまりコンパクトではないのが残念…。
正直山行のお供にめちゃめちゃ欲しいんですが、
カーボンモデルが出たら悲しいのでしばらく様子見しようかと思います。
「SIGMA」ブース…14-24mmF2.8を使えば水晶玉の代わりに占えちゃいそう
お次は「SIGMA」ブース。
最近SONYさんとばかり仲良くしちゃってるSIGMAさんです。
NIKONとも仲良くしてちょんまげ。
そんなややハブられ気味なNIKONユーザーたちが一番期待しているレンズがこちら。
「14-24mm F2.8 DG HSM Art」
SIGMA Artシリーズの超広角レンズです。
NIKONユーザーにはAF-S NIKKOR 14-24mm f/2.8G EDというとても頼れる超広角レンズが存在しているのですが、
実はこのレンズ、発売されたのがなんと2007年!
かれこれ11年前のレンズなんです。
となるとやはり気になるのが性能。
いくら神レンズとは呼ばれていても、
最近の技術力を持って生まれたレンズと比べてしまうとやはり少し性能が気になってしまいますよね。
そんな時に発表されたのがこのレンズでした。
SIGMA Artシリーズは写りが良く好評なシリーズ。
そんなシリーズに超広角レンズが加わるとなると…これは気になってしまいますよね。
今回は実際に試すことが出来ませんでしたが、大きさなどを把握できたのでよかったです。
ちなみに「Front Conversion Service」というサービスに申し込むと、
なんとフードを交換してくれるのです。
そんな交換後の画像がこちら。
どうです?すごくないですか?
私には占い師が使う水晶玉にしか見えませんでした。
しかし、すごい前玉…こんなの落としたらと思うと怖すぎる。
「Canon」ブース…EOS Kiss Mに触る
「Canon」ブースでは話題の「EOS Kiss M」を触ってきました。
Kissの名を持つ初めてのミラーレス一眼ということで注目度が高いのか、
とてもたくさんの人で賑わっていました。
確かにとにかく小さいですね。
とにかく小さくてコンデジっぽい印象を受けました。
またEVFの色味がややきつかったようにも感じたような…
この辺り私がEVF慣れしていないせいかもしれません。
私的にスマホ以上の画質と性能を求める女性におススメなのかな?と思いました。
「NIKON」ブース…想像以上に大繁盛&ヨシダナギさん講演を聞く
やってきました我らが「NIKON」!
昨年D850で盛り上がるもその後は特別新しい発表もなく、
ミラーレスで盛り上がる他社と比べると大丈夫か?NIKONなんて思ってしまいました。
しかしながらそんな心配はご無用。
想像以上に人で賑わっており、
タッチ&トライコーナーではあまりの人の多さに待ちの列作りが中止されているほどでした。
そんなブース正面には、昨年のファンミーティングでも見ることができたNIKONレンズひな壇の姿が。
そういえば今日はひなまつりでしたね。
このひな壇の総額は凄そうです…。
そんなひな壇中央にはまもなく発売の「AF-S NIKKOR 180-400mm f/4E TC1.4 FL ED VR」の姿が。
さらっとひな壇に溶け込んでますがこいつのお値段約150万円ですからね…。
そんな縁のなさそうなレンズを発売前に見ることが出来るのはCP+ならでは。
さすがにこれは買えないしその性能活かしきれない…
さてさて、
そんなNikonブースのステージを見てみるとなんと次は「ヨシダナギ」さんの出番ではないですか!
実は私、この方のお話を聞けるのを楽しみにしておりました。
皆さまこの方ご存知でしょうか?
世界の少数民族を撮影されている方で某クレイジー番組にも出演されたりしている方なんです。
この方のすごいところは現地に行って現地人と同じ格好をして仲良くなってしまうというところ。
これって早々できることじゃないですよね。
そんなことをしてしまうくらいだし、
見た目もすごくクールなのでさぞかしかっこよいのだろうと思っていたのです。
今までは…
実際にお話しされると…これが何ともふわふわ~とされた可愛らしい方でした。
しかもカメラもあまりお詳しくないとのことで…なんともびっくり!
とはいえそんなふわふわでカメラ詳しくない方があのような写真を撮ってしまう、
そんなギャップがまた素敵でした。
またお話も普段生活している私たちには想像出来ないようなことばかりでとても楽しかったです!
ちなみにヨシダさんはD810を使用されてるそう。
押せば撮れるから気に入ってるそうです。
NIKONのカメラが信頼できるってことなんでしょうね、きっと。
とはいえ、自分が何故写真を撮るかという問いに対してすぐに答えられる当たりはさすがプロだなぁと感じました。
これを明確にしておくからこそ一貫性のある写真を撮ることが出来るのでしょうね。
機材や技術に目が行きがちですが、こういった部分もしっかり考えることも重要なんだなと実感しました。
ある意味他のブースでは教えてもらえない大切なことを教えていただいたように感じます。
とても勉強になりました!
再来週から、またアマゾンにお出かけになるとのことです。
これからも陰ながら応援させていただきます!
「中古カメラフェア&アクセサリーアウトレット」…戦う準備はできているか?
さて、会場を出て二階へと進むとそこには「中古カメラフェア&アクセサリーアウトレット」会場があります。
こちらでは中古カメラ店による販売やアクセサリーメーカーによるアウトレット品の販売などが行われています。
これがまぁ…まさに戦場。
特にアクセサリーアウトレットはアクセサリーメーカーが直接アウトレット品を販売しており、
普段購入するよりもだいぶお安く購入することが出来ます。
特に大盛況だったのだ「Kenko」さん。
こちらでは各種フィルターが激安で売られていました。
その分、人もたくさんでしたが…
ただプロテクトフィルター以外にもNDやぼかし、マクロにクロスなどサイズ含めたくさんの種類が売られてました。
私もここで82mmのND8と定価ならまず購入しないであろうクロスを購入してみました。
クロスは使用頻度を考えるとなかなか手を出しにくいなぁと思っていたので安く買えてラッキーでした。
次回星撮りに行くときに使ってみたいと思います。
Kenko カメラ用フィルター PRO1D R-クロススクリーン (W) 82mm クロス効果用 612828
- 出版社/メーカー: ケンコー(Kenko)
- 発売日: 2012/09/28
- メディア: エレクトロニクス
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Kenko カメラ用フィルター PRO1D プロND8 (W) 82mm 光量調節用 282434
- 出版社/メーカー: ケンコー(Kenko)
- 発売日: 2012/09/28
- メディア: エレクトロニクス
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欲しいものがある方や、なるべくお得なものを抑えたいという方は入場後すぐにこちらに来られたほうがよさそうです。
カメラ好きなら楽しめるイベント!
ということで「CP+2018」に出かけてきました。
カメラに少しでも興味があれば楽しく過ごせるはず、
また、有名な方々のお話をたくさん聞くことが出来るので勉強にもなり、
モチベーション向上にもつながるそんなすんばらしいイベントでした。
これで入場無料ってすごいっすね…
そんな「CP+2018」は3/4(日)が最終日。
気になる方はぜひパシフィコ横浜へ足を運んでみてくださいね!
それでは!