- 今回のルート
- 5:30…天女山入口駐車場
- 5:45…天女山登山道入り口
- 5:55…天の河原到着
- 7:30…前三ッ頭着
- 8:45…三ッ頭着
- 9:45…権現岳頂上!
- 10:30…向かいの山へ
- 10:45…向かいの山着
- 12:00…下山開始
- 14:15…下山完了
- いかがでしたか?
スポンサードリンク
2017/8/12(土)
振り返ると7月は毎週週末の天気が悪く、あまり山に出かけることができませんでした。
北岳や双六岳など、あちこち予定していたのですが…残念です。
8月にリベンジを!との意気とは裏腹に、
今月も相変わらずの天気の日が続いています。
さらにその天気はお盆休みにまで続いてしまう始末…。
きっと全国の登山者達はみんなもやもやしていることでしょう。
そんな中、久しぶりの晴れ予報を確認!
いてもたってもいられなくなり、
気が付いたら登山道具を放り込み車を走らせていました。
今回の目的地は八ヶ岳「権現岳(2789m)」です。
天狗岳以来、約1か月ぶりの登山ということで、
リハビリがてら手軽に登れるところをということでこちらに決めました。
また、今回は購入したばかりの「NIKKOR 24-70mm F2.8E ED VR」もつれていきました。
登山デビュー戦の成果はいかに?
過度な期待は禁物です!
今回のルート
(往路)
乙女山登山口~天の河原~前三ッ頭~三ッ頭~権現岳~向かいの山
(復路)
向かいの山~権現岳~三ッ頭~前三ッ頭~天の河原~乙女山登山口
SUUNTO Trverse Alphaを使用してログ取りを行っています。
5:30…天女山入口駐車場
朝の2時半に自宅を出発し、下道を走ること約3時間…
登山道入り口のある「天女山駐車場」に到着。
実はここに来るまですでに雨が降っていました。
この後の天気は予報だと晴れ…迷います。
しばらく考えていると雨も止んだので登ることとしました。
5:45…天女山登山道入り口
支度を済ませ、出発です。
登山届の提出を忘れずに!
手軽な電子申請がお勧めです!
www.mt-compass.com
雨が降った後ということで木や草は濡れた状態。
しかし地面はぬかるんでなかったので通り雨だったのでしょうか?
このまま晴れてくれることを願いつつ、ゆっくりと進んでいきます。
スタート直後から比較的平坦な道が続くのでリハビリにぴったりです。
5:55…天の河原到着
駐車場を出てすぐに「天の河原」に到着。
ここにはなぜかテントが4棟ほど建っていました。
調べていないのでなんとも言えませんが…ここは幕営可能なのでしょうか?
ともあれ先へ進みます。
雨上がり後、霧出る朝の八ヶ岳も気持ちいいものです。
笹の雨粒が冷たいけど。
短パンタイツ姿は失敗でした!
下だけでも雨具を装備すべきだった…。
しばらく進んでいくとだんだんと青空が見えてきました。
久しぶりの青空にテンションが上がります!
7:30…前三ッ頭着
コースタイムより少し早めに「前三ッ頭」に到着。
やはり久しぶりの登りはなかなかしんどい。
ひーひー言いながら顔を上げると…
こんなきれいな青空が!
最近は曇りや雨の日ばかりで青空を見ていなかっただけに、
この青空はとてもうれしかったです。
いやはや、気持ちよい!
南側を見回すと見晴らし台のような岩があります。
よし、あそこに登って景色を見てみよう。
みごとな雲海でした。
南アルプスの山々も少し姿が見えますがそれも雲の中、
どこの山も微妙な天気なんですね…。
小休止後、再度出発です。
次のポイント、前三ッ頭を目指します。
この天女山登山コース、「ルートがわかりづらい」です。
登山道にはテープなどで印をつけてくださってるのですが、
このコースではそれがあまりなく、またこの時期は笹が大量に生えている為、
気を付けないとコースを外れてしまう可能性があります。
私も何度か迷いそうになってしまいました。
皆様もご注意くださいね。
8:45…三ッ頭着
歩くこと約1時間で三ッ頭に到着です。
三ッ頭からnパノラマ写真。
お天気が良ければ八ヶ岳を代表する山々を見ることができます。
この日はぎりぎり?でした。
一番右から「赤岳」、「西岳」、「阿弥陀岳」、そして一番左に「編笠山」の姿。
中央部に鎮座するは今回の目的地の「権現岳」です。
丁度正面に赤岳を撮影できる場所を発見!
シャッターチャンスを狙って、
三脚を立ててしばらく待機してみることにしました。
さて、成果は…?
