竜ヶ岳登山から二日後の火曜日…
仕事が少し暇になったので、急きょ有給を取得することに。
特にやる事もなかったので、また登山に行くことにしました。
今回は富士五湖の一つである「西湖」の近くにある鬼ケ岳へ。
山頂には鬼の角のような石があることからこの名前がついたそうです。
標高は1738m。
天気が良ければアルプスも見えるそうなので期待が高まります。
鬼ヶ岳山頂までは雪頭ヶ岳というところを経由していきます。
久しぶりに星も撮ろうかな?
と思い、我が家を深夜2時に出発しました。
カングーでの初車中泊です。
ワクワクしながら横になります。
そして朝…
…床が固くて全く寝れませんでした。あとくそ寒い。
そりゃそうだよね。
早速対策品を注文しました。
明るくなってきた朝5時ごろ、本栖湖へ。
ここで朝食と登山の準備を済ませます。
いざ、西湖へ。
6時過ぎに到着。
駐車場は10台くらい?停めれます。
トイレも近くて便利。
目指す鬼ケ岳山頂も確認できます。
いざ、出発。
さよならカングー。
出るそうです。
熊よけグッズ必須です。
(道中、謎の糞や足だけ残された鳥の死骸などありました。誰の仕業かはわかりませんがお気をつけください。)
しばらくこんな感じの登りです。
日が出てきました。
木漏れ日が気持ちいい。
登り始めて約1時間半…景色が変わってきました。
ちらちらと下界の様子が見えます。
急に開けたところに出ました。
一番景色が良いところらしい。
富士山が目の前にあります、西湖がかなり下になりました。
ここで暫し休憩です。
写真撮ったり1時間ほど遊んでから出発です。
ソロだとのんびりできていいですね。
いざという時困りますが…。
縄場が出てきました。
ってこれ工事現場とかの細めのロープ…
少々不安ですがないよりはマシかな。
切れないことを祈りつつ登ります。
しばらく進むと何かぶら下がってるのを発見。
「雪頭ヶ岳 1790m」
もう少し主張してもいいのでは…
みんなわかるんでしょうか?
雪頭ヶ岳、到着です。
このまま鬼ケ岳を目指します。
梯子の登場。
山の上の梯子…少し怖いです。
梯子を超えると…ワイルドな光景が。
道も狭く、足元も砂で滑りやすいので注意しないと危ないです。
無事に到着しました。
味のある手作り看板。
先には南アルプスが見えます。
小さい頃から富士山を見ている静岡県人の私としては、
富士山以外の高い山のほうがテンション上がります。
あの辺りにも登りたい。
鬼ケ岳の名前の由来となった、角のような岩を見つけました。
鬼の角というより…某東京土産に似ている。そんな印象です。
当初は鬼ケ岳山頂で折り返して下山しようかと考えていましたが、
まだ時間にも余裕があったので先まで進むことにしました。
先ずは金山まで向かいます。
鬼ケ岳〜金山間はこんな感じが続きます。
先ほどとは違い、凹凸もなく地面もしっかりとしていてとても歩きやすいです。
あっという間に金山へ。でも銀色。
ここから十二ヶ岳方面へ向かいます。
後で知ったのですが、
ここから節刀ケ岳までそんなに距離がないそうです。
行けばよかったな。
途中にはこんなところも。
いつかはバンジーやってみたいです。
多少の縄場や鎖場があるものの、そこまできつい感じではありませんでした。
こんな感じかな?と思って進んでいると…出ました。
先が見えない不安。登ります。
いまいち高さが伝わりませんが、実際はそこそこ高いです。
恐怖と非日常なアクティビティ感覚に妙なテンションになります。
ちなみに、こういうの大好きです。
登り切ったら…まさかのすぐ下りです。
山の神はMですね。
金山~十二ヶ岳間の難所はここくらいです。
お子さんや体力のない女性は厳しいかと思います。
でも楽しいですよ。
ヘルメットがあるといいです。
というわけで無事、十二ヶ岳登頂です。
山頂には小さなお社がありました。
残念ながらガスが出てきたため、景色はいまいちです。
ここから毛無山のほうに向かうと、残りの十一ヶ岳から一ヶ岳に行くことができます。
時間の都合で今回はここまで。
ここからいずみの湯方面へ下山します。
…が、ここからの下山ルート。とても急です。
そして縄場かつ足元滑りやすい危険ルートでした。
正直、2回くらい死にかけてます。
写真を撮る余裕などまったくありませんでした。
ここからのルートでの下山はお勧めしません。
素直に毛無山へ経由で行かれるほうが賢明かと思います。
ここで体力の大半を奪われました。
(登りもおすすめしません。)
無事下山するも…カングーを止めたのは先。
ここから歩いて移動します。
到着。お疲れさまでした。
【感想】超エキサイティン。女性やお子様は厳しそう、そんな十二ヶ岳。がっつり富士山撮りたい方にお勧めです。
山登り、次回はGW中に行けたら行きたいなぁと考えてます。
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