FTR

登山やカメラなどなど

【登山関係】お手軽アウトドア炊飯システム、万能の神「メスティン」降臨 (②)

カホカご飯を食べよう!
f:id:Kyo_Ichikawa:20170305180214j:plain


www.for-toru.com
前回の続きです。
いよいよ実際に炊いてみます!
待ってろよ!ほかほかご飯!


折角の紹介なのでアウトドアな環境で炊きたかったのですが…
なかなか時間が取れず。
結局自宅にて炊いてしまいました。
手軽さだけでも皆様に伝わると幸いです。





必要なものはメスティンの中に収納!
f:id:Kyo_Ichikawa:20170305180633j:plain

早速ほかほかご飯を炊いてみます!
そもそも料理をするとなると道具の持ち運びに苦労したりするものですが…メスティンなら安心。
全て本体に収納できてしまいます。
私はライターと着火剤、折りたたみ式のストーブを入れております。
大きいサイズのメスティンならさらに沢山入るはずです。
まずはメスティンを空っぽにしましょう。

trangia(トランギア) メスティン TR-210 【日本正規品】

trangia(トランギア) メスティン TR-210 【日本正規品】






f:id:Kyo_Ichikawa:20170305181329j:plain

ここへお米を投入します。
小メスティンだと1.5合まで炊けるらしいのですが、私は1合までしか炊いた事がありません。
ほら、一人でさ、1.5合とか食べれないじゃん?
山の時は基本ソロだからシェアなんて概念持ち合わせてないし。

ということ今回も1合炊きに挑戦です。
ちなみにお米は無洗米がオススメです。
山などでは大変貴重なお水。
なるべくは節約したいものです。






f:id:Kyo_Ichikawa:20170305181505j:plain

ここでお水の登場です。
今回は東洋一の湧水でお馴染みの、
柿田川湧水」…と同じ町に住む私の家の水道水を用意しました。
富士山の雪解け水が流れつく我が町、水の綺麗さだけが唯一の自慢。







f:id:Kyo_Ichikawa:20170305181553j:plain

では、お水をそそぎます。





f:id:Kyo_Ichikawa:20170305181949j:plain

ここでポイント。
お水は写真の赤線の位置あたりまで入れます。
取っ手部分に近い内側に丸い溶接後?のようなものがあるのですが、
ここが半分くらいまで埋まるようにお水を入れるとベストです。
(※白米1合炊きの場合です)
炊き込みご飯などその他アレンジをされる際は、
食材から出る水分も考慮して調整しましょう。






f:id:Kyo_Ichikawa:20170305182122j:plain

そそぎ終わったら、お米に水分を浸透させるため待ちます。
時間は約30分。
こうする事で芯のないほかほかご飯を炊く事が出来ます。
高鳴る気持ちを抑えて、我慢我慢!





f:id:Kyo_Ichikawa:20170305182218j:plain

そして30分漬け込んだお米がこちら。
ぱっと見、変化はありません。





f:id:Kyo_Ichikawa:20170305182249j:plain

いよいよ炊きます!
まずはエス○ットのような燃料ストーブを組み立てます。
Amazonで260円で買えます!260円!
そして燃料をセット。
こちらは100均で購入してます。
3個セットで108円なので一つ約30円。
なかなかのコスパですね。


エスビットと同サイズの固形燃料ストーブ

エスビットと同サイズの固形燃料ストーブ






f:id:Kyo_Ichikawa:20170305182355j:plain

そしてお米を入れたメスティンに蓋をしてセットします。
蓋はしっかりと締めて下さいね!





f:id:Kyo_Ichikawa:20170305182522j:plain

準備完了したらいよいよ着火!
炊飯開始です!





f:id:Kyo_Ichikawa:20170305182746j:plain

あとは燃料の火が消えるまでただ待ちます。
他のサイト様では中火で〜とか弱火で〜とか目にしますが、
固形燃料を使ったこのやり方だとほっとくだけOK。
火をつけて乗せておけば気がついたら炊けてます。
また蓋を締めただけだと吹きこぼれてきてしまいますので、
何か重石を乗せてあげましょう。
今回はクッカーにお水を入れて重石にしてみました。





f:id:Kyo_Ichikawa:20170305182947j:plain

すると思わぬ発見が。
何といつの間にかお水が沸騰してきたではありませんか!
かなりの量のお水を入れたのに沸々としております。
この熱エネルギーを利用すればおかずやスープも…!?
やるな、メスティン。




f:id:Kyo_Ichikawa:20170305183042j:plain

折角なので今回はカレーをあたためることしました。
流石に熱々までは行きませんので、
この後バーナーで沸騰させました。


約20分くらいで固形燃料が尽き、火が消えます。
あとは15分くらいそのまま放置して蒸らしてあげます。
早く…食べたいっ!





↓↓↓15分後↓↓↓





さあ!いよいよほかほかご飯とご対面です。
果たしてうまく炊けているのでしょうか!?
緊張の一瞬、果たして!?







f:id:Kyo_Ichikawa:20170305183147j:plain

ほかほかご飯、Foo-!
炊きすぎず、炊かなすぎずちょうどよい加減のようです。
炊飯器で炊くのと遜色ないレベルのお米を炊くことができました。
これはおいしそう!





f:id:Kyo_Ichikawa:20170305183321j:plain

見てください!このツヤ。
一粒一粒がしっかりと生きていますね!
芯もなく、ぺちゃぺちゃにもならず、お味も抜群でした!
ほっかほかだぜ!





f:id:Kyo_Ichikawa:20170305183425j:plain

ここでカレーを投入。
炊いた上からかけてしまえば食器の節約にもなりますね。
メスティンには取っ手が付いているので、
そのまま持ちながら食べることができます。
普段、一度にお米を一合も食べることはないのですが、
この時ばかりはぺろりと平らげてしまいました。
ごちそうさまでした!




おいしかった!

f:id:Kyo_Ichikawa:20170212073537j:plain

ということで、今回はメスティンを使って炊飯に挑戦してみました。
炊飯=火加減調整が大変というイメージだったのですが、
この組み合わせだととても手軽にホカホカご飯を手に入れることができました。
しかもとてもおいしい!

しかし、やはりそれなりに時間がかかるのと後かたずけがなかなか大変なので、
登山時に使うなら日帰りor洗い場があるときになるのかなという風に感じました。
また火加減が出来に左右されるので、風防は必須かと思います。
これは今後導入しようと思います。
ともあれこれだけ簡単に炊飯できるので登山以外にも使うことができそうです。


次回は炊飯アレンジ&ほかの料理にも使ってみます!