Manfrotto コンパクト三脚 Befree アルミ 4段 ボール雲台キット MKBFRA4-BH
- 出版社/メーカー: マンフロット
- 発売日: 2013/06/17
- メディア: エレクトロニクス
- この商品を含むブログ (2件) を見る
う~ん、残念ながらこの日は雲が切れず…
それどころかどんどん雲の中に隠れてしまいました。
とはいえ多少雲があるほうが動きがあっていいかもしれませんね。
ちなみにこの日、これ以降赤岳の姿を見ることはありませんでした。
そういえば赤岳は開山祭以来ですね、お久しぶりです。
www.for-toru.com
www.for-toru.com
さあ、先へ進みましょう。
だんだんと岩が多くなってきました。
ガレ気味なので落とさないように注意を。
山頂までの道中、二回ほど鎖場があります。
…が、高さ、長さともとっても優しめ。
でも気を抜かずに三点倒立にて焦らず慎重に!
鎖場を超えると…?
「編笠山」と「西岳」、
そして遠い飲み屋でおなじみの青年小屋の姿が!
やはりお盆休みということで、青年小屋のテン場にはたくさんのテントが張られていました。
しかし編笠山には最近登ったような気がしたのですが、振り返るとなんと去年!
時間が経つのは早いですね、、、。
ここまでくれば頂上はすぐそこ!
もう一息です!
9:45…権現岳頂上!
そして登頂!
お疲れさまでした!
山頂は大変狭く、人ひとりがやっと立てる程度。
というよりも岩の上です。
気になる方はぜひご自身の目でお確かめを…。
山頂から下ること数メートルのところに山梨百名山verが設置されてます。
山頂からは編笠山や青年小屋、西岳が望めます。
おそらく天気が良ければ赤岳、阿弥陀岳も望めたはずなんだけど…
天気は悪くなる一方…。
少しお腹もすいたので食事にします。
一応、味の一品シリーズも持参したのですが、
お腹があまり好いてなかったのでインスタントラーメンのみにしました。
結局いつもと同じではないか…。
おいしいけどね。
10:30…向かいの山へ
食事も済ませ、さてどうするかと考えた結果、
写真を撮るべく権現小屋の先にある向かいの山へ登ってみることにしました。
権現小屋を通過します。
普段登頂した山のバッジを必ず購入している私ですが、
この日は財布を車に忘れるという失態を犯してしまいました。
さすがに一文無しでは小屋にも寄れず…。
この失態は八ヶ岳縦走の時にリベンジを!
(未定です。)
10:45…向かいの山着
そうこうしているうちに向かいの山の山頂に到着。
さて!写真を!と思い三脚をセットするも、
ご覧の通りのありさま。
折角なのでしばらく周囲をフラフラしながら雲が晴れるのを待ちます。
周辺には小さくて黄色いかわいい花がたくさん咲いていました。
なんという花なのかな?
こういうとき、マクロ欲しいなって思ってしまいます。
一瞬の晴れ間を狙って権現岳から赤岳方面へ抜けるルートを撮影。
山の天気の変わりやすさを表現できたかな?
12:00…下山開始
しばらく待機してみましたが、
相変わらず雲がなくなる気配はありません。
むしろどんどん悪くなる天気に不安を感じ、
下山を開始することにしました。
さよなら権現岳。
次は縦走だ!
と、下山開始して1時間ほどでなにやら怪しい天気に…。
降りそうだなぁと思ったと同時に雨が!
慌ててレインウェアを装備しカメラをケースごとスタッフバッグに入れて対策をします。
やはり夏の山の天気は読めませんね。
14:15…下山完了
結局、駐車場までは雨が上がることなく下山はあわただしいものになってしまいました。
荷物を車に放り込み、温泉に浸かったあと帰路に着きました。
いかがでしたか?
ということで久しぶりの登山に出かけてきました。
最後は雨に降られてしまいましたが…やはり山は楽しかったです!
最近はなかなか山に行けず、山の楽しさを忘れかけていたところでしたが、
改めて思い出すことが出来ました。
天女山から権現岳へ向かうルートの難易度は優しめ。
しかし上にも書いた通り、全体的にルートがわかりにくかったです。
地図を持ち、周囲を見渡し進むようご注意ください。
またとても大きな「落とし物」を見かけました。
あのサイズは今までに見たことがなく、熊のものかもしれません。
事故も多発しておりますので登られる際はご注意を。
写真撮影に関してはやはりお天気のせいもあり、
満足いくまで撮影が出来なかったのが残念でした。
しかし短時間の撮影でしたがそれでも反省点を見いだせたのでそれはよかったかなと思います。
また、カメラの雨対策についてももう少し考えなくてはと思います。
今回機材が濡れたり故障することはありませんでしたが、
やはり心配で仕方ない!下山を急ぐあまり速足になってしまい、
何度か転んでしまいました。
思わぬ事故にもつながりかねないので再度見直してみようと思います。
総評としては久しぶりに山に行けたので大満足です!
八月後半は晴れの日が続くことを期待してます!
それでは!